Appleが「オフィスで働いて」と社員に望む理由 日常が戻ってきた米国の「ハイブリッドワーク」事情:シリコンバレーから見た風景(1/3 ページ) シリコンバレーのIT企業にソフトウェアエンジニアとして勤務する五島正浩さんが見た現地のテック動向を紹介する連載「シリコンバレーから見た風景」。第25回は、コロナ禍から3年がたち、日常が戻ってきた米国の「ハイブリッドワーク」事情について紹介します。 振り返ってみるとコロナ禍が始まってから3年がたちます。先が見えない在宅勤務生活が続いていましたが、昨年からは経済再開に伴いオフィス勤務に戻る動きが始まりました。シリコンバレーではこれをRTO(Return To Office)と呼んでいます。 オフィスに出社してオンサイトで働くのか、これまで通りリモートワークを続けるのか、二つのバランスを取ったハイブリッドを導入するのか。ワークスタイルの在り方が大きく議

エアビーアンドビーの共同創業者兼CEOのブライアン・チェスキー。Kimberly White/Getty Images エアビーアンドビーのブライアン・チェスキーCEOは、給与を減らすことなく社員が恒久的にリモートワークできるようにすると発表した。タイム誌のインタビューでチェスキーは、「我々が知っているようなオフィスの時代は終わった」と述べた。彼は、週3日オフィスで働くハイブリッドモデルに欠陥があると考える理由も説明した。エアビーアンドビー(Airbnb、以下エアビー)のブライアン・チェスキー(Brian Chesky)CEOにとって、オフィスで仕事をすることはもはや過去の遺物であるという。2022年5月8日に公開されたタイム(Time)誌の「The Leadership Brief」で彼は、オフィスは「デジタル化以前の時代のもの」であり、「時代錯誤の形態」であると考えていると述べた。こ

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