農林水産省は26日、国内主食米の2012年度(12年7月~13年6月)の消費量が前年度比4・3%減の779万トン(速報値)だったと発表した。 コメの消費量は1963年の1341万トンをピークに減少傾向が続いており、50年間で約4割減少した。コメ離れに歯止めがかからない上、11年産米から続く高値傾向も影響したとみられる。 1人当たりの消費量も、63年度の117キロ・グラムが11年度は58キロ・グラムと半減した。1日当たりのカロリー換算では、500キロ・カロリー以上少ないことになる。農水省は、需要の減少傾向は当面続くとみているが、13年度の消費量は786万トンと微増を予測している。
フリーダム [著]ジョナサン・フランゼン小説は何のために読まれるのか? 娯楽? 暇つぶし? 自分が主役の自由な世界をせっせと拡張すべく、スマホの画面の上を滑らせるのに忙しい指先には潰すだけの暇すらないのだから、現代のアメリカの地方都市に暮らす一家を描く800ページ近いこんな分厚い本は読んでられない? ウォルター・バーグランドはミネソタの田舎町出身。家が貧しかったため苦学を重ね、大学時代に出会い結婚した妻を愛する良き夫だ。アウトローのミュージシャンの親友を持つ一方で、生真面目で堅物な彼は、世の中をよりリベラルで公正な社会に変えたいというやや青臭い理想に忠実に自然保護協会で働いている。妻パティは対照的に、ニューヨーク州のリベラルなインテリの富裕家庭出身。バスケット部で活躍し、虚言癖の友人につきまとわれて困ったことはあるが、経済的な苦労は知らない。結婚後は家庭に入り、男女二人の子供を育てる専業

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世界24か国の即席ラーメン製造大手でつくる「世界ラーメン協会」は25日、2012年の全世界の即席麺の消費量が前年比2・7%増の1014億2000万食となり、初めて1000億食を突破したと発表した。 統計は、袋麺とカップ麺のメーカー出荷量から返品などを差し引いた推定値で、消費量を世界の総人口(70億5210万人)で割ると1人あたり14・4食となり、毎月1回以上食べられている計算だ。中国やインド、ブラジルなど新興国での消費増が目立っており、同協会は「経済の発展で、ゆっくり食卓を囲む時間が取れなくなり、即席ラーメンの消費が増えているのではないか」と分析している。 国別消費量は、中国・香港が最も多い440億食(前年比3・6%増)で、2位はインドネシアの141億食(2・9%減)、3位は日本の54億食(1・8%減)だった。国民1人あたりの消費量は、1位が韓国の年間72・4食。日本は42・8食で、イン
最近、イケハヤ氏もそうだし、そっち系の会社さんの方々どうしで、どなたさまたちかがネットで突然結婚してみたり、なんというかもてあそばれている感と言いますか、一部のソーシャルのネットワーク上では、感情的に物議を醸し出しているのですが、「インターネット嫌い」と公言する某先生が言ってることは、実は僕が博士課程の受験の際に作った研究計画書に書いた今のWebの問題点とほぼ同じ事でありまして。 ・人気のネットサービスができるでしょ? ・エンジニアが気軽にSQLで集計できるレベル(大概が一定期間内の数の合計)で気軽にランキングにして序列を作ってしまうでしょ? (=不適切な集合知化) ・そういうランキング上位に乗るために短期的なbuzz狙いのコンテンツが増えるでしょ?タチが悪いのは、ネタの内容がどんどん消費されるから、エスカレートしていくでしょ? ・みなさんの可処分時間が、そういうネタに、どんどん持っていか
戦後復興期、「日本の辺境」に向かった研究者たちはそこに何を見出(みいだ)そうとしたのか。 敗戦の後、人類学・社会学・地理学・宗教学など幅広いジャンルに跨(またが)る九つの学会によって結成された「九学会連合」は、1950年から90年まで日本列島各地で計11回にわたる調査を行った。本書は、対馬(50~51)、能登(52~53)、奄美(55~57)の初期3調査の実態を最新の研究も踏まえながら振り返る。 まず研究者たちが調査地に見出そうとしたのはそこに残る「日本人」「日本文化」だった。当時の日本は生々しい戦争の傷跡を各地に抱えていた。当然、その「傷の痛み」は「植民地の喪失」にもあった。失われた「領土」との境界である「島」や「半島」を調べ、そこが確かに日本であることを自己証明する。それを調査する側=研究者も、調査される側=地元住民も意識せざるをえなかった。宮本常一が調査開始と同じ50年に開戦した朝鮮
トラックで消費される燃料を大幅に減らそうと、複数のトラックをコンピューターで操り自動で短い車間距離で高速走行させる次世代技術の実験が茨城県つくば市で行われました。 この実験は、茨城県つくば市の「新エネルギー・産業技術総合開発機構」などがつくば市の研究施設で行い、1周3キロ余りのコースを4台のトラックが縦に並んで走行しました。 先頭の車は人が運転しますが、後ろの3台はコンピューター制御の自動走行で、先頭の車のアクセルやブレーキ、ハンドル操作の情報を光通信などで0.02秒の間に伝えて車間距離を一定に保ちます。また、車に設置されたカメラやレーダーで路面の白線や障害物を認識し、急な飛び出しにも対応できるようになっています。 実験では車間距離を4メートルに保ちながら、時速80キロでトラックを走らせることに成功しました。 「新エネルギー・産業技術総合開発機構」では、車間距離が短くなることで空気抵抗が減
(CNN) 英機械工学協会はこのほど、世界が1年間に生産する食料44億トンのうち、最大で約半分が食べられずに捨てられるとの報告書を発表した。将来の食料需要を考えると、これほどの食料が廃棄される現状は「悲劇的」だと報告書は警告している。 研究チームは2010年から、途上国から先進国までの様々な国で生産、流通、消費の各段階を調査。その結果、食料廃棄は世界中で起きているものの、途上国では生産段階、先進国では卸や小売り段階に問題があることがわかったという。 途上国のうちサハラ砂漠以南のアフリカでは、非効率な収穫や輸送、インフラの未整備を問題視。貯蔵が適切に行われないことが多いと指摘した。東南アジアでは収穫された米の最大8割が廃棄されているという。 先進国では生産や輸送、貯蔵、加工施設は効率的なものの、卸や小売りが問題と分析。例えば大型スーパーマーケットは、大きさや外見が基準に合致しない農作物を仕入

あけましておめでとう。昨年はどんな年だったかな?僕は母親が一ヶ月前に自殺したから最悪だったよ。 そして、僕は呪いのメタファーだよ。 2013年も君たちは呪われている 僕は人の正体がわかった。 去年、一ヶ月前、僕の母親が自殺したんだ。それで僕は気づいた。僕はこの世界が嫌いなんだって。 それについては、先月ブログを書いたから、それを読んでくれたまえ。 純と愛とテレビと政治と世界を呪詛する - 玖足手帖-アニメ&創作- おやおや、長文を読むのが面倒だっていうのかい?まったく、君たちは仕方のない愚民だね。 では母親の自殺の原因を要点をかいつまんで説明しよう。 母親は父親の退職金をあてにして新しく大きな家を建てようとした 母親は貧乏人は家を買え!というライフハック本を信奉していた。だが、このライフハック本はある程度の資産の余裕のある程度の中の下の資産家向けの本であり、フェイク本だった。 貧乏人は家を

また原発の話で恐縮である。 前の二つのエントリのつづき。 ぼくの記事に対するネット上やここのコメ欄での反応は様々だけど、自動車事故の比喩や他の「大事故」との比較については、下記エントリを読んでほしい。 原発と自動車 - 紙屋研究所 加藤尚武『災害論 安全性工学への疑問』 - 紙屋研究所 かんたんに言うと、便益の違うものの比較はするな、ということと、反復が不可能な「異常な危険」については特別扱いが必要だということ。 あと、「福島第一は老朽化してたからダメだったが、他はいい」というのは、論外。福島第一の事故主因が「老朽化」であるというような調査は見たことがない。少なくとも福島の事故の原因究明は終わっていない。炉の中がまともにわかっていないのに、「老朽化していたからダメ」「老朽化していないからいい」などと言える状況にはないことは明らかだ。 結局、残るのはコストのことだけなのだ。 原発はコストが安

2012年11月24日20:42 「希望は戦争」への5年越しの回答:熊代亨『ロスジェネ心理学―生きづらいこの時代をひも解く』 カテゴリ Tweet ロスジェネ心理学―生きづらいこの時代をひも解く 著者:熊代 亨 販売元:花伝社 (2012-10) 販売元:Amazon.co.jp 熊代亨『ロスジェネ心理学―生きづらいこの時代をひも解く』・・・8点(10点満点中) ※著者様のご厚意により献本いただきました。ありがとうございます。 この本は「はてなダイアリー」やblogosでもおなじみのブロガー「シロクマ(@twit_shirokuma)」氏による初の単著である。「ブログ発」ということなので目次を広げてみると以前見覚えのあるタイトルが並ぶが、それらのほとんどはタイトルのみ拝借した形でほぼ全面的に書き直されている。で、そこで何が語られているかというと、著者も連なる「ロスジェネ世代」を中心とした世
文明―西洋が覇権をとれた6つの真因 [著]ニーアル・ファーガソン かつて東洋の後塵(こうじん)を拝していた西洋は、なぜ1500年ごろから形勢を逆転できたのか。 「近代化に成功したから」「帝国主義を進めたから」といったお決まりの答えがすぐに返ってきそうだが十分とはいえない。まず先に東洋が近代化や帝国主義の牽引(けんいん)役になっていても何ら不思議ではなかったからだ。 この近現代史の壮大な謎に大胆な仮説をもって挑んだのが本書。著者はまだ40代だが、金融史や帝国論の名著を次々に世に問うているスター教授だ。論壇でも国際的な影響力を増しつつある。 古今東西の史話を自由自在に紐解(ひもと)きながら、著者は西洋の覇権を可能にした六つの“キラーアプリケーション”——競争、科学、所有権、医学、消費社会、労働倫理——を抽出する。 一見どれも漠然としているが、明の武将鄭和の外洋探検からジーンズの発明、欧州の世俗

(岩波現代文庫・1491円) ◇現代資本主義の特質を知る手引書 二〇世紀の経済の歴史をふりかえると、先進国での巨大企業体の出現が浮びあがってくる。それは電機、化学、石油、自動車など、新産業だけでなく、製鉄や食品などにも及びそれらの企業が各国の中枢に位置し、経済をリードしている。だが、これを分析するはずの経済理論の多くは、小規模の、多数企業からなる競争的市場を前提にしている。前提が、現実と異なるのである。アメリカの新古典派経済学がその典型である。 だが、例外はガルブレイスであり、その主要著作は、巨大企業の行動とそれがつくりだす現代資本主義の特質を明らかにしようとするものである。しかも、その著書の多くが大部で、ベストセラーとなっている。 大部というのは、読み通すのが難しいことでもある。それゆえ、本書のような手引書があると便利である。 この本の構成は次のようなものである。ガルブレイスの三部作−−
私達がプライベートなるものを手に入れたのは、割と最近のことだ。 かつて庶民は、隣近所の物音や話し声が聞こえるような間取り・建屋のなかで暮らしていた。また、典型的な農家のように、部屋と部屋をしきるのは板一枚だけの、家庭内にプライベートが存在しない状況を生きていた。いわゆる地域社会において、ウチとソト、イエと個人の境界が曖昧だった理由の一端には、そうした曖昧さを生み出ずにはいられないようなアーキテクチャに由来する部分もあるだろう。 それが、高度成長期も後半になってくると、コンクリートの壁、防音壁、頑丈なドアといったものに仕切られた住まいが出現してくる。『「51C」家族を容れるハコの戦後と現在』によれば、最初期の公共住宅*1は、必ずしも現代風の間取りを狙ってつくったものではなかったらしい。むしろ、農家の間取りなどを参照したうえで、フレキシブルに運用ができるよう配慮してつくられていた、という。 「

2012/5/299:0 3.11以後の世界とSF第一世代の可能性(1) 新城カズマ×稲葉振一郎×田中秀臣 想像を超える自然災害、急激に変貌する経済の動向、日常生活が直面する先の見えない不安。東日本大震災以後、私たちの想像力と論理的思考の成果と限界とが問われて続けている。SFというものは、人間の思索(Speculation)の限界に挑戦し、その限界を拡張する試みだといわれている。例えば、多くの日本人は日本を代表したSF作家小松左京の『日本沈没』のエピソードのいくつかを、今回の大震災においても想起したに違いない。それは小松の世界観の強度を改めて私たちに認識させると同時に、また私たちが(小松でさえも予想しなかったような)新しい環境に直面していることをもいやでも認識する出来事だったろう。 今回の座談に集まった私たち三者は、小松左京を中心に、日本のSF「第一世代」といわれる作家たちの業績を振り返
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