最近、自分のプライベートの開発環境を大きく変えたので紹介する。 先にまとめ プライベートではMacを使わなくなった 家にUbuntuが入ったミニPCを置いた 外からはThinkPad X1 CarbonからTailscale経由のSSHで家のミニPCに接続 購入まで まず、自分にとって最も大きな変化はプライベートでMacを使わなくなったことだ。2013年くらいにプログラミングを始めてからずっとメインのOSはMacだったので、約10年ぶり、ほぼ初めての非Mac環境である。 自分の普段の開発のユースケースは、Webアプリケーション開発とNode.js上で動くソフトウェアの開発、WebKitへのコントリビューション、たまにRustやGoやC/C++で自分専用ツールの開発、くらいなので別にMacで困っているわけではなかった。Web開発やNode.js上のソフトウェアの開発はまあ普通にMacで困らな

ご無沙汰しております。11月6日に、CNAMEレコードを使って付与された1st-partycookieの規制機能を搭載したiOS14.2がリリースされましたので、その内容をまとめます。いつものことですがマーケティングよりブラウザの細かい話です。正式発表前なので誤りの可能性がありますがご了承またはご指摘ください。 規制の仕組みまず規制されるのは、AppleのWebKitエンジニアJohn Wilanderさん(ITPの発明家)が「Third-party CNAME cloaking」として定義するものです。 Third-party CNAME cloaking means a first-party subdomain resolves to a third-partydomain which does not match the resolution for thetop frame

出張初日から飛ばしすぎて連日鼻血は出るし、なんか既にスタミナが空な感じなんですが、ブログリハビリ中でようやく更新ペースが戻ってきたので勢いを落とさないように軽めのエントリー。(と思って書き始めたらむしろ長いエントリーになったw) 一枚目の写真は本文には全く関係なくて、注目していただきたいのは↑の写真。 問題 不覚にも昨日まで気づかなかったんですが、気づいたらMavericksのSafari 7ってタブ毎にプロセスを生成するGoogleChromeスタイルにアーキテクチャが変わってたんですね。 もともと、Safariが採用しているWebKitというエンジンはシングルプロセスモデルで、それだと1つのタブがクラッシュしただけでアプリ巻き込んでしまうのが安定性として問題ってことで、GoogleChromeは独自にWebKitを拡張して、タブごとにプロセスを生成するモデルにいち早く切り替えました
![[D] Mavericks Safariを以前のサクサク軽快Safariに戻す方法](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2f25ae609e5c1aebf9446fe6d4ef8b9570308ffc5c%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttp%253A%252F%252Ffarm4.staticflickr.com%252F3755%252F11229634385_db3f569b98_c.jpg&f=jpg&w=240)
ある ニュース記事を同僚に教わった。 この記事によるとタッチデバイスの会社は WebKit2 に対応しているのに検索の会社は旧バージョンにとどまっており、HTML5 に課題は多いのだそうな。 そりゃ課題は常に山積みだよね…と思っていたら記事は誤解だと別の同僚が説明を書いている。 リンク先の記事はさておき、世間の関心をいまいち集められていない気がする WebKit2 についてざっと説明をしてみたいとおもう。 この記事を読み終われば WebKit2 とChromium WebKit, Webkit1 の違いを知ったかぶれるようになる予定。 WebKit2 は 2010 年の 4 月にアナウンスされた WebKit の新しいAPI レイヤで、Mac 版 Safari などが使っている。 大きな特徴はレンダリングエンジンを別プロセスで動かせること。Chromium でやっているのと同じような
1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く