買春禁止をめぐる議論がまたあちこちで顔を出しているけれど、このモデルが「売買春を減らすための正しい手段」かといえば、実際の現場ではまったく逆の結果が報告されている。禁止してもセックスワークそのものが消えるわけじゃないし、むしろ地下に押し込められた人たちが、より危険な条件で働かざるを得なくなる──当事者団体も研究者も、長年その問題点を繰り返し示してきた。にもかかわらず、「見えなくなる=減ったことにしたい」という政治的な都合だけが先走って、現実に生きている人の安全や尊厳が後回しにされてしまう。今回は、そうした構造的な問題と、実際に欧州で起きている声を改めて整理してみたいと思う。 EU/ヨーロッパでの当事者・人権団体からの声と証言 フランス:STRASS(セックスワーカーの組合) フランスには「Syndicat du travail sexuel(STRASS)」というセックスワーカーによる労働

警視庁の暴力団対策課の警部補の男が、警視庁が摘発対象としていた巨大スカウトグループ「ナチュラル」に捜査情報を漏らしたとして警視庁に逮捕されました。記者「警視庁の捜査員、神保容疑者を乗せた車が警視庁本…


リベラルって、自分は差別してないって本気で信じてる人多いよな。 だから他人をどこまでも叩ける。 あれ見てると、差別を憎むってより、自分が正しい側にいたいだけに見える。 でもさ、あの人たちが一番やってるのって、別の形の差別なんだよな。学歴とか知識量でマウント取るの当たり前。 少しでも理解追いつかない人見ると、勉強不足って言ってマウント。 経済的に余裕ない人には、努力してないって言う。 地方の人や保守的な考えの人を見下して、遅れてるって笑う。 議論のルールや言葉遣いを守れない人を、知性がないって切り捨てる。文化的リテラシーが低い人を、民度が低いでまとめる。SNSで声上げる貧困層や女性に対しては、感情的って言って黙らせる。 弱い立場の男性には何言っても許されると思ってる。 思想の多様性は認めず、価値観の違う相手は悪魔化する。 これ全部、リベラルが嫌ってるはずの差別の裏返しなんだよ。 差別を

夫婦同姓主義だけど、夫に改姓させて生まれつきの高市姓を名乗ってる高市早苗もひとつの男女同権の在り方だよね。 調理師免許を持っている男性から「手料理を作る」とプロポーズされて結婚しているのも、女は家庭に入れという旧来型の圧力を感じない夫婦関係の在り方だし。 高市早苗が出産をしていないのも、「女は産む機械」と言っていた老人男性勢力とは全く違う視点で物事を見てくれそうだと期待できる。 そして男性政治家というか男性の権力者に対して一番期待できないのが性犯罪を軽視して微罪で放免しようとするところだけど、 高市早苗って男性にありがちな性犯罪軽視をやってた?さすがに女性である以上、性犯罪者の微罪放置を肯定なんかできないと思うけどな。 少なくとも今暴れている左派よりは高市早苗総理の存在が女性全般に与える影響はプラスが大きいと思う。 だって暴れている人って「男が産めるのうんこだけ」とか言ってた人たちじゃん…

2010年代半ば以降、子どもにもスマホ・SNSが普及して有害情報との接触が増えた(写真はイメージ画像) photoAC <スマホやSNSの普及で子どもが有害情報に接しやすくなっていることが要因か> 2025年版の『自殺対策白書』が公表された。昨年の自殺者は2万320人で、統計開始以来2番目に低い数値となった。年齢別に見ても、ほとんどの層で自殺者は減少している。しかし子どもだけは別で、昨年の小・中・高校生の自殺者は629人と、統計のある1980年以降で最多となった。 国民全体の自殺者が減る中で、子どもの自殺だけが増えている。こうした傾向はここ数年続いていて、白書でも子ども・若者の自殺の現状分析に多くのページが割かれている。子どもの自殺防止にも力が入れられており、長期休業明けに重点を置いた見守り活動や、悩みを1人で抱え込まないよう「SOSの出し方教育」などが行われている。また相談窓口を設置して
映像ジャーナリストの伊藤詩織氏は25日、自身の性暴力被害をテーマにした監督映画「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」で一部映像を許諾なく使用している問題を巡り、自身のホームページ(HP)に謝罪文を公表した。登場するタクシー運転手の証言について「承諾のないまま映画に使用した」と認め、「本人や家族に多大な不快な思いをかけることとなった」と陳謝した。 「運転手の承諾得ず撮影した」伊藤氏は過去に元TBS記者から性暴力を受けたとして提訴し、映画は一連の動きを収めたもの。米国など50を超える国と地域で公開され、今年1月には米アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門にもノミネートされた。 一方、映画を巡っては、許可を得ずに捜査官や防犯カメラの映像などが使用されているとして物議を醸し、日本では公開されていない。 伊藤氏は謝罪文で、映像に登場するタクシー運転手について「被害者と加害者を目撃した証人」とし、「性暴


逆転勝訴を受け、弁護士と共に記者会見に臨む伊藤詩織さん(中央)=東京都千代田区の司法記者クラブで2022年10月20日、宇多川はるか撮影 ジャーナリストの伊藤詩織さんが、自身の性被害をテーマに監督を務めたドキュメンタリー映画「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」について、一部の証言映像を、許諾を得ずに使用したことを謝罪する文書を自身のホームページで公表した。 謝罪文によると、伊藤さんは加害者らを目撃したタクシー運転手の証言映像を、本人に無断で撮影。映画化にあたり、本人に電話を試みたが半年以上連絡が取れなかったため、そのまま使用したという。 写真・伊藤さんの謝罪全文 「判断は間違いであり、心よりおわび申し上げます」と謝罪するとともに「(修正した)新しいバージョンの使用をお許しいただいた」としている。 「ブラック―」は、伊藤さんが自らの性被害を調査して…


もう高市内閣関連の政治噺も続いて、書くの飽きてきたんで、いったんこれ書いて打ち止めにしよう。格闘技の話とか溜まってるし… で、最後に。 でもこれ、単純な事実なので、タイトル(※註 ブクマで他属性の性的少数者を挙げる人が多かったので、誤解少なくなるよう改題した)で書いた通りだ。 新内閣の目玉人事が、小野田紀美氏の経済安全保障担当相への起用。総裁選で「チーム・サナエ」のキャプテンとして尽力した参院当選2回の42歳は、Xのフォロワー数70万超、YouTubeの登録者数9万人超を誇る。 父はアメリカ人、母は日本人のハーフ。小野田氏の公式サイトによると、米イリノイ州生まれで、1歳のときに母の地元・岡山に移住した。拓殖大学政経学部政治学科卒業後、2005年~2007年までソニー銀座プレイステーションアテンダント、塾講師、雑誌編集、モデルなどを行っていたという。 2008年から2010年までCDゲーム制


【ヒアリング】第6回こども性暴力防止法(日本版DBS法)施行準備検討会の関係団体ヒアリングに参加しました 2025/10/23 7月の意見交換後、新たに作成した要望書を施行準備検討会へ提出しました。意見交換に関する報告はこちら要望書はこちら 8月22日の第6回こども性暴力防止法施行準備検討会にてヒアリングが行われ、Springから2名参加、他に7…read more 【ロビイング】6月のご報告 2025/10/20 梅雨があっという間に過ぎ去り、すでに猛暑のような暑さが続いております。 どうか熱中症にはくれぐれもお気を付けいただきお過ごしください。 6月のロビイングでは、2名の議員とお会いすることができました。…read more 【意見交換】こども性暴力防止法(日本版DBS法)施行準備検討会中間取りまとめ素案について意見交換しました 2025/10/16 7月14日

rag.hatenablog.com 前回からの続きです。 kai-you.net ■「暴力性」なんてワードを用いているのも、やはりダメ これは、ぼざろ、またはアニメの話からは離れますが。 「恋愛を扱うドラマが描かれるときって、『恋愛しないと成長しない』とか、『恋で人生の全てが変わる』みたいな、恋愛が人生において最も重要なものとして描きがちというか、その考え方を押し付ける暴力性があるのではないかと、以前から気になっていたんです」 いや、個人的にはアンチ恋愛至上主義ですし、正直に言えば恋愛至上主義的なドラマ(なんてほぼ視聴したことないけど)の事は薄っすら馬鹿にしてる。また、恋愛至上主義を否定する恋愛ドラマを描いたって、もちろんよい。 …もちろんよいのだけれど、それと『恋愛ドラマは「暴力性」がある』みたいな言説とはまた別問題なんですよ。 「キャンセル・カルチャー」はなぜ問題なのか…? ネット時

2025年4月クール放送のアニメ『前橋ウィッチーズ』。タイトル通り、群馬県前橋市を舞台に、5人の少女たちが魔女見習いとして、魔法で誰かの願いを叶えるために奔走する物語。彼女たちと同世代のティーンはもちろん、年齢・性別関係なく見るものを惹きつけ続けた。本作の脚本を担当したのは脚本家・吉田恵里香。ドラマ『恋せぬふたり』(NHK、2022年)、『虎に翼』(NHK、2024年)などでも随所に垣間見せた、社会問題に向き合う姿勢とエンターテイメントの視点を兼ね備える吉田さんの作家性が、本作でも光る。ルッキズム、ヤングケアラー、SNS上での性加害など若者が抱える問題を誇張することなく丁寧に描いた点がSNSなどで賞賛を呼んだ。 今回、あしたメディアは吉田さんにインタビューを敢行。『前橋ウィッチーズ』執筆時の話から、刻々と分断が加速する社会で「声を上げ、抗い続ける」こと、「社会の当たり前」を疑い続ける理由


実際にキャンセルするかどうかは過去の事例でもキャンセルされたんだからキャンセルするべきから過去の事例はキャンセルするべきではなかったし今回もキャンセルするべきではないまで意見の分かれるところだけど、プロデューサー的に吉田恵里香を使いにくくなったのは確かだよねぇ。今後、吉田恵里香を起用したら変な炎上をすることは確実なわけで、それでもなお起用するなら起用する理由を厳しく問われることになる。興味を持ってる人が数パーセントしかいない選択的夫婦別姓を参院選でゴリ押ししてたNHKが強者女性向けに政治的ポルノドラマを作るってな企画ならそら適任なんだろうけど、きらら漫画のアニメ化でそんなリスク取る必要ある? 職業人生を投げうってまでやりたかったことが萌え豚を性加害者と罵倒することだったのかってのは吉田恵里香に聞いてみたいところですな。

外山文子氏に対して、筑波大学に何らかの処分を検討してもらうよう要請しました。 ワイは変わった。 これからはこういった人物に対してもどんどん抗議してもよいと考える。 奴らが武器を取るなら、ワイも武器を取るしかない。 #筑波大学 #外山文子 https://t.co/zYsEIpVSs2 pic.twitter.com/tO8HxtD8nP — ライトサイドokooさん (@NagaiTas) September 15, 2025 今回、筑波大学人文社会系准教授である外山文子氏に対して、筑波大学に抗議した。 抗議理由は、X上にて度重なる男性に対する差別的言動及び暴言、根拠のない誹謗中傷を行っている事であり、それを複数回に分かり繰り返している。 このような一連の態度は、筑波大学の信用や名誉などに傷がつく行為であり、今後の活動に影響なども与える危険性があると考える。 故に、ここに改めて抗議文を送っ

kai-you.net こちらの記事についての感想です。 最初に記事の概要だけ書いておきます。 1️⃣吉田恵里香さんの意図と表現 吉田さんは「裸の描写=ノイズ」と単純に言ったわけではなく あくまで「覇権を狙う」「より多くの人に届ける」という観点から、作品の主題と関係の薄い要素を“調整”したに過ぎません。 つまり「原作否定」ではなく「ターゲット層に合わせた再構築」です。 しかし「ノイズ」という言葉は強すぎ、結果的に「原作を切り捨てた」と受け取られやすくなりました。 2️⃣誤解を招いた要因 ・KAI-YOUの記事構成が「作家性=自己哲学を優先する人」という印象を前面に押し出しており、「原作者との合意形成」プロセスが省略された。 ・「ノイズ」という言葉が読者に与えるニュアンスが冷淡・排除的に響いた。 ・「セクシー田中さん」という文脈で敏感になっている読者にとって、少しの言葉の選び方が「不信感」を


吉田恵里香の「ノイズ」云々でなんか議論が沸騰しているけれど、 「原作の数ある要素の中から、一編のアニメなりドラマなりに構築するさいに、何を抽出し、そぎ落とし、足りない部分を補うか」という取捨選択と肉付けの作業は、吉田に限らず、全脚本家が行うことである。 言葉の枝葉末節はあれど、吉田のスタンスは基本的には当然だし、「ぼっち・ざ・ろっく」は原作・アニメとも未見のため、細かな表現そのものを問えないが、アニメはヒットしたと側聞しているので、「ノイズを排除した物語」は支持されたのだろう。 一般論として、吉田の主張は正しい。 その上で言うのだが。 「虎に翼」で、<追加した>あえて言うならば</ここまで>原作に相当する史実にはない「寅子の花束拒否事件」をぶち込んだ吉田が言えることかよ、と。 (ツッコミが入っているので、「あえて言うならば」を追加しておく。でもここ、議論の取りかかりになっている「原作のノイ

【まずい】アニメの女の裸をノイズ扱いした女脚本家さん、男の裸を出しまくるアニメを脚本していたことが発覚www https://b.hatena.ne.jp/entry/s/posfie.com/@GP6w6/p/9FEg0E8 はてブのコメントを人気順に見ていきたい。 1.「万人向けではノイズと言っただけ!成人向けならアリと言っているのに!」kagecage 元の発言、女の裸全てがノイズなんて言ってないのに (万人受け狙うにあたってモヤモヤさせるから取り除いただけで成人向けなら成人向け用に書くと言ってるのに) 捻じ曲げて取り上げてる人が多すぎてさすがに心配 いやいやいやいや ここでまとめられて矛盾を指摘されてるタイバニは成人向けでしたか? 違いますよね? ハートフルなファミリーもの・全年齢向け・万人向けでしたよね? タイバニで示されていたバーナビーの姿態はぼざろなんかよりも露骨にエロいし性

2025年9月20日に埼玉浦和にて開催された、フィルスさん( fangblade4425)の誕生日祝いセッション会「..


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