来月発売となるポケモンの最新作に、「ウッウ」なるポケモンが登場するという。 まず鵜のポケモンを「ウッウ」と命名する力業がすごい。そのうえ魚を射出する特性「うのミサイル」もネーミングセンスが抜群で、ただのパワープレイでないことを思い知らされる。 だが俺はそれよりなによりこのネーミングにひっかかるところがあった。 先生! この「ウッウ」ってローマ字でどう書くんですか。 俺は小学校で訓令式ローマ字を習った日、ただちに「では母音の前に促音が来る場合はどうするのか」という疑問にとりつかれた。 結局、結論としては「日本語にはそのような言葉がないので大丈夫」ということで、本当にそうなのか、将来にわたって「ない」ことを保証することはできないのではないか、とたいそう不満だったのを覚えている。 実際、日本語においては母音のア行だけでなく、子音のナ行、ハ行、マ行、ラ行、ワ行の前にも促音は来ない、ということになっ

ある日、ふと見渡せば気づく。街を走るミニバン、軽自動車、SUVの多くが、威圧感満載の「顔つき」をしている。グリルは大きく、メッキがギラギラと輝き、ヘッドライトは吊り目で鋭く睨みを効かせている。 この「威圧フェイス」はなぜ生まれてきたのだろうか? 顔こそすべてな日本車トヨタ・ルーミートヨタ公式メディアサイト日本車のデザインにおいて特徴的なのは、プロポーション全体よりも、フロントマスクだけが突出して作り込まれる傾向だ。これは「グリルやライト周りを徹底的に盛る」「サイドやリアの造形は相対的に平板」という構成に顕著に現れる。 欧州では、Aピラーの傾斜やキャビン位置、ホイールアーチからリアオーバーハングまで、全体の造形の流れを重視する伝統がある。それに対して日本では、「最もよく人目にさらされるのはフロントフェイスである」という判断から、デザインエネルギーが前方に集中する。 自動車に限らず、日本のデザ

コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

森永乳業が展開するバーアイス「PARM(パルム)」の売れ行きが好調だ。2024年度には年間売上が200億円に達した。シリーズ全体の年間出荷本数は約3億7000万本(2024年度)で、発売初年度の2005年と比べて出荷金額は10倍以上に拡大している。なぜ、これほどまでに支持され続けているのだろうか? 成長の背景には、まず市場全体の拡大がある。日本アイスクリーム協会によれば、2024年度のアイスクリーム販売金額(メーカー出荷ベース)は6451億円で過去最高を記録した。夏の猛暑に加え、暖房の効いた室内で食べる「冬アイス」など、季節を問わない消費スタイルの広がりが追い風となった。 猛暑が続くと「ガリガリ君」のようなさっぱり系アイスが好まれるかと思いきや、実際にはPARMのような濃厚系アイスの需要も伸びているという。森永乳業のマーケティング担当者によると、猛暑が続くことで冷房が効いた室内で長時間過ご

東京ディズニーシーと植民地主義 2001年9月4日、新たなディズニーパークが開園した。その名も東京ディズニーシー。冒険とイマジネーションをテーマにした、世界でも唯一のディズニーパーク。中心に建つモニュメントとそれを囲うように存在するエリア(テーマポート)など、構造はディズニーランドに基礎を置きつつも、アトラクションやレストラン、ストーリーなど大きな独自性が見られるのが特徴だ。 アラビアンコーストの建築について記述した前回のブログに続き、東京ディズニーシー(以下、TDSと記述)の持つ植民地主義(コロニアリズム)的な側面について記述していこうと考えている。 このアイデアは私が大学院生だった2021年頃からずっと頭にあったが、書く気が起きず放置していた。今回文章化に踏み切ったのは、あるTwitter上での投稿がきっかけだ。 でずにーC、入ったら地中海で少し奥に隣あってニューヨーク、別方向の奥に嘘

2025年分の所得から適用される課税強化策「ミニマムタックス」で追加課税されるのは超富裕層の人々です。年間合計所得が30億円以上、金融所得などのみの場合は10億円以上の人が対象になると見込まれています。本記事では、ミニマムタックスの概要や仕組みなどについて詳しく解説します。除外される所得にも触れています。 ミニマムタックス(超富裕層に対する追加課税措置)とは ミニマムタックスとは、2022年に取りまとめられた「令和5年度税制改正大綱」に盛り込まれた課税措置の「通称」です。本税制改正では「家計の資産を貯蓄から投資へと振り向ける」「資産所得の倍増につなげる」「極めて高い水準の所得に対する最低限の負担を求める」などを目的に、(1)個人所得課税、(2)資産課税、(3)法人課税、(4)消費課税、(5)国際課税、(6)納税環境整備、に対してさまざまな税制措置が講じられています。このなかでミニマムタック

そろそろ,“zakkyo” を学ぶ頃合いだねPhoto by Stefano Huang on Unsplash今回の記事は,もともと X での連続投稿だった.ところが,これを気に入る人たちがたくさんいたので,ブログ用にまとめ直した方がいいなって考えた.主題は,日本の都市だ――とりわけ,大半の他国にはない日本ならではの小売りスペースの形態について語る. ぼくは大勢の都市計画専門家たちとつきあいがある.だいたい都市計画の人たちは,複合用途の都市開発が大のお気に入りだ――戸建て住宅や集合住宅とお店やレストランが共存しているあり方を,彼らは好んでいる.でも複合用途の開発と一口に言っても,そのかたちはさまざまだ.そして,日本は,世界各地の高密大都市とひと味違うことをやっている. 今回の記事では,複合用途開発を2つのタイプに区分する.世界中の高密都市でよく見られる「一階のみ店舗型」では,一階のレスト

コストパフォーマンス重視のユーザーは、とっくに普通車を見限り、軽自動車へとシフトしている。軽自動車は普通車とは異なり、自動車税や重量税などの税制面で依然として大きな優遇措置があり、近年は装備も普通車並みで快適なクルマがそろっている。 そもそも軽自動車が誕生したのは、クルマが高価で庶民には手が届かない存在だという問題への対策だった。 関連記事 セダンが売れる時代はもう来ないのか クルマの進化で薄れていく魅力 SUVやミニバンと比べて、セダンの人気は衰退している。目新しさが魅力だったSUVも走行性能などが高められたことに加え、ドライバーの意識も変わっている。スポーツカーも衰退しているが、所有して運転する楽しさを追求できるクルマも必要だ。 やっぱりジムニーなのか? キャンプブームが終わっても支持されるクルマ キャンプブームは落ち着いたと言われるが、キャンピングカーやアウトドアに使えるクルマの需要

金融庁は暗号資産(仮想通貨)規制の見直しに着手する。制度変更につながれば、税率の引き下げや、暗号資産上場投信信託(ETF)の承認に道が開かれる可能性がある。 暗号資産を資金決済法の下で規制する現在の枠組みが適切かどうかについて、少なくとも数カ月間かけて評価を行う。同庁の関係者が匿名を条件に語った。 暗号資産を取引する人々の目的が、多くの場合は投資であるという現状を踏まえ、同資産を資金決済法で規制する現在の枠組みに過不足がないか検証する。投資家を保護するには不十分という結論になった場合は、資金決済法を改正すべきか、あるいは暗号資産を金融商品取引法の対象とすべきかを議論することになるという。 暗号資産取引会社ビットバンクの長谷川友哉マーケットアナリストは、金商法の対象となれば、投資家保護の強化や、その他の劇的な変化をもたらす可能性があると述べた。 同法の下で正式に金融資産として認知されると、そ

大型トラックに轢かれて異世界に転生し、電車にはねられて異世界に転生し、通り魔に刺殺されて異世界に転生し、頭を打ったり、病気になったり、過労死したり、はたまた特に何もなくても転生してしまう。水洗トイレに流されたのは転生じゃなくて転移ものだったっけ。異世界転生と呼ばれる物語群は、今日も今日とて右から左へこちらからあちらへ転生者を送り出して大繁盛しているようだ。今さら説明の必要も薄いかと思われるが、異世界転生の中でも「なろう系」と称される種類の群れは、すなわち小説投稿サイトの先発「小説家になろう」において発祥し、あまたのアマチュア作家たちによって書かれ、WEB小説読者たちに読まれ、出版前からあらかじめ高い人気を得ている作品を書籍化して売るという、きわめて民主的かつ商業主義なやりかたで市場を拡大していったものだ。これは、「書籍化」や「作家」という言葉の意味さえ変容させてしまうほどの現象だったと言う

〈前編はこちら〉 「誰も知らないCGアニメ」をいかに見てもらうか? 今の若者のリアルを反映し、少女たちの自活の苦労や怒りの感情も隠さず描いたバンドアニメ『ガールズバンドクライ』。指揮を執ったのはアニメ『ラブライブ!』を立ち上げた平山理志プロデューサーだ。本作は東映アニメーション内でもCG技術の進化を期待されたオリジナルTVシリーズ。「CGで誰も見たことがない映像を作りたい」という目標を持った平山氏だが、「イラストルック+フルコマ」という映像づくりの壁は予想以上に高かった。 ようやく映像の完成が見え始めたが、「お客様の認知がゼロの状態」からスタートするオリジナル作品を、1クール(3ヵ月)で人気作品に育て上げる必要がある。仕掛け、環境、覚悟。どれが欠けても成立しなかったプロジェクトを氏に語っていただいた。 『ガールズバンドクライ』ストーリー 高校2年、学校を中退して単身東京で大学を目指すこと

10月15日、7─9月期の実質国内総生産(GDP)は個人消費が伸びてプラス成長となったが、足元では円安が進行し、家計の消費マインドを悪化させている。都内で4月撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [東京 10日] - 2年以上にわたって続く円安局面を前に「何か対応策はないのか」という照会が確実に増えている。円安抑止策は、為替介入や利上げといった裁量的なマクロ経済政策を脇に置けば、対内直接投資促進とインバウンド奨励が注目されやすく、いずれも正しい対応と言える。 しかし、策はほかにもある。例えば「日本企業が保有する外貨を国内へ送金する際の法人税を減免する」といういわゆる「リパトリ減税」は為替市場で耳目を引いており、ロイターなどの報道では政府・与党が6月にまとめる経済・財政政策の基本方針「骨太の方針」に盛り込まれるという観測もある。

なぜ今、ロードスターがアップデート? そして990Sが消失したワケ:池田直渡「週刊モータージャーナル」(1/5 ページ) 2015年のデビューなのでほぼ9年が経過したマツダ・ロードスターが大幅なアップデートを受けた。と聞いたら、普通はいくつか疑問が出るだろう。 なんで9年も経ってからビッグマイナーチェンジをするの? ということは次期ロードスターはいったい、いつ出るの? 何がどう変わったの? といったあたりだろうか。実は、主たる理由は味も素っ気もない。端的に法適合アップデートである。サイバーセキュリティ法とソフトウェアアップデート法が施行され、継続販売中の車種への移行措置期間が終了。ついに、それらの法に準ずる仕様に変更しないとクルマが販売できなくなった。 余談だが過去、排ガス規制や衝突安全規制、通過騒音規制など数々の規制が少量生産車を殺してきた。台数が少ないと法適合させるコストが見合わない。

(歴史家:乃至政彦) エルフとは何か? 西洋風ファンタジー作品には、「エルフ(Elf)」という、人間ではない人型の妖精が登場する。 最近は、これまでファンタジーものに関心のなかった人たちも、日本の漫画『葬送のフリーレン』や『ダンジョン飯』を介して、エルフという存在を知るようになっているとも聞く。 そこで、エルフとは何かを簡単に説明してみたいと思う。 典型的なエルフ像 現在のファンタジー世界におけるエルフについて、およそ共通する6つの特徴を挙げておく。 ①容姿端麗で、華奢な体つきを持つ。耳が尖っていて、髭は生えない。 ②魔法が得意で、頭脳明晰である。 ③ドワーフ(白雪姫に登場する小人。闇の妖怪とも)、ホビット(呼び名は作品世界によって様々。愛嬌ある小人)など人型の種族の中でも長寿で、数百年は生きる。 ④人間には比較的好意的で、生殖も可能。ドワーフとは争いがち。 ⑤森に住み、弓矢と軽い剣、軽い

2023年9月7日、警察庁は原付(原動機付自転車)免許で乗車できる排気量を、現況の50cc以下から125cc以下に見直す検討に入ると発表。対象予定は排気量125cc以下で、最高出力を4kW(5.4ps)まで抑制した車両。かねてから声高に叫ばれていたバイクメーカーやバイク関連団体の意見・要望に対し、ようやく国が動き始めた。REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) 警察庁の発表資料 https://www.npa.go.jp/news/release/2023/20230907001.html 原付(原動機付自転車)免許で乗車できるバイクの排気量は、現況50cc以下に規定。今回警察庁が発表したのは、これを125cc以下(運転は普通二輪小型限定免許以上が必要)まで引き上げよう(ただし最高出力は4kW[5.4ps(馬力)]までに抑制)という提案。 今後の予定としては、2023年9月11
![「原付免許は125ccまで」|警察庁が検討|ようやくと動き出す国内の原付改革 | Motor-Fan[モーターファン] 自動車関連記事を中心に配信するメディアプラットフォーム](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2fe4828fa11059170f780b562f66795814040e6a2c%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttps%253A%252F%252Fmotor-fan.jp%252Fwp-content%252Fuploads%252Fsites%252F6%252F2023%252F09%252F00-1.jpg&f=jpg&w=240)
個人投資家や金融のプロが集い、さまざまな情報を発信するイベント「インデックス投資ナイト2023」が2023年7月8日に開催された。投資家から投資家への情報発信イベント「インデックス投資ナイト2023」に潜入! 3つのセクションで構成されたイベントの第二部に行われたのが、金融庁 総合政策局総合政策課 金融税制調整官の今井利友氏を迎えた勉強会「おしえて金融庁さん!『新しいNISA』」。2024年から始まる「新しいNISA」の制度設計を担当した今井氏に、新制度開発の裏側を聞いてしまおうという大胆な企画だ。 多くの人が気になっているであろう「新しいNISA」について、今井氏がざっくばらんに語ったイベントの様子をお届けしよう。 金融庁 金融税制調整官の今井利友氏 “NISAの統合”がきっかけで実現した「総額管理」 第二部の司会を務めた投資ブロガーの虫とり小僧氏がまず今井氏に投げかけたのは、「総額管

今や一度は見聞きしたことがある存在になった“ネコ型配膳ロボット”こと中国Pudu Roboticsの「BellaBot」。日本ではすかいらーくグループなどが導入しており、見た目のかわいらしさからマスコットのように受け入れられつつある。 同社のチョウ・トウCEOによると、BellabBotがネコ型になったのは、日本発の有名キャラクターの影響もあるという。BellaBotが今の形になった理由と、これからの道のりを、トウCEOに聞いた。 ドラえもんやキティちゃんが影響? 「ネコ型」採用のワケ ──日本において、BellaBotは業務効率化が可能なロボットとしてだけでなく、マスコットのような受け入れられ方をしています。そもそも、どういった意図でネコ型にしたのでしょうか トウCEO: ロボットに対しては2つの価値があります。1つ目はツールとしての価値です。ロボットはみんなの問題を解決するために存在し

► 2025 (20) ► 8月 (2) ► 7月 (3) ► 6月 (3) ► 5月 (3) ► 4月 (3) ► 3月 (3) ► 2月 (1) ► 1月 (2) ► 2024 (17) ► 12月 (1) ► 10月 (3) ► 9月 (2) ► 8月 (2) ► 7月 (1) ► 4月 (1) ► 3月 (4) ► 2月 (1) ► 1月 (2) ▼2023 (53) ► 12月 (4) ► 11月 (5) ► 10月 (4) ► 9月 (4) ► 8月 (5) ► 7月 (4) ▼ 6月 (5) 50代がラストチャンス? どっちを選ぶ、決めないといけない時・・ 制作記.鬼畜王ランス 全国民同時スタートの投資ゲーム 昔の友人が遙か高みに行った話 ► 5月 (4) ► 4月 (4) ► 3月 (5) ► 2月 (5) ► 1月 (4) ►2022 (52) ► 12月 (5) ►

リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く