80年代~90年代のパソコン黎明期、ゲームメーカー「マイクロキャビン」を創業し斬新なゲームを次々に世に送り出した大矢知直登氏。三重県を代表する起業家である彼の、波乱万丈な足跡を辿ってみた。 稼業は電気屋だった 大矢知の父親は脱サラして『大矢知デンキ』という電気屋を経営していた。小学生の頃から店番をやらされていた大矢知は「いろいろな電化製品が入ってくる電気屋って面白いな」と子供心に思った。 「大矢知家は代々商売をしてて、曾祖父は明治時代、造り酒屋をしてすごく儲けたらしいです。祖父は洋品屋をやってたし、親父は電気屋でした。みんな一代で廃業してしまったんですけどね(笑)。自分にもそういう血が流れてるのかな?って感じます」。 高校は鈴鹿高専に進んだ。電気屋だから高専に行かなければ、という漠然とした考えだった。 「受験で初めて高専に行った時は驚きました。建物も体育館も何もかも立派で、自動車のコースや
こんにちは。ヨッピーです。 左にいるのはガンダム? いいえ、バーチャロンです。 (※バーチャロンはゲーム名であり、画像はバーチャロイドです)本日はセガことセガゲームスさんにお邪魔しております。 そもそも、今回の企画を実行するに当たって「ぐるなび」から「送別会をテーマになんかやってチョ!」みたいなことを言われまして、「送別会ってことはこの世からの送別、つまり『お前みたいなもんはこの世からとっとと送別されろや』ってことか!!!」って激怒して金属バット片手に地面をゴロゴロ転がっていたのですが、低い知能なりに送別会について悩んでいた時にふと思い出しました。 そう! 平成! 来年から元号が変わるんですよ皆さん! 2019年4月30日で「平成」が終わりなんです! そんなわけで「平成の送別会」をしようと思い立ったのは良いんですが、「平成」ってひとくくりにしてもさすがに範囲が広すぎるので、本日は「平成の

黎明期のゲーム業界には、まるで神話のようなエピソードがいくつも転がっている。その一つが、『大戦略』誕生にまつわる秘話である。 一人の無名の青年がある日、とあるソフトハウスにシミュレーション・ウォーゲームを持ち込んできた。その斬新な内容に驚いたソフトハウスがすぐに契約を結ぶと、瞬く間にそのゲームは大ヒットシリーズになり、そのソフトハウスには巨万の富がもたらされた。また、そのゲームは後に数々のフォロワーを生み落とした。『ファイアーエムブレム』などの我々のよく知る名作ゲームは、このゲームの子供たちにほかならない。 その青年が手にしていたゲームは『大戦略』。 (C)2016 SystemSoftAlpha Corporation 20世紀の後半、パソコンや家庭用ゲーム機で作り出された数多くのタイトルによって、コンピューター・ウォーゲームは一大ジャンルが築かれるに至った。しかし、日本でのコンピュー

初代プレイステーションを救ったのは『バーチャファイター』!? SCE創業メンバーたちがその成功の背景を語った 「勝てると思っていたわけではないし、負けると思っていたわけでもない。何が何でもやんなきゃいけないんだという、たったそれだけの話」(丸山氏) 2012年8月31日、エンターテインメント業界の各所で活躍してきた黒川文雄氏が主催するトークイベント“エンタテインメントの未来を考える会”(黒川塾 (弐))が都内で行われた。音楽業界、映画業界、ゲーム業界など、エンターテインメント業界を幅広く渡り歩いてきた黒川氏が今回ゲストとして呼んだのは、丸山茂雄氏(247Music取締役会長)、赤川良二氏(ラルクス代表取締役)、藤澤孝史氏(T.C.FACTORY取締役)ら、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の創業メンバー。プレイステーションがいかにして生まれ、一大勢力へと成長したのかが語られ

ブログ5周年企画。ゲームの歴史をぱっと振り返ってみると、常に三つ巴の戦い。あ、据え置きハードかつファミコンからの話ということで。 第一次三国時代 任天堂:ファミコン~スーパーファミコン セガ:セガマーク3~メガドライブ NEC:PCエンジン 第二次三国時代 任天堂:ニンテンドウ64 SCE:プレイステーション セガ:セガサターン 第三次三国時代 任天堂:ゲームキューブ SCE:プレイステーション2 セガ:ドリームキャスト 第四次三国時代 任天堂:Wii SCE:プレイステーション3 マイクロソフト:XBOX360 こんな感じかしら。テキトウですいませんが。 もちろんほかにもハードは存在しているんですが、覇権を争うハードはだいたい3機だったかと。これを三国志風に考えてみようという話。 さて、どの三国時代をチョイスするべきか。 まず第三次と第四次は除外ですな。持っているハードがPS2だけだし
チーフプロデューサー 西野陽氏(左)、プロデューサー 野中竜太郎氏(右) “名作劇場”に戦車が登場するイメージ ――「戦場のヴァルキュリア」は新シリーズとして立ち上げた作品ですね。本作が生まれた背景からお話しいただけますでしょうか。 野中竜太郎氏(以下、敬称略) わたしたちの開発チームは以前から、「サクラ大戦」シリーズや「エターナルアルカディア」など、ドラマ性の強いタイトルを手がけています。ストーリー性の強い作品を作ってきたわけですが、その中で新しい、描くべきドラマはどこにあるのかと考えてきました。 ドラマというのは基本的に、人と人とのつながりであるとか、きずなを描くことだと思うんです。それが最も強く出るのは、“命”がかかった時かなと。ぼんやりとした日常よりも、いつ死んでしまうか分からない時にこそ、より強い感情が出てくると思うんです。その舞台としては戦場がいいのではないか、戦争の中の、それ

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