ジャニーズJr.として活動していた歌手のカウアン・オカモトさんが、ジャニーズ事務所に所属当時ジャニー喜多川氏による性的被害を受けたことを日本外国特派員協会(FCCJ)で4月12日に記者会見した。これに対し「大手メディアはなぜ報じないのか」という批判が起きているが、新聞は13日朝刊で全国紙から地方紙まで幅広く報じており、テレビではNHKも遅ればせながら報じている。 ■新聞は全国紙とブロック紙を中心に報道 新聞・雑誌記事を横断検索できる「Gサーチ」を利用し、報道状況を確認した。キーワード「ジャニーズAND被害」「ジャニーズAND会見」で1週間分を検索したところ、全国紙・通信社では、共同通信、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、産経新聞。ブロック紙・地方紙では、北海道新聞、中日新聞、東奥日報(青森)、岩手日報、秋田魁新報、河北新報、神奈川新聞、静岡新聞、中国新聞、愛媛新聞、四国新聞、西日本新聞、熊本日

ジャニー喜多川氏は日本のポップカルチャー、日本のアイドル文化を作り上げた立役者だった。喜多川氏が創設した男性のみのタレント事務所「ジャニーズ事務所」は、人気男性アイドルグループを次々と世に送り出した。「チャート1位を獲得した歌手を最も多くプロデュースした人物」としてギネス世界記録にも認定された。「最も多くのナンバーワン・シングルをプロデュースした人物」、さらには「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」にも認定されている。 一方で、喜多川氏には性的搾取の疑惑が、常につきまとっていた。しかも、密室でささやかれただけではない。全国的な報道機関が取り上げ、その一部は民事裁判で認定された。それでも、喜多川氏は晩年まで国の宝とされた。2019年に87歳で亡くなった後も、今なお崇拝されている。

1995年刊『Quick Japan 第3号』は「いじめ紀行」というシリーズの第一弾として小山田圭吾氏へのインタビューをもとにした記事を掲載しました。この記事が、表現方法、記事の影響についての思慮そして配慮が足らないままに世に出たことにより被害者の方をはじめ多くの方を傷つけたことを深くお詫びします。 「いじめ紀行」は、取材者自身がいじめられた体験があることから、いじめられた側だけでなくいじめた側からも話をきくという趣旨で「いじめた側といじめられた側の対談」として当初発案されたものでした。この第一回で小山田圭吾氏は自身の体験として障がいを持つ方へのいじめを告白しています。 現在、この小山田圭吾氏の一連のいじめ体験についての告白が大きな批判を受けています。当時のスタッフに事実・経緯確認を行い、記事を再検討した結果、この記事が被害者の方を傷つけるだけでなく差別を助長する不適切なものであることは間
1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く