なんだか、ガナルカナル島の戦いのような気がしてきた。 今週は重症コロナ肺炎が続き、これまでと明らかに違う。 僕はそろそろ限界。崩壊寸前になれば撤退するしかない。 正直、なんでこんなに感染者が多いのかサッパリわからない。 陽性者数だけでなく基礎疾患の無い若年層の重症化が不気味。 もちろん、全員、入院できない。 コロナも非コロナも受け入れ病院がなく医療崩壊している。 自宅療養かドライブスルー診療で僕らが治すしかない。 でも、毎日、人の命を助けている、という実感がある。 ドライブスルー診療をやっていると、裏の駐車場(20台)が 知らない間に「コロナ病棟」のようになっているような気がする。 一台の車がひとつの感染症病室である。 会話は車の外に出て、外気の中でする。 気が付いたら、自宅が「コロナ病室」に。 気が付いたら、駐車場が「コロナ病棟」に。 気が付いたら、我が街が「コロナ病院」に。 それにして

新入社員に「社会人なら日経新聞を読め」と説教するおっさんは多い。が、これは「紙面の主張をコピペできるようになれ」という意味ではない。新聞は資格試験の教科書ではないし、丸暗記なんて無意味だ。私たちは観測と検証にもとづいて思考するべきで、誰かの主張を鵜呑みにしてはいけない。 「日本は輸出の国」 「円高は悪、円安が日本を救う」 ……などの「世間の常識」にも、いちどは疑いの目を向けてみたい。 ◆ 日経新聞が吠えている。 11年度、3年ぶり貿易赤字 過去最大の4.4兆円に http://s.nikkei.com/JcEv8w 「赤字」という言葉を聞くとドキリとするけれど、貿易赤字とは「輸入品のほうが輸出品よりも多かったですよ」という意味でしかない。円高により日本人の購買力が上昇しているのだから、輸入の割合が増えるのは当然だ。燃料や素材を円高のうちに買い貯めておこうとする企業も多いはずだ。貿易収支は、

「若者の新聞ばなれ」みたいなことが言われています. ここでその要因とされていることは,以下のようなものです. 1. ニュースはネットやケータイで見る 2. 定期購読は高い 3. たまると捨てるのが面倒 4. 親父の世代のもの 5. 難しそう 6. どの新聞も同じに見える 7. 読むのに時間がかかる 8. 持ち歩くのにかさばる 9.仕事に役立つかどうか分からない 第61回:若者に見捨てられた新聞に未来はないのか?:日経ビジネスオンライン なんか,もっと根本的な要因があるんじゃないのかなとおもいました.昔から新聞は若年層に読まれていなかったんじゃないかとおもいました. 日本ではここ数十年で「世帯」の形態が変化してきました.いまはいわゆる「核家族化」が進行した(成熟した)社会で,1世帯あたりの人数が少ない社会です.1世帯あたりの新聞の読者数が減少するので,回読人数が減少します. 統計局ホームペ

毎日上層部と会って話した 7月20日に毎日新聞が低俗記事についての検証紙面を掲載したが、その直前に私は同社の上層部の人と話す機会があった。このとき私は、次のように話した。 ――マスメディアとインターネットの対立は、団塊の世代をはじめとする中高年と、30代のロストジェネレーション世代を中心とした若者層の世代間対立という背景事情を持っている。この対立はブログ論壇がネットの空間の中に現れてきた2004年ごろからくすぶりはじめて、2005年には郵政解散でこの対立が顕在化し、小泉元首相批判を繰り返したマスメディアに対しネット世論は小泉指示に回った。小泉圧勝という結果は「マスメディアよりもネット世論の方が正しかった」という初めての勝利体験をネットの世界にもたらしたが、しかしその後はこうした対立が鮮明になるような状況は生まれてきていなかった。これがある種の焦燥感となって「ブログの世論はリアルに何の影響も

電凸が引き起こしたすさまじい破壊力 毎日新聞の英語版サイト「毎日デイリーニューズ」が女性蔑視の低俗記事を長年にわたって配信し続けていた問題について、この一か月の間、毎日新聞社内外のさまざまな人と会った。 その結果わかってきたのは、この事件が毎日のみならず新聞業界全体に与えたインパクトた影響は皆さんが想像しているのよりもずっと大きく、その破壊力はすさまじい状況を引き起こしているということだ。これはインターネットとマスメディアの関係性を根底からひっくり返す、メルクマールとなる事件かもしれない。 何が起きているのかをざっと説明しておこう。まず最初は、ウェブサイトへの広告から始まった。ご存じのように毎日のニュースサイトである「毎日jp」の広告は、7月中旬から一時全面ストップした(現在は復活している)。毎日に広告を配信するアドネットワークを運営しているヤフーが、広告供給を停止したからだ。名前は公開で

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