ワイモバイルは、今、SIMカードの単体販売に最も力を入れているように見える通信事業者だ。店頭には「格安SIM始めました」の文字が躍り、さながらその様子はMVNOのよう。12月4日に開始する「シェアプラン」にも、同様の発想が見え隠れする。シェアプランは、主回線に最大3回線をひも付けることが可能な料金プラン。主回線が「スマホプランL」なら、SIMカードの追加発行に月額料金はかからない。 シェアプランと同時に、端末の単体販売も開始するという。SIMロックがかかっているのは残念だが、タブレットの「MediaPad M1 8.0」は、主回線にプラスして持つことを想定した端末。価格を抑えた端末を導入したのもそのためで、本体を一括で買い、シェアプランで通信を行うといった購入スタイルを想定している。 MNOといっても、ワイモバイルが単体で提供するSIMカードは、建て付け上、ソフトバンクモバイルのMVNOと

LTEに対応し、テザリングもできて、端末代も含めた月額のトータルコストがわずか3880円。3月7日に発売された、初のEMOBILELTEスマートフォン「STREAM X(GL07S)」は、他社のLTEスマートフォンよりもはるかに安い料金で利用できるのが大きなメリットだ。クアッドコアCPUを備え、LTE Category 4をサポートし、イー・モバイル端末では初めておサイフケータイも利用できるなど、必要十分なスペックを満たしている。なぜここまで安い料金に設定したのか。STREAM Xではどんなユーザーをターゲットにしているのか。そしてソフトバンクとの経営統合はどんな影響をもたらしたのか。イー・アクセス 執行役員 マーケティング本部 宣伝部長 中村達郎氏に聞いた。Huawei製だから、最先端のスマホを安く出せたITmedia まずは、LTEスマートフォンのSTREAM Xと、新たなパケッ

イー・モバイル 代表取締役会長の千本倖生氏。同氏はこの日、スウェーデン王立工学アカデミー(IVA)外国人会員の認定書をステファン・ノレーン駐日大使から手渡された 「基本料金を月額780円にしようと考えた原点は、これだけ日本経済が苦しくなっている状況下でも、電話はどうしても必要だというところにある。こういう時代に消費者が望んでいるのは“安くていいもの”。どうしても必要な携帯を、企業努力を通して少しでも安く提供しようと考えた」 イー・モバイル代表取締役会長の千本倖生男氏は、新料金プラン「がっちりコース ケータイ定額プラン」の発表会見で冒頭のように語った。今年の使命は「日本の消費者に安くていいものを提供していくのが今年のイー・モバイルの使命」だという。 携帯電話の基本料金といえば、かつては1000円台の後半くらいが最安値だったが、2007年1月5日にソフトバンクモバイルが月額980円の「ホワイト

2007年3月の開業以来、順調にユーザーを獲得しつつあるイー・モバイル。HSDPAを定額で提供したことで、ADSLのような使い勝手をモバイルでも楽しめるようになった。今年3月からは音声サービスも開始し、基本料無料で勝負を挑みつつある。イー・モバイルは過去1年、そして今後の戦略をどのように練っているのか。副社長の阿部基成氏に本音を聞いた。 上々の立ち上がりをどう見ているのか イー・モバイルと言えば、開業当時は3.6Mbps、最近では7.2Mbpsのモバイルブロードバンドサービスでユーザーを増やしつつある。筆者の周りにいる、普段からノートPCを持ち歩くユーザーの多くもPHSからイー・モバイルに乗り換えつつある。まだ始まって1年しかたっていないことを考えると、かなり上々の船出ではないだろうか。 阿部氏「加入者は計画通り増えている。開業当初はどれだけ違いがわかってもらうえるか不安があった。実際の使

1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く