先日BLOGOS上で「奨学金」という名の学生ローン 1,000万円超す借金抱える若者も、という記事が話題になりました。奨学金を利用している学生や、返済に困っている社会人が「教育の機会均等」を訴えてデモを起こしたというものです。 まずは奨学金を「学生ローン」に 記事内の写真の見出しに 「日本の奨学金は借金だ」。制度の本質をついたプラカードが目についた。 というものがありまして、本質というか、もう当たり前の話だよね。という感じです。当然ネットでの反応も、「奨学金は借金に決まってんじゃねーか、お前が自分で借りたんだろ。借りたもんは返すのがあたりめーだろ!アホ!」となっています。 デモをしている人たちのフォーカスはそこではないのでしょうが、やはりそのあたりの内部と外部の意識の差を取っ払うには、まず奨学金の名称を変更する必要があると思います。アメリカでは学生に貸し付けるお金のことは「学生ローン」と呼

沖縄生物学会(日高道雄会長)第50回大会が25日、西原町の琉球大学理学部で開かれた。研究者など約150人が参加した。一般講演に15組、ポスター講演に28組が参加し、日ごろの研究成果を発表した。生物研究の貢献者を顕彰する池原貞雄記念賞が中村剛さん=台湾中央研究院・生物多様性研究中心=に贈られた。 同会は研究者だけでなく、教員や同大卒業生、NPO団体など幅広い層から約550人の会員を有する。同日は総会も開かれた。 一般講演では県環境科学センターの長田智史さんが2004~12年度に毎年1回70カ所で実施してきた本島周辺海域サンゴ群集の調査結果を報告した。長田さんは「局所的に高被度(50%以上)地点が確認されるものの、低被度(10%以下)地点も依然多い。調査期間中、顕著な影響を及ぼすオニヒトデ大発生や白化現象は観察されず、サンゴ群集は全般に緩やかな回復傾向にあることが分かった」と分析した。 ポスタ

東日本大震災後休止している大船渡市三陸町字越喜来の北里大学海洋生命科学部三陸キャンパスについて、学部としては再開しないという大学側の方針が1日までに明らかになった。学部は今後、現在機能を移している神奈川県相模原市で授業を行い、三陸キャンパスは研究の場として利用する見通しを示す。早期再開を訴え続けてきた市では同日、市議会全員協議会や同キャンパス早期再開促進期成同盟会(会長・戸田公明市長)において、事実上の撤退ともとれる大学側の方針への対応を協議。出席者からは「一方的な提案であり受け入れられない」とする声が上がった。 三陸キャンパスは昭和47年に当時の水産学部キャンパスとして開設。一昨年の東日本大震災では学部棟の一部が地震被害を受け、学生らが暮らすアパートも多く被災したため、大学側では休止を決めた。 当初は休止期間を27年度までとして相模原キャンパスに機能移管。翌24年には休止期間をさらに
東日本大震災で被害を受け、閉鎖状態となった岩手県大船渡市の北里大学三陸キャンパス(海洋生命科学部)について、運営する学校法人北里研究所(東京)は1日、学部を再開しない方針を明らかにした。 2011年5月に移った神奈川県の相模原キャンパスを拠点とし、三陸は研究施設にする。三陸キャンパスには震災前、学生ら約600人が在籍していた。 大船渡市内では再開を求める署名活動もあったが、大学側は「経営が厳しく、学生確保の観点からも相模原で続けざるをえない」と判断した。相模原に移転後の入学志願者は2倍以上に増えているという。
■開放感/スペースすみ分け/脱「本の倉庫」 和歌山大学(和歌山市栄谷)の大学図書館が劇的に変わりつつある。明るく開放的なオープンスペースや研究に使えるパソコンルームなど多種多様な空間が生まれ、「資料を貸し出すだけ」の施設から脱皮が進む。改革を担うのは、各地の公立図書館改革を実現してきた館長の渡部幹雄特任教授。「学生が充実した大学生活を過ごす拠点になれば」と意気込む。 夕方の図書館1階は、大型の丸テーブルを囲んで談笑する学生たちでにぎわっていた。内部の壁のほとんどが撤去された空間は広々とし、書架に埋もれて会話もはばかられるような従来の雰囲気から一変。入り口の脇には将来的にカフェになるテラスもある。 和大図書館の改革が始まったのは2年前。「開放された空間に」との方向性を打ち出し、間仕切りの壁を減らすことから開始。あまり使われない資料が眠っていた倉庫を学内の別の場所に移し、2~3階を含めて学生の
13年春の4年制移行に向けて進められてきた校舎の新築工事=秋田市新屋大川町の秋田公立美工短大で2012年11月2日、坂本太郎撮影 来春の開学準備を進めていた3大学が、突然、不認可を突きつけられた。田中真紀子文部科学相の2日の決定は、時間と予算をつぎ込んできた大学側にとって、まさに「寝耳に水」。これまでの開校に向けた広報活動や校舎新築などの準備が無に帰しかねず、現場には混乱が広がった。3大学側は来週にも田中文科相に面会を求め、撤回を要求する。 ●秋田公立美術大 「大臣の考え方一つで方針が変えられるのは行政の継続性を逸脱している。到底承服できない」。秋田市の穂積志(ほづみもとむ)市長は2日、緊急記者会見を開き、田中文科相への憤りをあらわにした。 09年の市長選で初当選時、穂積市長は現在の秋田公立美術工芸短大を4年制化して秋田公立美術大にする構想をマニフェストに掲げた。背景には短大生の就職率の低
オーストラリアのアルバニージー首相は、5月3日に総選挙を実施すると発表しました。住宅価格の高騰など、経済政策への国民の不満が高まる中、世論調査では与野党の支持率がきっ抗していて、与党が政権を維持できる…

今週のニューズウィーク日本語版のカバー「学歴難民クライシス」が面白かったといえば面白かった。高学歴になるほど就職しづらいという話だ。「就職できない一流大卒が急増 ブランド校を企業が警戒する理由」と補足されている。記事のほうの標題は「世界にあふれる高学歴難民(Overeducated & Unemplyed)」。リードはこう。 有名大学や大学院を出ても企業から冷たくあしらわれ事務職や短期雇用に甘んじる「学歴でっかち」が増殖している まあ、そんな話。 いきなり個人的な述懐になるが、自分もいつのまにか大学からはるか遠く離れ、かつてそこで学んだものがビジネス的にはなんの役にもたってないなとはっきりわかるので、こうした話にそれほど違和感はない。 では大学での学問になんの意味がなかったかというと、それはそれなりにそうでもなく、世界の眺め方が変わったなとは思う。いずれにせよ、済んだことは良いように解釈し
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