米国のIT企業において、大規模なリストラによる人員削減が話題になっています。既に2025年中に5万7000人以上が解雇されており、今後も続くようです。こうした状況で「生成AIで仕事が奪われた」「日本でも生成AIによってリストラが起こるのでは?」などの不安も見受けられます。真相に迫ってみました。 米IT企業でリストラが続くのはなぜ? 現実問題として米IT企業である、Google(Alphabet)、Amazon、Meta、マイクロソフト、セールスフォース、インテル、ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)、インテル、シスコシステムズ、デル・テクノロジーズ、IBM、セールスフォースなどで数千から数万人規模のリストラが行われました。 生成AIが大きく影響する職種であるソフトウェアエンジニアも解雇されており、エンジニアの新規採用を止める会社もあります。一見すると生成AIの影響とも考えら

最小限の時間しか働いていないというテック企業の従業員の話は、「偽装労働」の議論を巻き起こしている。Getty Images/Elena Grigorovichグーグルのソフトウェアエンジニアのデボンは、1日1時間しか働いていないとFortuneに語った。午前中にコーディングを行い、残りの時間は自身のスタートアップのために働くという。テック大手の従業員は「偽装労働」でほとんど仕事していないと非難されている。グーグル(Google)のソフトウェアエンジニアは基本給で最大71万8000ドル(約1億400万円)を稼いでいるが、ある一人の従業員は週におよそ5時間の労働で、10万ドル以上の年収を稼いでいるという。グーグルのソフトウェアエンジニアで20代のデボン(仮名)は、1日約1時間の仕事で15万ドル(約2175万円)の年収を稼いでいるとフォーチュン(Fortune)に語った。たいてい朝は9時に起

世界各国のさまざまな業界でジェンダーギャップを解消しようとする動きが加速している。中でもまだ男性のリーダーが多いテクノロジー業界では、女性が働きやすく、能力を発揮しやすい環境をどう整備するかは大きな課題だ。今後さらにAIが普及する社会では、アルゴリズムを設計する側のジェンダー平等も問われている。 テック業界でどうやって女性を増やし、ジェンダーバイアスを解消していくのか。シリコンバレーで働くAIビジネスデザイナーの石角友愛さん、IT評論家の尾原和啓さん、テクノロジー系スタートアップで働いてきた中澤理香さんに議論してもらった。 石角友愛氏(以下、石角):2011年からグーグル本社の機械学習オペレーションチームで働く。AIスタートアップ2社を経て、2017年にAIビジネスデザインカンパニー「パロアルトインサイト」を起業し、同代表。 尾原和啓氏(以下、尾原):グーグルジャパンでAIアシスタントサー

DHH がTwitter で言及していた記事がおもしろかったので著者の許諾をもらった上で翻訳しました。 Paying remote workers differently solely depending on theirzip code is immoral. If you can afford to hire from both San Francisco and St Louis, you can afford to pay both the same for the same work. If you can't affordSF rates, that's fine too! https://t.co/A1nJkPlimG — DHH (@dhh) May 25, 2020Salesforce の Product Manager 、Blair Reeves さんの記事。

元ハンズラボCEOで、現在メルカリのCIO(最高情報責任者)を務める長谷川秀樹氏が、志高きゲームチェンジャーと酒を酌み交わしながら語り合う本対談。今回のゲストは、元DMM.comラボ(現合同会社DMM.com)情報システム部 部長で、2018年、水まわり製品と建材製品を開発、提供するグローバル企業、LIXILに転身した岩崎磨さん(IT部門 システムインフラ部 部長※取材時 現IT部門 基幹システム統括部 統括部長 兼 システムインフラ部 部長)です。 なぜ、あえて自由闊達なWeb系ベンチャーから伝統的な製造業に飛び込んだのか? 岩崎さんは今、ベンチャーと老舗企業の文化の違いに相当、苦労しているのでは?――。岩崎さんとは逆に、東急グループという伝統的大企業から新興ベンチャー企業に移った長谷川さんが、その真相に迫ります。 氷河期時代の学生起業を皮切りに8つの会社、2回の倒産を経験 長谷川: 岩

新日鉄住金ソリューションズ(東京都)で契約社員として働いていた30代女性が、セクハラで休職に追い込まれ、さらに雇い止めにされたと訴え、雇い止めの無効や慰謝料など約1100万円を求める裁判を5月25日、東京地裁に起こした。女性と代理人弁護士らが記者会見した。 会見した女性は、管理職男性X氏(40代)からSNSで「恋は始まってるね!」「僕に触られて嫌じゃなかった?」「こんどエロ勝負しましょう」「エロ対決をいつかすること、も入れていい?」などとメッセージを送られたと主張。会社にセクハラだと訴えたが、「大人の男女のやりとりだ」などと相手にしてもらえなかったと話した。 「今度エロ勝負しましょう」訴状などによると、女性の主張は次のようなものだ。なお、フェイスブックやLINEでのやり取りは、記録として残っているという。 女性は、2013年3月から派遣社員として働いていたが、2014年6月に契約社員になっ

米国で、人間以外の権利を訴える団体であるNhRP(The Nonhuman Rights Project)がストーニーブルック大学で実験動物として飼われているチンパンジーの「ヘラクレス」と「レオ」について、拘禁は違法であり直ちにフロリダのチンパンジー保護区域に移動されるべきだと主張して提訴していた裁判で、ニューヨーク州最高裁がチンパンジーに対し人身保護令状が出されたという(Science、GIGAZINE、北海道新聞)。 しかし、最高裁判所裁判官のバーバラ・ジャッフェ氏はヘラクレスとレオを法人と認めて権利を認めいったんは人身保護令状を出したものの、その後チンパンジーを法人として扱うことが正当であるかを判断できないとして、それを撤回。いっぽうニューヨーク裁判所は、次の裁判でヘラクレスとレオに討論の権利を与えるという、どうするんだこれな流れになっている。
1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く