お知らせ: 2022/9/1 CS50 を活用した非営利/協賛企業による「コロナ学生支援」プロジェクトを実施中 ▼ 学生の方へ:CS50 の学習(履修証明書の取得)を一緒に取り組むプロジェクト CS50日本語版の翻訳コントリビューターである CODEGYM が主催する、非営利/無償のプロジェクト「CODEGYM Academy (外部リンク)」は、昨年に続き2022年度(春/秋)も、キャリア選択を控えた学生に対し、以下の企業の協賛により無償で17週間のプログラミング教育カリキュラムを提供します。 CODEGYM Academy 協賛企業(2022年) https://codegym.jp/academy/ 今年度のエントリーは締め切りました — ようこそ! このページは、ハーバード大学 CS50 の日本語版翻訳プロジェクトのページです。当サイトのドメインに掲載されているコンテンツは、Cre
天才プログラマー・オードリーさんがたった200行で効果的なアプリを作れる秘訣 オードリー・タン台湾デジタル大臣との対話 - 未曾有の危機に幅広く使える未来思考(後編) 2021年1月19日、『コロナ vs. AI 最新テクノロジーで感染症に挑む』(翔泳社刊)が発売されました。医師の起業家からAIの研究者・ITの先端技術コンサルタントによって執筆されており、コロナ対抗策としてのAIの社会実装事例・AI研究事例・医療研究事例をわかりやすくまとめられています。今回本書の発売を記念して、収録されている台湾のデジタル大臣、オードリー・タンさんへの特別インタビューから、一部内容をご紹介します。株式会社キアラ 代表取締役の石井 大輔氏による寄稿です。(前編はこちら)。 石井:今回の私の質問は少し技術的なことです。オードリーさんは天才プログラマーとして有名です。GitLab Taiwanのエンジニア友人か
まさかまさかの朗報です! MORISAWA BIZ UDゴシックとMORISAWA BIZ UD明朝がGitHubにオープンソースのOFLで公開されています!!! アップデート情報 4/1 Google Fontsで利用できるようになりました! Morisawa Inc. -Google Fonts 3/29 v1.001, v1.002がリリースされ、不具合が修正されました。 3/24 HTMLやCSS、JavaScriptなどコードを書く人にどうぞ。 仕事早っ!! オープンソースになったMORISAWA BIZ UDゴシックのプログラミング用合成フォント「UDEV Gothic」がリリース MORISAWA BIZ UDフォントとは GitHubで公開されているMORISAWA BIZ UDフォント MORISAWA BIZ UDフォントのダウンロード MORISAWA BIZ UDフ
概要 「Nu みちしるべ」は、日本の道路標識に基づいて作ったフォントです。標識の数字に興味を持ったのが切っ掛けで作りましたが、数字だけだとフォントとしてあまり面白くないので、周りの赤い円を含めて自動的に組み立てられるように作り込んでみました。道路標識の全種に対応しているわけではないです。用途は…何かあるでしょうか。 標識を自動的に組み立てるには、アプリケーションが OpenType‐フォントの高度な機能に対応している必要があります。非対応のアプリしか持っていない場合、手動で画像編集をして部品を組み立てる事になりますが、その部品としてフォントを利用できます。 ウエブブラウザーも今のところ対応状況が微妙なので、次の見本は崩れて表示されてしまうかも知れません。「直接編集」や「自動着色」を切り替えてみると表示が改善する場合があるようです。(なお「直接編集」を無効にした場合、文字列の書き替えは左上の
快適に動作するアプリケーションを提供するために、パフォーマンス・チューニングについてもっと深く学びたい。そんなUnityエンジニアのみなさまにぜひ読んでいただきたい電子書籍が登場しました。 その名もずばり『Unity パフォーマンスチューニング バイブル』。 執筆を手がけたのはサイバーエージェントグループ各社の精鋭エンジニアの方々。元々はサイバーエージェントグループ内の共有資料として制作されたそうですが、その内容とボリュームは「社内向け」の範疇に収まらないほどの商業技術書レベルです。そしてこの度、本書が誰でも無料で読める電子書籍として、社外にも公開されることが決まりました。 一般公開に先駆けて本書を拝読したユニティ・テクノロジーズ・ジャパンのエンジニアからも、絶賛の声が相次いでいます。 本書はこれからパフォーマンス・チューニングを学ぶ人にとって、最適な一冊です。すでに実務経験のある人にとっ
2021/4/20 登 大遊 行政情報システム研究所さん主催のイベントhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000049028.html で、オードリー・タン氏に色々とヘンな質問をさせていただいた際のメモを書きました。 ※ 走り書きのため、間違いがありましたら申し訳ございません。 ※ 以下はごく一部で、これの 3 倍くらい色々な知見を共有いただきました。 台湾の DX プロジェクトの話 (冒頭プレゼン)台湾の店頭でのマスク販売、在庫管理システムを短期間で構築した際の話等の、写真を多用したプレゼン。個人の識別を容易くするために、納税システムと連携したりしました。色々な能力者に協力してもらって実現しました。たとえば、台湾の納税システムは、Java アプレット (!) が表示されるような、使いづらいシステムでしたが、これを頑張ってモダン化したとい
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? 本記事は、Simon Holdorf氏による「10 Extraordinary GitHub Repos for All Developers」(2021年4月4日公開)の和訳を、著者の許可を得て掲載しているものです。 こちらもどうぞ すべてのウェブ開発者へ。人気GitHubリポジトリ9選 すべての開発者へ。すごいGitHubリポジトリ10選 面接のリソース、build your own X、優れたパブリックAPIのリストなど Photo by Vishnu R Nair on Unsplash はじめに GitHubは、あらゆる種類の
単純に仕事の用事なのですが、俗に言う経営層と言える立場の方々にヒアリングする機会が増えたことで、とあるセリフを頻繁に耳にするようになりました。 「事業の話ができるエンジニアがいないんだよね。本当に困りますよ」です。 これは僕が事業の話をできるとかそういうことを言いたいのではなくて、各社の経営層の切実な想いであり1つや2つの組織で聞いた発言ではなく、あらゆる組織で耳にする強烈なペインであると言いたいんです。 本当に、文字通り、全ての組織でこの発言を聞きました。 僕個人としては、「え?そうなんですか?結構いると思いますが」って当初反応してたんですよね。何故なら、自分の周りには幸い「技術にだけ興味があるエンジニア」が少ないからでして、彼らがそこまでの切実さで何を求めているのかはっきりとわかっていませんでした。ただ、僕も諸事情あって彼らと似たような視点を持たなければいけない状況になり、この発言の理
シェアウェア(という表現はおいておいてのやつ。https://anond.hatelabo.jp/20230124045812)の記事が面白かったので、自分の得意分野の領域でいろいろ紹介します。 基本的に、SaaSのサービスは便利だけど、あれもこれもと契約していったらサブスク破産するので、 ものによってはセルフホストした方がいいと思ってる派。 Dropbox/GoogleDrive/box代替 NextCloudもともとownCloudっていうDropbox代替があったんだけど、そこから分派して今も機能開発が続いている。 興味深いのはLAMP構成なので、VPSや自宅サーバーじゃなくても、レンサバで動くのがいいよね。 データ保存領域はオブジェクトストレージ(S3互換)も利用できるので、例えばWasabiなんかと契約してお安く済ませてしまうのも全然アリかと。 Trello代替 Wekan最近は
こんにちは!sakasegawaです! ( https://twitter.com/gyakuse ) 今日は今流行のChatGPTについて紹介します! ChatGPTとは OpenAIが開発するGPT-3(※)というめちゃくちゃすごい言語モデルをベースとしたチャットアプリです。 色んな質問にすぐ答えてくれます。 この記事ではさまざまな使い方を紹介します。 https://chat.openai.com/ ちなみにGPT-3関連では、noteの以下記事も便利なのでぜひ読んでみてください AIがコミットメッセージ自動生成!神ツール『auto-commit』『commit-autosuggestions』の紹介 ※正確にはGPT-3.5シリーズと呼ばれています ChatGPTの仕組みを考えながらプロンプトを作る手法はこちらに別途まとめています 文章 質問-応答 〜について教えて Wikiped
まだ Twitter の一斉解雇をめぐる混乱は続いているようですが、この解雇を通じて見えてくる Elon Musk の意図を考えてみたいと思います。これは公開されている情報に基づく長山個人の推測に基づいた分析であって、正しさはいっさい保証されていません。 個人的な所感としては以下です。 まず第一に、Musk は、Twitter をメディア企業からエンジニアリング企業へと変質させようとしているんじゃないかと考えています。これは、「どの部署がレイオフ対象になったか」から見えてくることです。TechCrunch の記事によれば、米国でレイオフ対象になった主要なチームは、アクセシビリティ、機械学習倫理 (META: ML Ethics, Transparency & Accountability)、人権、キュレーション、PR (Comms)、SRE (Site Reliability Eng) な
スクリーンショット これはなに 会社で「PR用の文章を人力でチェックする工数が重くて、めっちゃ残業が発生している。なんとか自動化できないか」との依頼を受け、Word等のファイルをGUIでそのままtextlintできるツールをちゃちゃっと作って社内公開しました。その結果、いい感じに社内で有効利用してもらうことができたので、外部公開に踏み切ることにしました。 github.com インストール&設定 1. インストーラーでツールをインストールする GitHub上で配布しています。 https://github.com/gecko655/proofreading-tool/releases Mac版で「開発元が未確認のため開けません」が出た方へ https://support.apple.com/ja-jp/guide/mac-help/mh40616/mac を参考に、アプリケーションをセキュ
COCOA が動いていなかったことで大臣が謝罪してひと騒動起きている件について、開発者視点からのメモを残してみます。 なぜこのメモを書いたのか 世間的には不正確な情報で叩ければOKの風潮が強くてしんどいので、正しいと思われる情報を拾い集めたものです。中抜きwww 王子wwwww Xamarin wwwwwwww みたいな人にはあんまり興味ないかと思います。 調べ始めたきっかけはこのツイートと引用されたblog記事ですが、記事の内容が違うことはすぐに指摘されて撤回されていたのですが、実際どうだったのかさらに調べてみました。 接触通知アプリ COCOA とはなんなのか 仕組みとか何かは公式サイトでもみてもらうとして。この件で煽っている人でも一部理解できていない人がいるようなのですが、直接的な効果としては 保健所が濃厚接触者追跡をする際の手助けとなるためのアプリ ということになります。アプリをイ
楠 正憲(内閣官房 政府CIO 補佐官) 2021年1月 Android版の接触確認アプリCOCOAが数カ月にわたって動作していなかったことが明らかにされた.筆者は 2020年4月から接触確認アプリの導入について,有志での議論に参加し,有識者会議のメンバとして,また途中から政府CIO補佐官として, 接触確認アプリの導入を支援してきた.本稿では接触確認アプリCOCOAの開発と運用について,どのような課題があったかについて振り返る. 接触確認アプリ導入の経緯 筆者が接触確認アプリについて知ったのは昨年(2020年)3月頃のことである.ちょうどシンガポールのTrace Togetherが話題となって,日本でも接触確認アプリをリリースできないかといった話題で,いくつかのコミュニティが盛り上がり始めた. Androidのシェアが高いシンガポールに対して,日本ではiPhoneのシェアが非常に高く,iP
MS OfficeがどうのこうのAdobeがどうのこうのいやわかる、MS OfficeとかAdobeは業界標準だしファイル互換でインポートとかも楽だ。 ただまぁその万人へ必須か?と言われたら圧倒的にそれが必須じゃない仕事をしている人のほうが多い。 何なら仕事じゃなくて趣味レベルであるならばなおさらMS OfficeとかAdobeとか業界標準ソフトウェアじゃなくても良くなっちゃう。 ということで、ありきたりなシェアウェア代替オープンソースソフトウェアのリストを作ってみた。 Libreofficeド定番中のド定番、オープンソースのオフィススイートだ。 MS Officeじゃなくて良い人はLibreofficeかGoogleのクラウドのヤツを使ってる。 やはり主に使われるのはワープロソフトのWriterと表計算ソフトのCalcとプレゼンテーションソフトのImpressだが、MS Accessの代
追記: Kubernetes側での公式のアナウンスが2本出ているのでこちらも合わせてご覧ください。 kubernetes.io kubernetes.io Kubernetesコミュニティを眺めていたら、やたらめったら色んな人達が1.20 RCのリリースノート引っ張り出して「Dockerが非推奨になるからちゃんと対策を検討してね!!!」とアナウンスをしていて、挙げ句SIG Contributexではその対策に追われてバタバタしている自体を観測しました。 CNCF Ambassador Slackでもだいぶ燃え上がっていて、見かねて dev.to に記事を投稿したのでそれをかんたんに日本語にまとめてみようと思います。英語のほうはこちらをご覧ください。 dev.to 追記2. 影響範囲を知りたい場合はまずこちらをお読みください blog.inductor.me 追記2. 影響範囲を知りたい場合
皆さんに長年ご愛顧いただいたスラドだが、残念ながらこの度終了する運びとなった。 アピリッツが OSDN を OSChina へ譲渡する際、スラドを分離して別の受け入れ先へ譲渡する対応をお願いしていたが、対応が進まないまま時が過ぎていたようだ。最近になって OSChina からスラドと OSDN を閉鎖する計画があると聞いた編集部が交渉したところ、分離してかまわないとの回答を得たのだが、日本側受け入れ先の都合が悪く、分離計画は頓挫してしまった。 スラドはしばらく更新を続けるが、1 月末にはサービスを停止する。データを保存したい方は早めに進めてほしい。
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2021 年 3 月 22 日に『ゼロからの OS 自作入門』を出版する予定です。 本書は OS を手作りする本で、現代のパソコンでちゃんと起動する点が特長です。 15 年前の 2006 年に出版された『30 日でできる!OS 自作入門』を読んで育った私(uchan)が その後継となるだろう本を書いたということで、執筆の裏話を記してみたいなと思います。 書籍の概要 タイトル:ゼロからの OS 自作入門 著者:内田公太(uchan) 出版予定日:2021 年 3 月 22 日 ページ数:768(最大。実際はもっと少なくなる予想) ISBN:978-4-8399-7586-9 出版社の書籍ページ:ゼロからのOS自作入門 | マイナビブックス 本書は OS 作りに関する知識がないところから始め、オリジナルの OS「MikanOS」を作る一通りの過程を説明します。 パソコンの電源を入れ、他の OS
2年前の2019年8月に以下のブログを書きました。 knqyf263.hatenablog.com 今回はその続きです。前回のブログは多くの人に読んでもらうことを意識して書きましたが、今回はそうではないです。特に得た学びを書くわけでもなく何で作り始めたのか?とかどんなことがあったのか?とか思い出話を書いているだけなので、言ってしまえば自己満足の記事です。それで構わない人や前回の記事を見てその後どうなったか気になった人だけが読んでもらえますと幸いです。 誰かのためになるわけでもない過去の出来事について語るのは老人感が強くて基本的に好きではないのですが、自分の中で一番大きかった目標を達成したので節目として書いています。 英語版の記事も会社のブログから公開しています。英語版のほうが簡潔で良い可能性もあります。日本語版は誤った解釈をされると嫌だからもう少し詳細に書こう、を繰り返していつも長くなりす
数年前、イーロン・マスク率いるテスラ社がかかえていた電気自動車関連の特許を公開してオープンソース化した。ライバル他社に「この特許技術を使いたければ、どうぞご自由に」と公開してしまったのだ。ジャーナリストや専門家が信じられなくて、いろいろと分析していた。 「あのイーロン・マスクのやることだし信じたらダメだ。絶対テスラに利点があるに違いない。」 「特許がゴミ同然だから公開したのでは?」 「ライバルを出し抜くためにやってるに決まってる」 という感じだった。その後、年数が経ってそうしたテスラだけの利点とか技術的欠陥を見つけた人はいない。結局は「全人類のイノベーションを加速すること」これだけが理由だった。 ちょっとブッ飛んだ発想で理解するには数々のインタビューでイーロン・マスクが語る内容を連続して観ていく必要があった。なのでこの件に関するそれぞれのインタビュー発言を抜粋して意訳した。 インタビューワ
オープンソースcURLの作者、某大企業から「24時間以内にこの質問に答えるように」との無礼なメールを受け取る コマンドラインからさまざまなプロトコルでデータ転送を実行できる「curl」コマンド(以下cURL)は、多くのITエンジニアにとって欠かせない、非常に便利なツールです。 cURLはオープンソースで開発されているソフトウェアです。先日その作者であるDaniel Stenberg氏に、某大企業からオープンソースを全く理解していないとみられる大変無礼なメールが届いたとして話題になっています。 If you are a multi billion dollar company and are concerned about log4j, why not just email OSS authors you never paid anything and demand a response f
アマゾン ウェブ サービス ジャパンは、2024年6月20日と21日、国内最大の年次イベントである「AWS Summit Japan」をハイブリッドで開催。150を超えるセッションが展開された。 本記事では、ニンテンドーシステムズによるセッション「Nintendo Switch向けプッシュ通知システムのリプレイス事例」をレポートする。登壇したのは、同社 システム開発部の林愛美氏と坂東聖博氏だ。 2017年のNintendo Switchの発売とあわせてリリースされた「プッシュ通知システム」。同社は、長期運用を見据えて、よりクラウドネイティブなシステムへのリプレイスを決定するが、大量のTCP接続を維持するための様々な課題が立ちふさがった。 本セッションでは、AWS FargateやNetwork Load Balancer(NLB)といったAWSのマネージドサービスを用いた、“最大1億台”級
わずか3秒の元音声から本人そっくりな音声合成が可能な技術「VALL-E X」が誰でも使える形で公開されました。オープンソース版で、ローカルマシンからWebUIで利用できます。さっそくインストールして使ってみました。 以前、ディープラーニングベースの音声・歌声合成ソフトであるDiff-SVC、リアルタイム処理が可能なAIボイチェンRVCを紹介したとき、自分は記事タイトルに「驚異の」という形容詞を付けました。それでも学習には数十分の本人による音声データが必要で、そこまでのデータを用意するのは容易ではありません。それに対してVALL-E Xでは元データが3秒あれば本人に似た声を生成できるのです。
はじめに こんにちは。WEBエンジニアのmasakichiです。 OSSを始めたいと思いながらも「なにから始めたらいいかわからない…」と悩んでいませんか? そんなOSS未経験者にGood First Issueというリポジトリをお勧めしたく記事にしました。 この記事で書いてあること この記事には以下の2つが書いてあります。 Good First Issueについて Good First Issueからコントリビュートするまでの流れ(経験談) Good First Issueとは OSSにコントリビュートしたことのない開発者でもすぐに始められる人気プロジェクトをピックアップしたキュレーションサイトです。 プロジェクトのリンク先はgithubリポジトリで管理されています。 リポジトリはこちら キュレーションサイトはこちら Good First Issueでは下記の基準を満たしたプロジェクトがピ
チームラボよ、どこへ行く?published: 2025-05-29 last modified: 2025-05-30 この文章は私のチームラボに関する回顧録と現在のチームラボに対する私の意見を綴ったものだ。 筆を取ったきっかけとなったのは、チームラボのアブダビでの大規模常設展で発表された新作のムービングライト作品がメディアアートユニットであるKimchi and Chipsの作品に似ていると言う議論をInstagramで読んだことである。 https://www.instagram.com/p/DJY9BL6qv9k/ Light Barrier(2014)。プロジェクターの光を多数の球面鏡で意図的に散乱させ、反射光のパスを制御して3Dの光の輪を空間上に作り出す。 HALO(2018)。Light Barrierをさらに発展させ、屋外で太陽光を稼働するミラーで正確に反射させ空間に光の輪
さて、ついに退職エントリだ。私は米国のオープンソース・ムーブメントを日本で再現するためのコアを作るために民間企業へやってきたはずだった。それから21年、随分と長い航海になってしまったが、結局様々な尻拭いを続けてきたという感慨ばかりが起きてくる。一つの歴史として書き残すいいタイミングなのでその苦闘を振り返っておこう。 なお、長く付き合いが続いてしまう米国側法人は下記のように名称が変化している。なるべく頭に米国と付けて日本側法人と区別しやすいように記述するが、突然名称が変わったりするので注意してほしい。多くがもはや消滅した法人のことなので、さすがに一気読みするような酔狂な人はほぼいないと思うが。 VA Research Andover.net ↓ ↙︎ (VAによる買収) VA Linux Systems ↓ ↘︎ (Andoverから社名変更) VA
いい感じのオープンソース・ソフトウェアを書いて、それを元に起業することを考えてみたことがある人は結構いるようだ。実際に僕はここ1年半ほど、自作のオープンソース・ソフトウェアを元にビジネスを立ち上げようと試行錯誤してきた。その経験についてここでシェアしてみようと思う。 あらすじ薄々予期していたことではあったけれど、結論から言うと、そんなにはうまくいかなかった話ということになる。要点をまとめると次の通りだ。 「moldリンカ」というオープンソースのツールを開発して、それを元にビジネスを行おうとしていた そこそこ稼ぐことはできたものの、大きなリターンを得るのは難しかった ほとんどの企業はオープンソースを大々的に活用していても「無料のソフトウェア」にはお金を払うつもりはないし、払いたくても社内制度上できない 大きなリターンを得たいのならば、自作のオープンソース・ソフトウェアを元にサービスを立ち上げ
「日本人」を理由にしたくないし、「コードは全世界共通語」なのは分かっているけど、自分が日本人で日本語を母国語としていることはOSSにおいて不利になる。 この2年間のHonoの開発をしてきた経験で分かったことだ。 そこに目を瞑ってはいけないし、自覚することで世界と戦えるかもしれない。今回はそのことについて書こうと思う。 8k 現在、HonoのGitHubスター数は8,000を超えた。 これはとんでもない数字なんだけど、もっと伸びるべきで、早く1万を超えなくはいけない。 npmのダウンロード数は週間「46,000」とこれは相対的に低く、こちらも伸びるべきである。 数字が全てではないが、こうした数字は昨今のOSSにとって「一番の」指標であることは確かだ。 だから戦うことはこの数字を伸ばすことである。 なぜ「戦う」のか なんで「戦う」というおっかない言葉を使い、そして戦わなくてはいけないのか。 ま
ChatGPTに世間が沸いている。 長年この分野を見てきた者としては「ちょっと沸きすぎ」のようにも見える。深層学習を使った会話ロボットは、何もChatGPTが初めてというわけではない。 ところが、世界中が驚かざるを得ないゲームチェンジャーが現れた。 その名も「FlexGen」と言う。2月15日に公開された。 特筆すべきは、FlexGenが、ChatGPTなどの大規模言語モデルを「従来の100倍高速に動かせる」上に、NVIDIA Tesla T4という、わずか16GBのメモリーしかないGPUでその性能を使えるということだ。 つまり、大規模言語モデルを秋葉原で売っているパソコン程度で動かせる新しいフレームワークが登場したことになる。 このインパクトがどれほどすごいのかを解説してみよう。 目次: 「Google翻訳」と「大規模言語モデル」は技術的にかなり近い 会話AIの正体とは何か ChatGP
まえがき開発中のソフトウェアのライセンスを策定するため、現時点でのベストプラクティスについて探っていたところ、ここ数年の OSS ライセンスの動向が面白かったので復習も兼ねてまとめました。 特に、Umbrel が採用したという PolyForm という新しいライセンス形態が面白かったので、これについて詳しく述べます。 なぜ今ライセンスについてまとめるのか私はソフトウェアやサービスをマネタイズする方法について興味があり、特にビットコインの応用について調べたりしています。 ビットコイン (Lightning Network) を HTTP で利用することで、Web API の課金方法の可能性は大きく広がることは間違いないのですが、これはあくまで単なる支払いの手法であって、広く使われる事を前提としたソフトウェアの開発を支える手法にすることは(それだけでは)難しいという問題があります。 ソフトウェ
ソースコードを公開したソフトウェアで収益を得ている会社をまとめる。いわゆる「オープンソースソフトウェア(OSS)」という有名な言葉を使わなかったのは、OSS の定義に当てはまらない、またはその可能性があるものが含まれているため。 この記事では "OSS" の定義に当てはまらないものも含め、主要な事業を構成するソフトウェアを一定のライセンスの下で公開している会社をまとめていく。このようにソースコードを公開して利用者やフィードバックを集めるビジネスモデルは open core とか COSS: Commercial Open Source Software と呼ばれているようだ。 企業が「ソースコードが公開されているソフトウェア」を利用するメリットとしては、主に以下の2つがあると考えられる。 コア機能の開発に集中できる 自社のビジネスの核となるソフトウェアの開発に集中し、それ以外の機能的・非機
物騒な世の中です。皆様お気をつけください。 3行でまとめ 自作の OSS、fujiwara/apprun-cli のマルウェア入り偽物を作られて GitHub で公開されました 偽物には大量の新規アカウントがスターを付けていたため、検索でオリジナルのものより上位に表示される状態でした GitHub に通報したところ、偽物を作ったアカウントはbanされたようです 経緯 2024年末に、さくらのAppRun用デプロイツール apprun-cli という OSS を公開しました。 github.com 2025年2月10日 12時過ぎのこと、謎の人物が X で apprun-cli を宣伝しているのを見つけました。 どう見ても自分の物と同じ(コピー)なのですが、妙にスターが多い。リポジトリをのぞいてみると、fork ではなくコードがすべて commit 履歴を引き継がない状態でコピーされ、スター
いつもMOONGIFTをご覧いただきありがとうございます。タイトルにあります通り、MOONGIFTの更新を恒久的に停止するご連絡となります。最終更新記事は2021年07月16日になります。 背景 MOONGIFTはオープンソース・ソフトウェアの紹介サイトとして2004年01月29日に運営を開始しました。一番最初はlivedoorブログにて開始し、その後様々なブログプラットフォームを利用し、さらに一時はサイト名の変更(Open Alexandria)を経て、MOONGIFTという名称で運営を続けてきました。 MOONGIFTでは、これまでに16,000以上のソフトウェア(一部オープンソース・ソフトウェア以外のソフトウェアを含む)を紹介してきました。オープンソース・ソフトウェアは多くの先進的な技術への取り組みが行われており、オープンソース・ソフトウェアを知ることはソフトウェアの開発トレンドを知
コンバンハ、オイソギデスカ 今日も上司の思いつきで無茶振りされる皆さんお疲れ様です。 DeepSeekみたいな話題が日経新聞に載るたびに新規事業になるんじゃ無いかとかプロトタイプをもってこいみたいなこと言われると災難ですよね。 何がどうなってて、何はできないんですよみたいなのまとめておいたから、俺の屍を越えてゆけ。 まず前提からな 確実なこと DeepSeekが、生成AIモデルをMITライセンスで出した。 巨大なサイズの生成AIモデルを出した。(普通のデスクトップPCでは動かないようなもの) 他がすでに出してた小さいモデルを改良したものを出した。(蒸留したもの、GPU積んでるデスクトップPCなら動くようなもの) 作り方、改良の仕方の論文を出した。ほぼ確実なこと中国が輸入できる制限されたGPU群で生成AIモデルを作った。 生成AIモデルを改良する際に、強化学習のみを用いて改善を行った。 他が
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