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このプロジェクトのルールは以下のようになっています。 作品の文字数は 4,000字以内とする。 95%を生成AI、残り5%を九段理江氏が執筆する。 ただし、その「%」の解釈については九段理江氏に委ねる。 生成AIは九段理江氏が使い慣れているものを使用する。 プロンプトは作品の一部として今後全文公開する。(文字数制限は無し) 今回、「影の雨」の執筆に際して、九段理江さんから生成AIに指示を出した「プロンプト」の全文がネットで公開されたので、九段さんのAIを利用した小説執筆手法を分析しました。 2.小説執筆に使用されたプロンプトの分析(その1)(1) プロンプトの特徴 “影の雨”を生むための〈物語的プロンプト・エンジニアリング〉1. 導入フェーズ 挨拶で始め、AI に〈九段理江〉という存在を認識させる。 作品歴や翻訳予定を AI が自発的に列挙するよう促す。 ↳ 狙い: AI が既に保持してい
芥川賞作家の九段理恵さんが「95%生成AIで書いた」という短編小説「影の雨」と、執筆に使ったというプロンプト全文が、博報堂が発行する雑誌「広告」のWebサイトで公開された。 九段さんは芥川賞作品「東京都同情塔」について受賞記念会見で「小説の5%をAIで書いた」と発言して話題になった。 今回、雑誌「広告」は九段さんに「95%をAIで書く」小説を依頼。九段さんはAIとともに「影の雨」を完成させた。作品は「広告」418号に掲載した後、Webでも公開。さらにプロンプト全文もWeb公開した。 公開されたプロンプトには、5日にわたる九段さんとAIとの対話が生々しくつづられ、“小説家の頭の中”を垣間見ることができる。プロンプトは、本人と編集部による加筆修正が一部加わっている。 九段さんは「『小説家 meets AI』の物語としてお楽しみいただけたらうれしいです」とコメント。AIの「CraiQ」は「これは
「文学を名乗らないでほしい」第169回の芥川賞に選ばれた『ハンチバック』撮影:横山耕太郎市川さんの贈呈式でのあいさつの全文(※適宜表現を替えた部分があり、一部、聞き取れなかった箇所があります) 私はしゃべると炎上するので、気をつけたいと思います。昨日も物議を醸していました。受賞会見で叩かれ、(注:NHKの番組)『バリバラ』に出ては叩かれ、まあ叩かれる叩かれる。 文学の普遍性を殺したとか、芥川賞を凌辱したとか、文学を名乗らないでほしい、とも言われました。 まあでも、昔、ナベツネ(注:渡辺恒雄・読売新聞グループ本社代表取締役主筆)は言ってました。悪名は無名に勝る。だからまあ、話題になるだけありがたいと思っております。 「復讐は虚しいとわかりました」 さて、読書バリアフリーを訴えております。そろそろできますか? 今日は出版界の皆様、勢ぞろいということで、新ためて環境整備をお願いしたいと思います。
芥川賞受賞作家の宇佐見りん氏(25)が25日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。自身が手がけた小説を原作とした実写映画について、意見を述べた。 宇佐見氏は、男性アイドルを推す女子高生が主人公の小説「推し、燃ゆ」で、第164回芥川賞を受賞した。今回挙げたのは、2019年に発売した小説「かか」だ。 宇佐見氏は「内容について時期的に明かせないのですが今度出る実写映画について、『作者にもご理解いただいた』=『作者が容認した』ではなく、『こういうことを母が大切な主人公は絶対にしない、この一文は守ってほしいと何度言ってもつきかえされ、もぎ取ったり奪われたりした結果に苦しみながら頷いた』であって」と投稿。 さらに「SNSで色々いうと最終的に自作の評価を落とすと、わかっているのですが、何度考えても、映画だけ見た人に自分の作品として認識されてしまうことは苦しいと感じポストしてます 私もなかなか確認がスムー
側弯症の女性が主人公の芥川賞受賞作「ハンチバック」。その作者で自身も側弯症である市川沙央さんに「ハンチバック」の作品に込めた思いなどを尋ねました。作品についての質問から、世間の障害者観についての質問まで、幅広くお答えいただきました。特に、障害者の権利やヘイト言説についての質問には、とても気持ちのこもった痛快な回答でした。 あれでも相手役だった「田中さん」 (c)撮影:深野未季(文藝春秋) ──様々な固有名詞や専門用語などが実名で登場していますが、そこに意図はおありでしょうか。 「医療用語、医療機器名に関してはリアリティとともに、日常感を示すためです。特別なものではないということですね。WEB小説用語もそうですね。いや、『ナーロッパ』とかは、単純に『ナーロッパ』というワードを純文学の文芸誌に載せたかった、WEB小説界からそのように殴り込みをかけたら面白いじゃんと思って書いていたかもしれません
諸隈元シュタイン @moroQma 山崎怜奈「友人が40~50代とかそれより上の人たちのSNS見ると、ちょっと悲しくなることがあるって言ってました」 金原ひとみ「なんか分かってないというか、馴染んでないという意味ですよね。そこで求められる振る舞いが分かってない感じが、デジタルネイティブでない世代にはある」 悲しませてすまん pic.x.com/hJ6RqsocCF 2025-05-19 18:26:53 諸隈元シュタイン @moroQma 文學界6月号の対談記事の一幕 金原先生の新作『YABUNONAKA』に、高校生が自分の親のXアカウントを見つけて「まじかよ」と唸るシーンがあり、20代の山崎さんも両親に確認、父のインスタ垢がただの閲覧用だと知って安心したそうです Twitter地獄を生き抜くために40代の俺も意識をアップデートしなければ pic.x.com/sPu3P1nVgZ 2025
第171回芥川賞 受賞作「サンショウウオの四十九日」 杏と瞬は双子。でも、周りからは一人の人間に見える。部分的に結合している他の結合双生児とは違い、ひとつの体を二人で完全に共有している。そのとき、心は、意識は、生命は、どちらのものになるのか――。杏は/瞬は、二人で暮らし、一人一人で考え続ける。 論文を書いているときに「降ってきた」 それ自体、純文学のような話だった。 「34歳か35歳、胃腸の医学論文を書いているときに、パッと場面が浮かんできたんです。偉いお坊さんが山中で木こりと出会い、あまりにも見事に木を切るので思わず見とれてしまう、というものでした。その場面が頭から離れず、文字にしてみると、どんどん物語が進んでいく。進んでいくから書くしかない。400枚くらいになってピタッと止まった。その前後にまた別の物語が浮かんできて、書き出す。それを繰り返すうちに、とうとう目の前に死にそうな患者さんが
試し読み 単行本 - 日本文学 「推しが燃えた。」「推しは命にかかわるからね」──芥川賞受賞&2021年本屋大賞ノミネート! 宇佐見りん『推し、燃ゆ』大量試し読み40ページ分無料公開! 宇佐見りん 2020.09.09 宇佐見りん『推し、燃ゆ』が、第164回芥川賞を受賞しました。 「推しは私の背骨」と言い、アイドル上野真幸を”解釈”することに心血を注ぐあかり。その推しが炎上し――。他の人ならなんなくこなせる「普通」ができず、推しを推すときだけ生きていることを感じられるあかりの生きづらさ、切実さは、「推し」がいる人いない人を問わず共感を呼び、またたくまに42万部を突破。世代を超えて読まれています。(2/18更新) また、本作は2021年本屋大賞にもノミネートされています。 多くの読者を驚愕させた冒頭を含む、大量40ページを試し読みとして公開します。 お求めは全国書店か、 各電子書籍サービスで
【連載30回記念】市川沙央さん凱旋! 芥川賞後の長すぎた2年。「自費出版するしかないと思い詰めたことも」 小説家になりたい人が、なった人に〈その後〉を聞いてみた。#30 市川沙央さん(写真提供:文藝春秋) 物語の出来でいえばライトノベル>芥川賞 初代・小説家になった人、市川沙央。この人なくしては連載が30回を迎えることはなかっただろう。筋疾患先天性ミオパチーを患い、書くほかなかった市川さんが小説家になるまでを真摯に語った第1回は、瞬く間に100万PVを超え、「小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。」を人気連載へと押し上げた。 「私の方こそ、この連載がなかったら現在の市川沙央はなかったと言って過言ではありません。私たち、ここまで心は一緒に走ってきましたよね! 第1回のサムネイルを見るたび『シャツドレスのボタン、上まで留めすぎ』と思うのですが(笑)」 (今回の取材も前回同様、あらかじめメ
第164回芥川賞と直木賞の選考会が東京で開かれ、芥川賞に宇佐見りんさんの「推し、燃ゆ」が選ばれました。 芥川賞の受賞が決まった宇佐見りんさん(21)は、神奈川県在住の大学2年生で、高校生の頃から小説の執筆を始め、大学では国文学を専攻しています。 おととし、母と娘の愛憎を描いた小説「かか」で文藝賞を受賞して大学1年で作家デビューし、翌年、この作品で三島由紀夫賞を史上最年少で受賞して話題となりました。 芥川賞は今回、デビュー作に続く2作目で初めて候補となり、受賞を決めました。 受賞作の「推し、燃ゆ」は、学校にも家庭にもなじめずに生きづらさを抱えながら、「推し」と呼んでいる男性アイドルを応援することを心の支えにしている女子高校生が主人公の物語です。 「推し」がファンを殴ったという炎上事件をきっかけに心の均衡が次第に崩れ、「推し」を失う痛みに直面してもがき続けるさまを、繊細な心理描写でつづっていま
第173回芥川賞と直木賞の選考会が16日に東京で開かれ、いずれも該当作はありませんでした。ともに該当作がなかったのは、1998年1月の第118回以来、6回目です。 第173回芥川賞と直木賞の選考会は、16日午後4時から東京で始まり、このうち4作品が候補となった芥川賞については、午後6時ごろ、該当作なしと発表されました。 芥川賞で該当作がなかったのは、2011年7月の第145回以来です。 該当作なしとなった理由について、選考委員の川上弘美さんは「候補となった4作のうち、1回目の投票でグレゴリー・ケズナジャットさんの『トラジェクトリー』と、日比野コレコさんの『たえまない光の足し算』の2作が、さらなる論議の対象になりました。2度目の投票でも、いずれも過半数には満たず、今回は残念なことに該当作なしとなりました」と説明しました。 そのうえで、「選考委員からは、芥川賞は何らかの新しい試み、新しい視点を
時事通信映像ニュース @jiji_images 記者会見で撮影に応じる(右から)芥川賞の安堂ホセさんと鈴木結生さん、直木賞の伊与原新さんです。 記事→jiji.com/jc/article?k=2… #芥川賞 #直木賞 pic.x.com/905XXPLk6W 2025-01-15 21:50:16 リンク 時事ドットコム 芥川賞に安堂さんと鈴木さん 直木賞は伊与原さん:時事ドットコム 第172回芥川・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が15日、東京・築地の新喜楽で開かれ、芥川賞は安堂ホセさん(30)の「DTOPIA(デートピア)」と鈴木結生さん(23)の「ゲーテはすべてを言った」に決まった。直木賞は伊与原新さん(52)の「藍を継ぐ海」が選ばれた。贈呈式は2月下旬に都内で行われ、正賞の時計と副賞100万円が贈られる。 1 user 14 産経ニュース @Sankei_news 日本語小説
九段理江さん=撮影・武藤奈緒美 第170回 芥川龍之介賞受賞作「東京都同情塔」 舞台は、ザハ・ハディドによる国立競技場が世論に翻弄されることなく完成した、もう一つの東京。犯罪者を同情されるべき人々=「ホモ・ミゼラビリス」として手厚く扱うべきという社会学論が一世を風靡し、まるでタワマンのような刑務所「シンパシータワートーキョー」が建てられることに。建築家・牧名沙羅は、それが本当に建てられるべきなのか、生成AIやナンパした美しい青年・拓人と言葉を交わしながら自身の考えを構築しようとするが――。 読むより先に書いていた 「私、よく人間ぽくないって言われるんですよ。小さい時から親にも、りえちゃんは人間じゃないからねって言われてました」 そう言って逆光のなか悠然と微笑む九段さんは、たしかにVRのようだ。 受賞歴も常人離れしている。2017年、18年と2年連続で文學界新人賞の最終候補に。2021年で見
芥川賞作家、「お金が無い」と吐露。借金も明かす「どんな末路なのかな? もう末路なのかな?」 小説家の柳美里さんは6月21日、自身のXを更新。深刻な近況を明かしています。一体何があったのでしょうか。(サムネイル画像出典:柳美里さん公式Xより) 小説家の柳美里さんは6月21日、自身のX(旧Twitter)を更新。深刻な近況を明かしています。 【実際の投稿:柳美里、近況を明かす】 友人からの借金も明かす 「お金が無いと、お金のことしか考えられなくなる」と書き出した柳さん。「お金以外のことを考えられるくらいのお金が、ほしい」と、心の内を明かしています。 続けて「わたしの、『お金が無い』は、いくつかの通帳の残高の合計が数十万しかない、というレベル」と、自身の「お金が無い」状況について説明しました。また「ちなみに現在は、現金の総額が30万。今朝、友人に30万借金して、60万になりましたが……」と、借金
作者と同じ難病の重度障害者女性を主人公として、健常者の特権性や多様性の意味を問いかける作品「ハンチバック」で第169回芥川賞を射止めた市川沙央さんが、産経新聞に「読書バリアフリー」について寄稿した。全文は以下の通り。 ◇ 電気式人工咽頭という機器がある。手のひらに収まる筒状の機器の先を喉元に当てて口を動かすと、声帯を切除した人や気管切開していて発声できない人でも、電子音で喋(しゃべ)ることができる生活補助具だ。ステレオタイプの宇宙人の声のような抑揚のない音だが、コツを掴(つか)めば電話もかけられるほど明瞭に話せるようになる。現在でもさまざまな病気で声を出せない人がこの電気式人工咽頭を使っている。 元々は第二次世界大戦において戦傷を受けて声帯を失った人々のため、アメリカで開発されたものである。戦後の日本にも同様の戦傷障害を抱えた人は多くいただろうが、彼らに社会がどのように報いたのか私は知らな
K-POPや人気の韓国コスメなどに続いて、いま日本で広がりを見せているのが「K文学」。韓国の文学作品です。 去年、ノーベル文学賞にハン・ガン(韓江)さんが選ばれるなど、世界でも注目を集める韓国文学の魅力はどこにあるのか。なぜいま、日本で存在感が高まっているのか。 韓国の作家とも交流が深い芥川賞作家の平野啓一郎さんに話を聞きました。 (国際部 吉塚美然 / おはよう日本 磯貝砂和) 芥川賞作家 平野啓一郎さんに聞く 1999年、大学生だった23歳のときに『日蝕』で芥川賞を受賞した小説家の平野啓一郎さん。 韓国の作家たちと長年交流を続け、ノーベル文学賞を受賞するより以前に、ハン・ガンさんを自身が主宰する文学サークル「文学の森」の企画にオンラインで招いたこともありました。 ※以下、平野さんの話 Q 韓国とのつながり きっかけは? 「僕は1998年に小説家としてデビューしたんですけど、翌年の99年
第167回芥川賞と直木賞の候補作が発表され、それぞれ5人の作品が選ばれました。芥川賞の候補作は、賞の創設以来、初めてすべて女性の作品となりました。 芥川賞の候補作に選ばれたのは ▽小砂川チトさんの「家庭用安心坑夫」 ▽鈴木涼美さんの「ギフテッド」 ▽高瀬隼子さんの「おいしいごはんが食べられますように」 ▽年森瑛さんの「N/A」 ▽山下紘加さんの「あくてえ」の5作品です。 高瀬さんは2回目の候補で、ほかの4人は今回初めて候補に選ばれました。 日本文学振興会によりますと1935年に賞が創設されて以来、候補作がすべて女性の作品となったのは初めてだということです。 一方、直木賞の候補作に選ばれたのは ▽河崎秋子さんの「絞め殺しの樹」 ▽窪美澄さんの「夜に星を放つ」 ▽呉勝浩さんの「爆弾」 ▽永井紗耶子さんの「女人入眼(にょにんじゅげん)」 ▽深緑野分さんの「スタッフロール」の5つの作品です。 窪さ
提訴について記者会見で思いを語る李琴峰さん=東京都千代田区の司法記者クラブで2025年6月5日、待鳥航志撮影 交流サイト(SNS)でトランスジェンダーだと暴露する「アウティング」に当たる投稿をされたとして、台湾出身の芥川賞作家、李琴峰(りことみ)さん(35)が5日、村松裕美・甲府市議(51)に550万円の損害賠償と投稿の削除を求める訴訟を東京地裁に起こした。性別変更は極めて高度なプライバシー情報で、暴露されれば人間関係や社会生活が崩壊する恐れがあり、プライバシー権と人格権が侵害されたと主張している。 提訴後の記者会見で李さんは「投稿でトランスジェンダーだと周囲が知っているかもしれないと不安や恐怖を感じるようになった。同じような被害が少しでも減るようにしなければならないと思って、裁判を起こした」と話した。
側弯症の女性が主人公の芥川賞受賞作「ハンチバック」。その作者で自身も側弯症である市川沙央さんに「ハンチバック」の作品に込めた思いなどを尋ねました。作品についての質問から、世間の障害者観についての質問まで、幅広くお答えいただきました。特に、障害者の権利やヘイト言説についての質問には、とても気持ちのこもった痛快な回答でした。 あれでも相手役だった「田中さん」 (c)撮影:深野未季(文藝春秋) ──様々な固有名詞や専門用語などが実名で登場していますが、そこに意図はおありでしょうか。 「医療用語、医療機器名に関してはリアリティとともに、日常感を示すためです。特別なものではないということですね。WEB小説用語もそうですね。いや、『ナーロッパ』とかは、単純に『ナーロッパ』というワードを純文学の文芸誌に載せたかった、WEB小説界からそのように殴り込みをかけたら面白いじゃんと思って書いていたかもしれません
Published 2024/07/19 19:08 (JST) Updated 2024/07/19 19:25 (JST) 日本語が母語ではない作家として2人目の芥川賞を2021年に受賞した作家李琴峰さんが、ツイッター(現X)に「芥川龍之介の作品を知らない芥川賞作家」などと投稿されて名誉を毀損されたとして、投稿した元SFライターに330万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、大阪地裁は19日、16万5千円の賠償を命じた。 判決によると、被告は過去にSFライターとして活動。21~22年に「芥川龍之介の『河童』をパクってドヤ顔で自分のオリジナルと主張した芥川賞作家」「本当の無知にしろ、知っててしらばっくれたにしろ、かなり問題がありますね」などと投稿した。 李さんは台湾出身。
第171回芥川賞・直木賞の候補作が発表され、直木賞ではSNSに小説を投稿して話題を集める麻布競馬場さんの作品が初めて候補に選ばれました。 芥川賞の候補作に選ばれたのは、 ▽朝比奈秋さんの「サンショウウオの四十九日」 ▽ミュージシャンとしても活動する尾崎世界観さんの「転の声」 ▽坂崎かおるさんの「海岸通り」 ▽向坂くじらさんの「いなくなくならなくならないで」 ▽松永K三蔵さんの「バリ山行」 の5作品です。 朝比奈さん、坂崎さん、向坂さん、松永さんは初めて候補に選ばれ、尾崎さんは2回目の候補です。 一方、直木賞の候補作には ▽青崎有吾さんの「地雷グリコ」 ▽SNSに小説を投稿して話題を集める麻布競馬場さんの「令和元年の人生ゲーム」 ▽一穂ミチさんの「ツミデミック」 ▽岩井圭也さんの「われは熊楠」 ▽柚木麻子さんの「あいにくあんたのためじゃない」 の5作品が選ばれました。 青崎さん、麻布さん、岩
芥川賞の受賞が決まった九段理江さんは埼玉県出身の33歳。 大学卒業後、研究室の助手などを務め、2021年、「悪い音楽」で文芸誌の新人賞を受賞し、小説家としてデビューしました。 芥川賞はおととし、166回の「Schoolgirl」に続き2回目の候補での受賞となりました。 受賞作の「東京都同情塔」は、「犯罪者は同情されるべき人々」という考え方から、犯罪者が快適に暮らすための収容施設となる高層タワーが、新宿の公園に建てられるという未来の日本が舞台です。 タワーをデザインした建築家の女性が、過度に寛容を求める社会や生成AIが浸透した社会の言葉のあり方に違和感を覚え、悩みながらも力強く生きていく姿が描かれています。
「東京都同情塔」は、犯罪者が快適に生活できる高層タワーが建設されるなど、寛容な社会になった未来の日本を舞台に、生成AIが浸透した社会のあり方も描いた作品。 九段さんは受賞会見で、AI時代に小説を書くことについての考えを問われ「今回の小説は、ChatGPTのような文章生成AIを駆使して書いた」「全体5%ぐらいは生成AIの文章をそのまま使っているところがある」と話し、「これからもうまく利用しながら、自分の創造性を発揮できるよううまくつきあっていきたい」と述べた。 九段さんは1990年生まれ。2021年、「悪い音楽」で第126回文学界新人賞を受賞し、デビューした。23年発表の「しをかくうま」で野間文芸新人賞を受賞している。 関連記事 「子供の科学」で生成AI特集 「星新一賞」入選作家による“AI利用小説”の書き方解説も 「子供の科学」が、1月10日発売の「2024年2月号」で生成AIを特集してい
芥川賞を受賞した作家の李琴峰(り ことみ)さんが、甲府市の市議会議員にSNSの投稿でトランスジェンダーだと暴露されたのはプライバシーの侵害だとして、投稿の削除と賠償を求める訴えを東京地方裁判所に起こしました。 訴えを起こしたのは、台湾出身で4年前に「彼岸花が咲く島」で芥川賞を受賞した李琴峰さんで、5日に都内で会見を開きました。 李さん側によりますと去年5月、甲府市の村松裕美市議会議員にSNSの投稿で「身体が男性」などと暴露されました。 投稿はその後削除されましたが、その際、李さんの性別変更前の画像などが新たに投稿されました。 李さんは半年後、みずから公表せざるをえないとしてネットでトランスジェンダーだと明かしましたが、村松市議の投稿について「極めて高度なプライバシーの侵害だ」として、投稿の削除と500万円余りの賠償を求めています。 李さんは「同じような被害が少しでも減るように行動しなければ
まとめ 『あの子もトランスジェンダーになった』の出版自体に抗議、または刊行中止を喜ぶ作家・編集者らを記録する 一年後、彼らが「誰も刊行を中止しろなんて言ってない!」と言い出すのは確実ですので。 202913 pv 443 6208 89 users 121 産経ニュース @Sankei_news 日本語小説の「居心地の悪さ」に抗う 3度目の正直で芥川賞 安堂ホセさん sankei.com/article/202501… 一貫して小説に書いてきたのは、ミックスルーツや性的マイノリティーの当事者たち。「日本語で書かれている小説のほとんどは居心地が悪い」という思いを抱えてきた。 2025-01-15 21:50:58 Térnod 🐽 テルノ @Ternod 安堂ホセ氏は、アビゲイル・シュライアー『トランスジェンダーになりたい少女たち』邦訳版の刊行について、読んでいないが悪影響があるから中止す
AIが95%を、芥川賞作家の九段理江さんが5%を書いたとする小説「影の雨」が、25日発売の雑誌に掲載されました。 「影の雨」は、人類がいなくなった後の世界に残されたAIが、人間の記憶や感情の痕跡に触れながら、「感情とは何のためにあるのか」を探求するという内容の短編小説で、25日発売の雑誌「広告」に掲載されました。 執筆には生成AIのChatGPTが使われ、小説全体の95%をAIが、5%を芥川賞作家の九段理江さんが担当したとしています。 最初のテーマ設定や話の展開はすべてAIに提案させ、九段さんはAIに意見を出したり方向性を指示したりしながら執筆を進めたということです。 そして冒頭と文末の文章について九段さんが提案したり、修正を加えたりして、2週間ほどで完成させたということで、雑誌にはこうした制作過程の一部も公開されています。 去年、九段さんが「東京都同情塔」で芥川賞を受賞した時の会見で「全
金沢 容 @kanazawa_you 「大衆に迎合したくない」とか「自分の創りたいものだけを創る」と頑なに言い続けて売れないアーティストや作家がわんさかいるけど、そういうのダサいよ。受け手、読み手を想起してモノ創る、自分のやりたいことを少しでもやり続けるためになんでもやれるのがカッコいいんだよ。 2025-09-10 08:49:16 金沢 容 @kanazawa_you 俺は昔、綿谷りさが嫌いだった。家もそう遠くない場所にいる19歳の女がいきなり作家になって、その小説を読んだら全然面白くなかったのに、芥川賞を取ったから。当時の俺はインチキの類だと思ったけど、大人になってから分かったのは、「誰に向けて書いた文章かはっきりしている」ということだった。 これは嫌味や揶揄でもなく、あの小説は、多くの大人たちに向けたもので、賞を取るために最適化されたものだと。でも、それでいいんですよ。売れなきゃ自
リンク NHKニュース 第171回 芥川賞・直木賞の贈呈式 受賞した3人が喜び語る | NHK 【NHK】第171回芥川賞と直木賞の贈呈式が東京都内で行われ、受賞した3人の作家が喜びを語りました。 66 岸田奈美|Nami Kishida @namikishida 西宮と東京と神戸|NHKドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』原作|書いてるエッセイはだいたいnoteか本で全部読める|ABCテレビ「newsおかえり」木曜レギュラー|関西大学客員教授 note.kishidanami.com 岸田奈美|Nami Kishida @namikishida 近所の喫茶店で原稿を書いてると、作業服のお兄さんも、パソコンでずーっと何か書いてて。何度も見かけるうちに、絶対この人も原稿書いてるんだろうなって、勝手に励まされてたんですよ。 まさか芥川賞の授賞式を見て「あのお兄さん!?!
トランスジェンダー女性だとSNS上で暴露したとして台湾出身の芥川賞作家、李琴峰氏に提訴された甲府市議の村松裕美氏が産経新聞の取材に応じ、李氏について「レズビアンを公表されている一方、男性ではないかといった投稿がSNS上で散見され、生来の女性を守りたいという思いで発信した」と振り返った。「他の人の(性別適合手術をしていないという)投稿を見て、決めつけて投稿してしまい、申し訳なかった」と述べた。 「真相を確かめずに」村松氏はトランス女性が抱える性別違和の悩みに理解を示した上で、トイレなど女性スペースを共有することなどに対しては、強い拒否感を示した。 村松氏は、昨年5月下旬、フェイスブック(FB)で李氏について「身体が男性で手術もしていない」「身体男性の女性でレズビアン、つまり恋愛はノーマル」と投稿した。 李氏の相談を受けた警察が村松氏に注意し、村松氏はこの投稿を削除した。 その直後、村松氏は「
(CNN) 日本の作家、九段理江氏(33)は同国で最も栄誉ある文学賞の一つを受賞した後、普通とは異なるものの力を借りていたことを認めた。対話型人工知能(AI)「チャットGPT」だ。 九段氏は、17日に芥川賞を受賞。今後も執筆にはAIを活用し、自分の創造性を発揮できるようにしたいと語った。 記者会見では、受賞作「東京都同情塔」の5%前後で生成AIの文章をそのまま使っていると確認した。同作は選考委員会のメンバーから、ほとんど非の打ち所がないと称賛されていた。 作品は、ある建築家が抱えるジレンマを軸に展開する。この建築家には、犯罪者が快適に更正するための高層刑務所を東京に建設する任務が与えられている。加えてAIも、一つのテーマとして登場する。 自身の生活でも「誰にも言えないようなことを人工知能に相談したりしたことはありますね」と九段氏。「AIが期待したことを言ってくれなかったりした場合に、主人公
20年以上にわたり突出したIT人材を発掘・育成してきた「未踏事業」。その魅力を発信した「未踏会議2025 MEET DAY」の中の本セッションでは、AIエンジニア/起業家/SF作家の安野貴博氏や、作家の九段理江氏、お笑い芸人/作家の又吉直樹氏、編集者の九龍ジョー 氏が登壇。本記事では人間に「忖度しないAI」がもたらす可能性について語ります。 AIが苦手な「ボケ」と「純文的な問い」の線引き九龍ジョー氏(以下、九龍):これ、ちょっといいですね。テーマ2を出してもらえますか? 「私にとってのAI」という、まさに今そういう話に入っていきましたけれども。このAIというのがなかなか抽象的な質問でもあるんですが、又吉さんは「親友だ」っておっしゃっていましたね。 又吉直樹氏(以下、又吉):はい。もともと僕はAIとかに詳しくなくて、今も知識自体はぜんぜんないんですけど。そういうものがすごい速度で広がっていま
市川沙央さんは、SFやファンタジーなどエンターテインメント系の作品を中心に20年以上執筆活動を続け、毎年公募に挑戦してきました。今回、芥川賞にも選ばれた作品は、市川さんにとって初めての純文学。鮮烈なデビューを果たした市川さんは、これまでの公募生活を振り返り、とにかくほっとしたといいます。 作家 市川沙央さん 「全然予想していなかったのでびっくりすると同時に、私はずっと20年も小説を送り続けていたので、やっとそれが届いたようでほっとしました。 公募挑戦者にとって選考期間における原稿のゆくえは“シュレディンガーの猫”なんです。 私は20年間、箱の中の猫の安否に精神をすり減らしてきましたので、やっと生きて箱から出てきた猫を見て安心しましたし、もう二度と心配する必要がないんだと思って脱力しました」 市川さんは、幼少期に難病のひとつ、筋疾患先天性ミオパチーと診断されました。中学2年生の5月ごろには疲
「東京都同情塔」(新潮12月号)で芥川賞に決まった九段理江さん(33)は17日夜、東京都内で記者会見し、受賞の感慨を語った。主な質疑応答は次の通り。 --最初に一言 「小説は好きで一人で書き始めましたが、書き続けることは一人では難しいものですから、書き続ける力をくださる出版社や家族、友人、楽しみに読んでくださる方に、本当にありがとうございますとお伝えしたいです。とにかくうれしい、感謝を伝えたいという気持ちでおります」 --吉田修一選考委員の講評で「完成度が非常に高い」「エンタメ性が高い」と言われたが、どう思うか 「完成度が高いという評価をいただけるとは、謙遜ではなく夢にも思っていませんでした。『東京都同情塔』という作品はアンビルト(未建築)をモチーフにした作品なんですけど、アンビルトにもしかしたらなってしまうのではないかと恐る恐る、不安な思いで書いていました。完成してからは自分なりに納得で
先月、芥川賞に選ばれた九段理江さんの「東京都同情塔」。 急速に広がる「生成AI」がテーマの一つで、記者会見では九段さん自らが「生成AIを駆使して作った」と語り、話題になった。 AIはどのように活用されたのか。そして、作品に込めた思いとは。 新しい時代の芥川賞作家が、AI時代の言葉について、語った。 (科学文化部記者 島田尚朗) 「東京都同情塔」は、日本の架空の未来が舞台。 主人公は建築家の女性で、「犯罪者は同情されるべき人々」という考え方をもとに、犯罪者らが快適に暮らすために新宿の公園に建てられた高層タワーをデザインした。 作中では、建築費がかさむなどとして実際には建てられなかった、イラク出身の女性建築家、ザハ・ハディド氏が東京オリンピックのために設計した新国立競技場が建設されていて、この競技場と高層タワーの対比が物語の一つの軸になっている。 主人公は、過度に寛容を求める風潮の広がりや、生
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