こんにちは、エンジニアの id:mp0liiu です。 8月28日(土)の Learn Languages 2021 というイベントの Language Update というセッションで@charsbarさんと一緒に2018年以降のPerl5やPerlコミュニティの最新動向について話してきたので、そのとき話した内容に補足などしつつ記事にしていきたいと思います。 配信アーカイブはこちらから見れます。 時系列 2019/5/22Perl5.30 リリース 2020/6/20Perl5.32 リリース 2020/6/24Perl7の発表 2021/5/21Perl5.34 リリースPerl5.30 の変更点 正規表現や文字周りの細かい改善などはありますが、正直めぼしい変更点が見られないです。Perl5.32 の変更点 isa 演算子の実装 値があるクラスのインスタンスもしくはそのサブ
どうですか?Rubyって新参者のイメージがあると思うんですけど、実はJavaと同じぐらい古いんですよ。 ちなみに、World Wide Webの原型になるものが作られたのは1990年だったそうです。Rubyを作りはじめた当時の1993年の時点では、World Wide Web自体は存在はしていたのですが、世間一般にはほとんど認知されていませんでした。つまり、冒頭でも申し上げたとおり、Rubyはweb用に開発されたわけではなかったのです。 当時すでに先輩としてPerlという言語があったのですが、その代わりになるような言語を作りたかった。でも単にまったく同じものを作ってもしょうがない。その頃の私はオブジェクト指向に傾倒していたので、こう考えました。 「オブジェクト指向に基づいて言語をデザインすることで、既存のものよりも良い言語が作れるんじゃないか」 ―― それがRubyの始まりです。 国際色
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? 2016年7月29日に流れてきた[swift-evolution] Looking back onSwift 3 and ahead toSwift 4というメーリングリストの内容が興味深かったので、ざっと訳してみました。Swift 3はオープンソース化されてから初のメジャーアップデートですが、それがどうであったかの振り返り(正式版リリースはまだされていなくて9月頃と見られています)や、次のバージョンであるSwift 4に向けてどのように開発していくのかが詳細に述べられていますSwift開発がオープンソースとしてとても良い感じに

2012年9月に行われた札幌Ruby会議2012の基調講演の1つで、Rubyの生みの親のまつもとゆきひろさんが、最近あった面白いエピソードを混じえて“イノベーション”の本質について語っていました(44分の動画)。ポイントとなる部分をまとめてみました。まつもとさんの話はもちろん、統計的裏付けだとか学問的裏付けがある議論というものではありませんし、ご本人も楽しそうに話し、聴衆も楽しんでトークを聞くというゆるい感じのものでした。ただ、「イノベーションの本質は捉えがたい」というメッセージや、「だからあれこれ考えずにコードを書こう、われわれはコードを書くことにアイデンティティを感じているのだから、それこそがハッピーになる道だ」というメッセージは、参加していたRubyistたちの胸に響くものがあったのではないかと思います。 以下、口語文体のまま、ポイントとなる前半のトークをまとめてみました。トーク後半

2012年01月26日13:00 カテゴリCodeArt コードについて書く方がコードを書くより読まれる現実 ビューティフルコード Andy Oram / Greg Wilson 編 "38 Beautiful Coders" 著 / 久野禎子 / 久野靖 訳 [原著:Beautiful Code] ご高説もっとも。 小野和俊のブログ:メンテナビリティの高いソースコードを目指して ソフトウェアを中長期にわたってメンテナンスしていく場合、メンテナンスしやすいコードと、メンテナンスしにくいコードとの間には、同じ機能を実現していたとしても、その価値には雲泥の差があります。 で、どこですか? あなたの、コードは。本blogの記事も、5000を超えて久しい。コードが入ったものもあるし、入っていないものもある。 これくらい書いていると、いやでもわかることがある。 読者のほとんどは、コードを読みたくな

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