「日本人は共同体を重んじる」はウソ 日本人は先進国の中で最も社会的に孤立しているというデータがあるそうですね(ミシガン大学による「世界価値観調査」)。社会的に孤立するとは、家族、友人、同僚以外の人と会う機会が少ないということです。 日本人を含むアジア人は共同体を、ヨーロッパ人は個を尊重するという悪しきステレオタイプがありますが、この調査結果は、このステレオタイプを否定する社会学的証拠になり得ます。 データによるとドイツは全体で下位から5位、ヨーロッパ全体だと同じく4位のようですね。実際、ドイツ人は(日本人よりも)群れで行動する傾向があると思うのです。ドイツ社会では、人と一緒にお酒を飲んだり、散歩をしたりすることが非常に重要な役割を果たしています。これをドイツ語では散歩を意味するSpaziergangと呼びます。このような文化はドイツ全土に見られます。 また、ドイツ人のソーシャメディアに対す

「世界で最も注目を浴びる天才哲学者」と呼ばれるマルクス・ガブリエル氏。すべてがフラットになり、あらゆる情報が氾濫し、何が真実なのか、真実など存在するのかわからなくなった現代を、彼はどう見ているのか。日本の読者に向けて行われた独占インタビューを基にしたマルクス・ガブリエル氏の最新作『世界史の針が巻き戻るとき~「新しい実在論」は世界をどう見ているか』から一部を抜粋して、世界が直面している危機に対する彼の舌鋒鋭い意見を紹介する。(マルクス・ガブリエル、訳/大野和基) 我々はGAFAに「タダ働き」させられている 彼らを規制すべき理由 GAFA(Google・Amazon・Facebook・Apple)は、今や世界を統治しているとも言える状況にあります。GAFAの統治を止めるべく、何か規則や法律を設けるべきだと私は思います。身動きできないくらい徹底的に規制すべきです。 どのような理由、方法、法制度で

2015年02月08日00:00 「「対話」のない社会―思いやりと優しさが圧殺するもの」(中島義道著)を読んでみた Tweet 1: 【中国電 58.7 %】 ◆An3ZhmquT2 2013/08/24(土) 08:50:18.84 0 「対話」とは「会話」とも「ディベート」とも違う 会話は異質な個人個人が異質性を保持したまま結合する形式のため、そこに対立は存在しない ディベートはある限定されたテーマについて、私情を挟まず論理的に相手を説得する技術が求められ、そこには討論者の本心は無い(無くても良い)本書で著者の使う「対話」とは哲学的対話である 身分、地位などを捨て、自分固有の体験、信条、価値観にもとづいて、相手との対立点を積極的に見つけ発展させて行くことである 特に「体験、信条、価値観に基づく」と言う部分が重要であり、これはこれまでの自分の人生を背負っていることに他ならない また、相

1 :(佐賀県):2011/08/22(月) 16:38:08.43 ID:U8mmhLpt0 15日、16日にかけて東京バプテスト神学校夏期公開講座がルーテル市ヶ谷センター(東京都新宿区)で行われた。 神戸アドベンチスト病院院長の山形謙二氏が「苦難の意味〜キリスト教の視点から」と題して二日間にわたる講義を行った。 3月11日に東日本大震災という未曽有の危機を体験した日本にあって、多くの人々が「なぜ苦難を受けるのか」「このような大震災をどのように解釈すればよいのか」という衝撃と疑問、悲しみに包まれた。 夏期公開講座は「なぜ苦難が存在するのか」「苦難の意味」「苦難を耐えさせる力」「苦難の証人たち」「見えないものに目を注いで」の5講義で構成され、歴史上の哲学者の思想や格言、また実際に大きな苦難を身に背負いながらもキリストを信じる信仰によって精神の自由を得たさまざまな証人たちの十字架の栄光のた
人文・社会科学について 単発的な話題を扱うブログです。 (目次はカテゴリごとに記してあります。 疑問点は サイト内検索で。) 「自由とは何か?」という話題の関連で、「個人主義」に対比される「共同体主義」について言及する。 ( ※ マイナーな話題。) ── ハーバード大の サンデル 教授の 番組 および 著作 が話題になっている。この件は、周知のものとして、話を進める。 ( ※ 知らない人は、適当に検索するといいだろう。) このサンデル教授の立場は、どのような立場か? 「リベラリズムに対する共同体主義(コミュニタリアニズム)だ」というふうに見なされているようだ。 では、共同体主義とは、何か? ── これが本項のテーマだ。 ── あちこち調べたが、ざっと次のようにまとめられる。 ・ 共同体主義の反対概念は、個人主義(リバタリアニズム) ・ 共同体主義は、リベラリズムへのアンチテーゼとして生じた
1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く