だが率直に言って、筆者はこの「同化政策プロパガンダ説」に対して疑問を持つ。もしこれが少数民族の同化政策を推進するメッセージを持たせようとする作品であるのなら、妖精の民族自立を目指し、人類に対するテロを企てるフーシーは徹底的に同情の余地がない悪人として描かなくてはならないはずだからだ。 だが、1作目『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』で最も観客の心に残るキャラクターの一人はフーシーである。数年の時が流れ、新作の第2作が発表された後もフーシーのファンアートを描き、彼の行動と結末の是非について議論するファンは日中ともに後を絶たない。 フーシー 『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』公式サイトより 『羅小黒戦記』の脚本と演出は、1作目から繊細と精緻を極めている。ブレイク・スナイダーの有名な映画脚本術「セイブ・ザ・キャットの法則」、つまり冒頭で主人公が猫を助けるシーンを観客に見せて観客に感情移入させろ、というセオ

この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【12月3日 AFP】英国のキア・スターマー首相が中国を「真の国家安全保障上の脅威」と呼び警戒を呼び掛けたことを受け、中国は2日、「根拠のない非難」だと反発した。 英政府は世界第2位の経済大国である中国との関係修復を試みているが、中国によるスパイ疑惑や旧植民地である香港の行方をめぐり、両国関係は依然として緊張状態にある。 スターマー氏は2024年11月、中国の習近平国家主席と会談。英中首脳の直接会談は2018年以来で、両国関係の改善の兆候を示すものだった。 だが、1日に行われたシティ・オブ・ロンドン市長主催の毎年恒例の晩さん会で、中国について、「真の国家安全保障上の脅威」であり、引き続き同国政府に対し人権問題を提起していくと述べた。 これに対し在英


高市総理の国会答弁を発端として、日中関係が大変なことになっている。 それらの出来事自体について僕からは言うべきことは特にない。それらについての言説があまりにも溢れているし、僕も文化研究者としては基本的に専門家から学ぶべき立場にいるからだ。 ただ僕にも色々思うところがあるため、文化研究者としての雑感を述べてみたい。どこまで真剣に捉えるかはお任せする。中国の社会、政治、経済についての言説は、一般、専門を問わず飽和している。特に政治に関しては、誰もが何か言うべきことを持っているかのように積極的に語り、対立する見方を取る人に議論をふっかける。 私が違和感が持ってしまうのもこの点に対してである。中国に関する言説は、社会や経済に関するものも含めて、すべて政治的なものに還元されてしまうのだ。しかも、その際「政治的」とされるのはもっぱら政治的な制度の話のみになる。 きわめて限定された権力者にのみに政治的


公演最中に中止も…2025年11月29日に開催予定だったバーチャルシンガー花譜のワンマンライブ『花譜 China 1st Solo Live「宿声」』上海公演が、不可抗力による公演中止を発表しました。 また、11月29日、11月30日に予定されていた「バンダイナムコフェスティバル2025」会場で予定されていたステージイベントも全て中止に。このステージには、リーガルリリー、大槻マキ、ASH DA HERO、ももいろクローバーZの出演が予定されていました。 なお、本日、報道陣向けにいち早く開催されていた「バンダイナムコフェスティバル2025」では、大槻マキさんが歌唱中に中止させられた様子がXで確認できます。 上海公演が続々中止にその他、「リスアニ!LIVE SHANGHAI 2025」も中止を発表。その前には、浜崎あゆみ、ゆず、シドなどの公演中止も発表されており、中国における日本のエンタメ関連

報道ステーション+サタステ @hst_tvasahi 【速報】香港の高層住宅で大規模火災 “竹”の足場で延焼か | 香港北部の大埔地区にある、約4000人が暮らす31階建ての高層マンションで火災が発生。建物は煙に覆われ、最上階あたりでは爆発のようなものも… 現時点で少なくとも消防隊員1人を含む13人が死亡 また、これまでに15人の負傷者が報告されている →マンション内に取り残されている住民が少なくとも8人いるという情報もあり、被害はさらに大きくなる可能性 ▼大規模火災になった原因は?マンションは改修工事を行なっていて、全体が緑色の囲いに覆われていた。外壁には “竹”でできた格子状に組まれた足場 →火災が複数の棟に燃え広がっていった原因との指摘も 香港では足場を竹で作ることが一般的。しかし乾燥した竹は油分を多く含み燃えやすい →3月、安全性の問題などから“竹の足場”を規制する計画が出され、



[香港 27日 ロイター] - 香港北部・新界地区大埔(タイポ)の高層住宅群で26日に発生した大規模な火災で、少なくとも55人が死亡、300人近くが行方不明となっている。警察は27日、危険な資材を使った修繕工事での「重大な過失」が原因となった可能性があるとし工事を請け負った会社の社員3人を逮捕した。


2020.10.08 薗田浩毅(Seculligenceアナリスト)中国・国防部は10月17日、人民解放軍の高級軍人9人に対する党籍及び軍籍の剥奪を発表した[1]。10月下旬にも予定されている中国共産党第20期中央委員会第4回全体会(四中全会)直前の処分であることから、習近平主席の軍掌握強化を象徴する動きとみる向きも多い。 軍の序列3位である中央軍事委員会副主席の何衛東(元東部戦区司令員)、政治工作部主任の苗華(元海軍政治委員)を含む処分者の容疑は「深刻な党規律違反」、すなわち腐敗、昇進買収、忠誠違反であったとされる。習近平就任以来の高級軍人パージは累計50人を超え、自ら任命した将官の約5分の1(40人から60人規模)の首を切ったと分析されている[2]。 2019年に北朝鮮を訪問した際の苗華氏(中国・国防部HP)そして、この粛清劇について、「対台湾作戦に後ろ向きな将官を排除する目的」や「


2020.10.29 薗田浩毅(Seculligenceアナリスト) 習近平は権力を握った後、50人を超える高級軍人をパージしてきた。その背景には、軍閥時代に遡る腐敗構造と、四総部・旧軍区に根付いた縁故主義がある。2015年以降の軍改革は、単なる反腐敗闘争ではなく、「党の絶対指導」を再設計する権力工学だ。そして、これは組織の「合理的」なアップグレード──軍閥の派閥主義を「紅いDNA」に置き換える試みとも言える。 「紅いDNA」とは何か。そして習近平が目指す「2049年の世界一流軍隊」への道筋とは? (前編はこちらから) 「紅いDNA」とは何か──エリート育成の危機習近平の反腐敗闘争は、単なる不正の摘発ではない。その背景には、人民解放軍を揺るがす深刻な問題が潜んでいる──エリート軍人の「質」の劣化だ。文化大革命による教育の空白、そして軍内に蔓延する腐敗体質。これら弊風のために軍エリートの質

1ヶ月経ってしまったが、四中全会の欠席者についてまとめた。2022年10月に選出された中央委員は205人だった。2024年7月の三中全会で李尚福、李玉超、孙金明の3人が党籍を剥奪され、候補委員だった丁向群、于立军、于吉红の3人が中央委員昇格した。 三中全会では外交部部長だった秦刚が辞表を提出しており、4人減ったのに対して、補充されたのは3人なので、三中全会終了時点の中央委員は204人ということになる。 今年10月の四中全会では何卫东、苗华、唐仁健、金湘军、何宏军、王秀斌、林向阳、秦树桐、袁华智と一挙9人が党籍を剥奪された。彼らは四中全会までに中央委員を解任されている。 候補委員からの繰り上げは于会文、马汉成、王健、王曦、王永红、王庭凯、王新伟、韦韬、邓亦武、邓修明、卢红の11人となった。 四中全会時点での委員は204人のはず。対して出席者は168人なので、36人が欠席した計算になる。この


『環球時報』から高市発言についてコメントを求められた。私が「中国の対応はロジカルである。感情的に反発すべきではない」とネットに投稿した記事を読んでのオファーである。 『環球時報』は中国共産党の機関紙である。そこに「高市首相の発言撤回と謝罪と辞任を求める」日本人として寄稿することにはベネフィットとリスクの両方がある。 ベネフィットは中国の相当数の読者に日中の関係正常化と東アジアの平和を願う私の意見を直接伝えることができるということである。リスクは中国共産党の日本批判の「ウェポン」として利用されるかも知れないこと、そして日本国内のネトウヨたちから「中国のスパイ」として罵倒されることである(こちらは確実)。 どのような行動にもベネフィットとリスクがあるが、今回の寄稿依頼については「リスクよりもベネフィットの方が多い」と判断した。 私の記事が日中の緊張緩和に資することがあれば、それで利益を得るのは

台湾有事についての高市早苗首相の答弁を機にした日中の関係悪化の波紋は、日ごとに大きさを増して世界に広がっている。このタイミングでの発言は国益にかなうのか──。保守派や高市首相の支持者からも、そんな声が漏れ出る。そうした意見は日本だけではない。英紙「フィナンシャル・タイムズ」は21日、高市首相の率直すぎた答弁と中国の姿勢を批判する社説を掲載した。中国と日本の無駄な論争中国のスタンダードである「戦狼外交」だったとしても、その言葉は行き過ぎていた。 「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない」 今月初め、大阪の中国総領事・薛剣はSNSへ上記一文などを投稿した。この言葉は、「武力攻撃が発生したら、これは存立危機事態にあたる可能性が高い」と高市早苗首相が示唆したことに向けられたものだ。投稿はのちに削除されたものの、中国政府の憤慨はなおも強さを増し、中国人の渡航を制限する

高市早苗首相(64)が21日夜、自身のX(旧ツイッター)を更新。20カ国・地域首脳会議(G20サミット)出席を前に、「なめられない服」選びに長時間を費やしたことを明かした。 高市氏は21日午後、羽田空港から政府専用機でG20サミットが開催される南アフリカに向かった。日本時間21日午後11時ごろ更新したXでは「臨時閣議で総合経済対策を閣議決定し、記者会見の後、南アフリカで開催されるG20ヨハネスブルグ・サミットに向かう道中です。途中の給油時間を入れると片道21時間を超えますから、サミットのセッションや首脳会談は2日間ですが、足掛け4日間の出張になります」と書き出した。 そして「昨日は、午前中の日程を空けてもらって出張用荷物のパッキングをしましたが、悩みに悩んで凄く時間がかかったのが、洋服選び…。去る11月14日の参議院予算委員会における安藤裕参議院議員の御発言が、頭の中でグルグル。『これから

中華人民共和国駐日本国大使館 @ChnEmbassy_jp中国駐日本大使館報道官:釣魚島とその付属島嶼は中国固有の領土であり、中国海警船が中国領海で巡航・法執行を行うのは正当かつ合法で、理の当然だ。いかなる人が何を言おうと、何を書こうと、釣魚島が中国に属するという事実を変えることはできず、中国が自国の領土と主権を守る決意を揺るがすこともできない。 2025-11-21 16:00:07中華人民共和国駐日本国大使館 @ChnEmbassy_jp中国驻日本大使馆发言人:钓鱼岛及其附属岛屿是中国固有领土,中国海警船在中国领海巡航执法,正当合法,天经地义。不论任何人说什么,写什么,都改变不了钓鱼岛属于中国的事实,都动摇不了中方维护本国领土主权的决心。 2025-11-21 16:00:02

ロシア、中国による影響力工作が知らず知らずのうちに日本でも始まっている。情報セキュリティ大学院大学客員研究員の長迫智子さんは「彼らは『ディスインフォメーション』を使い、社会の分断と混乱を狙っている」という。その実態と対策をライターの梶原麻衣子さんが聞いた――。ロシアによる影響力工作の驚くべき現状 ――今年7月に行われた参院選では、政府や一部メディアが「ロシアによる選挙介入という認知戦」の展開を報じました。なぜ「ロシアの介入があった」と判断できたのでしょうか。 【長迫智子氏(以下敬称略)】政府外からコメントできる範囲としては、あくまでも先行研究やSNS上の動向など公開情報からの「推測」になります。 これまでのロシアの選挙介入の前例やロシアのボットネットワークがどれだけ日本で広がっているかなどの分析がアメリカのシンクタンク「大西洋評議会」内にある DFRLab(Digital Forensi


四中全会の影に潜む異常事態 2025年10月20日から23日まで、北京の京西賓館で開かれた中国共産党第二十期中央委員会第四回全体会議、通称「四中全会」は、表面上はいつも通りの儀式的な集まりに見えた。公式コミュニケは「第十五次五カ年計画(2026~2030年)の建議を採択し、習近平同志を核心とする党中央の指導を断固擁護する」と、定型文を繰り返すだけであった。しかし、この会議の裏側に潜む事実は、識者に衝撃を与えた。異常なのである。 中央委員会の正式委員は205名、補欠委員171名で構成されるが、正式委員に焦点を当てると、人民解放軍(PLA)出身者は本来44名存在する。この数字は2022年の第二十回党大会で決定されたもので、ロケット軍司令官周燕興、戦略支援部隊司令官巨乾生、海軍司令官胡中明、空軍司令官常丁求、東部戦区司令官林向陽といった、中国の核戦力、ミサイル技術、海洋進出を担う最重要ポストの責
この記事の3つのポイント わざと曖昧にしておいたところに踏み込んだ高市総理 ネオリベ路線に転じて急速に劣化した自民党 そろそろ「グララアガア」と象がやってくる頃合いだ 私は「日本の抱える問題が新たに発足した高市内閣で解決するわけがない」と判断している。むしろもっともっと悪くなっていくだろうと予想している。 不幸にもその予想は台湾海峡を巡る中国との外交問題として火を噴いている。 総理大臣は鉄砲玉では困る 私には、高市早苗という人が、日本国の先頭に立つ内閣総理大臣に就任してもなお、「鉄砲玉」の体質であることをさらけ出しつつあるように見える。 ヤクザ映画で親分は決して「誰それを殺(や)れ」とは言わない。鉄砲玉は雰囲気を察して、「あ、あいつが邪魔なんだな、タマを取れば親分が喜ぶな」と感じ取る。そして誰それの事務所に「うりゃー」とばかりに突っ込んで、逮捕される。取り調べには「全部俺の判断でやった」と

タバタミツル Mitsuru Tabata @Tabatamitsuru中国の友人からの情報によりますと、現在、多くの中国各地の市当局が、日本のバンドの中国公演の許可を取り消しています。 2025-11-19 13:29:40 Rintaro KATO☮️ @rintarock1980 ほんと最悪だよ.今年はbetcover!も,春ねむりも,ドレスコーズも中国公演やってたのに.betcover!なんて10か所以上ツアーしてたのに.逆に日本にもいいアーティストたくさん来てたのに.全部高市の発言に端を発してるわけなんだけど.どうしてくれんのよ. x.com/Tabatamitsuru/… 2025-11-19 17:16:07


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