情報処理推進機構(IPA)は2022年3月30日、「サイバーセキュリティ経営ガイドライン Ver 2.0実践のためのプラクティス集 第3版」を発行した。IPAのWebサイトでダウンロードできる。 同プラクティス集は、2017年11月に経済産業省とIPAが発行した「サイバーセキュリティ経営ガイドライン Ver 2.0」(以下、経営ガイドライン)の「重要10項目」の実践に必要な事例を集めたもの。重要10項目を実践する際に参考となる考え方やヒント、実施手順、実践事例を記載している。 「セキュリティ担当者の悩み」に注目したアプローチも記載 第3版は「2020年度サイバーセキュリティ経営ガイドライン実践のためのプラクティスの在り方に関する調査」の結果を踏まえて改訂されている。特に第2章と第3章の内容を充実させており、IPAは「サイバー攻撃の対策強化にも役立つ」としている。 第2章には、経営ガイドライ

ここでは、手口および対処、被害にあわないための対策について解説します。 なお、以下に掲載するiPhoneの画面は、相談内容等をもとにIPAが再現したものであり、実際の手口の画面とは異なる場合があります。 (脚注1)本件に関するこれまでの相談件数 2016年:1件 2017年:0件 2018年:2件 2019年:0件 2020年:227件 2021年:79件(3月末時点) 1.手口の概要iPhoneのカレンダーに身に覚えのないイベントが入ってしまうパターンには以下の2通りがあります。 (1)アカウント追加型(悪者の仕掛けたワナにハマってしまうケース) (2)イベント・カレンダー共有型(悪者から一方的に送られるケース) (1)アカウント追加型(悪者の仕掛けたワナにハマってしまうケース)の手口(2020年8月追加内容) サイト(脚注2)に表示される画面の「照会」などをタップしてしまう(図4)

1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く