千葉県銚子市の缶詰工場で働くホー・ティ・トゥイ・ニュンさん(38)は、毎朝8時から缶詰工場のラインに立つ。魚の頭と尾を機械で切り落とし、異物を手で取り除く。焼いた魚を網から下ろす繊細な作業もこなす。作業は工程ごとに分かれ、数時間おきに担当する工程が変わる。 「入ったばかりの頃はどの工程も戸惑いましたが、すぐに覚えました。担当がどんどん変わるけれど、全部慣れるとかえって面白いです」 ニュンさんはベトナム人技能実習生。8歳の子どもと夫を母国に残し、夏からここで働く。従業員80人のうち、同じ国からの技能実習生はニュンさんを含め16人。 缶詰工場の社長は話す。「銚子の1次産業は、外国人なしでは成り立たない。漁獲から水揚げ、卸売、加工まで、どの段階も彼らが支えている」 外国人なしで成り立たないのは銚子だけではない。ただ、経営者側には心配がある。外国人が将来、日本を選ばなくなる恐れだ。選ばれ続けるには

株式会社LayerXの秋葉(@yuyaki0618)です。 #ノッカリアドカレ パート1の14日目として、柳川さん(@gimupop)のこちらのnoteにノッカリして書いてます。 どうしたら人の3倍成果を出せるのかなんだか身の程知らずなタイトルになってしまいましたが、最初に断っておくと、私は別に「自分が誰よりも3倍成果を出している」とは思っていません。 そもそもこの手の話は他人と比べてもあまり意味がなく、大事なのは過去の自分から、どうやって成果を3Xし続けるかだと思っています。 結論から言うと、最も早く、最も大きな成果を出すには、「個」ではなく「集」で成果を出すことです。 そして「集」の範囲を拡げていくことです。 成果の出し方は、方向 × 行動量 × 生産性によって決まります。 なのでもちろん「個人の働く時間を増やす(行動量を上げる)」だけでも伸びます。ただ、個人の量のレバーだけだとすぐ限

東京都の家賃上昇が、若者の家探しにじわじわと影響を与えている。都心の職場近くに住みたいが、家賃は低く抑えたい―。相反するニーズを満たす物件として、「極小」アパートが人気を集めている。狭くても“住めば都”。単身で暮らす若者の住宅事情に迫った。 初めて見て「めっちゃ狭いな」歯科衛生士の女性(22)は、東京23区内にある主要駅近くのワンルームアパートに暮らしている。駅まで徒歩約10分。築6年で専有面積9平方メートルのロフト付き極小住宅だ。 訪問すると、想像以上に狭かった。リビングは3畳ほどで、手を広げれば両側の壁につきそうだ。梯子の上にあるロフトに布団を敷いている。シャワールームとトイレは別々だが、浴槽はない。 女性は「初めて部屋を見たときは『めっちゃ狭いな』と思いました。(北関東地方の)実家の自分の部屋の方が広い」と話す。それでもこの部屋を選んだ理由は明快だ。 「家賃が月6万円と安い」 入居率

チャットツールが点滅する。 メールの受信通知がポップアップする。 そこに書かれているのは、資料の添付ファイルと、たった一行の文言。 「確認お願いします」 その瞬間、肺の奥から重たい空気が漏れ出る。 ため息だ。 そして脳裏をよぎるのは、諦めにも似た、どす黒い感情。 「ああ、この人の仕事レベルってこの程度なんだな」 汚い言葉で申し訳ありません。 でも、正直に言いましょう。皆さんも思ったことがあるはずです。 なぜ、私たちはこの「確認お願いします」という、一見すると丁寧なはずの七文字に、これほどまでに神経を逆なでされるのか。 それは、その一言が「思考の放棄」であり、「責任のなすりつけ」であり、他人の時間をタダだと思っている「想像力の欠如」の表れだからです。 今日は、この日本中のオフィスに蔓延する「確認お願いします」という病と、そこから身を守るための処方箋について、少しばかり長い話をさせてください。

今回はファッションについてではないので 興味のない方は飛ばしてください。 坂本龍一さんがお亡くなりになって約2年半以上 が経つ。正直複雑な心境なのである。 私が会ったことのある坂本龍一は すごく穏やかな人だった。 ほんの数分だけれど、2人だけで話すことが できた。私は仕事中でファンだとは告げず 気付かずないふりをしていたが、 とても紳士的で優しい人だった。 私は筋金入りの坂本龍一ファンだった。 中学生のときに中谷美紀のファンになり プロデュースしている教授のファンに。 過去のアルバムを買い漁り、近所のおばさんから YMOのレコードを貰い、行けるコンサートも 全て行き、彼が好きだという音楽も聴いていた。 究極の音楽の先生だったと思う。 同じようなに教授がきっかけで色々な音楽に 触れることになった人は本当に多いと思う。 なんとなくおかしいなと思ったのは Instagramでの様子だった。 20

日中関係が冷え込んでいる。高市早苗総理による「存立危機自体」発言を巡り中国が反発し、訪日渡航の自粛などを国民に求めた。経済学者の竹中平蔵氏はこの問題の一つの原因として立憲民主党・岡田克也議員の外交センスの無さを嘆く。岡田氏が問い詰め“華麗に”引き出した高市総理の失言に、なぜ中国はもろ手を挙げて飛びついたのか。竹中氏が解説していく――。 「戦略的曖昧性」を破った代償 昨今の日本の政治・外交状況を見ていると、非常に危うい局面に入っていると感じざるを得ません。特に、台湾有事を巡る議論と、それに対する中国の反応、そしてこれらが日本経済に及ぼす影響について、冷静な分析が欠けているように思います。いわゆる「存立危機事態」を巡る議論の発端から、中国経済の実情、そしてそれに絡んだ高市政権が進める経済政策のリスクまで、一連の流れを紐解いてお話ししたいと思います。 まず、議論の発端となった台湾有事に関する発言

ShioriIto 2024 National Board of Review Awards Gala - Arrivals, New York,USA - 07 Jan 2025(写真:REX/アフロ) 伊藤詩織さんが監督を務めたドキュメンタリー映画『Black Box Diaries』が明日12月12日から東京・品川の映画館で公開される。映画を巡っては、民事訴訟で伊藤さんの代理人を務めた弁護士らが、無断撮影・録音や映像の無許可使用など複数の問題があると指摘し、問題となっていた。 今年2月に日本外国特派員協会(FCCJ)で、伊藤さんと元弁護団双方の記者会見が行われる予定だったが、伊藤さんは急きょキャンセル。「個人が特定できないようにすべて対処します」とコメントを発表したものの、その後も海外では修正されていない映画の公開が続いていた。 11月になり伊藤さんは突如、証言者として登場する

高市早苗首相が11月7日、台湾有事について「存立危機事態になり得る」と国会で答弁した際、内閣官房が作成していた首相の答弁資料の全容が判明した。資料には首相答弁に該当する部分は存在せず、台湾有事について「政府として答えない」とも明記されていたが、「答弁書通り」の発言にはならなかった。【大場伸也】 答弁資料は、立憲民主党の辻元清美参院議員の質問主意書に関連して、政府が辻元氏に開示した。 <答弁資料の写真があります(計5枚)> 辻元氏は11月20日、質問主意書で「高市早苗内閣総理大臣は、2025年11月7日の衆議院予算委員会において、岡田克也委員の質疑に対し、“先ほど有事という言葉がございました。それはいろいろな形がありましょう。(略)それはいろいろなケースが考えられると思いますよ。だけれども、それが戦艦を使って、そして武力の行使も伴うものであれば、これはどう考えても存立危機事態になり得るケース

個人的に超面白かった歴史小説と、歴史小説的な面白さのあるノンフィクション作品6つについて書きます。 ユン・チアン『ワイルド・スワン』ノンフィクション。 夕方に読み始めたら止まらなくなって、気がついたら外が白みはじめていました。 ユン・チアンという中国人女性が、祖母・母・自分の生涯を軸に、20世紀の中国史を描いた作品。 1991年にイギリスで出版され、全世界で4000万部以上売れました。 かなり衝撃的な内容で、中国国内では発禁(現在も禁止)。著者は帰国できなくなりました。 これがどんな本かをDeepSeekに聞くと、「你好,这个问题我暂时无法回答,让我们换个话题再聊聊吧。(お答えできません)」と回答する。 (ChatGPTやGeminiやGrokは普通に回答する) その一方で、1992年に英国最優秀図書賞(Book of the Year)を受賞しているし、 タイム誌は「20世紀のベストブッ

11日の衆議院法務委員会で、平口洋法務大臣の答弁に、自民党の稲田朋美議員が「今のはダメ」と否定する異例の展開があった。 【映像】「今のはダメ」自民議員が法相答弁にダメ出し(実際の様子) 稲田議員は「昨年は袴田事件、今年は福井事件で再審無罪判決。両事件において共通するのは、有罪の証拠が捜査機関の捏造もしくは利益誘導による虚偽の証言。しかも再審制度の不備によって無実の人の人生を丸ごと損なうほどの長期間を要しているわけです」と指摘。ここから福井事件について、冤罪を生んだ検察の問題点について追及が始まった。 「約40年前私の地元福井で女子中学生が自宅で殺害された事件で、犯人とされた前川彰司さんは今年再審無罪を勝ち取りました。捜査機関による証人に対する不当な誘導及び利益供与による虚偽の証言、そして重要な(無実の)証拠を第一審から隠し続けた検察官によって、無実の前川さんの人生は棄損されました。昨年の第

来年度の税制改正で、政府・与党は、株式や土地などの所得が多い超富裕層への課税制度について、基準となる年間の総所得を今のおよそ30億円以上から6億円以上に引き下げ、課税の対象者を広げる方向で調整している…

高市首相は衆院予算委で、長期金利が上昇している現状への危機感を問われ「長期金利が上がり続けていくというようなことよりも、日本が成長し、政府債務残高の対国内総生産比率が下がっていく姿を見せる方が大事だ」と述べた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く