パリ(Paris)にある国立科学研究センター(National Centre for Scientific Research、CNRS)のロゴ(2012年12月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/LIONEL BONAVENTURE 【7月20日 AFP】これまで世界最大とされてきたウイルスの2倍の大きさのウイルスを2種類発見したという論文が、米科学誌サイエンス(Science)に発表された。全く新しい分類に属する生命体の可能性があるという。 論文を発表したフランスの研究チームによると、「パンドラウイルス(Pandoravirus)」と命名されたこれらのウイルスは、人間に病気を引き起こす種類ではないとみられている。 パンドラウイルスの最も興味深い点はその巨大なゲノム(全遺伝情報)で、インフルエンザなどの他のウイルスが持つ遺伝子の数は10個なのに対し、パンドラウイルスでは1900~2500個

ニワトリの細胞内で増殖した鳥インフルエンザウイルス(H7N9)が、細胞の表面に出てきたところ。粒状に見えるのがウイルス=東京大医科学研究所の野田岳志准教授撮影ニワトリの細胞内で増殖した鳥インフルエンザウイルス(H7N9)が、細胞の外に出てきたところ。粒状に見えるのがウイルス=東京大医科学研究所の野田岳志准教授撮影 【大岩ゆり】中国で人への感染が広がった鳥インフルエンザ(H7N9)ウイルスに対し、すべての年代の日本人に免疫がないことが東京大と国立感染症研究所などの研究でわかった。日本に上陸すると被害が大きくなる可能性が高いことを示す結果で、11日付英科学誌ネイチャー電子版に発表した。 2009年に世界的大流行を起こしたH1N1型ウイルスに対し、中高年以上の人はある程度の免疫を持っていた。ところが研究チームが、10〜12年に採取された血液を使って日本人の免疫を調べたところ、0歳代〜90歳代
マダニが媒介する新たな感染症にかかり、一時は意識不明の重体となった山口県内の女性が元患者として初めて取材に応じ、「病院に運ばれた前後2週間ほどの記憶がない。自宅周辺の草取りをしていてマダニにかまれたと思うが、かまれた自覚はなく怖い」と、気づかないうちに感染した怖さなどについて話しました。 マダニが媒介するSFTS=「重症熱性血小板減少症候群」は、ことし1月国内で初めて感患者が報告され、厚生労働省がさかのぼって調査した結果、平成17年からこれまでに、九州、中国、四国の10の県で21人の感染が確認され、このうち9人が死亡しています。 ことし4月山口県岩国市の病院に入院し、この感染症と診断された県内に住む60代の女性が、元患者として初めて取材に応じました。 この中で女性は、症状について、「体のだるさと39度を超える高熱が1週間ほど続いた。携帯電話に出ないことを心配した夫から連絡を受けた近所の人が
胎児が感染すると難聴などの原因となるサイトメガロウイルスの先天性感染が、全国で1年間に34件起きていたことが、厚生労働省研究班(主任研究者=山田秀人神戸大産婦人科教授)の初の大規模調査でわかった。 8日に岡山県倉敷市で開かれる日本臨床ウイルス学会で発表する。サイトメガロウイルスは、乳幼児の唾液や尿に多く含まれることから、研究班では妊婦への予防策を呼びかけている。 サイトメガロウイルスは、健康な大人や子どもが感染してもほとんど症状はないが、胎児が感染すると難聴や脳障害などを起こす場合がある。乳幼児の難聴の約2割が、先天性サイトメガロウイルス感染によるとされる。 研究班は昨年、妊婦健診を行う全国2714か所に対し、2011年1年間に確認された母子感染について尋ね、1990施設から回答があった。何らかの先天性感染があったのは121件。このうち、サイトメガロウイルス感染は34件で、死産や人工妊娠中
マダニが媒介するウイルスによる感染症で、先月、山口県岩国市の病院に入院した60代の女性の体に付着していたマダニから、この感染症を引き起こすウイルスが検出されたことが分かりました。 この感染症で、ウイルスを保有するマダニが確認されたのは、国内で初めてです。 山口県岩国市の国立病院機構岩国医療センターによりますと、先月9日、山口県東部に住む60代の女性が発熱や意識障害などを訴えてセンターに入院し、国立感染症研究所などで検査した結果、女性はマダニが媒介する感染症、SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」に感染していたことが分かりました。 この女性は、呼吸不全などで、一時、集中治療室で治療を受けましたが、その後、症状は回復し、今月2日に退院したということです。 センターによりますと、この女性の腕に体長3ミリほどのマダニが付着していたため、国立感染症研究所でさらに詳しく調べた結果、このマダニは動物など
(CNN) 中国の鳥インフルエンザ(H7N9)の感染が広がっている問題で、世界保健機関(WHO)が中国の要請を受け、同国へ調査団を派遣することが17日までに分かった。北京では、感染していても症状を示さない「キャリア」とみられる男児(4)が見つかり、専門家らが懸念を強めている。 WHOの報道担当者が記者団に語ったところによると、調査団は疫学、臨床検査、臨床治療といった分野の中国人専門家や、米国と欧州連合(EU)の専門家、職員らで構成。予防、管理措置の有効性を高めるため、発生や対応の状況を詳しく調べる。 北京市の保健当局によると、同市で初めての感染例が見つかった後、接触のある関係者らの検査を実施したところ、症状のない男児の感染が判明した。男児の両親は、鳥や魚を扱う業者だという。 無症状の感染者が見つかったことは、中国当局が受動的な観察から一歩進み、積極的な監視活動に乗り出したことを示すとの指摘

中国の鳥インフルエンザウイルスH7N9型は、上海市の市場で取引される生きた鳥の体内でできた可能性があるとする論文を中国農業科学院のチームがまとめ、23日までに科学誌「チャイニーズ・サイエンス・ブリティン」に発表した。 市場では、各地から出荷されたさまざまな種類の鳥が飼われているため、鳥の体内で複数種のウイルスの遺伝子が混ざり、新しいウイルスができたとみている。 感染者3人から分離したH7N9型には、人体での感染や増殖が起こりやすくなりうる変化が起きていた。「重症化や高い致死率の原因ではないか」と推測している。 チームは、3月30~31日、上海市や安徽省の市場と鳥を飼う農場で、鳥や飲料水、土壌などから採取した970検体を解析。上海の市場で採取した20検体からウイルスを検出した。
鳥インフルで2人死亡=H7N9型、初めて人に感染−中国 鳥インフルで2人死亡=H7N9型、初めて人に感染−中国 【北京時事】中国国家衛生・計画出産委員会は31日、上海市で鳥インフルエンザ(H7N9型)に感染した87歳と27歳の男性がそれぞれ4日と10日に死亡したことを明らかにした。安徽省※(※=サンズイに除)州市の35歳の女性も危篤状態で、江蘇省南京市の病院で治療を受けている。 H7N9型は低病原性のウイルスとされるが、人への感染が確認されたのは初めて。29日に中国疾病予防コントロールセンターでH7N9型のウイルスを検出し、30日にこのウイルスによる感染と確定診断された。3人の感染ルートは分かっていない。(2013/03/31-17:51)
去年秋、山口県内でダニが媒介するウイルスによる感染症で女性1人が死亡していたことが分かりました。 国内で感染が確認されたのは初めてで、厚生労働省は、全国の医療機関に対し、同じような症状で患者が死亡した場合は、直ちに報告するよう求めました。 厚生労働省によりますと、去年秋、山口県内の病院に発熱やおう吐などの症状を訴えて入院した女性の患者1人が、血小板の値などが著しく低下し、全身の状態が悪化して死亡したということです。 国立感染症研究所が調査をしたところ、患者の血液などからSFTS=「重症熱性血小板減少症候群」を引き起こすウイルスが検出されたということです。 国内でこのウイルスによる感染が確認されたのは初めてです。 ダニが媒介して感染し、6日から2週間の潜伏期間を経て発熱やおう吐などの症状が出て、重症化すると死亡するケースもあるということです。 このウイルスはおととし中国で発見された新種で、中
サウジアラビアの油田地帯Khourisにある国営石油会社サウジ・アラムコ(Saudi Aramco)の原油施設(2008年6月23日撮影)。(c)AFP/MARWAN NAAMANI 【10月22日 AFP】中東の大手石油・ガス企業のコンピューターネットワークが、相次いで大規模サイバー攻撃の標的となり、サイバー戦争の様相を呈し始めている。 イランの核開発計画阻止を狙ってサイバー攻撃を展開してきたとみられている米国とイスラエルだが、今や自国がサイバー攻撃の標的になることを懸念する羽目に陥っている。 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(BenjaminNetanyahu)首相は今月に入り、詳細には触れなかったものの、イスラエルのコンピューターネットワークにサイバー攻撃が試みられることが増えていると発表した。その数日前には、米国政府がサイバー戦争における方針の概要を明らかにするとともに、イラン

海外FX業者を利用する上で、ボーナスは絶対に欠かせません。口座を新規開設するだけでもらえる「口座開設ボーナス」、入金時にもらえる「入金ボーナス」、その他にもキャッシュバックなど、様々なボーナスがもらえます。 受け取ったボーナスはそのまま取引に使え、利益が出た時は出金することも可能です。お得はあっても損はないボーナスなので、海外FX業者を選ぶ際には必ず比較しておきたいところです。 そこでこの記事では、海外FXボーナス(口座開設ボーナス・入金ボーナスキャンペーン)全195社を徹底的に研究した上で、おすすめ完全比較ランキングにまとめました。日本人に人気のFX業者だけでなく、マイナーの海外FX業者や注意点なども詳しく解説していきます。 「海外FXボーナスが豪華な業者をすぐに知りたい」という方向けに、海外FXボーナス選びに役立つカオスマップを作成したのでこちらも併せて参考にしてください。 「どのFX
<速報>インフルエンザウイルスAH3亜型、B型ビクトリア系統およびB型山形系統株の検出、2012年1月―佐賀県 佐賀県衛生薬業センターでは2012年1月に小・中学校などでの集団発生(G)および発生動向調査(S)の患者43人から採取された、うがい液18、鼻・咽頭ぬぐい液25、計43検体が搬入された。そのうち、34件がRT-PCR陽性を示した。さらに遺伝子系統樹解析および抗原性解析の結果、この34件の型、亜型および系統の内訳は、AH3亜型27件(79.4%)、B型ビクトリア系統4件(11.8%)、B型山形系統3件(8.8%)であった(表)。 HA遺伝子系統樹解析:臨床検体からRT-PCR陽性検体の産物を増幅し、遺伝子塩基配列の決定を行った。また、集団発生例から検出したウイルスは、その集団内で同一のHA遺伝子配列を有していた。そこで、AH3亜型10例(G4例、S6例)、B型ビクトリア系統2例(G
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く