「きらら4コマ」と呼ばれる漫画ジャンルは、「漫画」や「4コマ漫画」とは明らかに違ったメソッドで描かれているにも関わらず、そのハウトゥーに成り得る資料はインターネット含めどこにも殆ど転がっていません漫画創作にハウトゥーやチュートリアルが必要なのかはさておいても、とっかかりになる資料めいたものが欲しいと思ったので書きます この記事は「まんがタイムきららMAX」にて、「ぬるめた」という日常系ギャグ・コメディ4コマを連載中(現在6年目)の自分の現在の視点から書いています 明日には考え方が変わっているかもしれない 別に自分の描き方が基礎的で応用が効きやすいとか微塵も思ってないけどこういうのは極端な例でもないよりあったほうがいい 自分は連載初期に何をどうしたらいいのかわからず、とにかくコマをセリフで埋め尽くしたり、キャラを大爆笑させてみたり、オチをぶん投げてみたり、などと様々に藻掻き、諸々考えた末に

東方はジャンルとして若返りを果たしている――そんな噂を時折耳にするようになった。曰く、現在の東方人気投票では、票の過半数が10代から投じられているらしい。 博麗神社例大祭に行こうものならあちらこちらに小中学生、親御さん連れの幼児までいて、迷子放送も流れるのだという。 迷子なのはこっちの認識である。東方って、今そうなの??????? いや、もちろん現在も東方が大人気ジャンルなのはわかっている。新作も定期的に出て続けている、押しも押されぬ日本の一大コンテンツだろう。 しかし、ソシャゲの隆盛からVtuberの台頭までさまざまなムーブメントがオタクジャンルを駆け抜けた中で、さすがの東方もいま現在、かつてのような圧倒的なフロントランナーではないはず。 現在30代のわたしにとって、自分が10代のころハマっていたコンテンツであり、いまはほかにも非常に勢いのあるジャンルがいくつも並ぶという状況の中で、「東

Apple純正モデムが始動 「C1」のルーツを探る:この10年で起こったこと、次の10年で起こること(91)(1/3 ページ) 現在多くの電子機器にとって最も重要なコンポーネントが無線通信チップ(およびチップセット)だ。SNSもWeb閲覧も通信チップがないと何もできない。車載機器でも本体にデータを持たず通信で地図や音楽を扱うものが増えている。とりわけスマートフォンは多くの無線通信によって構成されている。Wi-Fi、Bluetooth、NFC(Near Field Communication)は生活上も必須のアイテムになって久しいし、広域データ通信として4G、5Gは社会インフラになっている。 そうした必須アイテムの1つである広域データ通信の端末側モデムは多くの会社がチップを提供しているわけではなく、一般販売されるものは数社に限られている。米Qualcomm、台湾MediaTek、中国UNIS

『ペルソナ』シリーズの設定資料集が最大50%オフに。『ペルソナ3』『ペルソナ4』のイラストが収録された副島成記氏のアートワークスは必見。『ペルソナ5』設定資料集、『ペルソナ3』ガイドブック、『ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト』の設定資料集もお得

「陰蜂ファンクラブ」がなければ3年でノーコンテニューは達成できなかった──本日は、よろしくお願いします。と、予想よりもかなりお若く見えるのですが、犀領さんはいまおいくつなんですか? 犀領さん: 今年で20歳になりました。 ── ええっ! そんなに若いんですか!? 犀領さん: いまは学生で高専に通っています。 ── いやぁ、驚きました。てっきり年配のシューターが12年の年月をかけてクリアーしたのかな、と勝手に想像していたので……。ということは、『怒首領蜂最大往生』(以下、『最大往生』)陰蜂ノーコンクリア達成時は10代だったのですか? 犀領さん: 16歳から挑戦を始めていました。そこから3年をかけて、19歳のときにノーコンクリアを達成することができました。 ── すごい! やっぱり若いと動体視力が強いのかもしれないですね。 犀領さん: (笑)。 ──犀領さんが陰蜂撃破を達成されたとき、リアル

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いまから25年前の1999年12月29日、セガ・エンタープライゼス(当時)から1本のソフトが発売された。『シェンムー 一章 横須賀』という名のゲームは、ジャンル“FREE”を称する自由度の高さで、作り込まれた日本の街を探索し物語を進めていく。 父の死の謎を追うという本筋がありながらも、街にはガチャガチャやゲームセンターなどの寄り道要素、『バーチャファイター』のバトルシステムを活かした戦闘も搭載されており、町の住民にはすべて異なる姓名と行動パターンが設定され、そのすべてがフルボイスでしゃべるなど、異常なまでの設定の練り込み、あまりに先進的なつくりが注目を浴びた。当然のことながら制作費は膨れ上がり、総製作費70億円という数字は当時“もっとも高額な製作費がかかったゲーム”とギネスブックにも登録された。 『シェンムー』とは何か。『シェンムー 一章 横須賀』がどのようなゲームだったか、どんな文脈を背
『シェンムー』が発売されて25周年だから『シェンムー』について語りたい。本稿の主旨は以上となる。『シェンムー』についてただ語る。 今日で『シェンムー』発売からめでたくも四半世紀が経って、『シェンムー』について詳しく知らない、まったく知らない若い読者も多いことだろうと思う。 また、ゲーム概要やストーリーについては現在でも検索すればある程度ヒットするけど、当時の空気感であるとかゲーム業界全体の流れみたいなものがあまり記録されていない気がする。この機会に、“『シェンムー』とは何か”ということについて語るのがいいだろうと思ったからだ。 書いているのは2018年に“2代目シェンムーリスペクトチャンピオン”なる名誉称号を手に入れたファミ通.com編集者の堅田ヒカル。発売当時は中学生でドリームキャストを手に入れたばかり。ハイグラフィックとインターネットの未来性に頭がクラクラするほどの衝撃を受けつつ遊ん
敵の膨大な弾が画面を覆いつくす。一目しただけで生き残れると思えない。だが、よく見るとぎりぎりで弾をすり抜られそうだ。ウソだろ? まさか生き残る道があるっていうのか? 弾幕シューティング(以下、弾幕STG)とは、そんな風に即死しか予感させない弾の嵐の中を生き延びることを魅力としたジャンルである。そんなジャンルを多くの人に広めた、ふたりの巨人がいる。 ひとりはIKDこと、池田恒基氏である。ケイブのクリエイターとして『怒首領蜂』や『ケツイ ~絆地獄たち~』など、数々の弾幕STGのクラシックを生み出し、このジャンルを定義したひとりだ。 もうひとりはZUN氏である。ご存じ『東方Project』(以下、東方)博麗神主であり「東方」の世界観を生み出したイメージは強い。だが彼の根底にあるのはハードなSTGゲーマーであり、『東方紅魔郷』などのSTGで同人シーンに強大な弾幕を張ってきた。 IKD氏とZUN氏─

メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 アニメ・特撮・ゲームなどのメディア芸術の世界における「音」の表現を切り拓いてきた先駆者にお話しをうかがうインタビューシリーズ。その第1回目にふさわしい人物として登場していただくのは、80年代から現在まで、一貫してアニメ・ゲームの音楽を専門に創造し続ける稀有な作曲家で、今年、デビュー40周年を迎えられた田中公平さん。その生い立ちから、アニメ・ゲームとの出会い、コンテンツビジネスとしての未来の姿までを、存分に語っていただいた。 田中公平氏 クラシックをきっかけに作曲家を目指す 田中

――アメリカでのゲーム制作はどのくらいの期間されていたのでしょうか? 吉田氏:2000年にアメリカへ行って、2008年にグローバルでゲーム制作の責任者になったので、アメリカのスタジオの責任者としては8年間ですね。その後、SCEAヴァイスプレジデントの時にSCEの社長をされていた平井さんから、私をグローバルのゲーム責任者にすると同時に「日本に戻ってきてくれ」とまた声がかかりました。 日本のハードのチームとゲーム制作チームと一緒になって、PS4とPS Vitaのプロジェクトに取り組んでほしいと言われました。そして、2008年に日本に戻りました。 PS3からの学びを活かし、PS4ではゲームを作りやすいハードにすることを目指してハード設計の人たちと仕事を始めるわけですけど、彼らはゲーム制作者の声を聞きたがっているということがわかりました。でもやっぱり新しいハードというのは守秘義務の塊みたいなものな

電撃オンラインゲームインタビュー【電撃独占】SIE吉田修平氏が2025年退職へ。“PlayStation”と共に生きた31年間を振り返るインタビュー前編【電撃独占】SIE吉田修平氏が2025年退職へ。“PlayStation”と共に生きた31年間を振り返るインタビュー前編文:ハチ 公開日時:2024年11月27日(水) 09:00 最終更新:2024年11月28日(木) 12:57 “PlayStation”制作の立ち上げからの初期メンバーであり生き証人である、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の吉田修平氏。 現在はインディーズ イニシアチブ代表として世界中のインディーゲーム、クリエイターの発掘とその訴求を行っているが、1993年の立ち上げのときからPlayStationに関わる、今や数少ないレジェンドだ。 これまでの経歴を見ても、PlayStationのゲーム制作のトッ

2024年は世界人口の半分以上が投票すると言われる「選挙イヤー」である。アフリカでも全54カ国のうち約3分の1にあたる19カ国で選挙が予定されている。近年アフリカ諸国では、過激派組織の台頭、クーデターの多発・再発、そしてマリなどの不安定地域から撤退した国連平和維持活動(PKO)や旧宗主国フランスに代わるロシアの進出などが顕著となっている。これらは民主制度の後退とも捉えられる。そうした状況のアフリカで、何が選挙の焦点となり、その結果はどのようなものが予測されるだろうか。そしてそれはアフリカの安定化と世界情勢にどのような影響を与えるだろうか。本稿では今年のアフリカでの選挙の動向と、地域紛争や国際政治との関わりを論ずる。 図1:2024年に選挙が予定されているアフリカ諸国 出典:Joseph Siegle and Candace Cook, “Africa’s 2024 Elections: C

さて、高速道路を通行するために欠かせないのがETCカードですが、このカードの利用をめぐって、最近、気になる「判決」が下されたことをご存じでしょうか。ETCカードの貸し借りをおこなった同居の兄弟と、そのカードで車を運転した知人の計3人が、いずれも「電子計算機使用詐欺罪」(刑法246条の2)で起訴され、有罪になったというのです。 【刑法246条の2】 前条に規定するもののほか、人の事務処理に使用する電子計算機に虚偽の情報若しくは不正な指令を与えて財産権の得喪若しくは変更に係る不実の電磁的記録を作り、又は財産権の得喪若しくは変更に係る虚偽の電磁的記録を人の事務処理の用に供して、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者は、十年以下の懲役に処する。 夫名義、親名義でも「アウト」になる この判決の話をすると、多くの人が、 「えっ、家族名義のETCカードの貸し借りは犯罪になるの?」 「うちの家

国民生活基礎調査によると、2022年の所得金額階級別世帯数の中央値は405万円で、10年前の432万円から6%以上減少している。一方で、個人の金融資産は2023年末で過去最高の約2141兆円。10年前の1644兆7310億円と比べると、30%も増加した。“お金持ち”は増え、格差は確実に広がっている。では、そんな“お金持ち”はどのように稼ぎ、どんな生活をしているのか。中小企業の経営者や高所得サラリーマン、仮想通貨の“億り人”など、さまざまな“お金持ち”に取材をすることでその実像が浮かび上がった。(文・写真:ジャーナリスト・小川匡則/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 東京都港区の高級住宅街にあるタワーマンションの一室。高層階から都心の景色が一望できる。 この部屋に住むのは都内で不動産仲介業を営む西村健一さん(41歳、仮名)だ。 西村さんは一人暮らしのため1LDKだが、家賃は約30

『イデオン』はエゴの死 ー 新潟国際アニメーション映画祭』で富野由悠季のインタビュー by Ludovic Joyet | Aug 2, 2024 | インタビュー | 0 comments 富野由悠季は、疑いなくアニメ史上最も有名で重要な監督の一人。『ガンダム』の生みの親であるだけでなく、ロボットアニメとSF全般に影響を与えた作品を残した、非常に多作なクリエイター。 このような伝説の人物に会う機会があったのは、第2回新潟国際アニメーション映画祭のときだった。富野監督はエネルギッシュで親切で、海外の人と自分の作品や映画への愛について喜んで語った。 聞き手: ジョワイエ・ルド、ワツキ・マテオ 協力: ワツキ・マテオ 編集協力: 前田久 Q:富野監督は物語と世界観を作るのが非常に上手だと思いますが、それなのにどうしてロボットものしか作り続けないのでしょうか? 富野: 他の仕事がなかったからです

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