ヴェイパーウェイヴ(英: Vaporwave)は、2010年代初頭にWeb上の音楽コミュニティから生まれた音楽のジャンルである。過去に大量生産されて忘れ去られた人工物や技術への郷愁、消費資本主義や大衆文化、1980年代のヤッピー文化、ニューエイジへの批評や風刺として特徴づけられる。基本的にパソコンとDAWを用いて、素材の加工と切り貼りだけで制作される実験音楽。(Wikipedia) リンクWikipedia ヴェイパーウェイヴ ヴェイパーウェイヴ(またはベイパーウェーブ、蒸気波、英: Vaporwave)は、2010年代初頭にWeb上の音楽コミュニティから生まれた音楽のジャンルである。過去に大量生産されて忘れ去られた人工物や技術への郷愁、消費資本主義や大衆文化、1980年代のヤッピー文化、ニューエイジへの批評や風刺として特徴づけられる。基本的にパソコンとDAWを用いて、素材の加工と切り貼

2023,個人的クィアゲーム大賞。「クィア」の意味を知っていても知らなくても,年末年始にプレイしてほしい9本 編集部:町田 ライター:ラブムー ライター:近藤銀河 ライター:まきちゃん 1234→ はじめに:クィアゲーム大賞を勝手に開催する意味 どこから話せばいいんだろう? 〈クィア〉というテーマを扱うとき,いつも迷うことだ。世の中の大多数の人は,この言葉を知らなくても特に苦労なく自分を説明できてしまう。だが,一部の人にとっては,クィアは自分のあり方を説明するときのきわめて重要な語彙となる。自分を「クィアである」としか言えない,という人も少なくない。マイノリティにとっては,それくらい大切な言葉なのだ。だが,まだその知名度は高くない。 従来のレインボーフラッグにトランスジェンダーカラーと人種を表すカラーを加えた,プログレス・プライド・フラッグ。クィアのシンボルだ 語源から話してみようか? ク

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が韓国でも大ヒットしている。上映からひと月で約220万人を超える観客が劇場に足を運び、今年公開された映画ではTOP4になっている。 「マリオ映画」ヒットで実感した、任天堂ファンの存在 観客の半分以上はZ世代(韓国ではMZ世代)で、実際に劇場に行くとほとんどがこの世代だった。韓国のZ世代にも「スーパーマリオ」は「ファイナルファンタジー」と並んで人気のゲームだ。劇場に来ていた30代の二人連れは、「ゲームで遊んだ思い出のキャラクターがしゃべって動いて飛び回って、それだけで感動しました。すっごく面白かったです」と弾んだ声で言い、久しぶりにゲームもやりたくなったと笑っていた。 8歳の息子さんを連れて観に来ていた30代の夫婦は、「ゲームが大好きだったので、子供も連れてきてみました。この子もとても楽しんでいて、彼にとっても思い出のキャラクターになると思います」

ミームはまだ時代を変革するレヴェルの“大衆兵器”とまではいかず(2016年のレヴェルに達するのはまだ先だった)、それでもトロール(荒らし)の意味は知られていた。そしていま、グランピー・キャットが死んだ。 グランピー・キャットの死と同時に、ひとつのインターネットの時代が終わった。インターネットが「憎悪」ではなく「喜び」であり、「嫌がらせ」ではなく「応援」だった時代が終わりを告げたのだ。 当時のネット掲示板「4chan」は不穏な感じも漂う場ではあったが、笑いに関しては害のないものだった(少なくともそう見えた)。 けだるそうな猫、ダンス、絵画「エッケ・ホモ」の投稿などが、数カ月にもわたって大勢に幸福をもたらしてくれる時代があった。ノスタルジーはときに危険なものだし、古い人間だと言われるかもしれない。だが、そんな時代はもうやってこないのだ。 — 不機嫌な猫の死と、牧歌的なインターネットの終わり S

写真はイメージです(Getty Images)この記事の写真をすべて見る 作家・北原みのりさんの連載「おんなの話はありがたい」。今回は、外国人が捉える日本の社会について。 * * * この1カ月間、ドイツのジャーナリストチームと行動を共にする日々が続いた。伊藤詩織さんや、私が書いた記事を英語で読み、日本のフェミニズムに関心をもった若いドイツ人女性が1カ月間日本に滞在し、「日本の今」を記録してくれたのだ。 ちょうどこの1カ月は、フェミニズムへの激しいバックラッシュの日々と重なっていた。もちろん、バックラッシュは今に始まったことではない。2000年代はじめの頃も酷かった。私自身、行政が主催するイベントで性教育ワークショップを行ったことから新聞で誹謗中傷記事を書かれ、殺害予告に悩まされる日々を送った。あまりのことに抗議の電話をしたが、「事実しか書いてないけど、何が問題でした~?」と言い放っ

カプコンは4月14日、『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』を発売した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびPS4/NintendoSwitch。本作はオリジナル版をリマスターしてオンライン機能などの新要素も実装。一方で一部テキストを除き基本的なゲーム内容はオリジナル版と同様で、「制作当時の表現のままの内容」が収録されているとの注意書きがある。 昨今では、リマスターにあたって同様の注意書きがおこなわれる作品がゲームに限らずさまざまな媒体で見られる。オリジナル版の表現をそのまま残すかどうかや注意書きの内容など、各社のリマスター方針の違いが見られる部分といえるだろう。 『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』はVol.1とVol.2で構成されており、『ロックマンエグゼ』シリーズのバージョン違いを含むナンバリング6作品、計10タイトルをリマスターしてまとめた作品だ。『ロ

YMOやユーミンを手がけたプロデューサー・川添象郎氏と,ゲームミュージックの父・小尾一介氏が登壇した「黒川塾 八十九(89)」聴講レポート ライター:大陸新秩序 トークイベント「エンタテインメントの未来を考える会 黒川塾 八十九(89)」が,2023年2月24日に東京都内で開催された。このイベントは,メディアコンテンツ研究家の黒川文雄氏がゲストを招いて,ゲームを含むエンターテイメントのあるべき姿をポジティブに考えるというものである。 黒川文雄氏 今回の黒川塾のテーマは,「異端の肖像〜ユーミン,YMO,そして,ゲーム・ミュージックまで」。アルファレコードを設立し,荒井由実さん(松任谷由実さん)やイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)などをプロデュースした川添象郎氏と,同社でゲームミュージックの制作を手がけた小尾一介氏をゲストに迎え,過去・現在・未来のプロデュースとエンターテイメントのある

<日本人の「おもてなし」はナルシシズムに陥っていると、内閣府公認クールジャパン・プロデューサーを務めるアメリカ人が指摘。観光客は勉強しに来るのではなく、休暇を過ごしに来るだけ。勘違いすべきじゃない> 日本が世界市場で生き残っていくためには、海外の人たちが持つ日本のイメージとは何かを知り、本当のインバウンド需要に寄り添っていくことが必要だ――。 ニューヨーク州生まれの国際コミュニケーション・コンサルタントで、「クールジャパンのエキスパート」であるベンジャミン・ボアズ氏はそう主張する。 だが現状は、日本人視点の「マイ・ジャパン」にこだわってしまっており、多くの日本人が誇りに思う「おもてなし」でさえもナルシシズムに陥っていると、内閣府公認クールジャパン・プロデューサーを務めるボアズ氏は言う。 ボアズ氏はこのたび、『日本はクール!?――間違いだらけの日本の魅力発信』(クロスメディア・パブリッシング
問いかけに潜んだ問題点 「チコちゃんに叱られる!」は、2018年4月に放送が開始された、NHK総合テレビのクイズ形式の教養バラエティ番組である。5歳の少女チコちゃんが、日常のありふれた事象を取り上げ、大人たちに対しクイズを出題する。 当たり前すぎて改めて考えたこともない日常のことがらについて、大人たちがその背景などを理解しておらず、答えに窮したり曖昧なことを答えたりした時、「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と罵倒するのが定番となっている。その後、一見分かりにくい短答を示し、その内容を研究者などの専門家がVTRで解説するという構成である。 番組のウェブサイトから、いくつかの問いを引用してみよう。 「いってらっしゃーいってお別れのとき、手を振るのはなぜ?」 「かんぱーいのときにグラスをカチン、なぜするの?」 「温かいみそ汁はなぜモヤモヤしているのか?」 「オセロはなぜ白と黒で争うゲームになったの

<日本のマンガ、アニメや農産品、ファッションを海外に売るために政府も出資して設立されたクールジャパン機構が巨額赤字で危機に陥っている。筆者は2018年からこうなることを予想していた。むしろ問題は、こんな駄目ファンドが生まれ、今まで続いているかということだ> 破滅に向かうクールジャパン機構 11月22日付の朝日新聞で『失速したクールジャパン 政府肝入りファンドに「最後通告」』という記事が出た。要約すると第二次安倍政権の肝いりとして2013年から官民ファンドとして設立されたクールジャパン機構(以下CJ機構)が21年末の段階で累積309億円という巨額の赤字を垂れ流しており、財務省が23年度中にも機構の統廃合を検討しているようである。 予想された結果である。私は2018年、CJ機構が東南アジアにおける事業計画の一大拠点として開店させたマレーシア・クアラルンプールの「ISETAN The Japan
<外国人観光客の受け入れが再開し始めたが、ツアーをサポートしてみて感じたのは、コロナ後の日本が「おもてなしの心」を失った悲しい現実> コロナ禍で止まっていた外国人観光客の受け入れが本格的に再開し始めている。観光地や都市部のサービス業の皆さんにとって待ちに待った再開だと、メディアは報じている。私も日本は国を挙げて観光客を待ち望んでいるのだと、最近まで思っていた。 先日、初めて外国人観光客ツアーのサポートをした。私は日本を旅行するようになる前に日本語ができるようになったので、言葉ができない観光客として日本を眺めたことがなかった。だからよく言われるように、日本は親切な「おもてなしの国」なのだろうと思っていたのだが、今回とんでもない間違いだと気が付いた。制度やサービス精神の面でも、外国人観光客はあまり歓迎されていないと思い知らされたのである。 まず、日本に到着する時点でガッカリさせられる。入国者の
usagimaru ⌘ @usagimaruma 日本人が想像するよりかなり広い範囲で日本語文字が中華フォント化している現象。CJK処理系における日本語の扱いに対する問題としてそろそろ何とかしていかないと、ソフトウェアの中の日本語が死んでいく危機感がある。そもそもなんでChineseに分類されるフォントにフォールバックされるのかって。2022-09-28 16:03:32usagimaru ⌘ @usagimaruma 前も調べたけど、言語環境の言語優先度設定で“わざわざ”日本語を優先言語にしておかないと、日本語の文字の多くは簡体中国語の奇妙なフォントで描画される。バグではなく仕様。わざわざ日本語を優先している民族なんて日本人しかいないから、世界のほとんどはきっと中華フォントで日本語を眺めている。2022-09-28 16:07:52

書肆ゲンシシャ/幻視者の集い @Book_Genshisha 「帽子屋のように気が狂っている」。ルイス・キャロルが『不思議の国のアリス』を書いた時代の慣用句です。19世紀のイギリスでは、帽子の素材となるフェルトを水銀を使って硬くしていました。水銀中毒になった帽子屋は手足が震え、精神が錯乱しました。書肆ゲンシシャでは服飾の歴史書を扱っています。 pic.twitter.com/MuWvYRu7jE2022-07-29 18:54:39 書肆ゲンシシャ/幻視者の集い @Book_Genshisha 古書店/出版社/カルチャーセンター。珍奇なものを紹介する別府にある予約制の驚異の陳列室です。看板・松尾常巳。水・木定休。1時間1500円で店内の古本や骨董品をご覧いただけます。 予約サイト:https://t.co/6KVEgs3F5o 店主は@Ryuugoku https://t.co/Y45U

<大江が見たK-POPアーティストの実像と、そもそも海外市場を視野に入れてこなかったJ-POP、BTSとピコ太郎の成功が意味するもの> 最近、アメリカ人の友人の娘さん(12歳)がBTSに夢中。「かっこいい」と目を輝かせる。今やK-POPは「世界で売れる音楽」だ。 思えばジャニーズをテキストにK-POPは始まった。日本への憧憬から2000年代に日本市場に進出したK-POPは、次は欧米に標準を合わせる。K-POPはマーケットでてっぺんを取るためにつくられ、BTSはその最も成功した例だ。K-POP界の人は生き残りを懸けて戦うというか、自国を背負う感覚で音楽をやっている。デビュー時には既にダンスも歌もクオリティーが高く、顔のお直しも完了している。 一方の日本は、宝塚に代表されるようにファンと一緒に成長する過程を楽しむ独特のスタイルだ。少しぐらい「へたうま」のほうがファンには応援しがいがある。 K

デモは市民の重要な権利の1つだが(写真は2021年8月、東京・新宿区の五輪反対デモ) Issei Kato-REUTERS <非正規雇用の待遇問題をテーマにした人気ドラマの元日スペシャルでは、正社員との待遇格差に抗議する女性たちを戯画化し嘲笑うようなシーンが足されていた> 1月1日、TV朝日の人気テレビドラマシリーズ『相棒』の特別編『相棒season20 元日スペシャル #11』が放送された。毎回好評のドラマスペシャルで、視聴率も14%を記録したそうだ。しかし放送直後、同作品の脚本家である太田愛が自身のブログを更新し、脚本の意図にはそぐわない、存在しないシーンが追加されたことを告発し、話題となっている。 今作は非正規雇用の待遇問題をテーマに、格差社会・自己責任論・新自由主義思想を批判する内容だったが、追加されたシーンは非正規雇用の待遇改善を訴える市民運動を揶揄するものであった。 この改変に
【座談会参加者】 ポパラッタ(男性・33歳・タイ) 来日3年半。HAL東京のWEB学科で学んでいる。卒業後は大学院に進学予定。日本のIT業界に就職希望。趣味はスキー、スノボ。現在、日本人の女性と交際中。 ケン(男性・32歳・香港) 来日3年半。東京観光専門学校のホテル学科に在学中で、小田原のホテルに就職が内定している。趣味はゲーム。座談会参加者のザビナとは1年半ほど交際中で、北区の志茂で同棲している。 ザビナ(女性・26歳・香港) 来日3年半。東京観光専門学校の旅行学科に在学中で、新宿のホテルに就職が内定している。趣味は特になしで、TVを見る程度。ケンと交際しており現在同棲中。就職後はケンの職場に近い小田原で同じく同棲予定。 リス(女性・20代・香港) 香港の日本語学校に通ったのち、来日して3年経過。日本女子大の大学院に在学中で、専攻は心理学。卒業後は博士号を取りたい。趣味はポールダンスと

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