「ファイル・フォルダ名を一括で変更する機能」とか、標準装備で良いじゃん! Microsoft謹製、Windowsの作業効率をアップさせる「PowerToys」というソフトの紹介・解説です。 記事のベースと画像はバージョンは0.27.1。執筆時現在は0.29.3が最新版ですが、内容はバグの修正と日本語化なので機能面の差異はなし。 PowerToysとは? PowerToysは、Microsoftがオープンソースで開発中のソフト。元々Windowsに搭載するつもりだったが搭載されなかった利便性向上機能を複数提供するもの。 元々Windows 95時代から名前が続いているソフト。Windows XPまで提供が続けられていました。Vista以降は提供されていませんでしたが、2019年5月にWindows 10向けにオープンソースとして提供を再開しています。 各機能の詳細 FancyZones(複数
ユーザーのPCに優れた機能を追加するツールを集めたMicrosoftのPowerToysは無料ですが、新しいツールがどんどん追加され続けるのなら、有料でも構わない気さえします。 今回新たにPowerToysに追加されたツールも、前回同様ワクワク感満載です。 Mouse Without Bordersこのツールを使うと、同じキーボードとマウスの組み合わせで最大4台のPCを操作できます。クリップボードのデータやファイルをその4台のPCで共有できます。 PeekmacOSからWindowsに乗り換えると、macOSのファイルプレビュー機能が使えなくなることを残念に思うかもしれません。 Macでは、任意のファイルを選択してスペースキーを押すとクイックプレビューになりますが、「Peek」はWindowsにも同じ機能を提供します。 PCで任意のファイルを選択し、「Ctrl + Space」を押すとプレ
MicrosoftはOpenAIと提携し、ChatGPTを初めとした各種AIツールの自社ソフトウェア/サービスへの組み込みを進めています。 今回、Windows 11/10用のオープンソースの生産性向上ツール「PowerToys」へ、ChatGPTのサポートを組み込むための作業が進められていることがわかりました。 ChatGPTのサポートは、キーボードランチャー「PowerToys Run」のプラグインとして行われ、PowerToys Runの検索ボックスに質問を直接入力することができるようになる見込みです。 ChatGPTプラグインはデフォルトでオフになっていて、ユーザーはこの機能を利用するためにPowerToys Runの設定を開き、手動でこの機能を有効にする必要があります。また、OpenAIのAPIキーを入手し設定する必要があります。 このプラグインの開発は、Windowsデバイス上
「PowerToys」という無料ツールをご存知でしょうか。Windowsをさらに使いやすくする十数個の機能をまとめた、Microsoftの公式ツールです。カユイところに手が届く数々の機能はいちど使うと手が放せなくなるほどで、どうしてこれがWindowsに最初から組み込まれていないのだろうと首をひねってしまうほどです。 そんな「PowerToys」は、今年9月に入って登場した最新版の「0.62.0」で、これまでなかった新機能がいくつか追加され、より充実したツールへと生まれ変わりました。 今回は最新の「0.62.0」で追加された機能も含め、筆者が「これは特に便利」と感じたPowerToysの便利機能を厳選して紹介します。ピンと来る機能があれば、ぜひこの機会にインストールして試してみてください。ダウンロードはMicrosoftストア、もしくはこちらから行えます。
21世紀に入ってから、マイクロソフトはオープンソースソフトウェア(以下、OSS)に関わりを始めている。以前は距離を置いていたが、最近ではWindowsに標準搭載されるアプリケーションにもオープンソースで開発されたものが含まれるようになった。たとえば、Windows 11なら、「電卓」や「ターミナル」がオープンソースのプロジェクトで開発されたものだ。 マイクロソフトのOSSは現在ではかなりの数になる。すべてではないが、主要なものはマイクロソフトのサイト(https://opensource.microsoft.com/)に記事があるほか、多くのOSSがGitHub(https://github.com/)にある。GitHubは2018年にマイクロソフトに買収された。 GitHubの各プロジェクトのページにRelasesページがある場合、実行可能なパッケージファイルを直接ダウンロードできる。確
10月16日にPowerToysの新たな安定版0.95.0がリリース 10月16日にPowerToysの安定版、Release v0.95.0が公開された。新機能は、日の出と日没などの時刻でダークモード、ライトモードの切り替えをする「Light Switch」のみ。 PowerToys v0.95.0の新機能であるLight Switch。ユーザー指定の時刻や日の出、日の入りに合わせて、ライトモードとダークモードを切り替える ただ、本連載では紹介していないv0.94.0で、ホットキーの衝突検出やホームページの整理といった機能の統合が進んで一体感が出てきた。今回は、PowerToysのRelease v0.94.0の機能を含めて、v0.95.0を解説する。 それぞれの変更点は、Microsoftのブログ記事にまとめてあるほか、GitHubにリリースノートがある。 ●PowerToys v0.
PCを使っていると「このウィンドウを常に一番上に表示した」「PCのスリープを一時的に無効化したい」「このショートカットキーを1キーで発動するようにしたい」と願望が浮かんできます。Microsoftの公式アプリ「PowerToys」を使えばPCを使う上で「あったらな便利な機能」を大量に使用可能になるとのことなので、実際にPowerToysをインストールしてどんな機能が使えるのか確かめてみました。 Microsoft PowerToys - Microsoft Store Applications https://apps.microsoft.com/store/detail/XP89DCGQ3K6VLD ・目次 ◆01:PowerToysのインストール手順 ◆02:任意のウィンドウを常に手前に表示する ◆03:PCのスリープを一時的に無効化 ◆04:画面情報の色情報を一発取得 ◆05:ウィン
Microsoftのオープンソース・プロジェクトの1つ「PowerToys」は、さまざまなツールを詰め込んだユーティリティだ。 現在のバージョンは0.78.0、公開は今年の1月31日である。昨年は、月1回ほどのペースでバージョンを上げてきた。前回紹介したのが昨年3月で、このときのバージョンは0.67.1だった(「「Windows Terminal」「PowerToys」「Winget」 Microsoft系OSSのアップデート情報」)。マイナーバージョンアップが11回あり、細かなものを除いてもモジュール(PowerToysの機能の単位)が9個追加されている。今回は、PowerToysの現状を報告したい。 これまでのPowerToysのバージョンアップと新機能 以下の表は、現在のPowerToysモジュールの一覧である。これは、設定ページにある大項目を抜き出したもので、いくつかのモジュールは
Windows には、ドメイン名と一致する IP アドレスを含むローカルの "Hosts" ファイルが含まれています。 このファイルは、IP ネットワーク上のホストを識別して見つけるためのマップとして機能します。 Web サイトにアクセスするたびに、コンピューターはホスト ファイルを最初にチェックして、接続先の IP アドレスを確認します。 情報が存在しない場合、インターネット サービス プロバイダー (ISP) は、サイトを読み込むリソースのドメイン ネーム サーバー (DNS) を調びます。 Hosts File Editor は、ホスト ファイルを編集する便利な方法を提供します。 これは、Web サイトを新しいホスティング プロバイダーまたはドメイン名に移行します。これには、24 ~ 48 時間のダウンタイムが発生する場合があります。 hosts ファイルを使用してドメインに関連付け
はじめに タイ行ってない期間が2ヶ月を超えて、そろそろ元気がなくなってきたノベルワークスのまとっち(@matoi_thai)です。 本記事では僕がWeb会議で使ってるツールと使いどころを紹介します。(ツールは有名過ぎてみんな知ってると思います) こんな人に見てほしい Web会議で画面共有しながらファシリテートする人 僕がWeb会議で使ってるツール ZoomItとPowerToysです。どちらもMicrosoftが開発・提供してるツールです。 ZoomItとは Microsoftのプレゼンテーション補助ツールです。 ※👇この記事で全ての機能が分かりやすく説明されてます。 僕が使ってるZoomItの機能 画面のズーム・ペン色変更・文字入力・タイマー表示とか色々できるんだけど、なんだかんだで、本当に必要な下記4つの機能に落ち着きました。むしろ、誤作動しないように、その他の機能はほとんど無効にし
PowerToysの最近の新機能には、複数アプリを指定位置に起動する「ワークスペース」や新規作成のカスタマイズがある PowerToysは、Microsoftが提供するWindowsのユーティリティパッケージで、オープンソースで開発されている。本連載でもすでに何回か紹介しており、前回の記事(「進化しているPowerToys LANで接続したマシンでキーボード/マウス共有機能などが追加」)では、昨年の1月リリースのv0.78.0を紹介している。現在の最新版は、昨年末に出たv0.87.1である。 あらためてそもそもPowerToysとは PowerToysは、Windows用の複数のユーティリティがまとめられている。元々のPowerToysは、Windowsに導入するほどではないものの、便利な機能をまとめたツールとして、Windows 95のときに登場した。その後Windows XP版が登場し
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