全世界のソフトウェア開発者は4700万人。最も多いのがJavaScript開発者で2800万人、Java、Pythonが続く。スラッシュデータの調査IT業界に関する調査を行っているSlash Dataは、全世界のソフトウェア開発者に関する調査結果を発表しました。 発表によると、全世界のソフトウェア開発者は合計で約4700万人。そのうち最も多く使われているプログラミング言語がJavaScriptで、約2800万人のソフトウェア開発者が利用しています。 2位がJavaで約2320万人、3位がPythonで2290万人、4位がC++で1630万人、5位がPHPで1150万人と続いています。 言語ごとの開発者の増加ペースで見ると、JavaScriptを利用する開発者はこの1年で280万人増加したものの増加ペースは鈍化。 スラッシュデータは、この鈍化はJavaScript開発者をめぐる人材市場が成

凡例: 互換性表示: ✓=明確に表示、△=部分的/限定的に表示、✗=表示しない ソート可能: ✓=容易にソート可能、△=一部条件付きでソート可能 それでは各戦略について詳しく見ていきましょう。 SemVer(Semantic Versioning) SemVer(セマンティック バージョニング)は最も広く使われているバージョン戦略の一つです。2010年にGitHub創設者のTom Preston-Werner氏によって提案され、事実上オープンソースコミュニティの標準となっています。npmやRubyGems、Cargoといった主要なパッケージ管理システムでも採用されており、もはやバージョニングと言えばSemVerと言っても過言ではありません。 概要 バージョン番号にソフトウェアの後方互換性の有無を明示し、開発者と利用者の双方に安心感を与えることを目的としています。変更内容の重要度に応じてバー
Ubie株式会社で病気のQ&Aのプロダクトマネージャー(PdM)を務めている、田口(@guchey)です。 Cursorをプロダクトマネジャーが活用する記事を見て、自分もプロダクトマネジメント業務の中心をCursorにしてみることにしました。 威力すごい。各所にあった知識を集約した結果、自分の認知限界を超える相棒になりました。 現在のスプリント、バックログアイテム、OKR、ユーザーストーリー、主要メトリクスを把握したAIは、プロダクトの現在地から未来の姿まで詳細に把握したAIプロダクトマネージャーだった。 ディレクトリ構成今はこんな構成にしています。 cursor_pdm/ ├── .cursor/ # CursorAI 用の設定ファイル │ ├── mcp.json # MCP設定ファイル │ └── rules/ # CursorAIルール │ ├── 000_general.md

対象 一般的なWebアプリケーション 特に、学生などはクレジットカードが使えずそもそも支払いができないという状況もあるので無料のものをまとめてみました。 結論として SupabaseNext.js DrizzleCloudflare PagesCloudflare D1 / KV どんな要素が必要か Webアプリの開発に必要なのはフロントエンドと、バックエンドです。 バックエンドといっても、その中身は実際の処理に加え、DB、またログイン認証機構が必要になります。フロントエンドフロントエンドとしては、Next.js一強です。 すでにコミュニティも成熟しているので使いやすく、いろんなところに統合できます。 バックエンド処理 バックエンド処理は、Next.jsの"use server";を使えば簡単に行えるので、別にAPIを作ったりする必要はなさそうです。 フロント・バックエンドのデプ

Cline を使い始めて2ヶ月ぐらい経った。 自分の直感として、Cline は真のイノベーションの入口であり、そして開けてはいけないパンドラの箱でもあったと思う。 ここでいう Cline は Cline型コーディングエージェントであり、広義には Devin / Cursor や Copilot Agent 等を含む話。だが、後述するように Cline でしか見えない世界がある。 その先の未来に、プログラマとしての自分はフルベットする、という話をする。 私たちが知っているプログラミングの終焉 大事なことは次の記事に全部書いてある。まずこれを読んでほしい。 (Google翻訳) Steve Yegge 氏は、置き換えられるのはジュニアおよび中級レベルのプログラマーではなく、新しいプログラミング ツールやパラダイムを受け入れず過去に固執するプログラマーであると指摘しています。 <略> これはプロ

blog.handlena.me 「あの頃はこれ使っていたのか〜」と振り返れるのは良さそう。ということで自分もスナップショットとして残しておこう。2025年1月現在の状況。 エディタ code.visualstudio.com 自分のdotfilesの履歴を見る限り、2016末くらいから使い始めているっぽい。Emacsから乗り換えてから8年くらい経っているのか…。 主に使っているextensionはgithub.copilotgolang.go ms-python.pythonrust-lang.rust-analyzer tamasfe.even-better-toml tuttieee.emacs-mcx zhuangtongfa.material-theme など。 基本操作としてはEmacsキーバインドはやはり体に染み付いているのでそれは必須。 themeは One Dark
技術選定の失敗 2年間を振り返るTypeScript,Hono,Nest.js,React,GraphQL はじめに 新たに書きました。MySQLを使っても会社は潰れない 久々に記事を書いたのでどうぞお手柔らかに... 私が過去2年間で行った技術選定の成功と失敗を振り返り、その学びを共有したいと思います。 文才無いので淡々と箇条書きでいきますTwitterエンジニア垢作りました。エンジニアのお友達がいません。 @uncode_jp 注意 意見を押し付けるものではありません。ただ建設的な議論は大事だと思う。 自分の意見は明確に、歯切れのよい表現を意識している。人それぞれだよねみたいな感じに逃げたくない。技術選定に結論はある(過激)。 ただし技術選定にはコンテキストがあり、例えばプロダクトのフェーズや組織の事情によって当然結論は変わる可能性がある。 OSSの開発者さん達は偉大ですごい。あ

はじめに 私はソフトウェアエンジニアだ。私はソフトウェアエンジニアだ。私の本質的な仕事は、複雑な問題を解決し、効率的で革新的なソフトウェアを開発することだ。長年、私の世界はコードとアーキテクチャとアルゴリズムで構成されてきた。そして、それは今も変わらないはずだった。しかし、予期せぬ出来事が起こり、私の認識は大きく揺さぶられることになった。 パターン認識エンジニアとして働く中で、私は一つの重要なスキルを磨いてきた。それは、パターンを認識し、分析する能力だ。この能力は、複雑なシステムを理解し、効率的なアーキテクチャやアルゴリズムを設計し、バグを特定する上で不可欠だ。 私たちエンジニアは、コードの中にパターンを見出し、それを活用することで問題を解決する。重複するコードを関数化したり、似たような処理をクラスとして抽象化したり。パターンを見抜く目は、より良いソフトウェアを作る上で欠かせない。 プロ

「チームトポロジー」や「エンジニアリングマネージャーのしごと」「スクラム実践者が知るべき97のこと」の著者や翻訳者などで知られる吉羽龍太郎氏が、「ソフトウェアに関わる人が知っておくといいかもしれない法則10個(勝手セレクション)」という興味深いポストをX(旧Twitter)で公開しています。 ソフトウェアに関わる人が知っておくといいかもしれない法則10個(勝手セレクション) コンウェイの法則 パレートの法則 グッドハートの法則 パーキンソンの法則 ブルックスの法則 リトルの法則 ピーターの法則 ハインリッヒの法則 ピーク・エンドの法則 ホフスタッターの法則 — Ryutaro YOSHIBA (@ryuzee) January 23, 2024 これらの法則の多くは経験則だったりもしますが、いずれにせよ知っておくと上司の説得に役立ったり、ソフトウェアの開発現場でチームの運営に役立ったり、物

どうも、レコメンド商品のシステム開発をしている野川と申します。 私は、2021年にモノタロウに新卒入社し、2022年5月からレコメンド商品の開発に関わり始めました。 モノタロウのレコメンド商品は、下の図の①~④の流れでクライアントサイドで表示しています。大部分の処理はJavaScriptで構成しており、UIもそのHTML部分をjQuery(JavaScript)で作成しています。 図:レコメンド商品表の流れ 入社当時私は、ソフトウェアエンジニアとして、「可読性の低いコードは駆逐するべきだ」「読みやすいコードだけが正義である」「理解しやすいシステムだけが皆を幸せにする」と心の底から考えていました。加えて、「なぜ先輩たちは可読性の低いコードを放置して平気なのか?」と疑問を持つこともしばしばありました。 レコメンド商品周りのコードはまさに可読性の低いコードベースとなっていたため、当事者となった私

特に個人開発者向け!CodeRabbit(自動レビューツール)を使えばコードの健康まで得られることに気づいた話 ↑by ImageCreator fromMicrosoft Bing CodeRabbitのレビュー もう初回コードレビューはAIに任せる時代になった - CodeRabbit -を読んだ。レビューはとても負担が多く、時間もかかる。これをAIがやってくれたら、こんな有難いことはない。というわけですぐに使ってみた。 CodeRabbitを使った結論 結論から書くと、レスポンスも速く、技術レベルも高く、気を使う必要もない上に、コミュニケーションも出来る。若干問題に対して答えを言いすぎるキライはあるが、これも使い方に依る。さらにレビューを意識することでコードの健康まで得られてしまう。良いことしかない。 CodeRabbitの価格体系 気になっていたのはやっぱり価格だが、調べてみた

収益化方法の整理 今回の目的の1つの、売上月10万円を達成するために、まずは代表的な収益化モデルについて整理しました。こちらもNotionまとめたものをそのまま転載します。 純広告 広告を掲載したい企業を募集し、掲載料をもらう。ある程度のPV数がないと掲載するメリットないのでPV数があることが前提。バナー広告、テキスト広告、動画広告などがある。 ネイティブ広告 PRマークはつくが、Webメディアのコンテンツに溶け込むように掲載するタイプの広告。デザインを壊さない。アフィリエイト 成果報酬型の広告。広告をクリックしたユーザーが商品を購入してはじめて収益になる。広告料を払ってくれる企業を募る必要がない。ASP(A8,バリューコマース,楽天等)に登録すればいろんなジャンルの広告が扱える。 アドネットワーク 広告媒体になるサイトを集約し、一括で配信する仕組み。広告枠を設置すれば自動で広告が配信さ

先々月、あるサーバベンダ主催のイベントで、最近のサーバにおける技術トレンドを紹介して欲しいという依頼を受けて、過去10年のサーバ技術のトレンドを振り返るという講演を行いました。 ほぼ10年前は「ムーアの法則が終わる」と本格的に言われ始めた頃で、そこから実はさまざまな技術、例えばストレージクラスメモリやFPGAやメモリドリブンコンピュータなどのプロセッサの回路の微細化以外の技術によるサーバの性能向上技術が注目され、その一部は市場に投入され定着しつつある一方で、商業的な成功を収められなかった多くの技術もありました。 それらをざっと振り返る内容にしたところ、現在のサーバ技術の方向性がなんとなく見えてきたのではないかと思うので、ここで記事として紹介します。 記事は前編と後編に分かれています。いまお読みの記事は前編です。 10年前、「ムーアの法則」が終わると言われ始めた 今から約10年ほど前、201

2023年6月10日に発売の拙著「人が増えても速くならない ~変化を抱擁せよ~」は、経営者やマネージャの方々がソフトウェア開発の経験がなかったとしても、その本質を掴めればと思って書きました。 今や経営や事業をしていく上でITを使ったシステムは欠かせなくなっており、関わらないわけにはいきません。特に、事業そのものにソフトウェアを内包している場合において、ただ使うだけでなく開発して活用していく必要があります。 そこでソフトウェアと、ソフトウェアを作るエンジニアたちをマネジメントしていかねばならないとき、従来通りのマネジメントをしていると、うまくいかないときが出てきます。 ソフトウェアとエンジニアのマネジメントは、ともすれば直感的なものから外れていることがあります。本のタイトルにある「人が増えても速くならない」のも、その一つです。本書では章の目次ごとに、そうした直感とは違っているソフトウェアな

ソフトウェア開発における品質のメトリクスについて、新旧2冊の本を比べてみました。 1冊は、『初めて学ぶソフトウェアメトリクス』。 原著『Five Core Metrics: The Intelligence Behind Successful Software Management』(Lawrence H. Putnam、Ware Myers著)は、2003年に出版されています*1。 初めて学ぶソフトウエアメトリクス~プロジェクト見積もりのためのデータの導き方 作者:ローレンス・H・パトナム,ウエア・マイヤーズ日経BPAmazon もう1冊は、『アジャイルメトリクス』。 原著『Agile Metrics in Action: How to measure and improve team performance』(Christopher W. H. Davis著)は、2015年に出版されて

私たちソフトウェアエンジニアは、コード品質についてしばしば論ずるけれども、ではコード品質の良し悪しがどれほどビジネスに影響するのかと問われると、回答に窮する。只々、「コード品質が悪いと変更により多くの時間がかかります」だとか、「欠陥の修正に追われて開発時間が奪われます」だとか、個人の経験やエンジニア的一般論に頼った定性的な説明に終始するしかない。ソフトウェアを繰り返し変更する頻度が高いほど、コード品質が開発時間に影響を与えるのは確かにそのとおりだと思えるが、はたしてそれは、どれほどのインパクトなのだろうか。2022年の研究論文 "Code Red: The Business Impact of Code Quality – A Quantitative Study of 39 Proprietary Production Codebases" では、コード品質がビジネスに与えるインパクト

※こちらの記事がはてブの総合人気エントリ、noteの「先週もっとも多くよまれた記事」「先週もっともスキされた記事」に入りました! こんにちは。 苦しんでプログラミングを学んだ柴犬こと、くるしばです。 元々コンサルタントの仕事をしていましたが、独学でプログラミングを学習し、Webサービスを作って起業しました。 その後個人で開発したサービスを売却したり、また別のIT系の会社を創業したりしています。 今年の8月から下記のTwitterにてプログラミング学習に関して発信し始め、ありがたいことに6000人以上の方々にフォローして頂きました。 プログラミング初心者に絶対覚えてほしい、ググる時の効率が10倍上がるコツ pic.twitter.com/hK1ZhNavwh — 苦しんでプログラミングを学んだ柴犬(くるしば) (@shiba_program) September 13,2022

ストックマークではプロダクト開発の方法として、プレスリリース駆動開発を採用しています。本記事ではそこから分かった3つの変化を紹介します。
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