尤も、実際には環境や各種設定によって値は大幅に変わるものと考えられるため、この検証の数値はあくまで参考程度に考えてください。例えば、前回の記事で紹介した、Zabbix のディスク使用量についての公式ドキュメントの参考値から今回の環境のディスク使用量を概算してみると、環境2 は約 7.5 (GB)、環境3 は約 850 (MB) くらいと、今回の検証とはかなり違う値になります。 ■監視設定をしていなかった環境のディスク使用量増加について ところで、監視設定を行なっていなかった環境1でも徐々にディスク使用量が増えていました。これは Zabbix の初期設定で Zabbix サーバー自身の監視設定が入っていて、そのデータを保存しているからなのですが…実はこのデフォルトの監視設定、100 個近くのアイテムなどが設定されています。 しかし、追加でアイテムを 150個設定した 環境2 では毎日 50

こんにちは。サイオステクノロジー OSS サポート担当 山本 です。 唐突ですが、Zabbix を使っていて直面する問題は概ね 3種類に分けられるのではないか、と考えています。「思った通りに設定できない」「Zabbix を使っていたら disk full になってしまった!!」「その他諸々」。この3つです。 今回は Zabbix が要求するディスク容量について、考えてみます。 ■Zabbix の housekeeper とRDB 「Zabbix がどれだけディスク容量を要求するのか」について確認する前に、Zabbix の housekeeper 機能についてと、RDB のある性質を確認しておかなければなりません。 housekeeper は Zabbix のプロセスの一つで、デフォルトでは 1時間に 1度DB 上の保存期間の過ぎたデータを 5000レコードまで削除してくれます。この h

はじめに はじめまして。sewata100です。 Zabbix Advent Calendar 2015の13日目です。 言い訳がましいですが、記事書くの初めてでして至らない点多いですが、よろしくお願いします。 こんな経験ないですか?ないですよね。はい。 Zabbixサーバ構築 => 監視設定をどしどし入れる => ディスク使用量100% 最初に最大どのくらい監視設定入れられるのか考えろよ。。。 ということで考えてみましたがわかったことは私自身がいろいろ無知だということでした。 ただの苦労話的で参考になるかわかりませんが、続けます。 ゴール 設定されている監視設定において、ヒストリ、トレンドに格納されるデータが全日数分埋まるとどのくらいのディスク使用量となるのかわかる。 できれば監視対象ホスト単位で。 成果 非常にアバウトな結果しか得られなかった。別なアプローチでもディスク使用量を管理下に

諸君、私は運用が大好きだ! 監視が好きだ 監視設計が好きだ アラートが好きだ パトランプが好きだ データセンタの入館申請が好きだ Muninも好きだ Zabbixも大好きだ トラブルシュートが好きだ 報告書作成が好きだ データセンタで オフィスで 公園で 映画館のロビーで この地上で行われる ありとあらゆる運用が大好きだ ――とある運用担当者の手記より。作者は不明である。本稿は、Zabbix アドベントカレンダー 2015 の、12月9日分の投稿です。想定している読者は、Zabbix や運用・監視といったキーワードに興味をお持ちの方です。 ■ 概要(はじめに、運用があった) 先日、Zabbix Conference Japan 2015 で登壇の機会をいただきました。その発表内容の前半、「そもそも、わたしは何故 Zabbix を導入したのか」を、改めて文章として紹介したいと思っています。

Linux/OSS関連のエンジニアです。OSS監視ツールZabbixの日本支社、Zabbix Japanの代表も務めています。 Zabbixは重い!というツイートや情報があったりするのですが、海外ユーザーのサポート経験からZabbixのパフォーマンスは驚くほど良くなっていると思っていて、どこに違いがあるのか不思議に思っていたりします。 Zabbix社で大規模システムというと、監視対象が数千台規模以上、1秒あたりの監視項目数(Zabbixのダッシュボードやレポートメニューから見れる値、以降nvpsと書きます)が1000を超えるくらいからです。本社ではこのnvpsの値が1万に到達しようとしているユーザーをサポートしています。海外のZabbixサポートユーザーはボトルネックになっている点についてZabbix本体に修正要望を出し、Zabbix本体のパフォーマンスを上げつつ監視規模を拡大していって
October 17, 2013 千里眼、どんなメリットがあるのか見えないとのことなので もう少し詳細に書きます。 demo:http://un.kenjiskywalker.org/senrigan/ 動きます。 screen shot こんな感じのZabbixのグラフを取得してきて一覧で表示してくれるものです。 何のために? グラフの一覧を表示するためなら、Zabbixのスクリーンを利用するのが良いですね。 しかし、スクリーンが案件毎やグループ毎に分かれていた場合、 横断的にCPU使用率を確認しようとすると、全てのスクリーンへ アクセスしなければならない。世に云うZabbix画面右上プルダウン地獄です。 案件担当者であれば、特定のスクリーンだけ見ておけば問題ないかもしれませんが システム全域に目を通さなければならない運用者にとって このZabbixプルダウン地獄はそこそこストレスになり
オープンソースカンファレンス2013 Tokyo/Spring オープンソースカンファレンスに行って来ました。openSUSELinuxの展示ブースの手伝いを主に行ったのですが、主要なブースは回りました。主な関心事はHadoopクラスタのZabbixでの監視。 Hadoopについて Hadoopを扱っているブースは沢山ありましたが、ヒューレッド・パッカード(日本HP)のブースで一番詳細な情報と資料をもらえました。Hadoop HBaseの、 性能検証 性能劣化対策 バッチ処理高速化方法Map/Reduce検証 Flume検証データ分析検証 Bigdata分析 などに関する30ページほどの紙の資料です(二部構成)。 また、HPはZabbixによるHadoopの監視テンプレートを作っていました。 Zabbixについて Zabbix日本法人、Zabbixユーザー会のブースで詳しく聞いて来ま

モヒカン族とカジュアルに。 @studio3104と@nakashii_さん主催の Monitoring Casual Talk #2で発表してきた。 てか、全員発表タイプ。 会場につくとそこにはステキな張り紙がお出迎え。 帰り際にこの紙をいただいたので、会社のモニタの裏に張ろうと思う。 自分の発表資料はこちら。 資料はどうでもよくて、議論がメイン。 疑問をぶつけて、自分はこうしていて、 で、みなさんはどうしていますか?ってのをお話した感じ。 資料からは、全く伝わらないのは仕様です。 リリース後の監視項目について話をするのが目的。 設定を元に会場のみなさんにやさしくつっこんで頂き大変勉強になった。 議論に臨場感が出て思ったより話が盛り上がってよかった。 以下、つっこみ。思い出しながらまとめ。 ■SSL証明書のチェック間隔の話 ・15日前にアラートとかだと、けっこうばたばたしないか? ・もっ

dorakenのFreeBSDサーバ管理日記 »BlogArchive » ZABBIXでサーバ管理・監視(Server編) 7 月 28, 2008 10:50pm doraken FreeBSD,mysql, zabbix サーバ管理を行っていると色々と問題が発生します。最近はCPUも十分に高速になり、メモリーも安く・品質のよいものが簡単に手に入り容量もちょっと前では考えられない容量が簡単に手に入ります。ちなみにこのブログサービスを行っているFreeBSDサーバのメモリー容量は4GBあります。本当は8GB搭載して色々と楽しむ予定でしたが所詮は個人用途、zabbixで性能監視を行うと4GBでも余裕がありすぎて。自己満足以外の用途が思いつかなかったので我慢しています。 と言うわけでzabbixのインストールを行っていきましょう。ちなみにzabbixをインストールする前にmysqlと
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