公務員の立場を利用して知り得た個人情報を知人に漏らしたとして、広島県警は29日、広島市西区役所保険年金課主査・塚本悟伺(さとし)(56)(同市佐伯区皆賀)、知人の無職佐々木昌彦(52)(同市中区江波南)両容疑者を地方公務員法違反(守秘義務違反など)容疑で逮捕した。 2人とも容疑を認めているという。 発表では、塚本容疑者は昨年12月頃、佐々木容疑者から「数百万円を貸している男性と連絡が取れないので、探してほしい」との依頼を受け、同課に設置されている「国民健康保険・国民年金事務システム」などで県外に住む男性の住所を調べ、今年1月頃、佐々木容疑者に漏らした疑い。 塚本容疑者は「わしなら分かる。日本中どこでも追跡できる」と言って佐々木容疑者の求めに応じていたという。県警は、2人の間で金銭授受があった可能性があるとみて調べている。
広島市で開催中の第26回全国菓子大博覧会・広島(ひろしま菓子博2013)に電動車いすの入場が拒否された問題で、広島県や同市、業界団体などでつくる実行委員会は21日、入場を原則として全日程で認めると発表した。 実行委によると、22日から入場可能になる。混雑中は手動車いすへの乗り換えを求めるが、補助する介護福祉士などを常駐させ、車いすを押すボランティアスタッフも配置する。乗り換えが難しい利用者は、23日から事前予約制を設け、来場日程を調整する。 実行委は19日の開幕から2日間で少なくとも2人の入場を拒否。その後、平日のすいている時に限って入場を認めるとしたが、方針転換した。 関連リンク電動車いす入場拒否 ひろしま菓子博「災害対応」理由に(4/20)ひろしま菓子博、19日開幕 和洋菓子6千点一堂に(4/19)
がんで闘病生活を続けながら最後までヒロシマと向き合い、原爆の恐ろしさを訴え続けた中沢啓治さん。「『ゲン』はわたしの遺書」という言葉を残し、73年の人生を閉じた。 「原爆はお袋の骨まで持っていくのか」。母の火葬後、ほとんど残らなかった遺骨を目の当たりにして増幅した怒りが、原爆をテーマにした作品を描く原点になった。 1973年にスタートした「はだしのゲン」の連載。40年近くを経て、今年度から広島市の平和教育の教材に使われ始めた。今夏、朝日新聞のインタビューに応じ、中沢さんは「連載を始めた当時、漫画はばかにされ、社会的地位を得ていなかった。思いもよらず感慨深い」と語った。 自伝となる「はだしのゲン わたしの遺書」(朝日学生新聞社)を今月、出版したばかり。「わたしが伝えたいことは、すべてあの中にこめました」と結んだ。3・11後の原発事故にも触れ、「唯一の被爆国なのに、放射能のことが正しく理解されて

木次線の歴史や景観、奥深いよ おろち号存続願い地元が発信 (1/5) 島根県東部と庄原市を結ぶJR木次線のトロッコ列車「奥出雲おろち号」をもり立てようと、沿線の住民や学...

全国一のカキ産地、広島県の広島湾で養殖いかだに船が衝突する事故が相次ぎ、出荷ピークを迎えた業者が悲鳴を上げている。例年はピーク時の12~1月で数件だが、今シーズンは4日現在で6件。業者は天災時に損失を補てんする「漁業共済」を活用するなどしているが、原則は当事者間の交渉。外国船が相手の場合は交渉が難航して大きな負担になっている。 全国シェアの約6割を占める広島では、沿岸や島沿いにカキいかだが1万2000台ある。航路はその間の狭い海域に設定されている。いかだに船が衝突すると、海中にカキが落下し、業者にとっては大打撃となる。 木村海産(広島市西区)は昨年12月11日夕、カンボジア船籍の貨物船にいかだ17台を壊され、年間出荷額の約3割を失った。 交渉相手の船舶保険会社はオランダの会社で日本に支店はなく、やむを得ず弁護士を通じて交渉を始めたが、経営者の木村洋三さん(63)は「外国相手だと言葉が分から
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