2015年9月16日 at 11:48 午前 「オラクルがJavaエヴァンジェリストを追放」 という記事が、2015年9月14日 InfoQ 様から掲載されました。 ( 9月16日 該当記事の日本語翻訳の指摘箇所は翻訳者様によって修正されました。) 当初、Twitter や FaceBook で自分の見解を書いていましたが、私のツイートがリツィートなどで拡散されるに従い、記事の全てがウソというような内容に変わっていたりしました。それはそれで違いますので、該当記事に対する私のコメントを改めて下記にまとめます。下記意見はすでに InforQ の該当ページでも伝えています。 また、ご理解いただきたいのは、本記事の内容は、InfoQ 様、執筆者様、翻訳者様を叩くとか否定したいわけでは決してなく、事実は事実として正しく伝えていただき、事実とは異なる箇所は正しく修正していただきたいと思い記載しました。

gistfile1.mdOracle v.GoogleのAPI著作権裁判の話 「OracleとGoogleの判決文を斜め読む」を読んで裁判の経緯は理解できたものの、判決の詳細があまり理解できなかったので判決文を自分で読んだ。法律的な難しさはあまりなく、技術的な論点と関係する条文および過去の判例などが非常にわかりやすく解説されており、判決の根拠もたとえ話を交えて書かれているなど非常に読みやすい印象を受けた。 判決文 全体の内容としては比較的単純で「あらゆるプログラムのコードは著作権で保護される。ただしFair Useによる合法的な利用に関しては差し戻し審で審議せよ」という事のようだ。実は「API」という言葉は一切判決文には出てこないため、内容を良く読む必要がある。 17 U.S.C. 102(b)を巡るGoogleの主張 今回の論争のうち最も重要な点は、著作権法のうち 17 U.S.C.

(7/7追記)僕は斜め読みだったんですが、もっときちんと読んだ上で解釈を書いてくれている方がいます。僕も時間をとって全文を読みたいとは思っていますが、まだ時間がかかりますし、yudaiさんの会社の方が妥当性は高いと思いますので、そちらをご参照ください↓ 朝っぱらから色々衝撃が走った第一四半期の最終日ですが、OracleとGoogleの裁判について、どのあたりが問題だったとされるのか気になるので判決文等を読んでみました。 経緯 2010年8月、OracleはGoogleを訴える。当初の争点は特許侵害 (publicKey1) 2012年4月、サンフランシスコ連邦地裁の法廷開始 2012年5月、Googleの特許侵害はないとの陪審評決。ただし、フェアユースは意見が別れる。 2012年6月:Oracle対GoogleのJava/Android訴訟、損害賠償金ゼロで合意。今回議論された37件のJ

「29日の最高裁判所の判断は、イノベーションと、著作権保護を拠り所にイノベーションを推進する技術業界にとっての勝利である」とOracleの法務顧問を務めるDorian Daley氏は声明で述べた。Googleは、法廷での争いを続けたい意向を表明した。 「ソフトウェア業界でイノベーションと競争を促進する相互運用性を引き続き擁護していくつもりだ」とGoogleの広報担当者は述べた。 The Wall Street Journal(WSJ)によると、Googleは、基本的なJavaコマンドに関する著作権をOracleが主張できるべきではないと主張してきたという。しかしOracleは、Javaコードは同社の所有物であり、Javaを開発したSun Microsystemsを2009年に買収したことで同社が著作権を有していると反論していた。 今回の裁決は、Googleが「Android」モバイルOS

Eclipse Foundationは、統合開発環境「Eclipse」の最新版「Eclipse Mars」をリリースしました。Eclipse Marsは本体となるEclipse 4.5に最新の周辺ツールを統合したもの。 Eclipse 4.5では、画面描画やコード補完、テキストサーチなど多くの部分で性能向上が実現。さらにJava 8におけるラムダ式の生成、コンパイラ性能の向上などJavaのIDEとしての機能も向上。JavaScriptやPHPなどもサポートしています。 Eclipse MarsはEclipseと周辺ツールを年に一度まとめてリリースする「Release Train」方式になって10年目の記念すべきリリースとなります。 そのほか、Eclipse Marsの主な機能は以下のとおり。 インストーラの改善、Dockerサポートなど インストールが容易に 新プロジェクトのOompthの

PostgreSQLをKubernetes上で活用するためのOperator紹介!(Cloud NativeDatabase Meetup #3 発表資料)
JavaOne 2014 サンフランシスコ報告会 Tokyoに参加してきたので、軽くまとめてみます。アーキテクチャトレンドと、EEのアップデート以外は関心が無いので、あまり触れません。 イベントの概要 9月に米国で開催されたJavaOneの参加者がイベントの内容を共有する会です。 話題の中心は「Oracle公式のJava」ですが、OSSや最新の開発トレンド等、幅広い話題を扱います。 イベントの詳細は以下のURLを参照してください。 -> http://jjug.doorkeeper.jp/events/15151?utm_campaign=event_15151&utm_medium=email&utm_source=ticket イベントの雰囲気 座席の占有率は30〜40%ほどで、盛り上がってる風でもなく、ボチボチという雰囲気でした。 会場のOracle本社13Fは綺麗ですし、無料のWi
米Oracleは4月15日、Javaやデータベースなど同社製品の脆弱性をまとめて修正する定例セキュリティアップデートの「Critical Patch Update」(CPU)を公開し、計104件の脆弱性に対処した。Java SEについては37件の脆弱性を修正した。このうち4件は、危険度が共通指標のCVSSベーススコアで最大値の「10.0」と評価された極めて深刻な脆弱性となる。 影響を受けるのはJava SEの5.0u61/6u71/7u51/8までのバージョン。最新版の「Java SE 8 Update 5」「Java SE 7 Update 55」で脆弱性が修正された。デスクトップ版のWindowsとMac OS Xでは自動更新の仕組みも利用できる。Oracleは特にホームユーザーに対してJavaを常に最新版に更新するよう強く促している。Java SEのほかに、Oracle Dat

ライブドアブログの PSGI 化の話 は良いはなしだと思う。一方で、私はあんまりPerl が好きじゃないので、10年にわたって生き続けたPerl アプリケーションが、次の10年にむけてアップをはじめているのは、ちょっとしたホラーでもある。Twitter とRuby と JVM ライブドアブログが、将来に向けて mod_perl から PSGI + Starlet にかえたように、将来に向けてプログラミング言語をかえる人達も存在する。最近の事例で有名なのは、Twitter のRuby から JVM 言語群への移行だろう。 OSCONJava 2011 のTwitter: FromRuby onRails to the JVM では、JVM への移行に至った理由として Ability to handle server workloads A real concurrency
こんにちは id:cero-t です。 前回話題にしたJava8 ですが、もう少し別の機能を試してみましょう。 今回は新しい日時API、Date and TimeAPI(JSR-310) を紹介します。 JDK8 M6時点でのJavadocは、以下のURLで公開されています。 http://cr.openjdk.java.net/~rriggs/threeten/threeten-javadoc-b75/ 注意:このエントリーの内容は、JDK8 M6 (b75) の時点のAPIに従っています。 M7以降では一部のAPIが変わっているので注意してください。GA時点でまた記事を見直します。 From Joda Time to Three TenJavaの日付クラス(java.util.Date)の扱いは、 皆さんもなかなか苦慮していることだと思います。 というのも、、、 ・年月日などを指定
Javaのイケてない日付関連の機能に頭を抱えた時、手を出したくなるライブラリ、Joda-Time。 Joda Time http://joda-time.sourceforge.net/java.util.Calendarなんかよりも表現力豊かで多機能。そして何よりマルチスレッド下で走らせるとあっさり壊れるSimpleDateFormatとは違いimmutableでthread-safeな作りになっている安心の一品。 JSR310が仕事で使えるようになるのは2〜3年後とかいう割と先の話になりそうなので、今日は諦めてJoda-Timeの使い方を勉強してみた。 @Author mwSoft @Date 2011/12/23 @Env Joda-Time2.0 日時はDateTimeというクラスで扱える。 import org.joda.time.DateTime; // 引数なしの場合は現在
いままでのJavaでは、日付時刻を扱おうとするとめんどくさい割に非常に低機能でした。Java8では、新たに日付時刻APIが導入され、めんどくささが増しつつ非常に高機能になりました。 (以降、Java8で導入された日付時刻APIを単に「日付時刻API」と表します) もちろん、慣れてきて、ちょっとしたサポートメソッドを用意してやれば、結構使いやすいのですが、それは「このAPIは使いやすい」という評価にはなりません。 つまり日付時刻APIは、慣れないとぜんぜんわからないし、サポートメソッドがないと面倒なコードが必要ということです。 いろいろあってよくわからない 日付時刻では、時点を扱うInstantや期間を扱うPeriod、時間量をあらわすDurationなど多くのクラス・インタフェースが導入されています。 これらは、IDEの補完でAPIを探りながら機能を推測すれば、それなりにドキュメントなし

アプリケーションの最も基本的な部分を支える開発基盤が大きく変わろうとしている。主役は「二つのJava」だ。Javaを基に、関数型という先進技術を導入した「Scala」。Scalaに触発されて関数型のアイデアを取り入れたJavaの次期版「Java 8」。この二つが互いに影響を及ぼしながら、本来ならトレードオフの関係にある「高生産性」「高品質」を両立できる新たな基盤を実現しようとしている。三菱UFJフィナンシャル・グループのように利用を始めた企業も出てきた。情報システム部門として二つのJavaを生かさない手はない。 (進藤 智則)本記事は日経コンピュータ7月11日号からの抜粋です。そのため図や表が一部割愛されていることをあらかじめご了承ください。本「特集」の全文は、日経BPストアの【無料】特別編集版(電子版)で、PCやスマートフォンにて、7月18日よりお読みいただけます。なお本号のご購入はバ

JPAとは JPA(Java PersistenceAPI)とはオブジェクトの世界からリレーショナルの世界へ、あるいはその逆への変換を行うためのAPIです。 それでは何もJPAを使わずともHibernateやiBatisを既に使っているから必要ないのではと考えられた方も多いかと思います。確かに既にそれらのO/Rマッピングフレームワーク(以降、O/Rマッパー)を利用されているのであれば特に必要ないのかもしれません。 そう思った方も少し待ってください。データベース製品の多様性を隠ぺいするためにJDBCが考えられたように、あるいはMOM製品の多様性を隠ぺいするためにJMSというAPIが考えられました。ところがO/Rマッパーの違いを隠ぺいするためのAPIは存在しなかったのです。iBatisを使用されている方にはあまり嬉しくないかもしれませんが、JPAの仕様作成の中心人物こそHibernateプロ

この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "Java PersistenceAPI" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE ·NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2021年6月)Java PersistenceAPI(JPA)とは、関係データベースのデータを扱うJava SEおよびJakarta EE(旧・Java EE)のアプリケーションを開発するためのJava用フレームワークである。 JPAは、以下の3つの部分から成る。API(javax.persistence パッケージで定義されている)Java Persistence Query Language オブジェクト/関係メタデータ JPAのリ
MacでのJAVA_HOMEは /Library/Java/Homeになるらしい。 ググると、/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/... などを設定している例も多いが、いろいろリンクが張られているので、結局は同じディレクトリを見てるみたい。 ついでに、JAVA_HOMEを環境変数に設定したいのだが、.bash_profileなどに書いてもGUIアプリケーションでは読み込んでくれない。 調べると、~/.MacOSX/environment.plistというファイルに書けばいいようだ。 デフォルトでは~/.MacOSXなんてディレクトリすらないので、最初はディレクトリから作らないといけない。 できあがったenvironment.plistの中身はこんな感じ。 <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!D
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Jini (ジニー) (発音はジンの別名「ジーニー(genie)」のように発音する。Apache Riverでもそう呼ばれている)は、モジュール協調サービスの形をとる分散システムの構築のためのネットワークアーキテクチャである。本来はサンによって開発されていた。現在、Jiniに対する責任はRiverという名のプロジェクトの下にApacheへ委譲されている。 Jiniは分散コンピューティングの落とし穴、システム展開の問題、復元性(resiliency)、セキュリティ、サービスコンポーネントの動的会合(dynamic assembly)といった問題をある程度解決する。コードモビリティ(Code mobility)はプラットフォームの中核となるコンセプトであり、プロトコル非依存を含む多くの恩恵をもたらす。 サンのJiniチームは常に「Jini」は頭字語ではないと述べていた。一方でケン・アーノルド
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