健康に良い機能を持つ食品を北海道が独自に認定する「食品機能性表示制度」の第1号商品として先月下旬、ドーナツやソフトクリームなど12品が選ばれた。自治体が「特定保健用食品(トクホ)」のように健康食品を認定する全国初の取り組み。食品の機能性表示については来年度中に国の規制が緩和される見込みで、一足早い新たな表示制度に注目が集まっている。(平沢裕子)◇フード特区で優遇 同制度は、北海道の経済・産業の活性化を目的とした「フード特区(北海道フード・コンプレックス国際戦略総合特区)」の優遇措置の一環。道内に本社や製造拠点がある企業が対象で、「機能性に関する研究が論文誌に掲載されていること」などを条件に有識者会議の審査・判定を経て道が認定する。 第1号の12品のうち10品がアミノアップ化学(札幌市清田区)が開発した機能性素材「AHCC」と「オリゴノール」を配合した食品。申請のための提出論文は、AHCCは
政府の規制改革会議は6月、健康食品や農産物で健康への効果を示す「機能性表示」を容認するよう答申した。これまで食品の効果を表示できるのは特定保健用食品(トクホ)と栄養機能食品に限られていたが、来年度中には現行の規制が大きく緩和される見通し。新たな制度は、健康食品市場の活性化が狙いだが、消費者の誤解を招くと懸念する声も上がっている。東京大・食の安全研究センターの清水誠特任教授と、群馬大教育学部の高橋久仁子教授に見解を聞いた。(平沢裕子) ◇ ≪清水誠氏≫食への関心高まり健康に --食品の機能性表示をどう思うか 「食品には5大栄養素以外にも多くの成分が含まれ、体にいろいろな影響を与えていることがサイエンスのレベルで分かりつつある。機能が確かなものを利用するのは人類にとってプラスになるし、こうした情報を基に少しでもいい食品を作ろうとする企業努力が社会を豊かにし、
合コンや街コンに参加すると、『彼氏持ちの女性』と遭遇するのも珍しくありません。本気で彼女を探している男性にとっては「なんで参加してるんだよ!」と怒りたくもなるでしょうが、女性は「友達に誘われたら、断りにくくて…」なんて考えているのです。 そう、女性は『彼氏がいても付き添いのために合コンや街コンに参加する』という傾向が強く、「この人、いいなぁ」と思って仲良くしようとしたら、あとになって「ごめんなさい、実は彼氏がいるんで…」と断られるのですね。 こういう女性が少ないならともかく、問題は『合コンや街コンには結構いること』でして、せっかくの参加が無駄になりやすいのです。 実際に、こうした問題点が周知されてからは参加希望者も大幅に減ってしまいます。 それなら今はどんな方法で彼女を探しているかと言うと、『マッチングアプリ』がメインですね。 これ以外にも知人の紹介などを併用していますが、やはり今はアプ


執筆者 森田 満樹 九州大学農学部卒業後、食品会社研究所、業界誌、民間調査会社等を経て、現在はフリーの消費生活コンサルタント、ライター。 特集 森田 満樹 2012年6月1日 金曜日 キーワード:健康食品栄養 キリンメッツコーラの「あしたのジョー」が出てくるCMを初めて見たとき、これはやり過ぎだ、と思った。いや、悪質だ、と感じた。さて、どのような原稿を書いて問題提起しようか? 考えていたら、フードファディズム研究で有名な群馬大学教育学部教授の高橋久仁子さんからご連絡をいただいた。 「これを飲みながらなら、脂っこい食事でもそれをチャラにしてくれる、と思わせる内容は、あまりにも誇大では?」と仰る。まさに、私の感じていたことをズバリ、と言い当ててくださった。 さっそく、高橋先生にご寄稿をお願いし、ここに掲載する。合わせて、Foocom事務局としても、情報提供する。健康食品に比べれば、効果、安全

食品の放射能汚染とフードファディズム 「『普通』の食事、してますか?」 高橋久仁子・群馬大学教授が問う ――東日本大震災、そして福島第一原発の事故が起きてから10カ月が経ちました。4月からは食品の放射性物質に関する規制値が見直されます。食品の専門家である高橋先生のもとにも様々な質問が寄せられたのではないでしょうか。 いくつかの消費者団体などから、「何の食材、どこの産地を避けるべきか」「放射性物質を排出する食べ方はあるか」といった内容の質問がありましたが、私は一貫して「ジタバタせずに、『普通』の食生活を送るべき」と回答しました。食品を避けることは個人の自由だとしても、「放射能を排出する食べ方」は、栄養学的に意味がないからです。 しかし、週刊誌やインターネット上では、幾度となく「放射能を排出する食べ方」が指南されてきました。このような、「ある食材や調理法によって放射性物質が排出される」という考

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