北朝鮮の首都・平壌では最近、違法な豊胸手術とそれに伴う医療事故が相次いでおり、当局が緊急の取り締まりを指示した。 平壌のデイリーNK情報筋によると、豊胸手術とその副作用による事故が急増していることを受け、社会安全省(警察庁)が今月13日午前、平壌市安全部(警視庁)に対して緊急の取り締まりを命じたという。 社会安全省は、「社会主義制度の下で女性たちがブルジョア思想に染まり、さまざまな怠惰な行為を行っている。これまで二重まぶた手術や眉毛のタトゥーなどの行為に寛容を示してきたが、今やさらに進んで、豊胸手術のような完全に腐りきった資本主義的行為までが一般化している」と指摘した。 特に中区域や普通江区域など、高位幹部やその家族が暮らす中心部では、20〜30代の女性の間で“ボリュームのある体型”を求める傾向が強まっており、豊胸手術が一種のブームになっている。 夏のバカンスシーズンを前に、水着姿で自分の
1952年7月、朝鮮戦争中に共産圏側の陣地で機銃の発射訓練を行う兵士ら/PhotoQuest/Archive Photos/Getty Images (CNN) 北朝鮮軍による韓国侵攻で朝鮮戦争が始まってから75年。戦いは数百万人の命を奪い、今も消えない傷跡を残した。 だが朝鮮戦争はずっと、その約5年前に終わっていた第2次世界大戦の裏に埋もれ、あまり注目されてこなかった。戦死者が3万6000人を超えた米軍からさえ、「忘れられた戦争」と呼ばれている。韓国には、国連軍の下へ米国を含む16カ国が戦闘部隊を送り込んだ。中国は北朝鮮側で参戦した。 1950年6月25日に北朝鮮軍が北緯38度線を越え、韓国へ侵攻したことで戦争が始まった。53年7月27日に成立した休戦協定で戦闘は停止したものの、その後も平和条約が締結されることはなく、正式な戦争終結には至っていない。 近年の複雑な米朝関係を受け、朝鮮戦

アメリカのドナルド・トランプ大統領が、北朝鮮の最高指導者である金正恩(キム・ジョンウン)氏と一緒に、敵地(北朝鮮)に歴史的な一歩を踏み入れた時、集まっていた報道陣は、その様子をぶれないように撮影しようと必死になっていた。 それは2019年の出来事だった。当時、第45代米大統領だったトランプ氏は、金氏の腕を軽くたたいた。それを合図に、金氏は北朝鮮と韓国を隔てる軍事境界線の北朝鮮側へ、トランプ氏を招き入れた。1950~1953年まで続いた朝鮮戦争は、平和条約ではなく休戦協定で終わっているため、韓国と北朝鮮は現在も形式上は戦争状態にある。 両首脳の背後には、堅固に要塞化された非武装地帯(DMZ)があった。そこでは、テレビ局のクルーが北朝鮮側のボディーガードの列をくぐり抜け、2人の様子をしっかり撮影できる場所を確保しようと押し合いへし合いしていた。激しく押し寄せる米メディアに、北朝鮮のボディーガー

暗号資産の交換業を行う「DMMビットコイン」から480億円相当のビットコインが流出した事件で、警察庁などは、北朝鮮のハッカー集団が流出に関与したと指摘したうえで、暗号資産の管理会社の従業員に送りつけた偽の転職案内のメッセージでウイルスに感染させ、情報を盗み出したとみられると発表しました。 DMMビットコインではことし5月、480億円相当のビットコインが不正に流出したことが明らかとなり、会社は、顧客の口座や資産を別の事業者に移管したうえで事業を廃止すると発表しています。事件について捜査を進めてきた警察庁と警視庁は、北朝鮮当局の下部組織とされるハッカー集団「ラザルス」の一部門、『トレーダートレイター』が今回の流出に関与したと特定し、24日に発表しました。 ことし3月、DMMビットコインが委託する暗号資産の管理会社の従業員に、企業の採用担当者からの転職案内を装ったSNSのメッセージが届き、従業

こっちが聞きたい。 5月14日 15日プーチンはトルコに来ないであろうが面白いモメンタムを創ったものだ。ウとしては来ても来なくても勝ち。露とすれば行っても行かなくても負け。昨日だかの朝刊(朝日)で何とかいう国際政治学者がPもゼレンスキーも外交の素人とか言っていたが学者先生の見苦しきペダンチズムはさておき、これこそが外交である。 ウにはカードがないというが、象徴的なカードは何枚か持っている、ということを改めて思い出させられた。テロリストと交渉はしない、このウの久しく堅持した立場を放棄して、会う、話すぞ、という、それがこれだけのモメンタムをうむ。 たとえばこんなカードはどうだろう:露語の地位の保障(準国家語に認定する等)。侵攻前の数か年ウクライナ在住者だった自分は証言する、ウで露語抑圧の事実は確かにあった。ウ政府はこれを決して認めてこなかったが、この久しく堅持した立場を放棄する。これもひとつ、

【ワシントン聯合ニュース】米連邦検察は16日(米東部時間)、韓国政府のエージェントとして活動したとして米中央情報局(CIA)元分析官のスミ・テリー氏を起訴した。テリー氏は韓国系米国人で、北朝鮮専門家として知られる。 米紙ニューヨーク・タイムズによると、ニューヨーク連邦検察はテリー氏が高価な食事の接待を受けたり、高級バッグなどを受け取ったりした見返りに、韓国政府のために活動したとみている。 しかし、テリー氏の弁護側はこれらの容疑を強く否定しているという。 訴状によると、2008年にCIAを退職したテリー氏はそれから5年後の13年6月から約10年間、韓国政府のエージェントとして活動した。同期間に韓国政府の政策を擁護するため、米国と韓国のメディアに出演したり、寄稿したりした。これには14年のニューヨーク・タイムズも含まれていると、同紙は伝えた。 csi@yna.co.kr

北朝鮮が管理していたとみられるクラウドストレージサーバから日米のアニメ作品に関するファイルが見つかった問題で、アニメ「魔導具師ダリヤはうつむかない」製作委員会は6月7日、北朝鮮の制作会社が同アニメに関与した可能性を「否定できない」として、該当する部分を作り直した上で放送すると発表した。 4月の報道を受け、制作に関わったスタッフの調査を行ったところ、製作委員会から製作委託を請けた颱風グラフィックスから国内の制作会社へ、その会社から中国の制作会社へ、さらに別の中国の制作会社へ一部の作業が委託されていたことが分かった。 これら委託先に作業スタッフリストの提出を求めたところ、応じない会社が1社あった。製作委員会は「当該会社へ委託した作業については、北朝鮮の制作会社の本作への関与の可能性が否定できない」と判断。該当部分は、すべて国内スタッフにより製作し直した上で放送するとしている。 製作委員会は、フ

北朝鮮、日本アニメ制作関与か サーバーからファイル―米分析 時事通信 外信部2024年04月23日10時10分配信北朝鮮国旗(AFP時事) 【ワシントン時事】米国の北朝鮮分析サイト「38ノース」は22日、日本や米国のアニメ制作に北朝鮮のアニメーターが関与した疑いがあると明らかにした。北朝鮮が管理していたとみられるクラウドサーバーに、これらアニメの関連ファイルなどが保管されていたという。北朝鮮技術者が成り済ましか IT業界団体に注意喚起―警察庁など 38ノースによると、関与が疑われるのは、7月放送予定のTVアニメ「魔導具師ダリヤはうつむかない」のほか、米アニメ「インビンシブル」などの作品。札幌市のアニメ制作会社の名前が入ったファイルもあったという。 サーバーからは、中国語や朝鮮語のコメントが記載されたアニメの画像などが見つかった。解析した米シンクタンク「スティムソン・センター」のマーティ

北朝鮮のKCTVで再放送された英BBCの番組で出演したティッチマーシュ氏が着用するジーンズにぼかしが施された/BBC/KCTV (CNN) 北朝鮮国営の朝鮮中央テレビが、英BBCの園芸番組の中で出演者の男性が履いていたジーンズ部分をぼかして放送した。外国のファッションや文化に対する検閲の一環だった。 問題の番組は朝鮮中央テレビが25日に放送した「ガーデン・シークレット」(BBCは2010年に放送)。園芸家のアラン・ティッチマーシュ氏が花壇にひざを付いた場面で、下半身にぼかしが入り、履いていたジーンズが覆い隠されていた。 ティッチマーシュ氏は「自分が危険な反体制帝国主義者だとは思いもしなかった。一般的には親しみやすくて無害な存在と思われていたので、これでちょっとイケてるってことになるね?」とコメントしている。 この検閲について北朝鮮に詳しい高麗大学の専門家はCNNの取材に対し、北朝鮮が昨年制

米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は先月27日、北朝鮮がロシアに提供した砲弾の半分以上が性能不良だと報じた。 RFAは、ウクライナ国防省情報総局(GUR)のヴァディム・スキビツィキー副局長の現地メディアとのインタビューに基づき、「ロシアが不足している兵器生産問題を解決するために北朝鮮の支援を受けたが、望んだ結果を得られずにいる」と伝えた。 同副局長はまた、ロシアはすでに北朝鮮から150万発の弾薬を輸入したが、それらは1970~80年代に作られたもので、半分以上が作動していない」と明らかにしている。 このような状況は、以前から予想されたものだった。 ロイターによると、英国王立防衛安全保障研究所のパトリック・ヒントン英陸軍研究員は昨年9月、北朝鮮の砲弾の品質について、「粗悪な弾薬は性能に一貫性がなく、飛行に悪影響を与え、精度を低下させるかもしれない」とし、「これらは全て高い仕様で作られ

ウクライナが倣うべき国家は韓国? ──ウクライナの反転攻勢が失敗したので、数ヵ月前に比べるとプーチンは自信があふれているように見えます。あなたはウクライナに対して長期戦を仕掛けてはならないと論じられていますが、それはなぜですか。 第一の理由は、ウクライナがロシアに比べて小さいことです。これは天然資源に関して重要な部分です。第二の理由は、ウクライナが西側諸国の支援に依存していることです。時間が経つにつれて、西側諸国の有権者の関心が薄くなるのは決まっています。そうすると西側の支援も減ります。ウクライナは長期戦を挑むべきだと考えたことは一度もありません。むしろ、ロシアがキーウ攻略に失敗したあのときに戦争を終わらせるべきだったと考えています。後知恵になってしまいますが、あのチャンスを逃してはならなかったのです。 反転攻勢で両陣営とも多くの人命を失いました。ウクライナには、あのような正面からの攻撃

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2023年9月13日、ロシア極東のアムール州で握手するウラジーミル・プーチン大統領(右)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(Kremlin Press Office / Handout/Anadolu Agency via Getty Images)2023年9月13日、ロシア極東のアムール州で握手するウラジーミル・プーチン大統領(右)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(Kremlin Press Office / Handout/Anadolu Agency via Getty Images)北朝鮮の指導者である金正恩がロシアを訪れ、プーチンと会った。北朝鮮からロシアへの武器提供などが取り沙汰されているが、2人が何を話し合ったのか具体的な内容は謎のままになりそうだ。だが、背景を知り、手がかりを探っていくと、浮かび上がってくるものもある。 筆者は2009年の冬、ロシア、中国、北朝鮮3カ国の

(武藤 正敏:元在韓国特命全権大使) 中央日報、朝鮮日報が、中国の威圧的態度に対して反発的論調をとるようになってきている。これは韓国世論の対中感情が過去になく悪化していることを反映しているようだ。韓国にとってみれば、台湾問題は対岸の火事ではない。ところが中国は韓国の懸念など顧みず、「黙れ」という。韓国内でも野党「共に民主党」などは台湾問題を取り上げる政府を非難する方に回っているが、尹錫悦政権は中国に対して一切ひるまない姿勢で臨んでいる。 メディアもこれに歩調を合わせ、中国を強く非難するようになってきているのだ。同時に、中国の圧力を跳ね返したオーストラリアのケースを紹介しつつ、中国による経済面での威圧にも屈することなく、中国と経済的に決別する覚悟が必要だとの論陣すら張るようになってきている。韓国国民は自尊心が強く、韓国に対して圧力を行使する国に反発する傾向にある。かつてはそのベクトルが日

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