Uber Eatsを超える? フィンランド発フードデリバリー「Wolt」が躍進:業界最高のAIとおもてなし(1/5 ページ) 2020年3月に広島、6月に札幌でサービス提供を開始した、注目のフードデリバリーサービス「Wolt」。創業者はフィンランドの若手起業家・Miki Kuusi氏(30歳)で、彼はヘルシンキや東京で開催されている世界最大級のスタートアップイベント「Slush」の生みの親でもある。 SupercellCEO、Skype創業者、Nokia会長といった、そうそうたるメンツからの資金援助も受けており、調達額の総額は2.8億ドル(約300億円)を超える。 フードデリバリーでは後発と言われがちのWoltだが、実はサービス提供開始は、ほぼUber Eatsと同時期の14年。東のUber Eats、西のWoltとも言われ、火花を散らしているようだ。 創業から6年で22カ国80都市に展

じつは1980年代の“国内ゲームAI史”は、これまでまったくの暗黒大陸と化していた。そんなところに発見されたその資料は、驚くべきことに──いまAI研究の最先端にいる開発者から見てもまったく色褪せない歴史的な完成度であるという。 この“早すぎる”麻雀の“ゲームAI”は、はたしてどう生み出されたのだろうか? この奇跡ともいえる仕様書を作った人物は、ゲームソフト制作会社ゲームアーツを立ち上げ、その後『LUNAR』、『グランディア』シリーズや『機動戦士ガンダム ギレンの野望』のプロデュース、そして『大乱闘スマッシュブラザーズX』の開発プロデュースなども手がけた宮路洋一氏だ。 宮路洋一氏 当時、23歳の若者だった氏が作り上げた“麻雀AI”完成度の高さの舞台裏には──じつに1年半にわたる、途方もない回数のテストプレイの日々があったという。 「いつのまにかAIになっていた」、「いま思うと手動でディープラ

鈴木裕氏: ただ、そうね……僕は全盛期に世界のトップシェアを取っていた日本が、こんなふうに海外に負けてしまったことが、やっぱり悔しいんですよ。だって、セガが全盛期の頃、僕たちは圧倒的な世界一のゲーム大国だったんです。(中略)ちゃんと新しい武器を製造しないとダメです。だって、良い武器があったら、色々なツールを工夫したりして、少人数でも勝てるんですよ。 そんな鈴木裕氏がインタビュー中、非常に強い興味を持って語っていたのがAI技術だった。そして先にズバリ言ってしまうと、この記事は、日本のゲーム産業が21世紀に世界市場で存在感を失い、今や新興国の国々までもが背後に迫ってきたシビアな状況に、実は「AI技術の軽視」という問題が一つあるのでは――という視点から強く光を当てるものだ。例えば、しばしば日本のゲーム業界の「敗因」として、グラフィックの人材不足や大規模マネジメントの失敗などの問題が挙げられる。だ

過去の名作ゲームの企画書を見せてもらい開発秘話を聞くシリーズ「ゲームの企画書」。連載3回目となる今回は、「不思議のダンジョン」シリーズを手がけてきた、スパイク・チュンソフトの中村光一会長とディレクターである長畑成一郎氏に話を聞いた。 「1000回遊べるRPG」という衝撃的なキャッチフレーズで登場した『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』から、20年の時が経った。 (C)Spike Chunsoft Co., Ltd.ALL Rights Reserved. パソコンゲームの名作『ローグ』のシステムを換骨奪胎し、親しみやすいキャラクターで『ドラクエ』ファンにアピールすることに成功した本シリーズは、現在も多くのファンを魅了し続けている。 そんな本シリーズのインタビューだが、スパイク・チュンソフトの中村光一会長にインタビューをお願いすると、「ぜひ本シリーズ開発者の長畑氏を同席させてほしい」との

Facebook、スパム排除を目的としたニュースフィード表示アルゴリズム変更を発表 Facebook がニュースフィードの表示アルゴリズム変更を発表。スパム排除・隔離が目的。 公開日時:2014年04月17日 13:00 米Facebook は2014年4月10日、ユーザーを不快にするスパム投稿が表示されないようニュースフィードのアルゴリズムを変更すると発表した。 ニュースフィードの目的は「適切なタイミングで、適切なユーザーに、適切なコンテンツを届ける」( to deliver the right content to the right people at the right time)ことにあり、そぐわないスパム投稿を隔離・排除することが狙い。 第1に、「いいね」「シェア」「コメント」を求める、おねだりする投稿の排除。Facebook ページの投稿は、一般論として、いいねやコメント、シ

iPadアプリの一つとして無料で配布している neu.AnnotatePDF、「書き心地」をさらに改良した描画エンジンを含む version 1.20 をリリースしたのでここで報告していただく。 neuシリーズのアプリは描画エンジン "Canvas" を共有している。それぞれのアプリを進化させるために必要な機能を追加しつつ、どのアプリにも共通して活用できる機能だとか改良を逐次追加して行く、という開発方針を取っている。 こんな作り方をしている一番の理由は、相棒のPeteと私の仕事の分担を明確にすることにある。私がエンジンを担当し、Peteがそれを活用したアプリの担当となり、互いの仕事にいろいろと注文やケチを付け合いながら開発する、という作り方をしているのだ。インターフェイスさえ明確に定義しておけば並行して開発ができるので、「会議がきらい、自分の好きな時間にマイペースで仕事をしたい、でも自分
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