GNUEmacsが、プロジェクトで使用するソースコード管理ツールをBazzarからGitに移行させた(Phoronix)。 以前、「オープンソース」という言葉を広めた人物としても知られるEric S. Raymond氏がEmacs開発者向けメーリングリストに「Bazaarは死につつある」としてBazzarからの移行を提案していた(スラッシュドットの過去記事)ことも移行のきっかけになったようだ。Emacsのソースコードを公開するGitリポジトリ自体は以前から存在したが、Emacsは非常に長い歴史のあるソフトウェアということで、その過去の履歴までを含めてGitに移行させるのは大変な作業だったようだ。 なお、リポジトリの情報やGitを使ったEmacsの開発手順についてはEmacs Wikiにまとめられている。
ソフトウェア業界においてGitが支配的な存在ではなかった時代がかつて存在した、といつか言われる日が来るかもしれない。 2010年にはSubversionが、ソフトウェアの共同開発には欠かせないツールであるバージョン管理システムの60%以上を占めていた。Forresterによれば、この時期Gitのシェアはわずか2.7%であった。Redmonkのアナリストであるステファン・オグレディが集めたデータによると、今日ではGitのシェアは28%まで増加し、Subversionの地位を脅かしている。 Subversionのような集中型のシステムよりもGitのような分散型の方が優れているにも関わらず、マーケットがGitを受け入れるのにこんなに時間がかかっている理由は何だろうか? これからは分散型が主流になるバージョン管理システム(VCS)は、ソフトウェア開発の変更点を記録してプロジェクトを管理するための基

Bazaar-NG: 7 years of hacking on a distributed version control system Bazaarの開発者が、Bazaarが失敗した理由について、当時を振り返って書いている。なかなか面白い。 Bazaar-NG: 分散バージョン管理システムを7年ハックしてきて この7年間、筆者はBazaarプロジェクトに関わってきた。筆者はプロジェクトから距離を置き始めている今この時、筆者のこのプロジェクへの関わりや、何が良くて何が悪かったのかの意見などを、振り返ってみるべきだと思う。 この回顧録には多くの複雑な詳細が出てくるので、筆者の誤りもあるかも知れない。間違いを見つけたら知らせてくれ。 黎明期 < ddaa> dscmsには2種類ある。古臭いやつと、実験中なやつ。 2004年、筆者は、 SambaのコントリビューターであるMartin Pool
オープンソースという開発スタイルを啓蒙し、Open Source Initiativeを設立したことで知られるエリック・レイモンド氏が、「EmacsはBazzarからGitに移行すべき」と述べたそうだ(slashdot、レイモンド氏がemacs-develメーリングリストに投稿したメール、TechieNews)。Emacsはそのソースコードの管理にBazzar(bzr)を利用しているが、Bazzarの開発は停滞しており、死にかけているという。とはいえ、Bazzarは利用するには十分な機能を備えており、問題も少ない。Bazzarが十分成熟したツールであることはレイモンド氏も認めているが、氏は同時に「停滞しているツールを利用し続けることは、新たな開発者の参加を難しくする」と述べている。 また、「若いハッカーはEmacsを恐竜のような、難しく、大きく、重装備の前世紀の遺物だと思っている」とも述
An open source, distributed version control and bug tracking system forWindows,Mac OS X, andLinux. DVCS Comparison Veracity features and philosophies vs. other major DVCS tools Getting Started Veracity Q&A: I've installed Veracity. How do I get started usingit? Version Control The first thing you’ll notice: Distributed Version Control isjust flat-out fast. Everything happens locally until you
※ 2011/11/27 追記あり 時間枠中は、Twitter のタイムラインを見ている暇が無かったので、togetter でのまとめを元に、落穂拾い的に tweet された質問/疑問に答えることに。 まとめて頂いた @shinyaa31( id:absj31 ) 氏に感謝!(※ @shinyaa31氏自身のまとめはこちら) そして、改めて主催の id:kyon_mm 氏に感謝! 基調講演枠での tweet 講演内容は好評だったようで一安心。 SCM ツール世代分類に関して: (@oota_ken) ClearCaseはClearCaseはClearCaseは まぁ多分、「ClearCase も忘れないであげてください」ニュアンスだとは思うけど、一応答えておく事に(笑)。 私自身、ClearCase を触ったことが無いので、『パターンによるソフトウェア構成管理』に記載された情報ベースで見る
開発組織、プロジェクトの特性で大きく左右されるのが構成管理なので、バージョン管理ツールはその都度選択しなければならないのが現状です。 選択の前提 開発組織またはプロジェクトで標準化された構成管理(バージョン管理)環境が存在していない 開発支援環境(構成管理)に開発組織またはプロジェクトが十分な資金投入をする意思がない これは構成管理環境を専任スタッフが構築し、個々のプロジェクトへの適用・運用をサポートするというあるべき姿が取れていない組織でのバージョン管理ツール選択を考えるということを意図しています。 Subversionで対応可能か否か(分散の必要が本当にあるのか) 分散バージョン管理が話題になっていますが、実績/情報/対応ツール/日本語対応を考えるとSubversionが最有力候補です。そこで、Subversionでは構成管理上困ることがプロジェクトの特性上あるかを見極めます。 リポジ
「プログラマが知るべき 97 のこと」 日本語版のエクストラとしてちょこっと書かせてもらいました. エッセイ集のような本で, 読切Blog 記事一気読み, みたいなノリで読めます. ソフトウェアアーキテクトが知るべき(同上) の続編というかんじですが, アーキテクトもプログラマも大差ないので片方読んで面白かったらもう一方も楽しめると思います. (両方に書いてる人もいます...) 一編 2 ページくらいの長さに揃っているので割と読み易い一方, 私のようにぐだぐだ長々と書く傾向の人間が書くと ややあっさりしてしまう気がした. ここで続きをちょっと書きたい. パッチのなやみ 私が書いたのは, "良いコード" と "良いパッチ" はときどき相反することがあるからどうしましょうね, という話だった. 良いコードはさておき良いパッチとはどんなものだろう. という話は本を買っていただきたくおもいますが
分散バージョン管理Git/Mercurial/Bazaar徹底比較:ユカイ、ツーカイ、カイハツ環境!(3)(1/5 ページ) Subversionとは一味違う「分散バージョン管理」とは? 最近、Linuxをはじめ、Ruby onRails、MySQL、OpenSolarisなどのオープンソースプロダクトが次々と分散バージョン管理システムを導入し始め、「Git」「Mercurial」「Bazaar」といった、分散バージョン管理システムが注目を浴びています。本稿では、バージョン管理ツールのデファクトスタンダードであるSubversion(以下、SVN)と分散バージョン管理システムを比較しながら、メジャーな分散バージョン管理システムであるGit、Mercurial、Bazaarについて紹介していきます。 集中型と分散型 最初に、集中管理方式(または、集中型)のバージョン管理システムと分散管理

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