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「インプロ・りぶる」というツイッター(というか現在では「X」と呼ぶべきか)のアカウントが、8月15日に「フリー・インプロヴィゼーションに初めて触れる人のためのディスクガイド──デレク・ベイリーから連なる音たち」という記事を公開した。カンパニー社より以前出版されたJohn Corbettの書籍『フリー・インプロヴィゼーション聴取の手引き』をベースとし、代表格的なDerek Baileyの作品を中心にセレクトしたものだ。 当ページではDerek Bailey [AIDA] (1980)、齋藤徹 [パナリ] (1996)、齋藤徹 & 長沢哲 [Hier, c’était l’anniversaire de Tetsu.] (2017)、阿部薫 [彗星パルティータ] (1973)、川島誠 [Homo Sacer] (2015)の計5作品が紹介されている。別にこの記事に対してケンカを売るとかそういっ
40数年にわたるハードウェア/ソフトウェアの進化と発展を経て、限りなく広がった「日本のゲーム音楽」の裾野。その歴史を俯瞰しつつ全体像を整理する難事業が行われ、その成果が書籍『ゲーム音楽ディスクガイド Diggin' In The Discs』(以下『ゲーム音楽ディスクガイド』/Pヴァイン、2019年)、および『ゲーム音楽ディスクガイド2 Diggin' Beyond The Discs』(以下『ゲーム音楽ディスクガイド2』/Pヴァイン、2020年)として相次いで刊行された。執筆者の一人でもあり、全体監修も務めた田中"hally"治久氏にお話をうかがった。 『ゲーム音楽ディスクガイド』『ゲーム音楽ディスクガイド2』表紙 待ち望まれていたゲーム音楽史の体系化 古くから親しまれている劇場映画やテレビドラマのサウンドトラックの世界、近年大いに脚光を浴びつつあるアニメソングの世界など、映像作品への思
ダブとは何か?それはどのように生まれ、いかにして広まり、拡張したのか? そのすべてを俯瞰する。ルーツからニューウェイヴ、ディスコ、テクノ、アンビエント、ベース・ミュージックまで400枚以上の作品を紹介する、ダブ・ディスクガイド『DUB入門――ルーツからニューウェイヴ、テクノ、ベース・ミュージックへ』がele-king booksから8月28日発売。 ■『DUB入門――ルーツからニューウェイヴ、テクノ、ベース・ミュージックへ』 河村祐介(監修) 2024/8/28発売 本体 2,450円+税 ISBN:978-4-910511-76-4 <内容> ダブとは何か? それはどのように生まれ、いかにして広まり、拡張したのか? そのすべてを俯瞰する! ルーツからニューウェイヴ、ディスコ、テクノ、アンビエント、ベース・ミュージックまで 400枚以上の作品を紹介する、ダブ・ディスクガイドの決定版 監修・
2023年はあまり更新できなかった本連載ですが、もちろんゲーム音楽を取り巻く環境は昨年に負けず劣らず盛況でした。海外のある調査会社からは、ゲーム音楽ビジネスの規模が向こう5年で約1.5倍の規模に成長するだろうとの予測さえ出ており(Cognitive Market Researchなど、同様の調査はいくつかある)、むしろ当面は衰え知らずの時代が続くのかもしれません。そんな時流のなか、今年も各執筆陣がそれぞれの視点から選んだ年間ベストアルバムを選定し、この1年でもっとも印象に残ったゲーム音楽を振り返ります。 サウンドトラック特設サイト「メグとばけもの 音楽の世界」 https://rei-music.com/megm_sound/ 何度も感情を揺さぶられ、心の奥深くに残る体験だった。キャラクター、ストーリー、ゲームシステム、演出、音楽――すべてが素敵で、狂おしいほどに愛らしい。万感の想いを込め
新作『Again』はワンオートリックス・ポイント・ネヴァーにとって記念すべき10枚目のオリジナル・アルバムにあたる。さらに今年は2010年代を代表する名作『R Plus Seven』からちょうど10年の節目でもある。いい機会だし、ここでダニエル・ロパティンの15年以上におよぶキャリアをおさらいしておきたい。オリジナル・アルバムは当然として、さまざまな相手と積極的に関わっていくところもまた彼の大きな特徴ゆえ、コラボやプロデュース仕事にも光を当てる。 主要作品紹介 まずはやっぱりダニエル・ロパティン本人がメインとなる作品から聴いていくべきでしょう。というわけでワンオートリックス・ポイント・ネヴァー名義のオリジナル・アルバムを中心に、サウンドトラックや一部のEPもピックアップ。最初期の3枚は入手困難なため、かわりに編集盤を掲載している。 1 Oneohtrix Point Never Rifts
「レッチリがジョンの元に戻ってきたアルバム」。これはレッド・ホット・チリ・ペッパーズの最新作『Unlimited Love』について、鳥居真道さんが当サイトで執筆されたレビューの中の一文だが、まさに言い得て妙というか、実際にギタリストのジョン・フルシアンテの在・不在によって、いつのまにかレッド・ホット・チリ・ペッパーズへの注目度は大きく左右するようになった。誰もが唸るギターの腕前はもちろんだが、過剰に没入してしまうことも少なくない音楽への誠実な姿はどこまでも邪気がなく愚直。信頼できる友人・音楽仲間はいるのに、結局誰も寄せ付けないような寂寞を纏っているのも佇まいを魅力的にしていると言っていい。その一方で、生涯一ギター野郎というわけでもなく、音作りやサウンド・プロダクションにおいて新しいことにチャレンジもする。ギターにこだわらない柔軟なスタンスで、エレクトロニック・ミュージックやヒップホップな
紹介 シティポップ、K-POP、AOR、ギターポップ、R&B...etc. 70年代の名作から、配信のみの新世代まで、 アジア音楽のディガーたちが各国の良曲を厳選。 City Pop, Light Mellow, Future Funk, Boogieのファンにもオススメする600曲! 「都市音楽」とは? 「シティポップ」と形容される音楽も含む、それら様々なジャンルの総体を本書では「都市音楽」と名づけてみました。そこには、現在、「シティポップ」として注目されている日本のミュージシャンと同じように、西洋の音楽を取り入れ、各国&各都市の文化を反映させながら、いわゆる「洗練」を追求しようと試行錯誤、創意工夫してきた歴史がありました。 監修: 菅原慎一+パンス インタヴュー&コラム: 山麓園太郎、柴崎祐二、田中絵里菜(Erinam)、寺尾ブッタ、長谷川陽平、VIDEOTAPEMUSIC、YUKIK
ドラマーが選ぶドラムが最高なジャズ名盤たち。至宝のドラムを堪能する必聴盤200枚を深掘りする『至宝のジャズ・ドラムを聴け! 問答無用の名演ディスク・ガイド200』がシンコーミュージックから2月19日発売。 ■『至宝のジャズ・ドラムを聴け! 問答無用の名演ディスク・ガイド200』 編集・監修 小宮勝昭/選・文 小宮勝昭、他 A5判/240頁/定価2,750円(税込)/2月19日発売 ISBN:978-4-401-65125-2 <内容> 「ジャズの誕生〜1940年代/1950年代/1960年代/1970年代/1980年代/1990年代/日本の名手たち/2000年以降〜新世代ジャズ」……至宝のドラムを堪能する必聴盤200枚を深掘り! ジャズ・ドラムを知るcolumnもあり! スウィング・ジャズ、ビバップ、ハード・バップ、クロスオーヴァー〜フュージョンからヒップホップとの融合、アコースティックか
田中 “hally” 治久(監修) 2024/4/12 本体 2,850円+税 ISBN:978-4-910511-72-6 Amazon CEDEC AWARDS 2023 サウンド部門優秀賞受賞 40年以上の歴史のなかから選び抜かれた名盤950枚を紹介 好評につき在庫切れ状態がつづいていた一冊が 絶えることなき需要に応えるべく新装版として復活! 監修者にしてゲーム音楽研究の第一人者、田中 “hally” 治久によるロング・インタヴューを追加掲載。この5年の変化を語りつくす。 現状に合わせ一部のレヴュー内容をアップデイト、柱や索引も読みやすく再レイアウトした決定版。 「日本のゲーム音楽は、この国が生んだもっともオリジナルで、もっとも世界的影響力のある音楽だ」と『DIGGIN'』のプロデューサー、ニック・ドワイヤーは言う。これは、長年ゲーム音楽を研究し続けてきた本書執筆陣が、それぞれに思い
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