左岸 Life for books (she/her) @slifeforbooks 読んでいる本にプディングという言葉が出てくる。なんとなく「ああ、プリンね」と片付けて先に進む。普段翻訳ものを読んでいる時にたぶん大多数の人がそんなふうにして通り過ぎてしまう言葉を拾い上げて、調べて、教えてくれる。この著者が教えてくれる。翻訳書を愛する人にはぜひ読んでほしい一冊だ。 pic.x.com/m3cShh9b0m 2025-12-10 20:46:31

Rob Reiner and Michele Singer, photo by Rodin Eckenroth / WireImage 『スタンド・バイ・ミー』『スパイナル・タップ』『恋人たちの予感』『ミザリー』『ア・フュー・グッドメン』などで知られる映画監督のロブ・ライナー(Rob Reiner)が死去。米国時間12月14日の午後、カリフォルニア州ブレントウッドの自宅で妻ミシェル・シンガーと共に死亡しているのが発見されました。ロブ・ライナーは78歳でした。 ロサンゼルス消防局の救急隊員が現地時間午後3時30分頃、医療援助のために自宅に出動し、そこで2人の遺体を発見しました。その後、遺体で発見された2人はロブと妻のミシェルであることが確認されたとTMZとVarietyは報じています。 遺族の広報担当者は声明を発表し、こう述べています。 「ミシェルとロブ・ライナーの悲劇的な訃報を、深い悲しみ

世界で一番有名な日本の伯爵令嬢は、フランス人も認める美貌の持ち主で、性格も良かった。ノンフィクション作家の平山亜佐子さんは「通称バロン薩摩と結婚した千代は、夫に同行し、20世紀前半のパリでまさにセレブというべき豪華な生活を送った」という――。 ※本稿は、平山亜佐子『戦前 エキセントリックウーマン列伝』(左右社)の一部を再編集したものです。 お妃候補にもなった伯爵令嬢 その美貌から「ドーリー」とよばれた千代は、本当に人形だったのだろうか。 薩摩千代は1907(明治40)年、伯爵の山田家に生まれた。 父の英夫は陸軍軍人および貴族院伯爵議員だが婿養子である。英夫の父、つまり千代の父方の祖父は元会津藩主松平容保かたもり、新撰組を起用したことでも有名な人物。千代の母方の祖父である山田顕義は元長州藩士、松下村塾に学び戊辰戦争、佐賀の乱、西南戦争などで功をあげて陸軍中将となった後に伯爵となり、司法大臣を

東京都の家賃上昇が、若者の家探しにじわじわと影響を与えている。都心の職場近くに住みたいが、家賃は低く抑えたい―。相反するニーズを満たす物件として、「極小」アパートが人気を集めている。狭くても“住めば都”。単身で暮らす若者の住宅事情に迫った。 初めて見て「めっちゃ狭いな」歯科衛生士の女性(22)は、東京23区内にある主要駅近くのワンルームアパートに暮らしている。駅まで徒歩約10分。築6年で専有面積9平方メートルのロフト付き極小住宅だ。 訪問すると、想像以上に狭かった。リビングは3畳ほどで、手を広げれば両側の壁につきそうだ。梯子の上にあるロフトに布団を敷いている。シャワールームとトイレは別々だが、浴槽はない。 女性は「初めて部屋を見たときは『めっちゃ狭いな』と思いました。(北関東地方の)実家の自分の部屋の方が広い」と話す。それでもこの部屋を選んだ理由は明快だ。 「家賃が月6万円と安い」 入居率

» 【悪夢かよ】横浜・伊勢佐木町の激安ホテルがアウトレイジ過ぎて震えた / まさかあの会長のホテルだったとは…夕食・朝食付き&25時間滞在OKで1泊7300円 特集 【悪夢かよ】横浜・伊勢佐木町の激安ホテルがアウトレイジ過ぎて震えた / まさかあの会長のホテルだったとは…夕食・朝食付き&25時間滞在OKで1泊7300円 砂子間正貫 2日前 ハマの繁華街として栄えた横浜・伊勢佐木町エリアに「グランドサン横浜」という名のやけに安いホテルがある。夕食・朝食付き & 25時間滞在(チェックイン12時・チェックアウト13時)で1泊7300円。ちょっと心配になるレベルで安い。 もしかしてヤバいホテルなのだろうか。たしかに周囲には飲み屋や雑居ビルが立ち並んでいて、夜は繁華街ならではの独特な雰囲気が漂っている。 そんなわけで少しビビりながら泊まってみたところ……おい嘘だろ。まさかの方向で衝撃を受けたので報

秘儀(上)(新潮文庫) 作者:マリアーナ・エンリケス,宮﨑真紀新潮社Amazon毎年この時期(12月頃)は年間ベストについて考えている頃合いだが、「あれは絶対ベストに入るな〜」という作品でも、時間的な都合で記事を書けていないものも多い。そうやって取りこぼした作品をすべて紹介できるわけではないが、これだけは今年の一冊として紹介しておきたい、と断言できるのが、アルゼンチンの作家マリアーナ・エンリケスによるラテンアメリカン・ホラーの傑作『秘儀』だ。 著者は『寝煙草の危険』が本邦でも高く評価されており、本作も大きな期待のもと読み始めたが、これが一言でいえば「しっくりくる」ホラー長篇だ。軍事政権時代と民主化への移行が共存する20世紀後半の政治的激変期のアルゼンチンの状況を緻密に物語に取り込みながら、同時に、父と子の愛の物語として、異能力者たちの物語として、様々な側面を持たせ、そのすべてをホラーとして

251215追記:先週もっともスキされた記事の1つになったとのことで、、皆さまありがとうございます! チャットツールが点滅する。 メールの受信通知がポップアップする。 そこに書かれているのは、資料の添付ファイルと、たった一行の文言。 「確認お願いします」 その瞬間、肺の奥から重たい空気が漏れ出る。 ため息だ。 そして脳裏をよぎるのは、諦めにも似た、どす黒い感情。 「ああ、この人の仕事レベルってこの程度なんだな」 汚い言葉で申し訳ありません。 でも、正直に言いましょう。皆さんも思ったことがあるはずです。 なぜ、私たちはこの「確認お願いします」という、一見すると丁寧なはずの七文字に、これほどまでに神経を逆なでされるのか。 それは、その一言が「思考の放棄」であり、「責任のなすりつけ」であり、他人の時間をタダだと思っている「想像力の欠如」の表れだからです。 今日は、この日本中のオフィスに蔓延する「


リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く