スマートホーム化する価値とは、家が賢くなることではない。 住居者が愚かでなくなることだ。 システムの一部になることが快適な生活を送るカギである。 使って初めて分かる価値Amazonのスマートスピーカー、Echo Dotを使い始めて約10ヶ月が経つ。 Echo Dot (エコードット)第3世代 - スマートスピーカー withAlexa、チャコールAmazonAmazon 買う前は音声コントロールに対して疑問を持ってた。今のAIの賢さで本当に便利なのかと。しかし今は違う。スマート化されていない生活など考えられないし、何より俺の行動が変わった。日常生活で生じるささいなミスが減ったのである。 やっていること自体に新鮮味は無いが、実際に使っているからこそ語れるというものはある。ただスマートスピーカーの紹介をするのではなく、俺の考え方がどのように変化したか書いていきたい。 キッチンの照明を消す

M5Stackを開発したM5Stackは中国深圳のスタートアップだ。国際的なハードウェアスタートアップアクセラレータのHAXが、中国のスタートアップを対象にプログラムを始めたHAX Chinaの第一期生でもある。 2016年に1人でHAXに参加した、広東省東莞市生まれのJimmyの生んだスタートアップは、すでに従業員数50人を超えるほどに成長している。HAX卒業組の中でも特筆すべき成功と言える。ところが、HAXやその親ファンドであるSOSV Venturesのメンバーから、「M5Stackがなぜ成功しているのかよく分からない、教えてくれ」という問い合わせが僕宛にしばしば来る。つまり、出資元も成功の理由がいまいち見えていないようだ。 毎回説明しているのは以下のようなシンプルな魅力だ。 「M5Stackは、IoTのプロトタイプを手軽で気軽にしている」 かみ砕くとこのようになる。多くの購入者はI

米新興企業のMojo Visionは1月16日(現地時間)、“世界初の真のスマートコンタクトレンズ”と謳う「Mojo Lens」を発表した。視界にテキストで情報を表示するディスプレイを内蔵するAR(拡張現実)コンタクトレンズだ。 ARメガネもまだ実用化されたとは言えない中、Mojo Visionは「ARメガネは周囲に違和感を与えるし視界を狭める」ので、視野に直接データを表示する方法を開発したと語る。これなら周囲から見えないことから、同社はこのプラットフォームを「Invisible Computing」と名付けた。 Mojo Lensは10年以上にわたって開発してきたもので、現在はプロトタイプでの実証実験中。発売の予定などはまだ不明だ。 提供対象は消費者から企業まで、幅広く想定している。視界を妨げずにリアルタイムの情報にアクセスできるよう設計されており、企業では生産性やコンプライアンスを大幅

はじめに 貧乏IoTには100均が欠かせませんよね。 さて、以前から「もしかしたらな〜」と思っていて試していなかったこと。 USBで電源供給できるIoTセンサー類のバッテリーに100均のやつが使えないか? まあいつか試そうと思っていて機会がなかったが、昨日ダイソーに行ったときに思い出したので108円(税込)の電池式モバイルバッテリーを買ってやってみました。 やってみた 結論から言うと、うまくいきました。 オムロン環境センサ USB型(2JCIE-BU)をダイソーの電池式モバイルバッテリーにつけてみた。電源が入ってデータが送信され、途中で切れることがなかった。 1時間ほど環境センサのデータをAmbientに送ってみたらちゃんと送信されつづけていました。うむ、これはコスパがいい! なにがうれしいのか? それ、なにがうれしいの?という方もおられると思うので、うれしいことを説明しておきます。要点は

壁電気スイッチ操作の様子 アプリでは好きな時間にスイッチを押す「タイマー機能」もあり、また複数台あるSwitchBotを一括で管理することもできます。サイズは幅が約42.8ミリ・奥行き約24ミリ・高さ約36.5ミリ、重量は約39グラムとコンパクトで、動作時間は最大で約600日。電池はリチウム電池の「CR2」で交換が可能です。 カラーは「ホワイト」「ブラック」の2色。価格は5000円(税込)です。

IoT向けのサービス基盤を提供するソラコムは、断続的な死活管理や位置情報の管理のような小さなトラフィックしか発生しないIoT向け通信に対応した新料金体系「Low Data Volume」を発表しました。 同社はこれまで、1日にあたりの基本料金が10円、1MBあたりの通信料金が0.2円からという料金体系で、携帯電話網を用いたIoT向けのデータ通信を提供してきました。 しかしIoT市場の広がりによって、例えば数分ごとのデバイスの死活監視や位置情報発信のようなシンプルかつ小容量のデータを扱うような事例も増え、こうした低トラフィック向けの料金体系が望まれるようになってきたとのこと。 今回発表された低トラフィック向けの料金体系では、こうしたケースをカバーするため、基本料金が月額0.4ドル(日本円で約45円)、1KBあたりの通信料金が0.0005ドル(1MBあたり0.5ドル)と設定されています。 これ

ソラコム、LoRaWAN通信サービスを国内で正式に開始。免許不要、数キロ先まで無線通信、乾電池で数年稼働のIoT向け通信。デバイスとサービスを展開 IoT向けのサービス基盤を提供するソラコムは、新しい通信規格であるLoRaWAN(ローラワンと呼称するのが一般的なようです)のサービスを正式に開始することを発表しました。 LoRaWANとは無線通信の一種。無線LANとして普及しているWi-Fi通信のように、通信機器の設置や利用には基本的に免許などが不要で誰でも利用できます。しかも通信デバイスからの電波は数キロから十数キロ程度先にあるゲートウェイにまで届くとされており、屋外の広い範囲も簡単にカバーできるのが特長。低消費電力のため通信デバイスは乾電池でも数年間は稼働するとされています。 ソラコムはこれまで、NTTドコモなどのキャリア回線を利用することで同社のSORACOMAirなどのIoT向け通

出版社にて携帯電話雑誌の編集に携わった後、2002年にフリーランスライターとして独立。業界で数少ない女性ライターとして、スマートフォンなどのモバイル端末紹介を中心に、雑誌やWeb媒体で執筆活動を行う。 京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は11月9日、フランスのSIGFOX(シグフォックス)社が提供するIoT向けネットワーク「SIGFOX」を、2017年2月から日本で展開することを発表しました。KCCSは基地局などを整備し、IoT向けのネットワークを提供する通信キャリア事業を行うことになります。 ↑KCCSの代表取締役社長 黒瀬善仁氏(左)とSIGFOX アジア太平洋地区 プレジデントRoswell Wolff氏 現在、私たちはスマートフォンやPCなどの通信機器を使ってインターネットにアクセスしています。しかし、これからは、家電製品や車、さまざまなセンサーなど、いままで通信機能を

今やIoTは、聞かない日がないほど注目を集めている。ただし多くの導入ケースで通信コストがネックになる。携帯電話事業者が展開する3G回線やLTE回線を使う場合、相対料金で値下げ交渉した場合でも、1回線当たり月300〜500円程度のコストがかかる。年換算すると3600円であり、それだけのコストを支払っても投資対効果が成立する製品にしか通信機能を入れにくい実態がある。 LPWA分野の通信技術は、そんな壁を崩そうとしている。欧州や米国を震源地に今、仏SIGFOX(シグフォックス)やLoRa Alliance(LoRaアライアンス)、米Ingenu(アンジェヌ)といったLPWAに分類される新興プレーヤーが続々と参入している(表1)。 例えば2009年に創業し、2012年にサービスを開始したSIGFOXは、独自にいち早くIoT特化のネットワークを敷設、フランスやスペイン全土をカバーした。速度はわずか1

京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は11月9日、フランスのSIGFOX S.A.が提供するIoTネットワーク「SIGFOX(シグフォックス)」を日本で展開し、2017年2月から順次サービスを開始すると発表した。 SIGFOX S.A.は、Ludovic Le MoanとChristophe Fourtetにより、2010年に設立されたフランスの企業。IoTを支える低価格で省電力のソリューションをグローバルに提供している。 同社によると、今後のIoT市場においてインターネットにつながるデバイスの数はさらに増加し、2020年までに約530億個まで増大すると想定(総務省 平成27年版情報通信白書 特集テーマ「ICT の過去・現在・未来」)しているという。 しかし、さまざまな環境下で多数のデバイス接続が必要なIoT向けの通信において、データ量がごく小さいセンサなどの用途では、通信料金が高

あらゆるモノがインターネットにつながるIoTによって、日常生活は一変すると期待されていますが、IoT端末の実用化にあたって小型で容量の大きな高性能バッテリーの登場が待たれています。しかし、そもそもバッテリー不要であればバッテリー切れを心配する必要もないということで、電波を受けるとエネルギーが生じてバッテリー不要で駆動できる小型のコンピューター「WISP」がワシントン大学の研究者によって開発されています。 Wisent: Robust Downstream Communication and Storage for Computational RFIDs (PDFファイル)http://arxiv.org/pdf/1512.04602v2.pdf This Battery-Free Computer Sucks Power Out Of ThinAir | Co.Design | busi

こんばんは。 Beatrobo竹井です。 この記事はBluetooth Low Energy Advent Calendar 2015 の20日目の記事です。 先日JavaScriptでIoT !! JS Board Shibuya #6 LTナイト! に行った際に WebBluetoothAPI の存在を知りました。 この WebBluetoothAPI を利用すれば、ブラウザだけで Web サービスとBLE デバイスとがコミュニケーションできるようになるというわけです。 以前開発していた konashi-js-sdk では、ブラウザ上の JS でBLE デバイスとコミュニケーションを実現するため、BLE と通信する Native 側とブラウザ内の JS とが双方向にコミュニケーションできるカスタム WebView を作り、それを konashi.js アプリの中に埋め込

ありとあらゆるモノがインターネットに接続されるIoT時代の到来を目前に、コイン大の極小・極薄端末が「VoCore」を使えば、自分で機械に組み込んでLinuxベースでプログラムすることで、いろんなモノをIoTデバイスに仕立てることができます。 VoCore | A coin-sizedLinux computer with wifi http://vocore.io/store/index これが横25.4mm×縦25.4mm×厚さ3.4mmの極小コンピュータ「VoCore」です。コイン大のサイズにCPU・メモリ・Wi-Fiモジュールなどが組み込まれています。CPUは「RT5350F(PDFファイル)」(360MHz)、メモリは32MBのSDRAM(133MHz)、8MBのSPIフラッシュメモリストレージ、Wi-Fi(2.4GHz、802.11n)チップを搭載し、USB2.0やイーサネッ

落とし物をしてしまうと「最後にどこに置いたか」の記憶があやふやで、訪れたお店に電話しまくったり、来た道をにらみながら逆走したり、といった経験がある人は少なくないかもしれません。それでも見つかれなければ警察に届いていることを信じて問い合わせるくらいしか方法がないわけですが、そんな問題を全て解決してくれるのが落とし物ドットコムが販売している世界最小の落し物追跡タグ「MAMORIO」です。サイフやカギに追跡タグを付けておくだけで、最後にタグから離れた場所がスマートフォンで確認できたり、他のユーザーを通じて落とし物の居場所がわかったりするということなので、実際に購入して試してみました。 MAMORIO | 世界最小の落し物追跡タグ http://mamorio.jp/ MAMORIOはこんな感じで家に届けられます。 ペリペリと後ろから開封。 中には名刺サイズのカードボックスが入っていました。 カー

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