男性1人が安否不明になっていた埼玉県八潮市の大規模な道路陥没で2日、下水道管の中の本格的な捜索が行われた結果、転落したトラックから1人が遺体で見つかりました。警察などは行方が分からなくなっていたトラックの運転手とみて確認を急ぐことにしています。 ことし1月に起きた八潮市の大規模な道路陥没では、トラックに乗っていて転落した74歳の男性の安否がわからず、埼玉県は下水道管の中で見つかった運転席部分の内部に取り残されているとみて捜索に向けた準備を進めてきました。 その結果、下水道管の水をう回させるバイパス工事などが終了し、1日、消防隊員らが初めて管の中に入った結果、運転席部分の内部に人と思われる姿があるのが確認され、管の中は2次災害の危険が低いこともわかりました。 そして2日朝、消防や警察などが本格的な捜索を行ったところ、運転席部分から1人が遺体で見つかり警察署に運ばれました。 警察などは行方が分

東京都内の約58万6000戸に影響が出た大規模停電で、原因とみられる火災が発生した埼玉県新座市の東京電力施設内のケーブルについて、東電が設置から約35年間、一度も取り換えていないことが13日、同社への取材で分かった。 ケーブルの経年劣化が火災につながった可能性があり、埼玉県警などは同日午前、火災現場を実況見分。詳しい出火原因を調べる。 東電によると、火災が起きた施設は都内の変電所に送電するケーブルが入った地下トンネル。ケーブルは地下約6.2メートルの地点にあり、計18本が3本ずつ六つの束になった状態で通っている。ケーブルは敷設されてから約35年が経過し、これまでに交換された記録はないという。 東電は停電が起きた12日の記者会見で、施設内に第三者が侵入したとは考えにくく、漏電によりケーブルから火花が飛び、絶縁用の油に引火した可能性があると説明した。 ケーブルについては目視や打音検査な

東京電力の損害賠償をめぐる政府支援の枠組が決まった。私は日本国の一介の納税者として、また東京電力の一利用者として、この決定にささやかな疑問を持っている。 政府の決定では、東京電力の賠償額に上限は設けないのものの、株式の上場を維持し、社債などの債権もすべて保護されることになった。それでどうやって莫大な賠償資金を捻出するかというと、東京電力の毎年の利益から国に返済するのだという。 ところで東京電力の商品は電力しかないのだから、「利益」というのは利用者が支払う電気料金のことだ。電力は地域独占なので、電気料金が値上げされれば利用者には抵抗する術がない。すでに多くのメディアで、「電力料金の大幅な値上げは不可避」と報じられている。 ここで、私の最初のささやかな疑問だ。 これは要するに、東京電力が利用者から原発事故の賠償資金を取り立てて、それを被害者に分配するということではないのか。 もちろん政府はこう

JR西日本は台風19号の通過を見越し、13日午後4時すぎ、前日の予告通り京阪神地区の全24路線を運休させた。同社は初の措置に「安全には代えられない」と説明するが、「13日の状況を見て決める」とした大手私鉄と判断が分かれた。危機管理の専門家からは「一律に止めたのが正しかったのか」との批判もある。 大阪駅では13日午後4時25分ごろ、最後の電車が出発。その後、全線運休を知らせる張り紙が掲示され、駅を閉鎖した。大阪市城東区の会社員男性(34)は「危ない運転よりはすべて運休の方がいい。JRは思い切った判断をした」と賛成する。実家の宮崎県から戻る途中だった大阪市都島区のアルバイト今村聡師さん(32)は「他社線は動いており、当日の状況をみて柔軟に動いてほしかった」と疲れた様子で話した。 JR西では、昨年7月の豪雨で山口線の橋が流失。今年8月の広島土砂災害でも可部線が冠水しており、広報部は「台風が近畿を

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