「このオジサン、一体誰?」――。と思わず突っ込みたくなるカプセルトイがある。 商品名は「赤の他人の証明写真」(300円)。離婚式のプロデュースやアイデア商品などを手掛けている「たきびファクトリー」(東京都新宿区)が2023年に発売すると、あっという間に話題になり、1カ月で2000個ほど売れた。 「ふむふむ、そこそこ売れたのは分かったけれど、その後はどうなったの? 街中でカプセルトイのマシーンはよく目にするようになったけれど、競争は厳しそうだから、売り上げを伸ばすのは大変なのでは?」などと思われたかもしれない。 日本のカプセルトイ市場は、2024年度の規模が約1410億円で、わずか4年で約3倍に成長している。しかし競争は激しく、生き残るのは容易ではない。多くの企業が新しいアイテムを投入しているものの、人気商品になれるのはごくわずかである。 「月に1万個売れればヒット」と言われる中、証明写真シ

高畑鍬名『Tシャツの日本史』(中央公論新社) 今から20年前、2ちゃんねるから生まれた『電車男』の主人公は、Tシャツをズボンに入れたことで笑われた。ところが2025年の街中で目にするのはその逆の風景だ。Tシャツのタックインはオタク的イメージから解き放たれ、いつの間にかオシャレな着こなしとして一般化。むしろタックアウトのほうが「だらしない」と揶揄される場面さえある。 果たしてどこで価値観が逆転してしまったのかーー。8月21日に刊行された高畑鍬名氏による『Tシャツの日本史』(中央公論新社)は、ファッション史の中では主役になりにくかったTシャツに着目した一冊。各時代の映像作品・漫画作品でのTシャツ登場シーンを引用し、若者たちの間での「裾」の扱いの変遷を振り返っている。本書の序文で著者は、日本においてTシャツと若者の関係は独特であり、「裾が、とんでもない同調圧力を発生させる」と語る。若者たちは周

この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【5月5日 AFP】台湾の公園で見かけるゾウの形をしたすべり台。年配の台湾人ならば、昔はどこにでもあったと言って懐かしがるだろう。 人造大理石やコンクリートでできているゾウのすべり台は、1960~70年代には各地の学校に置かれ「ゾウじいさん」と呼ばれて親しまれてきた。しかし、公園安全規制が強化されて以来、その数は減っている。 「私たちの世代にとって、ゾウのすべり台は一緒に育った友達のようなもの」と語るのは、作家の尤秋玲氏(58)だ。 自分と同じ世代は皆、懐かしがるだろうと考えた余氏は、2010年から台湾各地の学校を訪れ、残っているゾウのすべり台の写真や関連する話を記録し、フェイスブックで共有し始めた。「ゾウのすべり台は、世代を超えて台湾人が共感する

ピストン赤沢さん、TACOピーの言った言わないの関税で迅速に仕事して新しいあだ名“アディーレ赤沢”が増える

「今の給食こんな豪華じゃない」 物議をかもしたのは、政府広報公式Xが4月17日に投稿したポスト。明治から令和にかけての学校給食の変遷を写真で伝える内容でした。 明治・大正時代は料理が2〜3品だったのが、昭和以降は品数やバリエーションが増えていくようすがわかる投稿。「平成・令和」のものとして紹介された給食は、全部で6品のメニューが写っていました。 しかし、Xユーザーからは「今の給食こんな豪華じゃない」「これを現代の給食と紹介するのは無理ある」「こんな給食最近は出てないよ」「現場を知らなすぎる」と違和感を覚える声が続出。実際に近年提供されているとする学校給食の写真をアップし、政府広報の写真と比較する投稿も相次ぎました。 この写真は2020年(令和2年)に農林水産省の広報誌「aff(あふ)」に掲載された、日本の給食の歴史についての特集を、政府広報が引用する形で掲載したものでした。 広報誌を管理す

いまZ世代(雑に言うと「若いコ」の意)において、「平成ギャル」や「ルーズソックス」が大流行している模様。 あらまぁ、これだからZ世代ってやつは!だが、そういえば、我が愛犬もも(柴犬・♀)も約7歳だし、事実上Z世代だと言える。 となると、ももも柴犬なりに、平成ギャルになるべきなので今回は、犬業界初の「柴ギャル」を爆誕させてみたいと思うわよッ! 多摩在住のイラストライター。諸メディアにおいて、フマジメなイラストや文章を描くことを専門としながらも、昼は某出版社でマジメな雑誌の編集長をしたりするなど、波乱の人生を送った後に、新たなるありのままの世界へ。そんなデイリーポータルZでのありのままの業務内容はコチラを!(動画インタビュー) 前の記事:尿酸値を4か月でどれだけ減らせるか!? > 個人サイト ヨシダプロホムーページ ってことで先日、今年のZ世代のトレンドが発表されたのだが、なんと「平成ギャル」

「志村けんが死んだ」が広まった理由 窮地に立たされても、役者は「一切興味ない」 子ども世代、孫世代に寛容だった志村 今年3月29日、日本を代表するコメディアン・志村けん(享年70)が新型コロナウイルスによる肺炎で急逝した。ザ・ドリフターズに途中加入し、『8時だョ!全員集合』の主力メンバーとして活躍。その後も「だいじょうぶだぁ」「アイーン」「だっふんだ!!」など数々のギャグを生み出し、名実ともにお笑い界の頂点を極めた。しかし、そんな志村にも3年半におよぶ低迷期があった。笑いにこだわり続けた志村が軟化し、バラエティー番組とコントの両輪で返り咲いた軌跡をたどる。(ライター・鈴木旭) 冠番組『だいじょうぶだぁ』で頂点を極める 志村けんと言えば、1974年4月にザ・ドリフターズの正式メンバーとなって以降、『8時だョ!全員集合』(TBS系)の第二期黄金時代を支えたエースとして知られている。 同番組が終

ソニーの“サイバーショット”「DSC-RX100M5」。内蔵ストロボとEVF(ファインダー)をポップアップした状態。このサイズで2つのポップアップユニットを内蔵しているのは立派 ソニーの「RX100シリーズ」がまた進化した。今度は超高速AFと超高速連写である。いやもうほんとに速かった。「DSC-RX100M5」である。 M5はMark 5なので5代目。 高画質でコンパクトなハイエンドコンデジとして定番の座を射止めたRX100は年々進化を遂げ、2012年の初代RX100から毎年上位機種を発表。今でも初代からM5までの全RX100が現行モデルという、かなり希有な存在だ。 ほんとに速かったM5 RX100がスゴいのは、1型センサーという他より大きなセンサーを搭載したハイエンド機として登場しながら、ボディがすごくコンパクトでシンプルなデザインだったこと。 大型センサーを積んだハイエンド機といえば、

校門を出ると「パンツが見えそうなほど短くする」女子高生のスカートは終焉を迎えたのか? 一部メディアによると、その過激さはピークを過ぎ、「東京・渋谷では数センチ長めに、清楚にキメるのが主流」なのだそうだ。背景には、2007年のベストセラー『女性の品格』も影響しているというのだが……。ホントなの? “お嬢さまっぽい”のがはやり? 最新トレンドとして、新聞やネット記事では「女子高生の制服スカート丈がこの数年で数センチ長くなった」と伝えている。校門を出ると「下着が見えそうなほど短くする」のがピークを過ぎ、東京・渋谷でも「清楚にキメるのが主流」なのだそうだ。 記事では、きっかけの一つに2007年のベストセラー『女性の品格』(坂東眞理子著)を挙げている。OLを中心に広まった“お嬢さまファッション”が2008年には女子高生にも波及したという。10代向け雑誌では「セレブ女子高生」のキャッチフレーズで「“品

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