今年5月、当時開所前だった日本初のPFI刑務所「美祢社会復帰促進センター」の刑務作業として、Rubyを用いたソフトウェア開発が行われるという発表があった。あれから半年、実際はといえば……。 今年5月、当時開所前だった日本初のPFI刑務所「美祢社会復帰促進センター」の刑務作業として、ソフトウェア開発アウトソーシング業務が実施され、その開発言語はRubyが用いられるというニュースをお届けした。 PFI(Private Finance Initiative)という聞き慣れない言葉は、民間資金を利用して民間に施設整備と公共サービスの提供をゆだねる手法を意味している。つまりPFI刑務所とは、民間ノウハウを活用した刑務所のことである。 当時、このソフトウェア開発関連の刑務作業案件を担当する企業であると称するプリズニーズからリリースが配信され、それを受けてITmediaを含む多くのメディアで「刑務作業で

プリズニーズは、山口県美祢市に5月13日に開校される日本初のPFI刑務所「美祢社会復帰促進センター」の刑務作業として、ソフトウェア開発を行える受刑者の育成と刑務作業としてのソフトウェア開発アウトソーシング業務を実施していくことを発表した。 プリズニーズは5月1日、山口県美祢市に5月13日に開校される日本初のPFI刑務所「美祢社会復帰促進センター」の刑務作業として、ソフトウェア開発を行える受刑者の育成と刑務作業としてのソフトウェア開発アウトソーシング業務を実施していくことを発表した。刑務作業としてのソフトウェア開発の実施は世界初。 開校に伴い同センターに収容される新居受刑者1000名から60名の女性受刑者を選抜し、4カ月間の職業訓練を通して開発に必要な基礎を養わせ、その後実際にプリズニーズのプロジェクトにアサインさせる計画。開発言語はRubyで、プリズニーズでは2007年8月以降から刑務所リ

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