▲『天使のたまご 4Kリマスター』(c) 押井守・天野喜孝・徳間書店・徳間ジャパンコミュニケーションズTOHOシネマズ日比谷とヒューリックホール東京をメイン会場に10月27日より10日間開催された第38回東京国際映画祭が無事閉幕した。コンペティション部門のグランプリに輝いたのは、英国統治下の支配と反乱を壮絶に描くアンマリー・ジャシル監督の『パレスチナ36(サーティーシックス)』。今年9月のトロント国際映画祭でワールドプレミア上映され、同映画祭史上最も長いスタンディングオベーションで称賛されたにも関わらず、北米のマスコミにほぼ完全に無視されてしまった不遇の映画だ。政治的な配慮で北米のマスコミが臆してしまった同作を、東京はコンペティション部門に選出し、さらに最高賞をさずけることで、東京の立ち位置を世界に見せつけることができた。年末年始の賞レースをめざす映画界は、5月のカンヌを皮切りに、8月末

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