ロシアから撤退したコーヒーチェーン「スタバ」そっくりの店がモスクワでは賑わいを見せています。 「近い将来、世界4大経済大国の1つになると期待できるし、断言することすらできる」 大統領選挙で当選が確実視されるプーチン大統領は演説でこう語り、自国経済の強さに自信を深めています。ロシアの2023年の実質のGDP=国内総生産は前年比で3.6%増加しました。欧米各国の経済制裁にもかかわらず、なぜロシア経済は壊れないどころか、高い経済成長を実現しているのか。世界各地で取材を重ね、謎に迫ります。 (ロシア経済取材班) スタバそっくりのコーヒー店が活況 モスクワのスターズコーヒー モスクワ中心部にあるコーヒー店。撤退したアメリカの大手コーヒーチェーン、スターバックスをプーチン大統領を支持する歌手らが、およそ5億ルーブル、当時の為替レートでおよそ12億円で買収しました。名前はスターズコーヒー、ロゴもスタバ

ロシアの国営テレビが映し出す「現実」が、いかに現実と違うか。日本時間3月2日午前2時の画面が、その典型例だった。BBCワールドニュースは、ウクライナの首都キーウ(キエフ)でロシア軍がテレビ塔を砲撃したという速報で始まった。同じ時にロシアのテレビは、ウクライナの都市を攻撃しているのはウクライナだと伝えていた。 では、ロシアの人たちは、この戦争について何をテレビで見ているのだろう。電波を通してどのようなメッセージを聞いているのか。以下は、3月1日にロシアで主なチャンネルをザッピングしていた人が、目にしただろう内容の一部だ。主なチャンネルはロシアの場合、政府と、政府に協力する企業がコントロールしている。

いよいよドイツのアンゲラ・メルケル首相の時代が終わろうとしている。2021年9月の議会選挙で次の首相が決まるであろう。しかし、いま出ているキリスト教民主同盟、緑の党、社会民主党のどの候補が新しい首相になろうとも、コロナ禍と大規模災害復旧の最中、かなり難しいかじ取りになるのは間違いない。 メルケルやフランスのオランド、サルコジ、フィヨン、ド・ヴィルパン、イギリスのブレアといった、筆者とほぼ同世代の政治家が去るのは寂しい気がする。まだロシアのプーチンが残ってはいるが。しかし、この世代が世界の政治において、是非はあろうが、大きく貢献したことは確かである。 欧州で極右・極左は左右統合が生み出した この世代には1つの特徴がある。それは、それ以前の世代と違って、右派や左派といった言葉に対する抵抗感がそれほどないということである。だから左派政党あるいは右派政党に属していても、その間の中道というものを目指

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