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アニメとInterviewに関するpopoiのブックマーク (30)

  • クリエーターとは「次を創る」人--ガンダム富野監督が送るエール

    人気アニメ「機動戦士ガンダム」の監督として知られ、歯に衣着せぬ物言いでも知られるアニメーション監督・原作者の富野由悠季氏が9月2日、パシフィコ横浜で開催中のゲーム開発者向けイベント「CESA Developers Conference(CEDEC) 2009」の基調講演に登場。「原理主義者に陥っては次のことを生みだせないが、原理原則でものを考えるべき」と、ゲーム業界の未来を担う開発者たちにエールを送った。 「ゲーム質は“悪”」 富野氏は、ゲーム業界が生まれてから30年程度経っていることについて、「30年というのは、業態に限らず業界が固定する時期。いろいろな部分で“動脈硬化”が起きて、明日が見えなくなる時期だ」と指摘。ゲーム業界より長い歴史を持つアニメ業界の人間として、語れることがあるのではないかと考えたのが、今回講演を引き受けた理由だと語る。 次の30年、50年をどうするかと考えたとき

    クリエーターとは「次を創る」人--ガンダム富野監督が送るエール
    • たとえアニメといえども、現実と無縁ではいられない (5/5)

      現実は「地味」なのか? ―― 「おおかみこども」には人生のリアルが反映されているというお話ですが、アニメーションでリアルさを追求したことに対して、何かしらの壁や、デメリットのようなものはありましたでしょうか。 壁というのは、映画を制作する上ではいくらでも出てくるんですが(苦笑)、映画公開の後にいただいた言葉に、「この企画を成立させたスタッフに敬意を表する」というものがあったんです。それは、逆に言うと、こうした企画を成立させるまでにはさまざまな障害が予想される、ということだと思いました。 ―― 「こうした企画」というのは? 要は、ちょっと地味なんじゃないか、ということなんです。アニメーションというのは、いくらでも架空のファンタジーを描ける映像なのに、「おおかみこども」は日常描写がほとんどです。制作中にも、「アニメ映画」としては淡々とし過ぎているんじゃないかという懸念は出ていました。プロデュー

      たとえアニメといえども、現実と無縁ではいられない (5/5)
      popoi
      popoi2013/03/20非公開
      “花が、雪と雨に「おおかみ」か「人間」かを選ばせる所”花は、人狼である2人の、双方の要素を、基本、肯定してる。でないと2人は、自分自身を肯定し得ぬ。生活の場の選択は、又、別の事。 #おおかみこどもの雨と雪
      • たとえアニメといえども、現実と無縁ではいられない (4/5)

        アニメも社会や現実(リアル)とリンクしている ―― 私自身は、花が苦労している中にもキラキラした素敵な世界が見えるというところに共感しました。「日常の暮らしの中にも素敵な世界がある」がテーマだと思っていました。 それが、あなた(筆者)が見いだしたテーマなんだと思います。映画では、花というひとりの女性の人生十年くらいの出来事を淡々と描いているだけなんですね。あの映画の画期的なところのひとつは、テーマが映画の中にあるんじゃなくて、見ている自身の中にあるっていうことじゃないですか? この映画で何が見えたかを語ろうとすると、その当人自身の境遇や人生観を語ることになったりする。僕の友人にも、「この映画でどんな感想を持ったかは、自分自身の悩みに向き合うことになるから、他人に容易に話せない」と言ってくれた人もいました。 (C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会 ―― そう考えると「おおかみこ

        たとえアニメといえども、現実と無縁ではいられない (4/5)
        popoi
        popoi2013/03/20非公開
        なお、この記事は、プロデューサー氏による「僕自身も同様に、監督の意図していない感想もいだいている」「立場を離れた僕個人の視点で」と明言してる物故、注意。監督の意向、に非ず。 #おおかみこどもの雨と雪
        • たとえアニメといえども、現実と無縁ではいられない (3/5)

          男性にとって「社会」という壁は高い ―― 私自身は、男性のお客さんが見出す「おおかみおとこがなぜ野垂れ死にするのか?」というところにはまったく思いが至りませんでした。映画では、“おおかみおとこ”が社会で生きられなくなったらいきなり野垂れ死ぬ。「社会になじむか、そうでなければ死か」というのは、ずいぶん極端な振り方だと思いました。 「社会になじむか、そうでなければ死か」というのは、もしかしたら男性のほうが良く考えるのかもしれません。実は男って、人生の選択肢が広そうに見えて意外に狭いと思うんですよ。周囲を見ていても、女の子はたくましいしバイタリティーがあって、生きる選択肢をどんどん広げている気がしていて。 男はおおむね、「勝つか負けるか」みたいなものが大きな価値観としてあって、勝たなきゃ存在意義がない的に、1かゼロかで考えてしまう。当は、もっといろんな価値観や人生の選択肢があっていいはずなんだ

          たとえアニメといえども、現実と無縁ではいられない (3/5)
          popoi
          popoi2013/03/20非公開
          “野垂れ死に”。否。如何な立場であれ不慮の不幸は有得る。だが「彼」は、「人」として弔われ得なかった。社会の大勢が容れぬ個性(含「趣味」「生き方」等」)の存在をこそ示唆。 #おおかみこどもの雨と雪
          • たとえアニメといえども、現実と無縁ではいられない (2/5)

            “おおかみおとこ”はなぜ野垂れ死んだのか? ―― “おおかみおとこ”に関しては、なぜ、そのような描き方になったのですか。 実は僕にもわからないんです。ただ、僕はプロデューサーとして、なぜおおかみおとこを野垂れ死ににさせたのかを把握していかないと宣伝の方針も立たないし、自分の心の中でも納得がいかない。だから、自分なりの解釈は持っていました。 「おおかみこども」のベースに、「才能」の話があると思います。 僕個人の解釈になるんですけど、 “おおかみおとこ”という人は、ニホンオオカミという「才能」を引きついでいた。でも、それを捨てて人間として生きることを決意した人だった。そのために大学で哲学を受講するほど、深く考えて決意していたはずです。 ところが、そのもぐりこんでいた大学で花と出会った。ふたりで生活を始めたときに、彼が何をしたかというと、子どもたちにべ物を与えるために、もう一度オオカミという「

            たとえアニメといえども、現実と無縁ではいられない (2/5)
            popoi
            popoi2013/03/20非公開
            “彼は才能を捨てた筈なんです。ところが結婚した時、軽率にもう一回使ったが故に野垂れ死にをしてしまった” 否。「狼」は、「才能」ではなく「個性」の暗喩では。 #おおかみこどもの雨と雪
            • たとえアニメといえども、現実と無縁ではいられない (1/5)

              (C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会 興行収入42億円を記録した、大ヒットアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」。プロデューサーのひとりである渡邊隆史氏に、ヒットの背景を伺っている。 ヒットを生む種は大きくふたつあった。ひとつは「映画が公共的なものであり、個人的なものでもあるという二面性を意識できたこと」(前編)だった。そしてもうひとつは「アニメがフィクションの枠を超え、現実と関わっているように見えた」ということだ。 つくりものだけど、どこかで現実とつながっている。ただのおとぎ話で終わらせることなく、心にひっかかりを残したことが共感と感動につながった。そのひっかかりは一体どこにあらわれたのか? 数百万人の心を動かした、ヒット作の「リアル」を読み解く。 アニメプロデューサー 渡邊隆史氏 1959年栃木県生まれ。アニメ専門誌「アニメージュ」(徳間書店)編集長ののち、角川書店に入社。

              たとえアニメといえども、現実と無縁ではいられない (1/5)
              popoi
              popoi2013/03/20非公開
              “おとなしくその社会の中で自我をひっこめて生きているという。最も無難な選択肢がなかったっていうのが、この映画の面白い所だなと」否。「彼」や雪の選択が其の方面。この御仁、阿呆か? #おおかみこどもの雨と雪
              • 「『世界名作劇場』になったガンダムなんて見たくない」CG嫌いの富野由悠季氏が挑むCGアニメ「Ring of Gundam」制作秘話

                「『世界名作劇場』になったガンダムなんて見たくない」CG嫌いの富野由悠季氏が挑むCGアニメ「Ring of Gundam」制作秘話 ライター:徳岡正肇 残念ながらSIGGRAPHの特別講演は完全に撮影禁止であり,講演のオフィシャル素材も存在しないため,記事中の写真はCEDEC 2009での監督の講演時のものを使用していることを最初にお断りしておきたい 日で初めて開催されたSIGGRAPH Asia 2009には大勢のクリエーターが集まっていた。そんななかで,ゲームのみならず日の映像制作に多大な影響を与えた「機動戦士ガンダム」で知られる富野由悠季氏の講演が行われた。SIGGRAPHにおける富野氏の演題は「Ring of Gundam : No Hints forCreation in Your Manuals」(リング・オブ・ガンダム:マニュアルに創作のヒントはない)と題されており,ま

                • 時代を駆ける:富野由悠季/5止 永遠に発展しなくていい - 毎日jp(毎日新聞)

                  <「機動戦士ガンダム」以後、新作を発表してもガンダムの人気には及ばなかった。富野さん自らが「呪縛」と呼ぶ苦悩の時期だ> 「ガンダム」が認められた時に、自分も作家になれると思ったわけです。ガンダムで示した、宇宙時代に対応した新しい人類像の「ニュータイプ」という概念やモビルスーツという二足歩行のロボットを使って、次の物語を作りたいと思った。しかし、「ニュータイプ」の定義づけもできないし、別の作品もガンダムほどにはうまくいかない。作家として、創作力の幅を持っていない、と自覚しました。 そこへ制作会社から「次もガンダムをやらないか」と言われれば、受けざるを得ないわけです。でもうまくいかない。「番組を1年持たせればいいんだろう」と捨て鉢になってしまう気持ちがありました。 <転機は、テレビアニメ「A(ターンエー)ガンダム」(99~00年)だ。旧知の制作会社社長からの「ガンダム20周年に何かやらないか」

                  • ガンダムは作品ではなく“コンセプト”――富野由悠季氏、アニメを語る(後編)

                    アニメ『機動戦士ガンダム』の監督として知られる富野由悠季氏が7月7日、東京・有楽町の日外国特派員協会に登場し、講演を行った。『機動戦士ガンダム』の放送30周年を機に招かれたもので、50人ほどの記者や一般参加者を前に、自らの半生や映画哲学などについて語った。 講演の内容を収録した前編に続いて、後編では質疑応答の模様をお伝えする。 →宮崎駿は作家であり、僕は作家でなかった――富野由悠季氏、アニメを語る(前編)ガンダムは“リアルロボットもの” ――今年でガンダムは30周年ということですが、なぜこんなに長く人気が続いたと思いますか? また、「ディズニー作品はストーリーが子どもだまし」とお話されましたが、ガンダムのストーリーはそれとどう違うのでしょうか? 富野 30周年まで人気が続いた理由がもし分かっていれば、こんなにジタバタしていません。僕は来年に向けての作品も作っているのですが、そういうのが

                    ガンダムは作品ではなく“コンセプト”――富野由悠季氏、アニメを語る(後編)
                    • 富野由悠季監督が語る「ガンダム30周年」

                      社団法人日外国特派員協会は7日、有楽町にある同協会部において、「機動戦士ガンダム」の総監督であり、生みの親でもある富野由悠季氏を招いて、報道昼会を実施した。30周年を迎え、海外でも非常に知名度があることから、今回の実施に至った次第だ。関係者、日人報道陣、外国人報道陣が多数集まり、登壇した富野氏の「ガンダム30周年にあたって」と題したスピーチに耳を傾けた。 ●アニメ・マンガの発展と地位の向上を見てきて 最初は、幼少時のマンガ・アニメ体験の話からスタート。還暦を過ぎた富野氏であるが、10歳前後の頃は、まだ戦後という時代であり、マンガはくだらない物、ゴミ捨て場に行くような物と語る。ディズニー・アニメだけは例外で、小学校の映画鑑賞の時間に観に行ったが、今にして思えば占領政策の一環だったと感じるという。ディズニー・アニメを見て感じたのは、「なぜここまで暴力的な(オーバーな)動きが必要なのかと

                      • 時代を駆ける:富野由悠季/4 宮崎駿監督に近づきたい - 毎日jp(毎日新聞)

                        ◇YOSHIYUKI TOMINO <67年に虫プロダクションを退職してフリーになって以降、プロダクションの発注で、絵のコマとセリフを入れる「絵コンテ」を数多く手掛け、「コンテ千切り」「さすらいのコンテマン」の異名をとった。そしてテレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」(74年)や「母をたずねて三千里」(76年)の絵コンテを担当し、両作品の監督だった高畑勲さん(74)とアニメーターだった宮崎駿さん(68)に出会った。その仕事ぶりは衝撃だった> 自分では多少演出ができると思っていたけど、フリーになってプロダクションを渡り歩いて仕事をしていると、「お前の絵コンテ、ひどいよね」と言われる意味もわかるようになりました。そこで高畑さん、宮崎さんに出会って、物語を次の世代に伝える仕事が持っているスリリングさを見いだせました。 お二人は子ども向けに作る気がさらさらなかった。子ども相手なのに、かみ砕いたセリ

                        • 時代を駆ける:富野由悠季/2 「アトム」演出本数、最多 - 毎日jp(毎日新聞)

                          ◇YOSHIYUKI TOMINO <小学5年生の時、親に買ってもらったマンガ雑誌「少年」で故・手塚治虫さんの「鉄腕アトム」と出会った> 第1話の掲載号でした。僕のコンプレックスは中学3年生まで「アトム」を読んじゃったことです。普通の子は中学生になればマンガなんか読みません。ちょっとできる子は岩波文庫を読んでいた時代です。 「アトム」は、ほかのマンガから抜きんでていました。感覚が都会的、21世紀的。ディズニーのキャラクターをまねた手塚マンガは好きじゃなかったけど、「アトム」はただのコピーじゃないと思いました。 長編マンガ「来(きた)るべき世界」は名作文学より優れていると思います。冷戦下の地球に宇宙人が襲来してくるが、宇宙戦争があるわけではない。地球が消滅するかもしれないという大設定をしながら、日やそれぞれの国に住む普通の人々を中心に話が進む。劇構成の巧妙さ。ただのマンガ家じゃない、とその

                          • 時代を駆ける:富野由悠季/1 「ヤマト」意識、「ガンダム」を青春群像劇に - 毎日jp(毎日新聞)

                            ◇YOSHIYUKI TOMINO <8月、スイスのロカルノ国際映画祭で、「ガンダム」生みの親、富野由悠季さんに名誉豹(ひょう)賞が贈られた。「ロボットの表現に悲哀や劇的衝撃を持ち込み、革命を起こした」のが受賞理由。「機動戦士ガンダム」(79~80年)のテレビ放映開始から30年という記念の年の朗報だった> 名誉豹賞を一緒に受賞したアニメ監督の高畑勲さん(74)は僕の師匠みたいな方だから、何だか据わりが悪かったですね。もう一つ感じたのは「20年遅いよ」。もっとブイブイ言わせてたころに褒めてほしかった。 ロカルノの実行委員会は今年、「マンガ・インパクト」というタイトルで日のアニメを特集しました。ヨーロッパの他の映画祭に先んじて、「ジャパニメーション」と呼ばれる日のアニメを映画の主役として認める意思表明と理解しています。ディズニーとも違う日のアニメの存在がヨーロッパで評価されていくんだと感

                            • どうすれば「洗脳」されずに「成長」できるのか - 「マクロス・フロンティア」河森正治監督・7 :日経ビジネスオンライン

                              河森正治(かわもり しょうじ) 1960年、富山県生まれ。アニメーション監督、メカデザイナー。慶應義塾大学工学部在学中からデザインの仕事をはじめ、スタジオぬえに入社。82年のテレビアニメ「超時空要塞マクロス」で戦闘機がロボットに完全変形する“バルキリー”のデザインを手掛け、84年、映画「超時空要塞マクロス愛・おぼえていますか」で初監督を務める。95年にアニメーション制作会社サテライトの設立に参加。同社にて、「地球少女アルジュナ」(2001年 TV)、「マクロスゼロ」(02年OVA)、「創聖のアクエリオン」(05年TV/07年劇場版)、「マクロス・フロンティア」(08年TV)、「バスカッシュ」(09年TV)などを手がける。現在、劇場版「マクロスF」を製作中。SONYの「AIBO(ERS-220)」や日産のCMに登場した「パワード・スーツ デュアリス」のデザインも手掛けている(写真:星山 善一

                              どうすれば「洗脳」されずに「成長」できるのか - 「マクロス・フロンティア」河森正治監督・7 :日経ビジネスオンライン
                              • 『まどか☆マギカ』虚淵さんの女性キャラに対する考え方 他 : なのログ(°□°;)

                                34 :名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/02/09(水) 12:32:39 ID:g5eq/xlP0 ウロブチさんはキャラを壊すことでしか愛情を表現できない人なので・・・ ほむほむ逃げて!逃げてー!もうこのアニメそのものから まどっちだけ連れて逃げてー! 39 :名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/02/09(水) 13:31:34 ID:wTnUHeuG0 >>34 虚淵「自分は、素で「女性は強い」という思いがあるんですよね。タフネスというか。男はオスというか蜂というか、一発植えちゃったら死んじゃっていい生き物なんですよ!」 広江「(爆笑)」 虚淵「そういう意味じゃ男は弱いんですよ。その点、メスは植えられてからが勝負じゃないですか」 広江「そうですね」 虚淵「女性は戦い続けなければならないわけです。その「強さ」を可愛いとは思えんよな。可愛がりばかりはできないって

                                • Interview: Fate/Zero Screenwriter Gen Urobuchi

                                  Gen Urobuchi is perhaps best known among anime fans as the screenwriter for the smash hit Puella Magi Madoka Magica; his latest project is scripting what is likely the fall's biggest and most anticipated series, Fate/Zero, the prequel to Type-Moon's Fate/stay night. We asked Type-Moon superfan and writer Alain Mendez to ask Mr. Urobuchi the burning questions he had in advance of the show'searly O

                                  Interview: Fate/Zero Screenwriter Gen Urobuchi
                                  • 「まどマギ」「タイバニ」テレビ局から見たヒットの背景【後編】 (1/5)

                                    人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」「TIGER &BUNNY」を手がけた、毎日放送(MBS)プロデューサー・丸山博雄氏インタビュー後編。前編ではいわゆる「ヒットの法則」、そして「テレビにとってのアニメ」について話を聞いた。今回は「なぜ今、原作のないアニメ(オリジナルアニメ)がヒットしたのか?」を中心に、テーマの核心に迫る。 毎日放送 プロデューサー 丸山博雄氏とは―― 1977年生まれ、大阪府出身。1999年毎日放送に入社、営業部門を経て2002年東京支社テレビ編成部に。アニメーションとテレビドラマを担当。主な担当作品は「機動戦士ガンダムSEED」「鋼の錬金術師」「機動戦士ガンダム00」「戦国BASARA」「マクロスF」「おおきく振りかぶって」「魔法少女まどか☆マギカ」「青の祓魔師」「TIGER &BUNNY」「機動戦士ガンダムAGE」「Persona4 theANIMATION

                                    「まどマギ」「タイバニ」テレビ局から見たヒットの背景【後編】 (1/5)
                                    • 「まどマギ」「タイバニ」テレビ局から見たヒットの背景【前編】 (1/6)

                                      10年に一度とも言われる大ヒットアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」、かなりターゲットが限られそうな内容にも関わらず見事に大当たりした「TIGER &BUNNY」。去年話題になった2のアニメは、毎日放送(MBS)プロデューサーにしてヒットメーカーの丸山博雄氏が関わっている作品だった。 2はどちらも漫画小説などの原作がなく、テレビのために作られたオリジナルアニメ。人気が出るかどうかが判断しづらく、“企画が通りづらい”ジャンルだ。あえてそこに挑み、そして成功した背景には何があったのか? 今回のヒットはテレビ局側にはどう映っていたのか、そして現在日テレビという媒体の中で“アニメ”はどんな役割を担っているのか? 丸山氏に詳しくお話を伺った。 毎日放送 プロデューサー 丸山博雄氏とは―― 1977年生まれ、大阪府出身。1999年毎日放送に入社、営業部門を経て2002年東京支社テレビ編成部に。

                                      「まどマギ」「タイバニ」テレビ局から見たヒットの背景【前編】 (1/6)
                                      • 「自分はハッピーエンドのつもりでいた」脚本家・虚淵玄が語る『魔法少女まどか☆マギカ』の未来

                                        オリジナル・テレビアニメ作品として昨年放送された『魔法少女まどか☆マギカ』(以下、『まどか☆マギカ』)。2012年10月現在、その再編集版という位置付けで、劇場版の前後編である『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]/始まりの物語』、『劇場版 魔法少女 まどか☆マギカ[後編]/永遠の物語』が上映中だ。作は、テレビシリーズの再編集版であることに加え、全国43スクリーンでの数少ない上映という条件の中、後編が初日2日間の興行収入ランキングで第1位を記録。まさに”社会現象”を巻き起こしている。 それぞれの思いを胸に魔法少女として魔女に立ち向かうことを選んだ少女たちの戦いを描いた同作は、パッと見、可愛らしい「魔法少女もの」だが、フタを開けてみればこれまでの魔法少女ものとは一線を画すショッキングな展開や視覚表現・構成がうけ、放送当初から人気に火がついた。同作のBlu-ray Disc1~3巻の売上げ

                                        「自分はハッピーエンドのつもりでいた」脚本家・虚淵玄が語る『魔法少女まどか☆マギカ』の未来
                                        • 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ、虚淵玄先生インタビュー : アキバBlog

                                          2011年テレビ放映されて大きな話題となった「魔法少女まどか☆マギカ」が、映像・音響など一新されて、劇場版[前編]始まりの物語と[後編]永遠の物語の二立てが全国公開。今回は脚を書かれた虚淵玄(ニトロプラス)にインタビューをさせていただき、劇場版『まどか☆マギカ』について色々とお訊きしました!取材・構成:かーず(かーずSP) ―――映画をご覧になった感想はいかがでしたか? 虚淵玄(以下、虚淵):最初に粗編集で『こう繋ぎます』というのを見せてもらったものでまったく異存がありませんでしたので、『お任せします』とお返事したんですが、そしたら、なにかとんでもないものになっていました(笑) ただの総集編かと思いきや、完全に劇場作品として大成するくらいに描き直されて音響も一新され、素晴らしいものになっていると思います。背景のリテイクもそうですし、想像以上だったのが梶浦由記さんの新規の曲と音響の演出。

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