ドイツのボードゲーム雑誌『SPIEL DOCH!』の2021年冬号に、日本のボードゲームシーンの特集記事が掲載されました。 この文章は、その記事が編成されるにあたって、上杉がドイツの記者から受けたインタビューの質問と回答を日本語に訳したものです。本文では、日本のボードゲームシーンの現況と展望についての自分の考えを記載しています。海外の記者に伝えるために、日本の状況を単純化している部分があります。また一部、日本のボードゲームシーンではなく、上杉個人に関する質問と回答が含まれています。ご了承ください。 1.日本の生活環境(多くの仕事・少ない休暇・住居の状況・家族の構成)は、人々のレジャー活動にどのような影響を与えているのでしょうか。日本ではどのようなレジャーが一般的でしょうか。 また、技術水準の高い近代国家である日本において、ボードゲームやカードゲームは、特にビデオゲームやスマートフォンゲ

82年に発売されたスティーブ・ジャクソン・ゲームズ社の「イルミナティ」は、そもそもが陰謀論への風刺であり皮肉だった。 やがてそれ自体が「予言」という都市伝説、もとい「陰謀論」に転用されるまでの流れを振り返る。本記事の剽窃、動画等への転載を固く禁じます。最大限配慮しましたが、それでもなおこの記事の内容に間違いがあった場合、誤った情報がさらにインターネット上に拡散してしまうためです。すいませんが僕はそこまで責任とれないので、必ず一次ソースを参照してください。 こんにちは!今回はイルミナティカードについて調べてみたいと思います! 911テロや震災を予言していたと言われるイルミナティカードですが、なんだかとっても不気味ですよね!? はたしてその予言は本当なのか、そして気になる遊び方をSAPPORO POSSEが調べてみました!

「War-Gamers Advent Calendar 2019」に今年は参戦、というより乱入。お祝いムードとかガン無視して辛辣に行く。 日本の卓上ウォーゲーム界では世代の断絶が生じてしまっている——と、先月みっちりと論じたが、今回の話はその延長戦。世代の断絶が起きてしまった要因のひとつとして、この30年間でのメディア環境の激変について、先月以上にみっっっちりと論じる。 1980年代、ホビージャパンが発行していた卓上ウォーゲーム専門誌「タクテクス」は、基本的に全国どこの書店でも売られていて、値段も比較的廉価な800円で、立ち読みも可能だった。一方、現在では「コマンドマガジン」も「ゲームジャーナル」も書店で売られていることは少なく、値段も消費税込みで4000円に近く、袋に入っていて立ち読みしにくい。その上、書店の数そのものが30年前と比べて激減してしまっている。つまり、オフラインで卓上ウォー

ボードゲームが流行していることを示すひとつの指標として、ボードゲームカフェの数が挙げられることがある。最近は、「350店舗」といわれるのを目にすることが多いが、これはおそらく、ボドゲーマの登録数 に基づいているものと見られる(今日現在で346店)。 しかしこのリストを仔細に見ていくと、ボードゲームカフェ・バー、プレイスペース、ボードゲームのできる諸施設(宿泊施設、人狼ルーム、カラオケルームなど)が混在しており、しかもすでに閉店したものも少なくない。そのためこの数は正確さを欠き、盛っている感がある。 当サイトでは、ボードゲームカフェ/バー/プレイスペースリンク集 を定期的に人力更新している。当サイトで把握している情報のほかに、『ボードゲームカフェパス』(1~3)、『All Gamers』の「全国ゲームカフェ・ショップ一覧」も参照した。今回さらに、「ボードゲームカフェ/バー」と「プレイスペース

【ドロッセルマイヤーズ渡辺】ゲームの主人公は何者なのか ライター:渡辺範明 渡辺範明 / 遊びと創作ボードゲームの店「ドロッセルマイヤーズ」代表 ドロッセルマイヤーズ渡辺のゲームボーズTwitter:@Drosselmeyers_ スーパーマリオブラザーズゲームを遊んでいて,ふと「この主人公は何者なんだろう?」と思ったことはないだろうか。もちろん,マリオはヒゲの配管工でキノコ王国のピーチ姫の恋人で……と設定を説明することはできるが,そうではなく,彼はいったいプレイヤーにとってどういう存在なのか? という疑問だ。映画でも,アニメでも,小説でも,マンガでも,ほとんどの物語には主人公というものが存在する。主人公の定義はさまざまだが,ここでは「登場人物の中で観客がとくに感情移入するべく用意されたキャラクター」くらいの意味と考えよう。だけど,一つの物語に主人公が複数存在することもあるし,物語の

模範的工作員同志/赤野工作 @KgPravda 【パキスタンの低評価なゲーム】 パキスタン出身の女性クリエイターが作ったボードゲーム「Arranged」。見合い結婚が当然の制度となっているパキスタンで、村の世話焼き婆さんに無茶苦茶な態度を取り続けることで、見合い結婚の候補リストから外れてなんとか結婚せずに済んだら勝利というルール。 pic.twitter.com/AzbhoMuPt2 2019-03-01 12:01:18 模範的工作員同志/赤野工作 @KgPravda 村の世話焼きババアからクソみたいな男を押し付けられないよう、「ドラッグストアでコンドームを買ってるところを住人に見つかる」みたいなカードを互いに奪い合って、なんとかババアに愛想を尽かされるのが勝利の鍵です。 2019-03-01 12:04:20 模範的工作員同志/赤野工作 @KgPravda 低評価をつけられた理由はもち

円形オセロとも呼ばれる「ニップ」というゲームをご存知だろうか。ルール的にはオセロ/リバーシとほぼ変わりないのだけれど、盤に角がないため、ゲーム終盤になっても形成が読みにくい面白いボードゲームだ。 www.nakajim.net 自分は、ダイソーのリバーシを改造してニップを作ったりした。 ダイソーの100円リバーシを改造してニップに作り変えた。角がないから油断していると最後に外周ぐるっと返されて大逆転になったりする。楽しい。 pic.twitter.com/xnTgW6EtG9 — たぬきのたからばこ(カラバコ) (@hi_kmd) March 19, 2017 このゲーム、少なくともオセロよりも古い。オセロの生みの親とされる長谷川五郎氏もオセロに先行する「はさんだら取る」タイプのゲームの先行者として「源平碁,リバーシ,ニップなどの名がありました。」(「オセロの打ち方」長谷川五郎著)と、リバ

共同調査パートナー 各メディア・研究機関や大学・学術機関と共同企画調査を実施しています。 有益な情報を提供し、社会貢献を図ってまいります。 詳しくみる 調査結果について 最新のIT動向や消費行動についてのアンケート結果や、時事・トレンドの調査レポートを公開しています。データストアにて調査データを無料で提供してる調査結果もあります。NTTコム リサーチの調査結果を研究・レポート等にお役立てください。 自主調査NTTコム リサーチが独自で企画・実施したアンケート調査の調査レポートです。 出典を明記していただければ、自由にご活用いただけます。 「NTTコム リサーチ」調べ:出典「NTTコム リサーチ」 「gooリサーチ」調べ:出典「NTTコム リサーチ(旧gooリサーチ)」 共同調査 大学やメディア等と共同で企画・実施したアンケート調査結果です。 調査結果の転載等につきましては、事前にお問合せ

1990年代以降の僕が見たアナログゲーム事情。当時僕は千葉県の船橋市住まいでしたので、関東での出来事が中心となります。 昨年2017年末に連投したツイートを再編集しました。 1993年(?)、スーパーファミコン雑誌にTRPG記事やメールゲーム連載が掲載されて、同出版社から「テーブルトークRPGがよくわかる本」(安田均)が出版。僕をその世界に引き込むという事件があった。 1994年冬(?)、船橋のときわ書房にて初めてRPGのルールブックを買う。「真・女神転生RPG基本システム」。しかし、趣味の読書用でしかなかった。中学生の僕にはプレイ環境がなかったのである。 1994年4月、高校入学。なんと、RPG同好会なる会が存在し入部。ソードワールドや女神転生などで遊ぶ。結局部長まで務める。千葉県立国府台高校。 1995年頃、LOGOUT誌購読。表紙がいつも可愛い女の子のアニメ絵で、えらく買いにくかった

By boB Rudis コンピューターゲームが全盛のこの時代において、昔ながらのアナログなボードゲームへの支持が広がりを見せています。その多くは「ユーロゲーム」または「ドイツゲーム」と呼ばれるタイプのゲームで、アメリカでも愛好者が着実に増加しているとのこと。その背景には、アメリカ製ゲームとは全く異なる世界観やゲームの目的などの要素が隠されています。 Settlers of Catan and the Invasion of the German Board Games - The Atlantic https://www.theatlantic.com/business/archive/2018/01/german-board-games-catan/550826/?single_page=true 2010年代に入ったころから、アメリカでは昔ながらのボードゲームの売り上げが好調に転じて

図書館に来て、ボードゲームで遊ぼう――。そんな米国発の取り組みが、日本でもじわりと広がっている。老若男女が一緒に楽しめる場として図書館を開放し、ずらりと並ぶ本にも親しんでもらう狙いだ。 「もうオバケが来てる! サイコロで4が出たら逃げられるよ!」大阪府東大阪市の府立中央図書館2階の一室。近くの小学3年生、市原愛依(めい)さん(8)が遊んでいたのは、ダンスパーティーの会場に現れたオバケから逃げ回る「ミッドナイトパーティー」というゲームだ。 初めて遊ぶゲームだったが、職員からルールを教わり、すぐに理解できたという。「本を読むのは好きじゃないけど、ゲームがあるならまた来たい」。母の愛美さん(35)は「こんなイベントは初めて。本人も楽しくて仕方がない様子で、図書館を楽しむ良いきっかけになるかも」と話した。 「図書館でゲームを」。そう呼びかけた先駆けは、米国図書館協会だ。 同協会は2008年から毎

ボードゲームといえばドイツ、ということで出張でドイツに来たついでにまた写真を撮ってきました。ドイツのメジャーなデパート(Muller)の地下一階。 特殊なお店じゃなく、街中にフツーにあるデパートでこの品揃え。 この写真全部が一店舗のもので、この規模のお店が一つの町にいくつもあります。 どれだけ市場が大きいのか伺えます。 それだけ市場が大きいなら、ボードゲーム好きもいるだろうと、 「ボードゲームは好き?」 と何人かに訊いてみたところ、「あ~、お店にたくさんあるよね。オレはやらないけど」という反応。 う~ん、なんでだろう。 浸透する、ということ そこで「オレはやらないけど」という人に「ボードゲームは持ってる?」と聞くと、 「あれとあれは持ってる」と答えが返ってくる。 持ってないわけじゃない、らしい。 「じゃ、家にあるけど、あんまりやらないんだ」 「そうだね。週末に家で飲むときに引っ張り出すぐ

今回のゲームマーケットでは、イベント限定ではなく、後からでも買える作品が多くなったという印象をもった。これまで力を入れていたゲームストア・バネスト、ロール&ロールステーション、すごろくや、ボードウォークなどのほかに、イエローサブマリンが力を入れているのが大きい。売れ残っても、ショップに委託販売できる安心感で、多めに作るサークルも増えてきた。ものによっては、ゲームマーケット同時発売のところもある。 これによって参加者も、単価が下がる、ゲームマーケットに早朝から並んだり、ヤフオクで高値を出したりしなくても入手できるなどのメリットがあるが、その一方で、「どうせ買えるんだからここで買わなくてもよい」という認識が生まれ、当のゲームマーケットでは後回しされるという状況が生まれつつあるようだ。 サークルのほうでもすでに分かっていて、ゲームマーケット特別価格を設定したり、限定プロモカードを付けたりしている

人狼という、会話の中で嘘つきを探すゲームが最近流行りだしたりしてます。 株式会社人狼というのが出来たり、政治家が人狼するイベントがあったり、、、とかですね。 狼側は嘘をついて、村人側を騙そうとするゲームです。 村人はその嘘を見抜こうとするわけですね。 ただ、誰が狼かわからないので、嘘つきを見抜こうと、真剣にお互いを観察しあうゲームだったりします。 niconicoでも、公式人狼放送は一回やりました。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm17840615 自分でゲームをやるときは、ゲームをやってる楽しさがあるんですが、ゲーム実況放送や、人狼放送などの実況番組では、ゲームを見るだけなので、見てる側が何を楽しいと思ってみてるのか?というのをちゃんと理解する必要があります。 んで、人狼放送の面白さは、嘘をつく人を見られることなんですね。 世の中で、嘘で騙される人は数多く
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