2016 - 09 - 13 「君の名は。」を24歳OLが一人で観に行ってきたがあまり泣けなかった話。(ネタバレ含む) マンガ・アニメ レポート 結論から言うと、思ったより泣けませんでした。 個人的に、新海誠 作品はハマる人とハマらない人がいるよな~と思ってるんですが、私はどうもハマらないタイプの人間のようです。こんな感想書くと 「あぁふざけんなよアレで泣けないとかどういう頭の構造してんだ」 とか怒られそうだなあとひっそり思ってるんですが、まあスルーしてやってください。新海誠監督作品 君の名は。 公式ビジュアルガイド 作者:新海誠 , 東宝 , コミックス・ウェーブ・フィルム , 角川書店 出版社/メーカー:KADOKAWA / 角川書店 発売日: 2016/08/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (10件) を見る まずね、映像の綺麗さは間違いない。序盤の彗星落下の

日本映画・洋画を問わず、ネタバレ・あらすじを交えて感想(レビュー、 批評、 解説…?)を語りながら、映画の魅力を再発見していきましょう。ラストを明かすことも。 宮崎駿監督の育った家は、戦争中とても景気のいい家だった。 自動車の個人所有が一般的ではなく、しかも原油不足から民間では木炭自動車が使われていた当時にあって、彼の父はガソリンの自家用車に乗っていた。世間が食糧難で、食べる物が何もない中、宮崎家はおひつでご飯を食べていた。 叔父が社長、父が工場長を務める宮崎航空興学は、軍需産業の一員として飛行機部品を組み立てていた。栃木県の工場には千数百人の工員がいたというから、ちっぽけな町工場ではない。なるほど、裕福な一族だったのだろう。 だが、未熟な女の子たちを臨時工として動員しても、できた翼は規格に合わない。規格に合わなくても、検査官の軍人にポケットマネーを渡せば通ってしまう。 それで特攻隊の青年

宮崎駿の『風立ちぬ』を見ました。かなり驚いたので、感想を書きたいと思います。いわゆる”ネタバレ”がありますので、まだ見てない方は読まれない方が良いと思います。映画を見たこと前提に書きますので、まだの方には意味がわかりにくいかもしれません。 「えっ、本当に?」というのが、『風立ちぬ』を見た僕の最初の感想でした。なんとなく美しい話として見てしまう物語の基底が、圧倒的に残酷で、これまでの宮崎映画とは次元がまったく異なっています。 そして、たぶんこの残酷さが宮崎駿の本音なのだと思います。今回、宮崎駿は今までよりも正直に映画を作りました。それは長い付き合いで、今回主人公の声を担当した庵野秀明も言っていることなので間違いありません。何より、庵野秀明が主人公役に抜擢されたこと自体が「正直に作った」という意思表示です。庵野さんに対する宮崎監督の評価は始終一環して「正直」というものだからです。今回も「庵野は

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