破綻国家研究所 @InsHatanCountry 数年前にだいぶお世話になった、 出身大学教授の1周忌のときの坊さんの話がちょっと面白かったので共有 お坊さん: ご参列の皆様には大学関係・科学関係の方々が多いとお見受けします。 仏教ないし宗教というのは、科学と対極にあると思われがちですが、実はそうでなかったりもするのです。 弥勒菩薩様をご存じでしょうか? 弥勒菩薩というのは未来の仏様で、現在は天界で仏になるための修行を積んでいるとされる仏様です。 そして56億7千万年後に現れ、人々に仏の教えを説き、人々を救済するとされています。 でも現実には50億年後には地球は太陽に焼き尽くされるんですね(笑)←ここで会場も笑う けれども、ここが大事なところでして。 「56億7千万年後に救う」というのは、実際の年数というよりも、「果てしない時間をかけても、人間の心は必ず成長し、悟りに至る」という象徴的なメ

「助手を溶かしてしまったこともあります」「事情聴取もされました」 サイエンスプロデューサーとして活躍する米村でんじろうさん(70)。近年はインパクトの強い実験が話題になることも多く、“マッドサイエンティスト”というイメージもつきまとう。 これまでの実験の中でもとくにヤバかったものや、マッドサイエンティストとして見られることへの思いを聞いた。(全3回の3回目/最初から読む) ◆◆◆ 人気だった「ブラックでんじろう」 ――自ら体を張った実験をする姿などから「米村でんじろう先生=マッドサイエンティスト」というイメージもあります。 米村でんじろうさん(以下、でんじろう) 出演したテレビ番組側がレールを敷いた影響が大きいですね。一番は『世界一受けたい授業』(日本テレビ)かな。 当初は真面目に授業っぽく進めていたのが、次第にキャラクター性を強める方向に寄っていって、 ダーク寄りでスリリングな実験のとき

このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2中国の吉林大学や上海科技大学などに所属する研究者らが発表したプレプリント論文「Room-Temperature Superconductivity at 298 K in Ternary La-Sc-H System at High-pressure Conditions」は、ランタン・スカンジウム合金と水素化合物を超高圧下(260GPa)で反応させることで、298ケルビン(=約25℃、以下「K」表記)という室温付近で電気抵抗がゼロになる超電導体「LaSc2H24」の合成に成功したと報告している。 超電導とは、電気を流しても中で失われることなく(電気抵

244エクサ電子ボルト(2.44×10の20乗電子ボルト)は、たったひとつの原子核にしては驚くほど巨大なエネルギーです。蛍光灯のエネルギーは約2電子ボルト、胸部X線検査で使われるものが10の3乗電子ボルトほどですから、その「桁違い」の大きさがおわかりいただけるかと思います。もしこのようなエネルギーをもつ粒子を1グラム集めることができれば、そのたった1グラムで「地球が壊れる」ほどのエネルギーになります。 この正体不明の宇宙線について、私たち観測チームは「アマテラス粒子」と名づけました。アマテラス粒子のように、異様なほど巨大なエネルギーをもつ粒子を「極高エネルギー宇宙線(Extremely-High-Energy Cosmic Rays:EHECR)」といいます。これまで人類が編み出した、もっとも高いエネルギーを生み出す装置は「粒子加速器」ですが、極高エネルギー宇宙線は、地球上での加速限界をは
舞い上がった粉に引火することで起こる粉塵燃焼や粉塵爆発を解説。でんじろう先生が金属の粉と酸素を使って粉塵爆発を起こす! Mr. Denjiro talks about dust combustion and dust explosion, which occur when powder floating in theair catches fire. Watch him use metal powder and oxygen to cause a big dust explosion! *English, German, French, Portuguese, and Spanish audio tracks are available through the video player's settings icon. ※動画プレーヤーの設定アイコンから音声トラックを変更すると、英語

こんにちは! かがみあやかと申します。 私はInstagramやnoteで物理学系クリエイターとして 物理学の発信をしています。北海道大学理学部物理学科を卒業し、修士課程(物理学専攻)を修了。 その後は企業で研究開発職として働いていました。 Instagramを中心に、物理学の用語(電磁波や放射線、量子力学など)に関する誤解が多いことを感じ 少しでも正しい知識を知ってもらいたいという気持ちで発信活動をしています。 さて、先ほども少し触れましたが 最近SNSを中心に「量子力学」という言葉がよく見られるようになりました。 書店に足を運ぶと、自己啓発やスピリチュアルコーナーにも「量子力学」の文字が躍る本がずらりとならんでいます。 しかし、こういったところで見かける量子力学は本来物理学で研究されている量子力学とはまったく中身が異なるものです。 よくよく見てみると 「引き寄せの法則は量子力学で証

(200円つけておきますが、全文無料範囲にあるので、無料で最後まで読めます。気に入ったら買ってください)Macbookの中からこんな文書が発掘されました。たぶん、2009年7月16日に行われた日本機能性イオン協会主催の勉強会「マイナスイオンは偽科学か?!」のために書いたのではないかと思います。話せと呼ばれたので、行って話しました。 記録によると、僕が『科学者にとってマイナスイオン・ブームの何が問題だったのか』という題で30分話して、福井工業大学工学部機械工学科の浅田敏勝教授が『空気イオンの効用について』という題で30分話して、『マイナスイオンは偽科学なのか』という討論を僕と浅田さんと日本機能性イオン協会理事長の久保田昌治氏、東アジア機能性イオン協会会長の山田眞裕氏、日本機能性イオン協会理事の江川芳信氏でやったようです。マイナスイオン推進派の会合だから、めっちゃアウェーだったんですが、言い

フランスのリヨン高等師範学校(ENSリヨン)で行われた研究によって、熱力学第2法則を「95%もの高確率で破るように見える」驚異的な現象が実験的に確認されました。 研究では、髪の毛よりもはるかに小さい微小な板バネを使い、周囲のごくわずかな温度変動(熱ゆらぎ)を巧みに利用して、本来であれば外部からのエネルギー供給が不可欠な状況であっても、95%の確立で必要な自由エネルギー差を「タダ」で済ませることに成功しました。 これは、ナノスケールの世界で起こる確率論的熱力学という新しい理論に基づくもので、エネルギーの供給が必要となる状態遷移を「ゆらぎ」に頼って引き起こしたものです。 果たしてこの結果は、本当に熱力学第2法則を揺るがすものなのでしょうか? 研究内容の詳細は『Physical Review Letters』にて発表されました。

東京化学同人 @tkd_pbl 「東京化学同人」の公式アカウント。科学系の書籍および雑誌を刊行している出版社です。新刊や雑誌「現代化学」の次号ネタなどの先取り情報を発信します。科学分野の大事な話題やニュースも時々つぶやきます。 情報科学レーベル「DIGITALFOREST」: @DIGITALFOREST5 編集部アカウント: @tkd_hensyu tkd-pbl.com 東京化学同人 @tkd_pbl中華丼を数口食べると餡がサラサラになる人とならない人がいます。それはゲノム中のアミラーゼ遺伝子のコピー数の差によるものらしいです。現代化学5月号と今月6月号で真面目に解説しています。みなさんはどっち派? pic.x.com/4F0THjp5tj 2025-05-07 14:46:54

教室の壁に掛かるお馴染みの周期表。 しかしその並び方を大胆に組み替えることで、時間計測の未来が拓けるかもしれません。ドイツのマックスプランク核物理研究所(MPIK)で行われた研究によって、原子核中の陽子数ではなく残りの電子の数で元素を配置し直した全く新しい「周期表」が提案されました。 チームによれば、この方法で整理したところ、高電荷イオン(たくさんの電子を奪われて強い正電荷をもつ原子)の中に眠っていた700種類以上も「次世代の光格子時計の候補」が浮上したといいます。 従来の周期表からも多くの知見が得られたように、新たな周期表を作ると同時に大量の知識が一網打尽的に現れた訳です。 「新・周期表」は、これまでの周期表では見落とされていた原子の秘密を暴き出し、人類科学を新たな段階に高めてくれるのでしょうか? 研究内容の詳細は2025年4月16日に『arXiv』にて発表されました。

女性セブン【公式】 @joseiseven 宇多田ヒカルが「量子力学」に夢中 世界最大規模の素粒子物理学施設CERNを訪問し「コーチェラよりうれしいかも」楽曲作りのインスピレーションを得ることも j7p.jp/139562 #宇多田ヒカル #量子力学 #CERN #女性セブン #女性セブンプラス 2025-04-27 21:01:20 リンク 女性セブンプラス 宇多田ヒカルが「量子力学」に夢中 世界最大規模の素粒子物理学施設CERNを訪問し「コーチェラよりうれしいかも」楽曲作りのインスピレーションを得ることも (1/2)| 女性セブンプラス 頭にはしっかりとヘルメットをかぶり、巨大な研究機器を見上げて目をらんらんと輝かせるのは、希代の歌姫・宇多田ヒカル(42才)。彼女が少女のような表情を見せたのは、 (1/2) 1 user 109 WIRED.jp @wired_jp 宇多田ヒカル「CE

インドの高校生3人が、電気を必要としない冷蔵庫を開発し、世界的な環境賞「アース・プライズ2025」を受賞した。 「サーマボルト」と命名されたこの画期的な冷蔵庫を発明したのは写真の3人で、左からドゥルブ・チャウダリーさん、ムリドゥル・ジェインさん、ミスラン・ラダニアさん。 この発明で賞金1万2500ドル(約170万円)を獲得し、その資金で200台の試作機を作り、120の病院に提供して実地テストを行う予定だ。 それにしてもなぜ、電気を使わず冷却できるのか? それは塩が水に溶ける際に熱を奪う化学作用を利用した「イオノカロリック冷却法」を使っているから。 主要な塩は「塩化アンモニウム」で、これにより水の温度を最大28度も下げることが可能だ。さらに「塩化アンモニウム」と「水酸化バリウム八水和物」を組み合わせることで、なんとマイナス10度まで冷却できる。 ユーザーは“塩”を冷蔵庫の銅製のボックスに入れ

東京科学大学の服部真史助教と原亨和教授らは、低温低圧で働くアンモニア合成触媒を開発した。性能は工業触媒の3倍弱。アンモニア製造のエネルギー収支は280%以上向上した。最新触媒は1200%以上増幅する見込み。民間に技術移転し、5年内にアンモニア製造を目指す。 鉄にアルミニウム水素化物を担持したヒドリド鉄触媒を開発した。従来研究の希少元素を用いる触媒は重量当たりの性能で工業鉄触媒を上回る値を出してきた。ただ容積当たりの性能では必ずしも勝らない。アンモニア合成プラントでは反応容器の大きさが生産能力を決めるため容積当たりの性能が重要になる。ヒドリド鉄触媒は3倍弱まで向上した。 ヒドリド鉄触媒は赤さびの酸化鉄にアルミニウムを溶かした硝酸水溶液をかけて乾かし、アンモニア合成条件に置くと生成される。一般に水素化物は合成が難しかったが、簡便な方法が確立して実用技術となった。 工業鉄触媒が400度Cで達成す

今日の夕方には帰らないといけないんだけど、子供達が帰りたがらない 年末年始、義理実家とうちの実家で交互に帰ることにしていて2年に一回旦那の実家に帰るんだけど 普通だったら年末年始、義理の家で子供抱えて姑と一緒でかわいそうってなるんだろうが、もうこれがうちは最高すぎる 義実家に現れる独身おじさん、旦那の兄だ。 なんかよくわかんないが科学者してるみたいで、実家でもぶ厚いよくわからない難しそうな本読んでたりする なんか子供が大好きみたいで、うちが子供二人を連れて帰ってくると、このおじさんが子供達を車で連れ出したり庭でアレコレ遊んでくれる 庭で何するかっていうと焚き火になんかぶちこんで炎色反応?とかなんだけど子供達は大喜び。スライムみたいなの作ったりもしてたな ビーカーとか試験管みたいな理科の実験室でしか見たことがないような物を出してきて、年末年始よい子科学教室をしてくれてる 子供達もうお目々キラ

「鏡像細胞」のリスクが明らかになるにつれ、アダマラは自身の研究室でその製造に取り組むことをやめた。この研究には複数年にわたって助成金が投じられており、それが期限切れとなったが、彼女は更新申請を行わないことにした。 現在、アダマラと他の37人の研究者は、他の科学者たちにも同様の行動を取るよう呼びかけている。 論文には、「当初、我々は鏡像細菌が重大なリスクをもたらすのかどうか、懐疑的だったが、次第に深刻な懸念を抱くようになった」と記されている。 「鏡像生命」とは何か? 鏡像生物学とは、地球上の生命が従う基本的なルールである「キラリティ」の反転について研究する生物学だ。 キラリティとは、分子(糖やアミノ酸など)が右型あるいは左型のいずれかを指向するという性質のことを言う。 生命を構成する各分子には1つのキラル形態しか存在しない。例えば、DNAの骨格を形成する際に使われる糖は右型であるため、DNA

「光が光の影」を落とす影を知ることは光を知ることでもある矢印で示した部分が「光の影」となっています /Credit:Raphael A. Abrahao et al . Optica (2024)人類の影に対する理解は、常に光に対する理解と並行して進化してきました。 影の研究と利用は芸術と科学の歴史にも深く刻まれています。 たとえば演劇の分野では、影は影絵として世界中のさまざまな文化で数千年にわたり存在してきました。 両手を交差させた「カニ」や片手の小指を動かす「イヌ」の影絵は、誰もが一度は見たり試したりしたことがあるでしょう。 また美術の分野では、ルネサンス時代の影の研究が西洋絵画における写実主義の発展に大いに貢献しました。 原始的な芸術として知られる洞窟壁画や古代エジプトの壁画が影をあまり意識しない一方で、ルネサンス期以降の絵画ではあえて「影を描く」ことで物体を写真のように描くことに

【読売新聞】 東京大などのチームは31日、植物が光合成をする時に使う「葉緑体」をハムスターの細胞に移植することに成功したと発表した。チームは「移植した葉緑体から光合成の初期反応が確認された」としており、本来はない光合成機能を動物細胞

最新のSF超大作にありそうなアイデアです。 スイス・チューリッヒ工科大学(ETH Zurich)の気候科学者らはこのほど、地球の上空にダイヤモンドを撒き散らすことで、効果的に温暖化を抑制できる可能性があると発表しました。 ダイヤモンドのシールドを作ることで地球を程よく冷やせるようですが、これは一体なぜなのでしょうか? 研究の詳細は2024年10月7日付で科学雑誌『Geophysical Research Letters』に掲載されています。 Injecting Diamonds Into The Sky Could Cool The Planet, Study Says https://www.sciencealert.com/injecting-diamonds-into-the-sky-could-cool-the-planet-study-says Could injecting d

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