1973年に高松市と坂出市にまたがる五色台に建築された瀬戸内海歴史民俗資料館が、新たに国の重要文化財に指定されることになりました。1970年代の建造物の指定は初めてで、歴代で最も新しい重要文化財となります。 1973年に五色台の山の上に建てられた瀬戸内海歴史民俗資料館は、世界的な建築家、丹下健三氏のもとで県庁舎の建築に携わり、県の建築課長も務めた山本忠司氏が手がけました。 建物は、山の形状に沿って正方形の部屋がいくつも連なり周回できる構造で、建てる際に掘削して出た安山岩が展示室の外壁や出入り口付近の壁などに使われています。文化庁の文化審議会は、景観との調和を考慮し、豊かな自然が残る地域の特性をいかしているなどと評価し、18日、国の重要文化財に指定するよう文部科学大臣に答申しました。 全国の重要文化財の中で最も新しいものは、1964年の東京オリンピックの際に建築された「代々木競技場」でした

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