――『スーパーマリオブラザーズ』の発売から約38年経過していますが、なぜこのタイミングでの映画化になったのでしょうか? 宮本マリオがデビューしたころに、アメリカでミッキーマウスとマリオの人気調査があって、そのときにマリオのほうが人気という結果になったんですよね。それで「ミッキーマウスを抜きましたけど、どんなお気持ちですか?」ともてはやされたりしたのですが、「40~50年間、生き続けているミッキーマウスと新参者のマリオを比べることがおかしいです」という話をしたことがあって。でも、そのときにふとミッキーマウスはアニメーションといっしょに育ってきたので、マリオもデジタル技術といっしょに育っていこうかなと思ったんです。 それがすごくいいキッカケになって、「新しいハードが出たら(マリオのゲームを)1本作ろう」と。だから、これまでの歴史を振り返ってもらえるとわかると思いますが、同じハードではたくさん作

任天堂のモノづくりに対する考えやこだわりを、 開発者みずからの言葉でお伝えする 「開発者に訊きました」の第8回として、 1月20日(金)に発売となる 『ファイアーエムブレム エンゲージ』の 開発者のみなさんに話を訊いてみました。 今日の取材はインテリジェントシステムズ※1さんにも お越しいただきました。 鄭(てい)さん、樋口さん、まずは簡単に自己紹介をお願いできますか。 ※1株式会社インテリジェントシステムズ。「ファイアーエムブレム」シリーズや「ペーパーマリオ」シリーズなどの任天堂ソフトや、歴代ハード向けのソフトウェア開発支援ツールの開発をしている会社。本社は京都。通称「イズ」。

任天堂は7月14日、CGアニメーションスタジオであるダイナモピクチャーズ(東京都千代田区)を買収し、子会社化すると発表した。任天堂グループ内の映像コンテンツの企画・制作体制を強化することが目的という。株式取得は10月3日予定。同日から、ダイナモピクチャーズは「ニンテンドーピクチャーズ」に社名を変える。 ダイナモピクチャーズはCGアニメーションスタジオとして2011年に創業。これまで、任天堂のゲーム「ピクミン」シリーズの短編アニメ集「PIKMIN Short Movies」や、スタジオジブリの映画「アーヤと魔女」のCGアニメーション、米津玄師さんの楽曲「POP SONG」のミュージックビデオなどの制作を行ってきた。 関連記事 任天堂、Switchの“熱中症”に注意喚起 「5~35度の場所で使用して」 任天堂は、気温が高い場所でのゲーム機「NintendoSwitch」の使用に注意するよう呼

メガドラミニ&ゲームギアミクロが好評を得て制作決定するも半導体不足で危機が ――2019年発売のメガドライブミニはファンから非常に好評を得ました。 奥成ミニハードは過去にもありましたが、いまの流れは任天堂さんの“ニンテンドークラシックミニ”シリーズから始まったものだと思っています。 2016年に発売された“ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ”が最初に発表されたとき、「これはすごいものが出るぞ」と盛り上がって、発表翌日にはメガドライブミニの原型となる企画書を書いていました。そうして会社にアピールしていると、翌2017年にはもう“ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン”までも発売されまして。 任天堂さんがあれだけすばらしいハードを作ったのですから、メガドラミニの開発開始時には、「後発である我々はどうアプローチすべきだろうか」と企画を練り込み、さらに上を目指すところから始

「ゼノサーガ」の紆余曲折が「ゼノブレイド」を生んだ――不定期連載「原田が斬る!」,第7回はゼノシリーズ総監督の高橋哲哉氏にモノリスソフトの今を聞いた 編集部:touge ライター:井筒和幸 カメラマン:佐々木秀二 123→ 鉄拳シリーズのプロデューサー・原田勝弘氏による対談企画「原田が斬る!」の第7回をお届けする。 今回ゲストに迎えたのは,約20年前にプレイヤーから熱烈な支持を得た名作RPG「ゼノギアス」の生みの親であり,2017年12月に発売されたゼノブレイドシリーズ最新作であるNintendoSwitch向けタイトル「ゼノブレイド2」など,これまで数多くのRPGを手掛けてきたモノリスソフト取締役/CCO(ChiefCreative Officer)の高橋哲哉氏だ。 かたやRPG,かたや格闘ゲームと一見接点のないように思える高橋氏と原田氏だが,一時期は同じビルの同じフロアで働いていた

こんにちは、スワンです( 'ω')noteではしばらくご無沙汰してたのですが、今回激戦を極めた「UI Crunch #13 娯楽のUI」に奇跡的にnoteレポート枠で受かったので、花金に早々に仕事を切り上げてご機嫌でイベントに行ってきました。 噂によると倍率40倍近くだったそうで「全盛期の東京芸術大学の受験倍率かよ」って突っ込みたくなりました(笑)ありがたい機会をゲットしたとともにいけなかった方々にこの興奮を還元するべくゴリっとイベントレポートをまとめてみようと思います。 前がき私事ですが、ちょうどこの春で働く環境が変わり、株式会社メルペイでデザイナーとして働くことになりました。社会人になって初めての、自分を取り巻く「場所」や「人」が大きく変わる体験。そしたら、まだ働き始めて本当に間もないのだけど「場所が変わるとこんなにも入ってくる情報の種類が変わってくるんだな〜」という予想外の驚きが

[CEDEC 2017]「ゼルダの伝説BotW」の完璧なゲーム世界は,任天堂の開発スタイルが変わったからこそ生まれた ライター:西川善司 CEDEC 2017は,任天堂からの登壇者が例年に比べて非常に多い。数えてみると8件あった。「海外のカンファレンスでは登壇する一方,日本国内のカンファレンスにはあまり出てこない」という,これまでの傾向からは一転した新しい動向と言える。「ゲーム開発シーンにおける知見の共有」において,これまであまり積極的でなかった任天堂だが,意識を変えてきたのだろうか。 いずれにせよ,CEDEC 2017で任天堂は,「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」(NintendoSwitch / Wii U,以下,ゼルダの伝説BotW)関連セッションを4本も持った。今回はその中から,開発者でない一般のゲーマーにも分かりやすかったと思われる「『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ
![[CEDEC 2017]「ゼルダの伝説BotW」の完璧なゲーム世界は,任天堂の開発スタイルが変わったからこそ生まれた](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2fbdae2067219298bdf1bab17908455341858dda17%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttps%253A%252F%252Fwww.4gamer.net%252Fgames%252F341%252FG034168%252F20170901120%252FTN%252F001.jpg&f=jpg&w=240)
「マジで!」「なんて粋なことをしてくれるんだ!」――6月27日朝、ネット上は騒然となった。任天堂が10月5日に発売する、手のひらサイズのスーパーファミコン型端末「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」(ミニスーファミ)に、とある“幻の作品”が収録されることが明らかになったからだ。 そのタイトルは「スターフォックス 2」。1993年発売の3Dシューティングゲーム「スターフォックス」の続編だ。「ロボットにモーフィング(変形)して走る」「360度、自由に飛び回る」などのギミックを盛り込み「いろんな実験をした」(同社)という意欲作だったが、完成を間近にしてスーパーファミコンの後継機「NINTENDO64」と発売時期が重なったため、発売中止となった。 そんな幻の作品が20年以上の歳月を経て復活する。ネットでは「ここにきて復活かよ!」などと歓喜の声が上がり、27日午前には「スターフォックス

さて、今回そんな新作を含む「ゼルダ」シリーズを聞くのは、『時のオカリナ』以降のシリーズに大きく関わり、その“生みの親”とも言える宮本茂氏から引き継ぐ形で、近作のプロデューサーを務めてきた青沼英二氏だ。一方、その対談相手を務めるのは、やはり「ドラクエ」シリーズを堀井雄二氏から引き継ぐ形で担い、『VIII』以降の作品でディレクターを務め、現在はスマホゲーム『予言者育成学園 Fortune Tellers Academy』を手がけるスクウェア・エニックスの藤澤仁氏。氏は一人のクリエイターとして、かねてより青沼氏に会って尋ねてみたかったことがあるという。 宮本茂と堀井雄二、ゼルダとドラクエ。ゲーム史の偉大な「天才」から人気シリーズを継承した二人が、互いに交わし合った言葉とは――。雪の降りしきる京都で新作の興奮冷めやらぬ中、対談はシリーズを受け継ぐものの苦悩に始まり、任天堂の物作りの「神髄」が垣間見

米ニューヨーク連邦地方裁判所は、元ソニーの技術者・富田誠次郎氏がニンテンドー3DSの裸眼立体視技術が自身の特許を侵害していると提訴していた問題で、任天堂に3DSの卸売価格の1.82%のロイヤリティを支払うよう12月11日に命じたとのこと。 富田氏の率いるTomitaTechnologies International Ltd.は2011年に任天堂を提訴。2013年2月には侵害があったことが認められ、3020万ドルの支払いが命じられていました。今回、卸売価格の1.82%というロイヤリティ方式とされたのは、3DSの価格値下げなどで価格が低下した際に、一定額だと特許の貢献度が不当に高く評価されてしまうことを防ぐためだとしています。 また、地裁は24万1231ドルを裁判費用として支払うよう任天堂に命じています。 《土本学》

8月14日、米ニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所は、任天堂が携帯ゲーム機3DSにおいて元ソニー従業員の特許を侵害したとして3020万ドルの損害賠償を支払うよう求めた今年3月の陪審評決について、賠償額を半減する判決を下した。写真は昨年1月、都内で撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai) [ニューヨーク 14日 ロイター] - 米ニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所のジェド・ラコフ判事は14日、任天堂<7974.T>が携帯ゲーム機3DSにおいて元ソニー従業員の特許を侵害したとして3020万ドルの損害賠償を支払うよう求めた今年3月の陪審評決について、賠償額を1510万ドルに半減する判決を下した。
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