私達は、自らの体験について語る事に極めて抑制的である。私達というのは、ゲーマーであり、かつテキストを書いている人間のことである。そのような態度に陥らざるを得ない最大の理由は、老人の昔語りは美化された自らの人生と歴史に対する言及に他ならず、即ちそれは自虐であろうとなんであろうと自慢である事を避けられず、私達によるゲームに対する言及は、年配者の自分語りによる自慢へと陥る事を避けられない。本人は雑談をしているつもりが説教になるだとか、本人は親身になってアドバイスをしているつもりがうざいだけの自慢になるといった、我が国に存在している当たり前の事は、当然のようにして私達の身に降りかかる。 こと、ビデオゲームはさらに大変である。 ビデオゲームは全てが接続されている。突然変異的にいきなり生まれたビデオゲームなどは存在しない。何かがあって何かがある。2018年に流行っているゲームのどれか1つを遡って辿れば
また冷やし豆乳坦々麺 今年になって2度目の冷やし豆乳坦々麺です。 ピリ辛の肉味噌と少し甘めの練りごまたっぷりの豆乳スープが美味しくて、自分が作ったものなのに美味しい!を連発してしまいます。 先回は絵的にあまり美味しそうに見えなかったので、今回は白髪ネギ以外に茹でた青梗菜と半…

インターネット取っ掛かり この間、仕事上がりに同僚とこんな話をしてたのです。「最近さー、まとめサイトって面白くなくなったよね。どうしてだろう?」「ネタが偏って来たからじゃないですか? そういえば嫌いなまとめサイトとかあります?」「うん。○○速報とか、○○○起稿とか、○○速とか、最近好きじゃないね」「どうしてですか?」「ネタに信憑性がないんだもん」「それは、昔からそうじゃないですか?」「そうなんだけど……なんていうかな、ネタの在り方が変わってきたというか……」「ああ、それは僕も感じますね」「俺はまとめサイトの在り方って、“誰も拾えないような面白いネタ”を掬い上げることだと思うんだよ。でも、最近はネタを掬い上げるのは蔑ろにされて、どうでもいい炎上マーケティングじみた話題しか取り上げないじゃない。それはもう、面白くもなんともないんだよね」「はあ、なるほど。面白いってのは減ってきましたね」「そうな
要点を整理し、起承転結を意識してまとめる。誰もが一度は耳にしたことはあるだろう、小学校時代に習う文章の書き方の基本だ。しかし、この「正しい書き方」にしっかり倣ったにもかかわらず、自分の文章がいまいち意図通りに伝わらなかったといった経験をしたことはないだろうか。その理由について、近著『仕事では「3」を使え』が話題の社会行動分析家・流音弥氏は次のように分析する。 「文章の書き方についての書籍を見ても『文章構造は起承転結』とまるで判で押したように書かれています。しかし、仕事において要求されるスピードが格段に早くなった現代においては、起承転結の文章はまどろっこしく感じられることも。『すぐに結論が知りたい』『余計な話はいい(そんなのはどうでもいい)』という心理が働くためだと考えられます」 インターネットが一般化し、いつでもどこでも情報の詳細や現象の結論をすぐに入手できる時代においては、起承転結はふさ

「要は、勇気がないんでしょ?」メソッドとは4年前に流行った記事で用いられた、自らの発言責任回避して好き勝手なことを言う手法で、最近で言うとマック女子高生メソッドなどに応用されている。 ◆要は、勇気がないんでしょ?http://d.hatena.ne.jp/guri_2/20080316/1205641886◆「マックの女子高生メソッド」他、発言の責任を架空の人物になすりつけるメソッドまとめhttp://blog.shojimiyata.com/joke/mac_jk.htmlhttp://blog.livedoor.jp/manamerit/archives/65537617.htmlマック女子高生メソッド、女子高生というバズワードを序盤に盛り込むことでツイートへの関心を引け、さらに発言の責任を第3者に委譲することで意見者(自分)への批判を避けれる効果 要するに、自分の言いたいことのコアの
2011-09-07 / [diary] [text] / clap ザ・インタビューズ - 聞かれるなら答えます やばい 何がヤバイって、無名の一個人の方々は申し訳ないのですが置いておいて、プロフェッショナルの方々が自身の技術とか信条とか癖とか生い立ちとかを無料で答えてしまっているのが恐ろしいです。 よく雑誌の特集で「プロフェッショナルに聞いてみたいこと!」みたいなものがありますよね。 読者の質問を募集してくれるものもあるんですが、結局自分の質問が採用されるかどうかはインタビュワーの趣味とか雑誌の傾向とかで決定されてしまう。でも、このサービスはそれがない。「質問するかしないか」そして「答えるか・答えないか」の二択ずつしかない。雑誌買ってはがき買う手間すらない。 インタビューズは「みんなやってるから」と、答える側の精神的敷居を下げることにより、今まで商品価値があって雑誌を購入したりウェブで
まずは下のページをば。 今日もやられやく きたないな・・・あずにゃんアンチやる事が汚い とある2ちゃんねるコピペブログの記事のひとつなのですが、冒頭の流れにおいて恋人の存在を示唆させるコラを貼られたことで原作未読組と既読組の反応が真っ二つに分かれています。 未読組曰く「あずにゃんも中古か」「彼氏付とかオワタ」などの否定的発言。 既読組曰く「よく作ったなw」「違和感ない」「勘違いしそうになる」など、素直にコラ職人をほめる言動。 これらの反応は後に貼られた原版の画像で一時の騒動は終わりを告げました。 さて、突然ではありますが、ワシはけいおん原作未読者です。一番のお気に入りはアホの娘・唯であるけれど、今回の件とは関係ないので省略。 未読者であるため、今回のコラをみて最初に「梓は彼氏付」と言う誤報を鵜呑みにしてしまった一人であります。 そこでワシはもちろん梓が一人身でない事実に憤慨し……ていません
2011年02月18日 文章力って、手っ取り早く知性を測れる良い指標だと思う Tweet 0コメント |2011年02月18日 11:34|仕事・勉強|Editタグ :文章力 ">「文章力って、手っ取り早く知性を測れる良い指標だと思う」より 6 : モジャくん(東京都):11/02/18 00:23 ID:GP/QaOkO0 戦前の文学を読むと難しい語彙を覚えられて文章力も上がるぞ! 7 : コアラのマーチくん(福岡県):11/02/18 00:24 ID:ZTf/wTQD0 文章力は結構ごまかせる でも会話力はごまかせない 当ブログサイトはアフィリエイト広告、バナー広告を利用しています。 970 : 犬(福岡県):11/02/18 06:05 ID:j0wy8+Og0 >>7 リアルタイム処理だからな・・・ 11 :北海道米キャラクター(関西地方):11/02/18 00:26 ID:

先日、とある方とお会いしたときに「あんなキツい批判じゃなくて、もっと人を喜ばせるような文章を書けばいいのに」みたいなことを言われました。 「お前の言ってることは分からんでもないが、言い方がキツすぎる」というのはたびたび指摘を受けることでして。「言ってることは分からんでもない」とまで言ってくれる方(中には僕の言うことを全く受け付けない人もいますからね)が「キツすぎる」というのだから、世間様には相当キツく見えているんでしょうね。 そこは自覚が足りないのかもしれません。僕的には、より効果的に自分の考えを伝えようとしたらこうなったというだけの話なので。 でもまあ、相手がリアル知り合いだったらもう少しオブラートに包むかもしれません(ぉぃ 閑話休題。 何かを批判するということは、果たして本当に意味がないことなのでしょうか? たまに「本人に直接言えばいいだろ」みたいなことを言う方もいらっしゃ
Pachinko balls / MShades 去年2010年の9月-12月末まで、ブログを毎日更新しました。一ヶ月を過ぎたあたりから、慢性的なネタ不足となって、しばらく苦しい日々が続きました。 でも、途中からは楽しくなってしまって、ネタを考えることも、文章を考えることも苦ではなくなりました。私の中で、ある変化が起きたのです。 ごほうびは「興奮」 ネタに尽きた私は、これまでは手を出さなかった「エッセイ・コラム」的な記事をかくことにしました。自分の意見がメインの文章です。 「休日くらいはゆっくりさせろ」とぼやく、KYな世の中のパパさん達へ この記事がバイラルして、最終的には1,000弱リツイート、500超ブクマを集めました。内容が内容だけに、最初はネガティブコメントを浴びせられましたが、次第にネガティブコメントに対するネガティブコメント(つまりポジティブコメント)の逆襲もあり、ブログのアク

By: Guudmorning! – CC BY 2.0 「どうすれば文章力をあげることができますか?」 と、私が誰かに尋ねられたとしたら次の二点をあげます。 読むように書く事 書くように読む事 すでに文章を書いている方には当たり前のことかもしれません。しかし、この基本的なことについて触れられているのをあまり見かけないので、今回はこの二つについて考えてみたいと思います。 読むように書く本多勝一氏の『日本語の作文技術』という本の中では、文章の書き方として「ダメな」例が二つ挙げられています。 話すように書く 見たとおりに書く アドバイスとして「話すようにかけばいいよ」とか「見たとおりに書けばいいよ」と言われれば、書き手としては楽な気持ちになれるでしょう。それらは日常的に行っていることなので、あたりまえにできると感じます。 しかしながら、実際このアドバイス通りにやって文章を書く事ができるか、と

先日、亀井大臣が「日本で家族間の殺人事件が増えているのは、(大企業が)日本型経営を捨てて、人間を人間として扱わなくなったからだ」という発言をされていて吹き出した。 このおじさんは本当に巧い。彼は元警察官僚で、殺人という罪の性格、その背景も含めよーくご存じのはずだ。それをああいう形で出してくる。ちょっくら経団連の雑魚どもにジャブでもかましとくか?って感じなんでしょう。 で、一ヶ月くらい前に河合幹雄さんという法社会学の学者さんのインタビュー番組を見たのを思い出した。実はちきりんは大学では法学部で刑法のゼミにいたので、犯罪学にはそこそこ関心があります。というわけで、その番組で取り上げられていた話から覚え書き的におもしろかった点をまとめておきます。 1.日本は欧米先進国と比べて極めて治安のよい社会である。 人口比の強盗や強姦などについて、米国は日本の100倍、欧州でも数十倍、という国が多い。日本は

これから書くことは、あまりにもシンプルで、誰かがもうすでに書いてるんじゃないかと思う。 けど、今朝こんなの(※1)がホッテントリ入りしてるのを見て、なんでこんな誰も使えないようなくだらないテクニックがもてはやされるんだろうと疑問に思ったことだし、一つ書いてみることにした。 へたくそな文章だと思わせないための法則は、 繰り返しを避けるこれ一つだけだ。 あらゆる文章について、この「繰り返しを避ける」という言説を当てはめて、文章をより良いものにすることが出来る。それは何も難しい事じゃないし、誰でも、今からすぐにできることだと思う。 ひとつの文の中で同じ言葉を何度も使わないことはもちろんだが、もう少しこの法則について吟味してみよう。 まず、へたくそな文章を書く人の大半は、 語尾がいつも同じなのである。よく見かける、「~だ。~だ。」の一本調子では、読んでいる方が疲れる。もちろん、新聞のように厳しく字

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