ロシアがウクライナへの全面侵攻を開始してから約1週間。刻々と変化する戦況や現地での痛ましい被害が伝えられるなか、未だに見えないのが「プーチン大統領の思惑」だ。プーチンは何を求め、どんなシナリオのもとでこの侵攻を行っているのか。 そこで、防衛省防衛研究所でロシアの安全保障について研究している山添博史氏(主任研究官)にインタビューを行った。全面侵攻が始まった2月24日、報道番組「news every.」(日本テレビ系)に出演し、「ロシアの嘘を許してはならない」と強く語った山添氏は、現在の情勢をどう見ているのか――。(全2回の1回目/後編に続く) ※インタビューは3月1日夜に行いました ◆ ◆ ◆ ――ロシアがウクライナに侵攻してから6日が経ちました。ロシアの安全保障を専門とされる山添さんにとっても、やはりこの事態は想定外のものだったのでしょうか。 山添 2月21日の夜にロシア連邦がウクライナ東

映画では、昭和ブームを巻き起こした「ALWAYS 三丁目の夕日」に、小栗旬がアイドルオタクを演じた「キサラギ」、大泉洋と松田龍平の破天荒な探偵っぷりでシリーズ化した「探偵はBARにいる」など。 扱うテーマは幅広く、どんな職業・立場の人間も「いかにもこういう人、いそう」「こういう人がいたらいいな」といつだって思わせてくれる。これほどまでに縦横無尽にストーリーを操り、キャラクターを造形する書き手もなかなか存在しない。 かくも自在に作品を書ける不思議。その源泉は、いったいどこにあるのか。 「これが描きたい」というものが先立ってあるわけじゃない 「それは『これが描きたい』というものが先立ってあるわけじゃないから、かもしれません。これまで、そのつどいろんな依頼に応えて書くことを続けてきて、そうすると、知らず知らずいろんな書く技術が身についてきたりします。そのうち、こういうことができるのなら、今度はこ

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