『とある魔術の禁書目録』が1000万部を突破したそうです。 とある魔術の禁書目録(インデックス) (電撃文庫) 作者: 鎌池和馬,灰村キヨタカ出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2004/04/10メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 250回この商品を含むブログ (369件) を見る しかもまだまだ人気は衰えていないわけで、このまま行くと『ロードス』も『フォーチュン』も『スレイヤーズ』も『オーフェン』も超えてライトノベル史上でも最大のベストセラーになるのではないかと思います。このご時世にこのセールスはもうただただ凄いとしか。 まあ、ペトロニウスさんも書いている通り、文章はとにかく読みづらいんだけれど、でもその欠点を補う巨大な長所があることになるわけで、これはもうただひたすら賛嘆するばかりですね。 結局、文章なんて下手だっていいんですよ。作家はどこかにひとつ魅力が

ライトノベル&イラストレーション外伝 消えたライトノベル作家その1 江古田東京砂漠にまぼろしのぶらじま太郎を見た!(総集編) 昔から、パソコンを初めとした情報技術産業の一年は、他の業界の三年に相当すると言われてきた。冷蔵庫が三年で壊れたらクレームが殺到するだろうが、三年前のパソコンは、もはや買い替え必死の旧式である。 もしかしたら、ライトノベルにも同じことが言えるかもしれない。 日々、新たな新人が登場し、流行が激しく移り変わっていくライトノベルは、読者の年齢層が若いこともあって、その一年が、一般文芸業界の三年にも五年にも匹敵するのではないか。 近年になって新レーベルをいくつも迎え、毎月膨大な新刊が刊行されるライトノベル。 一時期は、話題を独占したヒット作が、一年後には話題にもされない。 そんな光景が日常茶飯事のこのジャンルの中にあって、1990年、いまから20年近く前に、創刊したばかりの富

一迅社文庫編集部のブログ一迅社文庫の最新情報を最速で紹介……できるといいなという編集部ブログです。 新刊情報など中心に更新していく予定。 「言うほど面白くないから、そのネタ、別に書かなくていいんじゃないですかね」と言ったのになあ……(あいさつ)。H田です。 T澤さんが書いていた通り、先週は京都SFフェスティバル合宿企画「××SFのつくりかた」に参加して参りましたが、おかげさまで、なかなかに盛況な企画となりました。来ていただいた皆様、そして六塚光さん、箕崎准さん、本当にありがとうございました。 そういえば、京都でこのブログのシステムについて訊ねられたのですが、基本的に更新担当などはおりません。それぞれの編集が、自分の担当作品について告知の必要があるときなどに、力をふりしぼって書いています。就業時間外とかに……。 あと、どこまでアングルでどこまでシュートなのかとも訊かれましたが、それはノーコメ


第13回ファンタジア大賞〈準入選〉を受賞。『風の聖痕(スティグマ)』(ファンタジア文庫・富士見書房刊)を執筆、ご活躍されていた作家・山門敬弘氏が、7月20日、ご病気のため逝去されました。 ここに哀悼の意を表すとともに、故人のご冥福を深くお祈りいたします。 また、葬儀は、御親族・関係者の列席のもとにしめやかに執り行われたことをご報告いたします。 ファンの皆様からの哀悼の意につきましては、郵送にて受付させていただきます。
『オタク成金』(→感想) を読むと、あかほりさとる が、まるで90年代ライトノベルの代表のように錯覚してしまうけれど、あかほりさとる は、ライトノベルの中ではかなり異質な存在だと思ってます。あかほり は、ライトノベルの本流にあたる『ロードス島戦記』や『スレイヤーズ』の影響をさほど受けてるようには見えず、また、あかほり の改行バリバリの独特な文体をあたかもライトノベルの特徴のように書かれているけど、それは、ライトノベルの特徴ではなく、少女小説の特徴だっ!! あかほり が作家デビューした1989年は、オタク向けのアニメの放映本数が激減していた「アニメ冬の時代」。ライトノベルも 80年代中頃までは、アニメの影響を受け、ノベライズも盛んに行なわれてましたが、80年代後半になると、アニメに代わってTRPG やRPG の影響を強く受けるようになります。1988年に創刊された 角川スニーカー文庫や
去年からライトノベル編集者の異動・更迭があまりに多いので、ちょっとビックリしている。 【分かる人にだけ分かるように書いております】 この春の異動や離職もすごかったけれども、秋を過ぎてからの異動も、ちょっと予想の斜め上を突き進んでいる感じで軽い衝撃を覚えております。 それに病気で倒れる方が多いのも気になるところである。昨年、私の友人のラノベ編集者が相前後して昏倒し、肝を冷やしていたのだけれども、先週は某ラノベ文庫編集部の編集長が、あの若さで鬼籍に入られてしまい、さすがに足元から冷水に飲み込まれるような嫌な感じで吐きそうになった。みんなワーカーホリック過ぎる(俺もだけど)。 なんでこんなに異動が多くなったかというと、単純にラノベの売上が急激に落ちているからなんだよね。 いや、まさに釣瓶落とし それがあちこちでスゴイ軋みを起こしていて、半期毎の人事異動や無茶なメディアミックス(苦笑)という形で表

隠れオタクな女子中学生・高坂桐乃が、平凡な高校生の兄・高坂京介を巻き込んで騒動を起こすコメディ小説『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』。今年のライトノベル界に旋風を巻き起こした『俺の妹』に続刊が登場! 『毎日新たな情報を伝えて、色々買わせようとしてくる』かーずSPがインタビュー&アキバBlogに掲載するコラボが実現しました。 #ネタバレ注意 このインタビューでは、俺の妹がこんなに可愛いわけがない(2)(以下、『俺の妹』)に関する重大な内容について触れております。『俺の妹(2)』読了後にお読みいただくことを推奨します。 ■第二巻はこうしてスタート 「人生相談、まだあるから」by 高坂桐乃 かーず:第二巻の発売、おめでとうございます! 非常に反響の大きかった『俺の妹』の続編ということで、プレッシャーは感じましたか? 伏見つかさ先生(以下、伏見):ありがとうございます。いやーもう、プレッシャーは
■デストラップ・ダンジョン ■ハウス・オブ・ヘル ホビージャパンは、HJ文庫Gよりゲームブック「デストラップ・ダンジョン」、および「ハウス・オブ・ヘル」を発売する。ゲームブックとは、20年ほど前に大流行した、読者の選択によってストーリーや結末が変わる小説のこと。HJ文庫Gでは、アニメ化も決定した対戦型ビジュアルブック「クイーンズブレイド」シリーズのノウハウを活かし、現代に新たな“ゲームブック”を蘇らせる。イラストや装丁に現代風のアレンジを加え、可愛いキャラクターで遊べる冒険ファンタジーを目指していくという。ゲームファンやライトノベルファンだけでなく、美少女キャラクターファンにも楽しめる内容となっているので、注目だ。 第1弾として刊行される2冊のうち、「デストラップ・ダンジョン」では、キャラクターデザインおよび口絵イラストに人気のイラストレーター・空中幼彩氏を起用。剣と魔法の世界で、富と
本日11月6日、東京都内の「明治記念館」で行われた第15回「電撃大賞」贈呈式で、アスキー・メディアワークスの新たなノベルレーベルが発表された。 新たなノベルレーベルの名は「メディアワークス文庫」。会場のスクリーンに映し出された文章によると、電撃文庫を読んで大人になった世代向けのノベルレーベルとなるようだ。 この新たなレーベルについて、アスキー・メディアワークスの鈴木一智第2編集部部長は、「大人向けを銘打っていますが、一般文芸と同じようなことをやるつもりはありません」とコメント。果たして、どういった作品がラインナップされるのか、電撃文庫を読んで育ったライトノベルユーザーは、楽しみにしていてもらいたい。 ※当初記事では、「メディアワークス文庫」の創刊時期を「2009年2月」としておりましたが、「2009年冬」の誤りでした。訂正するとともにお詫び申し上げます。

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この世界で誰かが言った。 「一番幸せなのは何も知らずに読み、そして楽しみ、静かに本を閉じることである」 まぁ、業界のドロドロした話も、悲惨な締め切りに対応する現場の姿も見ることなく、書店から買ってきた本を読んで楽しむだけが一番幸せであり、その先を知ってはならない、という話なんですが……悲しいかな、人は知識を求めてしまう生き物なのです。 平和の温故知新@はてなさん経由 一本足の蛸さん ■[雑文]ライトノベルの締切は発売何ヶ月前? 仮に『狼と香辛料IX』の発売日が9月10日だとしよう。また、上の文章を素直に読めば、締切はこの文章が書かれた6月3日の直前の金曜日、すなわち5月30日ということになる。すると、締切から発売まで3ヶ月以上の間を空けていることになるのだが、さてこれはどういうことだろう? 1.何らかの事情により今回の締切は例外的に早く切られていた。 2.今回に限らず、何ら
自分のじゃなくて、牧生さんの新刊ですが。 実は地味な重大事項ですが、ラノベって発売一週間以内のデータが悪いと打ち切りコースに片足突っ込みます。や、会社によるのですけれども、たいていそう。つまり、応援してる作家さんの本は、なるべく早く買った方がその方のためになるのですよ、マジ。 というわけで、なるべく急いでみんなで買おう、「アニスと不機嫌な魔法使い」~ 自分のはどうしたかって? 8月末発売のつもりで頑張ってたんですけど、あら、なんか旗色が……ファミ通のサイトに「ほか」って出てるから! たぶん、これ、わたくしだから! 諦めたらそこで試合終了ですよ!!(泣)

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2/29ですよ。 4年に一度のレア日ですよ。 それでもって、 本日は日日日さんの「狂乱家族日記すぺしゃる」発売ですよ。 わたくしもチラリと載ってるですよ。カズキレンさんの四コマとかも必見ですよ。 ……とか、他人様の御本の宣伝ばっかしていたら、皆様からどんどこお問い合わせメールが。 「てめー、暴風どーなってんだよ」と。 ええと。 マルルーちゃんが言うことには、「暴風ガールズファイト」の3巻以降はいまのところ刊行予定がない、とのことです。 続きを楽しみにして下さった方々、応援して下さった方々には、心から申し訳ないです。 続刊希望のアンケートはがきや手紙・メール等を書いて下さったり、ご自分のサイトで応援企画を開いて下さった方などもいらしたそうですね。イラストの倉藤さんもご自分のサイトで宣伝して下さったのに(池場の背番号思い出せなくて、パスワードしくじったのはわたくしです)……どちら様もありがとう

累計700万部を発行する小野不由美さんのファンタジー小説「十二国記」で、最新作「丕緒(ひしょ)の鳥」が27日発売の文芸誌「yomyom(ヨムヨム)」6号(新潮社)に掲載されることが明らかになった。01年9月発売の短編集「華胥の幽夢(かしょのゆめ)」以来6年半ぶり。 「十二国記」は、古代中国をモチーフにした「十二国」が舞台。それぞれの国に存在する霊獣「麒麟(きりん)」が天啓によって王を探し出し、その王が国を治めるという世界で、日本で普通の高校生から「慶国」の王となる中嶋陽子や戦国時代の若殿・尚隆らの姿を歴史小説のようなタッチで描いた大河小説。91年に外伝となる「魔性の子」が出版され、その後「月の影 影の海」(92年)など本編、短編集計7作が発表されている。02年にはNHK教育でアニメ化もされ、大ヒットした。 「丕緒の鳥」は、同誌のファンタジー小説特集に合わせて書き下ろした作品で、「慶国」を舞
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ネットには、様々な方が、書評と言うか感想と言うか印象と言うか。とにかく読んだ本によって内心に生じた反応を書かれている。 その中には、本の内容を批判し、ついでに作者の執筆姿勢を批判し、「これはつまらない」「こんなくだらない話ではなくて、もっと心を揺さぶる素晴らしいものを書け」 などとおっしゃる方が結構多い。 さて、こう言った意見に対し、作家はどうすればいいのだろう?(w こういう意見をお書きになる方は、おそらく、買って読んだ本がつまらなかったことに悲憤慷慨し、正義の鉄槌を下すべく立ち上がった方々であり。おそらく、世の中の悪を見て見ぬふりの出来ぬ、正義の戦士だとおもわれる。 彼らの気持ちはよくわかるのである。私だって高いお金を出して買った第二次世界大戦の記録映像集の映像のほとんどが、ホームセンターなどで売られている廉価版のDVDのものと同じだったりすれば「高い金を取るんだからもっと面白い映
2007年06月20日08:00 カテゴリ書評/画評/品評書評 - 人類は衰退しました これを見てすぐ注文したのだけど、到着は昨日。 人類は衰退しました 田中ロミオ レジデント初期研修用資料: 「人類は衰退しました」感想以降読んだ人限定、ネタバレ全開で…。 結論からいうと、blogではネタバレしようがない作品。 なぜなら、これは子猫の写真集と同じだからだ。本書「人類は衰退しました」は、口で説明すれば、衰退していく現人類と、それに入れ替わるように登場した新人類の交遊録、ということになる。ただし本書の世界では、現人類は旧人類であり、妖精さんたちこと新人類が現人類。Sci-Fiの王道中の王道だ。 ところが、本書は、「ラノベ」ということになっている。まだ私が「ラノベ」が何たるかを「こんなもんでいかがでしょうか」というほど多く読んでいない。少なくとも 涼宮ハルヒは全然ピンと来なかった。が、本書は

って、こういうタイトルで文章を書いたりすると、最近のライトノベルを読んでいる人々に怒られそうなんだけど、それでも一言言いたいので(つーか、二言にも三言にもなりそう)、言わせてもらう。 まあ単刀直入に言うと「絵師、ヘタじゃない?」ってこと。文章とかそういうのは流行り廃りがあるだろうから、老年になった自分がいちいち難癖つけるのは間違ってると思うから、ライトノベルの内容については触れない。そもそも、ライトノベルってのが最近は多様化してきて、その定義を語るだけでもかなりの分量になってしまう。そういう面倒なことは避けたいので絵師だけの話をする。 繰り返すけど、ライトノベルの表紙を飾ってる絵師の絵のレベルが総じて低くなっているように感じているのは自分だけなんでしょうか。まず、基本的なデッサンがなってないというか、これを本当に流通させていいのか、ってレベルのイラストがある。そして、何と行っても没個性化が


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