小鳥を飼育していた建物=4日午後4時40分、広島市安佐北区の市安佐動物公園広島市安佐動物公園で飼育されているジュウシマツ=同公園提供 【南宏美】広島市は4日、市安佐動物公園(同市安佐北区)でジュウシマツなどの小鳥49羽が相次いで死に、体内から人の食中毒の原因になる細菌が見つかったと発表した。同園は1日、鳥小屋を閉鎖。人への感染は確認されていないが、「靴などについて菌が広がるのを防ぐ」としている。 同園は約255平方メートルの鳥小屋で13種約290羽を飼育していた。職員が1月17日、ジュウシマツ5羽が死んでいるのを発見。18〜29日もほぼ毎日1〜14羽が死んだ。死んだ小鳥のうち32羽はジュウシマツで、あとはキンカチョウやカエデチョウなどだった。 死んだ鳥から検出されたのはエルシニア・シュードツベルクローシス菌。井戸水や沢水のほか、野ネズミやサルなどの体内にもいる。国立感染症研究所などに
県は10日、入善町浦山新の2家族の10歳未満の男児と女児の計3人が、水道水を飲んでエルシニア腸炎を発症したと発表した。1人は入院したが、既に退院し、全員が回復しているという。水道水によるエルシニア菌の集団感染は県内で初めて。 エルシニア菌はネズミなどが保有し、感染すると胃腸炎などを起こす。3人は発熱や下痢などを訴え、黒部市内の医療機関を受診。医療機関が先月23日、県に連絡した。県が25日、患者宅の水道水を採取して検査したところ、塩素は検出されず、エルシニア菌が見つかった。 3人は、入善町新屋簡易水道の浦山新上部水源から引いた水道水を利用。県の調査で水源の消毒用の塩素が切れていたことがわかった。浦山新地区には40世帯139人が住んでいるが、3人のほかに異常はなかった。 県は10日、水道事業者の入善町に対し、塩素消毒を適切に行うことや毎日検査することなどを求める勧告書を交付し、改善報告書を提出
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