はじめに スキルからユーザーに何らかの情報を返すとき、音声で読み上げるには長すぎたり、記録として手元に残しておきたい場合があります。このような場合に、スキルの返したい情報をEメールで送る方法について紹介します。 Eメールの宛先は、デバイスを所有するアカウント(オーナー)のEメールアドレスになります。またEメールの送信には、AmazonSimpleEmail Service (SES) を使用します。Alexaは音声プロフィールを登録していると、個々の話者を特定できます。ユースケース的には、個々の話者にEメールを送れると面白いのですが、話者ごとのEメールアドレスを取得する機能はAlexaにはありません。全てデバイスオーナー宛にEメールされるため、複数ユーザーで利用している場合は、利用上の注意が必要です。 なお本記事ではAlexa-Hostedスキルを前提にしていますが、自前のLambd

Gmailが「メール送信者のガイドライン」を改訂し、なりすましメールへの対策を強化する旨を発表しています。今までは原則、なりすましメール対策の有無にかかわらず、メールはいちおうは届いていました。しかし今後は、なりすましとみなされたメールは届かなくなる方向に向かいつつあります。 なりすましメールとみなされないようにするために、メール送信者には、「メール送信ドメイン認証」への対応が求められます。メール送信ドメイン認証の技術には、主に以下の3つがあります。 SPF: Sender Policy Framework (RFC 7208) DKIM:DomainKeys Identified Mail (RFC 6376) DMARC:Domain-based Message Authentication,Reporting, and Conformance (RFC 7489) SPFは従来

[2024年1月10日、19日追記] GmailとYahoo!側のアップデートに合わせていくつか細かい説明を追加しています(大筋は変わっていません)。変更点だけ知りたい方は「追記」でページ内検索してください。2023年10月3日、Googleはスパム対策強化のため、Gmailへ送るメールが満たすべき条件を2024年2月から厳しくすると発表しました。また米国Yahoo!も、2024年2月 第一四半期[1] から同様の対策を行うと発表しています。端的に言えば、この条件を満たさないと宛先にメールが届かなくなるという影響の大きな変更です。 この記事では、Gmailや米国Yahoo!の規制強化への対応方法を解説します。ただし米国Yahoo!にメールを送る人は多くないと思うので、フォーカスはGmail寄りです。また、メール配信サービス(海外だとSendGridやAmazonSES、国産だとblas

軽くあしらわれるのを防ぐ「平素は格別のお引き立て」 メールの書き出しの「お世話になっております」という名乗りフレーズは定番中の定番です。これらは最初に必ず入れるようにしましょう。基本的にはこれでほぼ間違いはありませんが、相手との関係性に応じて使い分けられるようになると、一目置かれるメールとなります。 たとえば、初対面や目上の人が相手なら、「お世話になっております」という名乗りに続けて、次のような文面を入れるとよいでしょう。 「突然のメールで失礼いたします。御社のHPを拝見し、はじめてメールを差し上げました」「~様からのご紹介でメールを送らせていただきました」 「日頃から~をご利用いただき、誠にありがとうございます」 相手が役職者などの場合には、「平素は格別のお引き立てをいただき、ありがとうございます」といったように、もう少し堅めの文面でもよいでしょう。こうした文面が書けると、軽くあしらわれ

まぁPHPMailer だけじゃ対応できないのですけどね。 昨今の携帯電話にメールを送ろうとするなら、SPFレコードを使った送信ドメイン認証に対応必須のようなので一応対応してみました。 まずは SPF とはなんぞやと。 1. 送信元は SPFレコード っていうのをDNSサーバに登録(公開)しておく。 2. 受信者は送信元のFROMアドレスからDNSを参照し、『SPFレコード』が公開されているかどうかチェック。 3. SPFレコードにはIPアドレス等の情報を含むので、「なりすましメール」の判定等を実施して捨てたり破棄したり。 と、まぁこんな感じで理解しましたけども中らずとも遠からずーな感じかと思います。 で本題ですが、PHPMailer というライブラリを使うとほんとに簡単にPHPからメールが送信できます。sendmail だとかphpのmail()関数だとかまったく意識しません。
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