太陽光で発電した電気の買い取り価格が、新年度(2019年度)に20%余り引き下げられる見通しになりました。これにより、一般の家庭では再生可能エネルギーをめぐる料金負担の抑制につながることが期待されます。 このうち最も件数が多い、発電能力が500キロワット未満の太陽光について、経済産業省は1キロワットアワー当たり、現在18円となっている買い取り価格を、新年度は22%引き下げ、14円とする方針を固めました。 太陽光の買い取り価格は、参入を後押しするため高値に設定されていましたが、その一方で、家庭にとっては上乗せ料金の負担が重いという指摘も出ていました。 経済産業省としては太陽光パネルなどのコストが下がってきていることから、買い取り料金を早ければ、2022年度に今の半額以下に引き下げる方針を示していて、今後、家庭の負担抑制につながることが期待されます。 経済産業省はこれらの見直し案を9日に開かれ

檀家の減少で経営が厳しい寺院が増える中、新たな収入源を確保しようと京都の寺の僧侶たちが会社を設立し、中国地方で電力の小売り事業に参入する方針を固めました。 関係者によりますと、この会社は京都の西本願寺の僧侶が中心となってことし6月に設立したもので、過疎化などで檀家が減り寺の経営が厳しくなる中、電力の小売り事業に参入し新たな収入源を確保する狙いがあります。中国地方には、広島県や山口県を中心に3000余りの西本願寺派の寺があり、全国的にも多いことから、檀家のネットワークを活用し中国地方5県で、来年4月から家庭向けに電力を販売するということです。 この会社では、太陽光やバイオマス発電などの電力を供給する、福岡県みやま市の電力会社「みやまスマートエネルギー」から電力を調達する予定で、再生可能エネルギーの普及も促したいとしています。 料金は、中国電力より2%ほど安くする方針で、初年度は一般家庭40

アメリカ西海岸から4000マイル(約6437メートル)離れた場所にあるアメリカ領サモアの孤島「タウ島」には600人程度の島民が生活しています。これまでタウ島の島民は主要な電力の発電をディーゼル発電機に頼ってきたのですが、燃料はアメリカ本土と島をつなぐボートで仕入れるしか方法がなく、時には燃料が不足する事態も起こっていたとのこと。そんなタウ島にテスラに買収されたソーラーパネル導入企業「SolarCity」がメガソーラー発電所を設置したことで、太陽光だけで生活できるクリーンな離島が登場しました。 Island in the Sun | SolarCity http://blog.solarcity.com/island-in-the-sun/ タウ島生まれのキース・アフソン氏は「幼少期に本土と島をつなぐ連絡船と2カ月間連絡がとれなくなり、ディーゼル発電機の燃料を仕入れることができなくなったこと

一般家庭にも普及が進みつつある太陽光発電では作った電力を安定的に「貯める」ことはほぼ不可能で、余った電力は電力会社に売るしか手段がなく、しかも売電価格は下降傾向にあります。そんな中、イーロン・マスク氏率いるテスラモーターズはリチウムイオンバッテリーとインバーターを内蔵して一般家庭に必要な電力を供給できる「パワーウォール2」と、一般家庭の屋根タイルと全く見分けがつかない太陽光発電パネル「ソーラールーフ」、そして企業や電力会社向けリチウムイオンバッテリー蓄電装置「パワーパック2」を発表しました。発電はできても貯めることが難しかった電力の問題を解消し、サスティナブル(再生可能)な太陽光エネルギーを家庭単位で安定的に実用化しそうなシステムとなっています。 パワーウォール | テスラ ホームバッテリー https://www.tesla.com/jp/powerwall テスラが発表した「パワーウォ

サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ

先日、太陽光発電のコストは原子力発電よりも大幅に安い、一体なぜこうなったのか?、との記事が出てました。環境面・安全面・コスト面・国家戦略面他の様々な観点からの議論が必要ですね。 -----太陽光発電のコストは原子力発電よりも大幅に安い、一体なぜこうなったのか? Business Newsline http://business.newsln.jp/news/201608272133020000.html 2011年3月に福島第一原子力発電所事故が起きた後、日本では、今後も原子力発電を推進するのか、それとも再生可能エネルギーなどに転換を図るのか大きな議論が起きた。その際、原子力発電推進派は、再生可能エネルギーはコスト的に割高で、原子力発電を置換することはできないと主張した。 2011年に日本で議論が起きた際のコストは、原子力発電のコストの4倍近いものであり、2011年当時には、日本の原子力
意外と奥深い。アメリカでかつて栄えたソーラーが廃れた理由2011.04.15 15:009,030 satomi 次世代の代替エネルギーに関心が集まっていますけど、米国で太陽光発電が誕生したのは結構古く(1884年、チャールズ・フリッツの太陽電池が最初)、1908年にはカリフォルニアで既に太陽熱でお湯沸かしてたって知ってました? それが戦後ずっと斜陽になってしまったのです。こんな貴重なエネルギーを何故に75年近くも日陰に追いやってしまったのか? 「Powering the Dream」の著者Alexis Madrigalさんが謎に迫ります! (以下は、本書より抜粋訳) 今の「グリーン技術」に歴史がないと思ってる人がいても、とやかく言えないだろう。世間一般の通念ではソーラー・風力は新しい技術ということになってるし、地熱はこれまでロクに試されたこともなく、効率優先の技術はこれから始まるものと思

図2 ヒンクリーポイントC(HPC)、陸上風力発電(OW)、太陽光発電(PV)の2023~2057年における行使価格の推移予測 英国のシンクタンクであるIntergenerational Foundation(IF)は4月5日、英国南西部のサマセット州で建設が計画されている「ヒンクリーポイント(Hinkley Point)C原子力発電所」を太陽光や風力発電など再生可能エネルギーによる電源で代替すれば最低300億から400億ポンドの節約になるとの調査結果を発表した。 ヒンクリーポイントC原発は、安全性を大幅に高めた新型炉「欧州加圧水型炉(EPR)」を採用している。出力1600MW(1.6GW)のEPR2基で構成し、総出力は3200MW(3.2GW)となる見込み。仏EDFなどが建設を受託する予定となっており、2023年の稼働を目指している。 英IFの調査では、ヒンクリーポイントC原発の建設コス

リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く